目覚めると塔が見えた。
大きな円形の城壁の中にたたずむ石柱のような塔。
こんな大きな塔を見るのは初めてだ。
ここが異世界、僕の創造を遥かに超えてくる。
「とりあえず神様からもらったスマホでマップを開いてみるか」
体を動かすと生前来ていた服とは違い、真っ白なコートが見える。
ファンタジー系の初めの服にしては着心地がいい服だな。
コートの内ポケットに入った見慣れたスマホを取り出す。
電源を入れるといつもの画面が出てきた。見慣れないアプリもいくつかあるがそれ以外は変わらぬ僕のスマホだ。
マップアプリを開くと、いくらか歩いた先に大きな町があるのがわかる。
ここから数キロ先にあるのが神様の言っていた一番栄えている町か。
歩いていけば1時間もかからないかな?と考えていると、突然手に持つスマホが鳴った。「着信 マキナ」の文字。
「もしもし?」
『
つい先ほど別れたマキナ神の声が聞こえる。
さすがに創造神様とやらにはまだ怒られてない様だ。
『君と一緒に送った物は荷物アプリに入れてるから、通話が終わったら見てみるといいよ』
「ありがとうございます神様、あとで見てみます」
さっきの見慣れないアプリの一つにあるんだろう。
『そのまま少し歩くと、迷宮都市オラリオっていう町があるからそこに行ってみるといいよ』
スマホをスピーカーモードにし、マップを見てみると町の名前が書いてある。
迷宮都市オラリオ 僕がこれから向かう町か
「わかりました、何から何までありがとうございます、神様」
『うん、これから頑張ってよ、応援してるからさ』
「はい。では」
電話を切ると神様の言っていた荷物アプリなるものがある。
とりあえず開いてみればわかるかな。
アイコンをタップすると荷物アプリの文字が浮かび上がる。
起動してみるといろいろなものが入っていた。
「えっと、お金に携帯食料、ナイフなんかもある」
試しにお金をタップしてみると目の前に白く丸い空間が出てきた。
恐る恐る手を入れてみると中には何か布らしきものが手に当たる。
そのまま引き出すと、布袋が出てきた。ジャラジャラ言っていることからこの中にお金が入っているのだろう。
中をのぞくと500円位の硬貨が入っていた。
「これがこの世界の硬貨か、この硬貨1枚100ヴァリスかぁ」
袋の中には100枚ほど入っていて他にもいくつか布袋があった。
神様も豪勢にしてくれたな
他にもスワイプして確認していくと明らかに他とは違うものが入っていた。
「これは、刀か?」
タップし取り出してみると白塗りの鞘に包まれた刀が現れた。
「目測で二尺四寸ってとこか、長さ的にはちょうどいいくらいだな」
鞘から引き抜いてみると、荒れ狂う波のような波紋が光る
一緒についていた紙には
太刀
遠方より来た旅人を守るため、白龍の素材で作られた刀
荒波を撫で切り、嵐をおさめたという逸話が残る。
この刀を持つ者は神に認められたも等しい。
…この刀は大事にしないと罰が当たりそうだな
とりあえず剣帯を出してそこに収めておく。コートに刀って意外にも納まりいいんだな。
「ともかく、そろそろ迷宮都市に行ってみるか」
いつまでもここにいても仕方ないし、のんびり行きますか。
迷宮都市オラリオまでは少し歩くが、これも楽しんでこその人生だ。
迷宮都市オラリオまでの道のりはそう長くはないからね。
神殿内の和室には一神がテレビに映る青年の姿を眺めていた。
「にしても彼、まさか創造神様が送った人と同じものを欲しがるとは…」
数十年前、創造神が雷を落とした
その
いや
「せっかく前例がいるんだ、君にはそれ以上を期待してるよ」
刀祢君
次回はオラリオに着きますのでしばしお待ちください
書いていた内容忘れたんで、また書くとなると時間かかるかもですがまた見たいと思う?
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見たい
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見たくない
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正直どっちでもいい