ガ ク ブ ル へ ル メ ッ ト 団 作:名もなきドクター
というか人生の転換点から転げ落ち、社会のレールから外れました
こっからも、月2を目指して更新します
断章
「違うの、あそこであのロボを殺さなければキヴォトスは滅ぶからよ!」
「そう、話は後にして頂戴。」
景色が歪む、陽炎が揺らめくような圧力が場を支配する
目の下に隈浮かべ、薄汚れた衣装を纏ったソイツはその機銃をこちらに向けた
『十年来』も苦楽を共にしてきた小銃で迎撃することから絶望は始まった
身体に力を巡らせ『装甲』を展開して尚殺しきれない威力の弾丸の嵐が吹き荒れる
ゴリゴリと『神秘』と呼ばれるナニカが削れていく
遮蔽が意味を持たず、射撃も意味を為さない
木っ端微塵に砕け散る建物の壁、当たってるのに効いてる様子のない銃弾
『炸薬ノゾミ』は終わりなき撤退戦をせざるを得なかった
自分よりも小柄な少女の形をした人外の魔の手から逃れるために
数十分、或いは数時間か
濃密な危険は彼女の体内時計を狂わせる
並外れた耐久力と火力を持つ相手からどう逃げればいい?
数えきれない程ヴァルキューレやSRTの残党から逃げ切ったノゾミの真髄
それはたった一つの能力にあった
爆発である
足裏に爆発を発生させ数十メートルの跳躍を可能にし、空中で爆発を起こすことで翼として働かし、銃弾やミサイルなどの兵器が接触する前に体表に爆発を起こし、擬似的な爆発反応装甲としてダメージを相殺する
圧倒的物量だろうと絶望的な格差を持つ相手だろうと空を飛べはしない
ヘリコプターは7.62mm弾を羽根にぶち込めばそのまま堕ちるのみ
今回だって上手くいくと思っていた
ところがどうだ?
ビルからビルに飛び移っても、肉体のスペックだけで追い上げてくる
飛行をしようにも弾幕を受けている間に撃墜されてしまう
撒こうにもノゾミの爆発への依存により爆音を撒き散らすおかげで一向に逃げきれない
もし純粋な脚力であったならば恐らく数分と経たずノゾミは物言わぬ肉塊に変えられていただろう
千近く風紀委員長が銃弾を撒いた頃だったか、オーバーヒートし始めた機銃に苛立ちを覚え始めた彼女は周囲の被害を考慮から外した
肉を抉られる痛み、骨が軋む痛み
傷口が焼き焦げたように痛い、ヘイローが点滅を開始し
全身が悲鳴を上げる
ガラスと一緒に砕け散っていく鉄筋コンクリート
弾幕は網のように私を逃してくれない
空中十数メートルから堕ちる
迫り来る地面の衝撃を殺し、遂に動けなくなった身体
彼女の死んだ魚のような目に、自分がそこら中にいる虫けらだって実感する
踏み潰されるだけだ
矯正局に叩き込まれてる間に、今度もキヴォトスは滅びた
何故?ナゼ?
AL-1Sは破壊した、それなのに何故?
...
...
…
今度こそ破局を避けようと日々の活動の帰り、通り過ぎ様に深夜を過ぎて尚消えぬシャーレの照明に違和感を覚えた
当番の生徒はきっと帰った後だろう、どうせ『先生』がまた無理をしている
同じビルに付属されたエンジェル24のレジ袋を手に部室に向かう
ノックを三回、返事はなし…寝落ちとはまたタチが悪い
電気だけでも消していこうと、そっと扉を押し退ける
予想通り、白衣を着た男性がデスクに突っ伏していた
床に砕けたマグカップと、撒かれたコーヒーが無ければ私はきっと気づかなかった
死体のように…いや、文字通り永遠の眠りに落ちた先生だったものが何の起伏もなく倒れ伏していると
バサリと手から零れ落ちる袋が音を鳴らす
「先生…?どうして...!?」
すぐさま携帯を取り出して救急医学部に電話をかけようとするが…
「繋がらない…電波も、ない。」
ピカピカと光るシッテムの箱が嘆いているように思えた
大き過ぎた陰謀の前には、子供が出来ることなんてまるでなかった
……
……
……
何周も、何周も死は先生を掴んで離さない
エデン条約では巡航ミサイルに命を奪われ、連邦生徒会の紛争で銃殺され、レッドウィンターへの出張で失踪…
愚鈍な私は何回もかけて、ようやく『大人』の戦いに身を投じる先生に気づいた
企業の利益を削り、搾取される生徒に手を差し伸べる『彼』がどんな結末を迎えるか、を
されど、企業と個人には超えられない隔絶がある
子供の癇癪のように企業を襲撃し続け、その周もPMCに囲まれ野外で『処理』される
...
