指定司書の幻想入り   作:はくまい-human

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ミ゜


地獄行きのバス

「り...ど...」

「管..に...どの...!」

 

 

 

「管理人殿!!!!!」

 

<うわぁ!?!?>

「やっとお目覚めでござるか!?管理人殿!!!」

「気分はどうですか?ダンテ。」

<あ....>

囚人ドンキホーテに起こされ、目が覚める。

見慣れたバスの車内のようで安心した。

目の前に現れた短い白髪に碧眼の、ニットの上にベストを着てジャケットを羽織った、自らを"天才"だと自称する女性...ファウストに問う。

<えっと...ここは?>

「豊かな植生に周囲の建造物から、外郭のどこかだと予想できます。」

<予想...って、そもそも私たちはどこへ向かっていたの?>

「K社の巣です。」

K社、巣。

記憶を失ってから数か月経ったが、未だにこれらの単語には慣れない。

<そうか...でも、どうしてこんなところに?>

「ファウストにもわかりません。さっぱりですね。」

<そうか...>

 

「お目覚めですか。管理人、ダンテ。」

その声を聴いた瞬間背筋が凍って、反射的に声の主を見た。

灰色の髪に、顔の傷跡、そして...赤い視線を持つ者。

このバスの案内人であり、元特色フィクサーだったらしい長身の男性。

ヴェルギウス。

「もうファウストさんから話は聞いた様ですが、」

ヴェルギリウスはこちらを見ながら話を進める。

「我々が現在おかれている状況は特殊であり、先ほど社の別部隊へ連絡を試みましたが、うまくいきませんでした。」

<別部隊と...全く連絡が取れない...>

「何と言っているんだ?ファウストさん。」

「他のチームと連絡が取れないことに対して動揺していますね。」

私の頭はいつの間にか理由もわからず時計になってしまっているので、囚人以外にはただカチカチ鳴る音しか聞こえていないようだ。

 

そして、バスが急に止まった。

大半の囚人は(私も含めて)バスの前方の座席に頭をぶつけた。

「クソッ!毎回毎回どうにかなんねぇのかよ!!」

そして、いくつかの声は悪態を憑いた。

「全員、下車だ。」

ヴェルギリウスの声が響き、私達はバスから降りた。

バスから降りると、傘を差した女性が地面から50cmほど浮かんで妖しく歌いながら私達を待っていた。

「そこの通りすがりの囚人さんたち。ちょいとお時間いいかしら?」

話しかけられる。めちゃくちゃ胡散臭い。なんだコイツ。

ん?待てよ。今囚人っつったか?コイツ?

なんだか本当に怪しくなってきた。このまま話を聞いてもいいのだろうか?

「そうね...お願いがあるのよ。」

「それは俺たちにも利益がある話なのか?」

いつのまにか私の隣にいたヴェルギリウスが質問する。

「そうね...」

 

「もし私のお願いを聞いてくれたら、金色の枝を渡してあげてもいいわ。」

金色の、枝。それは字面だけ見れば間違いなく私達の目的である"黄金の枝"だ。

しかし、信用して大丈夫なのだろうか...




・Limbus Company
リンバス社。旧L社の遺跡を荒らして"黄金の枝"をかっさらっていくアウトロー。

・ヴェルギリウス
元特色フィクサー「赤い視線」
めっちゃ怖いおじさん。

・カロン
ヴェルおぢちゃんの知り合い。バスの運転手。

・メフィストフェレス
なんだか不思議なバス。人間を燃料にし始めたり、後方の扉からめちゃくちゃ広大な"廊下"にアクセスできたりする。

・囚人
リンバスカンパニーバス部署
LCB所属の構成員
1~13番まで

1.イサン。古語で話す男の子。カワイイね♡♡ちゅ//////

2.ファウスト。巨乳ニットツヴァイハンダー天才系女子。目に優しい。
あとこのバス作ったのもファウスト。

3.ドンキホーテ。うるさいロリ。フィクサーヲタク。ござる系口調。

4.良秀。万 短 至 芸(万物の短縮は至高の芸術だ。)とのこと。女の子だよ♡ちゅちゅちゅ
(はくまいの体が短縮される音)

5.ムルソー。ガタイがめちゃくちゃ良い妖怪ムチムチ男。基本指令にしか従わない。つまり、個人での判断はけっこう苦手だったりする

6.ホンル。なっげぇポニテにオッドアイの男の子。実家が太い。平民の暮らしに慣れてないので「わぁ~。こんなのも食べられるんですねぇ~」みたいな事言ったりする(悪気はない)

7.ヒースクリフ。鉄バットにREVENGEって彫るのやばすぎ。あと顔にめっちゃ傷ついてるけど大丈夫か。アンガーマネジメントも稚拙だったり口調も荒かったりするけど実は俯瞰で冷静に物事を見れたりする

8.イシュメール。かわいいよちゅっちゅ。めっちゃマトモな人。委員長とかやってそうでやってない人。いたでしょ?

9.ロージャ。(本名:ロージャ=ロジオン=ロジオン ロマノビッチ)身長も胸もデカい三大欲求強めお姉さん。賭け事に強い。指示を出せど、できもしないウィンクで応えたり、冗談で返したりするらしい、萌え~。

10ダンテ。時計頭。なんか時計燃えてるし、囚人以外に言っている事の意味は伝わらない。「カチ...カチ...<行けッ!シンクレア!!細切れにしてやれ!!!>」
一応管理人とやら。

11.シンクレア。(エミール シンクレア)短い金髪のショタ。最近は良秀翻訳機とかやらされてる。万短至芸の巻き添え。

12.ウーティス。おば/
...お姉さん。すっげぇ狡猾らしいよ。知らんけど。
ダンテにめちゃくちゃお世辞言ったりする。

13.グレゴール。右腕が虫の腕になってる(語彙力消失バグ)くたびれたオッサン。皆好きだろ?
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