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や”め”ま”し”ょ”う”よ”ぉ”!!!!!!!!
時”間”が”も”っ”だ”い”な”い”!!!!!!!!!!!!!!!
<...。>
私達は荒い運転をするバスに揺られていた。
バスは紅葉が綺麗な山道に差し掛かっており、それを見たドンキホーテがテンションを高くしてはしゃいでいた。
「皆の者!あれを見たまえ!!とても...とても綺麗でありまする!!!」
確かに美しい。赤と黄色に染まった木々を見るに、季節は秋のようである。
そして、実際に囚人のほとんどが車窓から外を見つめていた。
「紅葉、きれい。」
それは運転手のカロンも同じだった。
<...カロン、わき見運転は止めた方がいいんじゃないかな。誰か言ってあげてくれないかな?>
悲しいことに、それに答える囚人はいなかった。
「カロン、ここ走るのたのしい。」
右手に見える景色は一際美しく、滝がかなり高い所から流れていて、広めの沢が広がっている。きっとここは観光名所か何かにでもなっているのだろうか。
<...そういえば、私達はどこに向かっているんだっけ?>
「ヴェルギリウスさん。」
ファウストが声を上げる。
「ダンテが行き先を知りたがっているようです。」
「何も、あなたが知る必要はありませんよ、ダンテ。」
また仲間はずれかぁ....
あのかなり怪しい女の人とヴェルギリウスが話しているのを遠くから見ていただけだったので、一体二人の間でどのような取引が行われたのかはわからない。
ただ、きっとそれは私たちにとって危険で、死と隣り合わせの旅路が待ち構えている事。
それだけは、理解できた。
そのまましばらく走っていると、バスが止まった。
「全員、下車だ。」
バスを降りると、そこには何もなかった。
<どういうことだ?何かあるから降ろしたんじゃないのか?>
「あの辺に縦穴があるはずだ。」
私の発言でも見抜いたかのように、ヴェルギリウスは言った。
「そこを降りろ。」
それだけ言うと、案内人はバスの車内へと戻ってしまった。
それからほんの少し経って、
「ねぇ~?多分それらしいのがあったけどー!?」
というロージャの声が聞こえた。
そして、その方向へ向かってみると、確かにそこには穴があった。しかし
「なんか...デカくね?」
「かなりの深度だと予測される。」
「これ...降りられるんですか?」
信じられないほど深い。
<...一体どうするんだ?>
などと全員で固まってこそこそ話していると、ホンルがあたかも名案を思い付いたような顔でいった。
「ダンテさん、そういえばイサンと僕のあのE.G.O.を使えば降りられませんかね?」
「そう...確か、次元裂きってやつ...。」
イサンは疑問を抱いているようだ。
「されど、あれは他の人も通るやな?」
「あ...やったことありませんね...。」
皆は落胆したような顔で再び思案した。
「うーん...」
「...この際、皆で飛び込んでみないか?」
「あ?」
虫の腕を持つ囚人がとんでもないことを言い出した。
「いや...俺たちなら行けるだろ?」
「確かに...。」
そうして、全員が深い深い穴の底目掛けて飛び降りた。
もちろん私を除いて。
皆そろそろ底に着いたかな...
等と考えていると、声が聞こえてきた。
「お久しぶりね、時計頭さん♪」
「お友達はもう降りたの?」
<紫..さん。>
無意識に名前を呼んでしまう。
「あら!私の名前、憶えててくれたのね~!」
八雲紫は反応した。まるで、私の声が聞こえているかのように。