...
何周目だったか...希望を失った彼女は自暴自棄に走る
テロ、テロ、テロ
執拗に爆破を繰り返すことで『終局点』へ繋がる全てを壊せばいいと思った
....神秘ノ基準値ニ満タス消費ヲ検知
システム起動
コレヨリ■■■■ィ計画ヲ開始
脳内に響く無機質な機械音が十何回目の爆破テロ後に聞こえるようになった
歩くにも精一杯の状態で聞こえたのものだったから最初は幻聴だと考えていたノゾミであったが
「追い詰めたぞ!この爆弾魔め!!」
企業の連合部隊に囲まれた時だった
地上では複数台の戦車に伴って数百人もの兵士、上空では十機以上のヘリコプターと無数の火力支援ドローン
逃げ場がなくなっていたのだ
空に逃げようにも大量の対空兵器に撃ち落とされる、陸から逃げようにも何重もの包囲網を突破できない
再び『始末』されてしまうその時だった
個体ノ危機ヲ検知
■槌ヲ実行スル
機械音が聞こえた途端指一本も動かせなくなった
身体からごっそりとナニカが奪われる
その代わり、文字通り身体が燃え上がる
異常に気づいた企業の走狗達が銃弾、対空砲やミサイルを浴びせてもノゾミはピクリとも痛みを感じなかった
そして身体がまるで溶けた金属のような橙色になった瞬間
視界に映るもの一つ残らず、灰になった
ロボの兵士達は原型を留めず、戦車は骨組みだけを残して燃え上がり
空から落ちたヘリやドローンは火の粉を撒き散らしながら地面に落ちて爆発する
「...ははは!は、はは。」
この力が有レば、キヴォトスを救えル!
それから一層ノゾミの起こす爆発は強くなった
代償に目を背け、少女は力に溺れる
....
....
廃墟の一角から発見された『名もなき神々の王女』AL-1Sをビックシスターの協力の元、エリドゥにて破壊
『先生』やその周囲の生徒に警戒を促したおかげで無事にエデン条約に辿り着いた
...
...
失敗した
『先生』が条約締結中に巡航ミサイルと謎の生徒の襲撃によって死亡
その後発生したトリニティとゲヘナの全面抗争により、キヴォトスは焼け野原となった
...
...
ようヤク分かっタ
アリウスといウ奴らのせイダ
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も
何度も試行して、トリニティ地下のカタコンベを突き止め、侵入した
...
...
先生ト決別シタ
ドウシテ?ドウシテ?
私が、アリウスを生き埋めにしたから?
...
...
連邦生徒会デノ権力闘争の一環で先生が死ンだラシイ
アレカラ企業の力が更に増シテ、気づケバ警察組織を始メとしタ行政機関は企業ニ支配サレタ
奴隷ノようニ生徒を搾取し続ケ、批判ヤ抗議する者ハみんな逮捕や弾圧ヲ受ケタ
抑圧ある所に反抗アリ、学校自治区ハ一層権力を強メ
三大校ニ至っテハ完全に自立をしてしまった
過激化すル抗争に次ぐ抗争ニ焦土トキヴォトスは化した
…
…
滅びた、滅びた、滅びた
滅びた、滅びた、滅びた
滅び、滅び、滅ビ、
ホロビ、ホロビ
ホロビ、ホロビ
ホロビ、ホロビ
ホロビ、ホロビ
ホロビ、ホロ
ホホほほホホ
hhhhrrrrrrr
…
…
「もう嫌だ!嫌だよ!!」
助けてなんて言えない
優しい人が真っ先に潰えていく
どんなに頑張っても、どんなに足掻いても
キヴォトスは滅びる
大人のせいで、生徒のせいで、よくわからないナニカのせいで
髪を掻きむしって、部屋の壁を殴りつける
無意識に貼った装甲で消し飛ぶ壁
反撃に出た生徒と一緒にアパートを崩壊させてしまった
気力をなくしたまま、屍のように放浪したその周は予定調和、滅びた
……
……
新品のカレンダーは変わらず入学式の初日を示す
……
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「私は、?きゔぉとす?きゔぉ、きぼぼぼぼbbbbbbbbbbbbb 」
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