リグレットを倒したアッシュ達は奥に進む。途中で街を見つける。するとガイはその街を見回る、ガイはここは俺の家だと言う。じゃあここがガルディオス伯爵家の屋敷なのか。
「ここはホドのレプリカです。おかしくはない…です…」
「……そうか。ここは本当にホドなんだな」
「……ヴァンと戦うのかは、嫌か?」
「違うよ。もう二度と、ここに戻れる日は来ないと思ってた。だから、不思議な気持ちなんだ」
アリエッタやティアも同じ気持ちだと言う。この二人は赤子の時にホドが消滅したのだ。不思議な気持ちになるのは当然だ
「私、フォミクリーという技術を嫌いになれませんわ。使い方次第で素晴らしいことができそうですもの」
「なんでもそうだと思いますよ。全ての道具は、素晴らしいこともくだらないにも使える」
「いい奴が使えば、正しいことに導く。悪い奴が使えば、間違いの方に導く、使う奴の心なんだな」
「……預言も同じだな」
言われてみればそうだ、預言を作った ユリアは預言通りに世界を進めばいいなんて思ってなかった筈だ。しかし、ユリアは破滅の預言が刻まれた第七譜石を隠した。
「人は死の預言の前では冷静ではいられない。だからかもしれないわ」
「もしかして、ユリア様は預言を覆してほしかったかな?」
するとティアが何かを思い出したようだ。何を思い出したのかというと、七番目の譜歌 そして自分の過去。譜歌を習った日にヴァンが教えてくれたのだ、ユリアで預言を覆して欲しいと願っていた。ユリアは世界を愛していた、譜歌は世界を愛したユリアがローレライに捧げた契約。
「ヴァンはユリアの意志を、世界を創り替えることで叶えようとしたってことか」
「……でも、ローレライは兄さんの意志に賛同していない。だから兄さんの中で眠っているのよ」
「そうか……。譜歌がローレライとユリアの信頼の明石だとすれば、ローレライは譜歌の旋律で目覚めるかもしれません」
「総長は力ずくでローレライを制御していた。もしもローレライが目覚めれば総長といえでも精神汚染を避けるためにローレライに集中するん…です」
これなら、ヴァンに隙が生まれる。さらにローレライの力も利用できなくなるかもしれない。ティアが譜歌を詠えば、ローレライが譜歌に反応して目を覚ませば、鍵を使ってローレライを解放出来る。
「でも、私にできるかしら……。だって七番目の譜歌も、今、思い出したばかりで 旋律も感情も言葉もこれで本当に正しいのか……」
「今までの譜歌だって、ティアは正しく思い出していたじゃないか。大丈夫、詠えるよ」
「……悩んでいる隙はないものね。やってみる」
「冗談じゃないね」
声がしたのだ、声の方を見るとシンク居たのだ。
「七番目の譜歌を使われたら、せっかくヴァンがローレライを抑え込んでいる意味が無くなる。ここで鍵と宝珠を渡して、ヴァンの元に下るか、さっさとくたばるか選んでよ。」
「両方ともお断りだ!俺達はローレライを解放する、そのためにはヴァンとお前を倒す!」
すると、シンクが笑う。何故笑っているかは分からない、
「残念だけど、お前たちじゃあ、僕には勝ってない。何故なら、ただのレプリカじゃないからだ」
「どういうことだ!」
「ディストから劣化を無くす装置を作ってくれたからね、今は導師の力が同等…いやそれ以上の力があるからさ!」
確かに雰囲気が違う。もし挑んだら、ヴァンに付く前に負ける可能性がある。どうするんだと考えてる。
「……なら、僕が相手になります」
「お前は……!」
アッシュ達の後ろから、声がしたのだ。振り向くと、何とそこにイオンが居たのだ。何故、イオンがここにいるのだ、実は全員がエルドランドに突撃した時、イオンもこっそり着いて来たのだ、自身もやらなければならないことがあったため、来たのだ。到着した時はラルゴが大怪我を負っていたため、治療した。後、アッシュ達を追いかけたのだ。
「皆さん、ここは僕に任せてください」
「イオン様ですが、ここで一人だけで戦うのは無茶です。私達が戦うので、イオン様逃げてください」
「大丈夫です、ここなら身体を動かしても大丈夫です」
「…………お前がやるなら、後を任せる」
「ルーク⁉」
ガイは一体何を言ってるんだルークと言うとしたが、アリエッタに止められる。
「イオンはシンクと決着つけたいのさ」
「シンクと決着?」
「あぁ、だったら邪魔をするのはよくない。俺達は先に行くぞ」
「………そうだな早く行かなければならないからなぁ」
アッシュ達は急いで、ヴァン元に向かう。シンクは妨害されるが、イオンに邪魔される。
「まぁいい、お前を倒して僕がイオンになってやる!」
「シンク、僕はあなたを止めます。」
「「行くぞ!」」
今回如何でした、次回はイオンとシンクの戦いが始まります。実はこの回でやる予定だったのですが、色々とあって変更することになりました。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに