STARRYの先輩アルバイター   作:覆蔦ふくつた

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長らくお待たせしました。

アニメ第二話ってオリ主差し込む隙間が見当たらないんです… 特に後半
なので今回は後藤ひとりに歩道の事を少し知ってもらって次回は休日を取ってもらいます。

ってことでオリ主さんゆっくりしていってね!


第4話ーSTARRYのバイトの採用って面接ありますか?ー

 

~STARRY店内~

 

後藤ひとりに虹夏さんのロインIDを押し付けた翌日

 

「おはようございまーす」

 

「あっ! おはよう! 歩道君」

 

「おはよう。歩道」

 

「えっ? あっ…あばばばばばばば…」あ、あのときの先輩だ…ど、どうしよう…

 ↳ 一発で私の正体に気づいていたからすべて見透かされているようで、こ、怖い…

スターリーに入るとすでに3人の少女たちが集まっていた。

なんか一人痙攣している子がいるけど…あれ、大丈夫なんっすか? 

 

「そうだ! 歩道君もどうかな?」

 

「どうって、何がでござる?」

 

「ぼっちやんとの仲を少しでも深めるの。ぼっちちゃんもねここでバイトすることになったからここの先輩として、ね?」

 

なるほど、今から新人との仲を少しでも深めてコミュニケーションを取りやすくしようってことっすね。

 

「…わかったでござる。で、どうやって深めるのでござるか?」

 

少し思案した後、肯定の意を伝えるとどのように仲を深めるのかを聞いた。

 

「これ」

 

「なんかどっかで見たことあるでござるね…」

 

山田が指をさしたのはどこかの昼番組で見たことのあるサイコロであった。

 

「あはは…さ、回す前に改めて名前を」

 

虹夏さんは苦笑いしつつも、改めて名前を伝えるようにと促した。

 

「改めまして、井原歩道っていうでござる。よろしくでござる。後藤氏」

 

これは新人になるであろう後藤ひとりとの仲を深めるのが目的なので彼女へ視線を向けながらそう言った。

 

「あっ…えっと…よ、よろしくお願いしましゅ…」

 

最後の方は聞き取れなかったけどよろしくまではぎり聞こえた。

 

「はい、じゃぁさっそく行こー」

 

そうして、虹夏さんは聞いたことあるようなメロディーを口ずさみながらサイコロを投げた。

 

「はい、ライブの話ー。ってことで歩道君。ライブの仕組みは説明したから…楽しかったライブは?」

 

出た目はライブの話。仕組みの方は自分が来る前に虹夏さんによって説明されたようだ。

そのため、自分はバイトからライブを見ていて楽しかったライブを聞かれた。

 

「うーん。一度だけあったアニソンのコピーバンドのライブでござるかな」

 

すこし思い悩んだ後、そのライブを答えた。

 

「ふむふむ。それはどうして?」

 

「アニソンが好きってのもあるでござるけど…やはり、知っている曲は盛り上がるでござるからね」

 

どうしてかを聞かれ、理由を答えた。

やはり、知っている曲だと熱くなりやすいっすね。

 

「あー、知らない曲だと盛り上がり方わかりずらいよね…。でも、そんな人をも虜にしてファンにするのがあたしたちバンドマンの腕の見せ所だよ。だからね、一緒にがんばろう。ぼっちちゃん」

 

「あっ、はい」

 

虹夏さんは空気になりかけていた後藤ひとりに自分の理由に肯定しつつ、共に頑張ろうと言った。

その瞬間、電流が走り欠けた。

 

「虹夏、私は?」

 

山田は自身には頑張ろうと言ってくれない虹夏さんにそう訊いた。

 

「リョウはもう十分な腕があるでしょ」

 

山田は前にバンドを組んでおりデビュー一歩手前まで行った実力がある。

 

「うぐっ…」

 

「あれ? なんでぼっちちゃんがダメージを受けて…」

 

どうやら虹夏さんは迂闊な発言をしてしまった。

 

「あの虹夏氏…さっきの発言、遠回しに後藤氏が下手だって言っているようなものでござる…」

 

そ、そうだよね…呼吸を合わせることのできないド下手な私はバンドをクビになっても仕方ないよね…そもそも、私がバンドを組むことすら烏滸がましかったんだ…あの時のライブは楽しかったけど、虹夏ちゃんは私よりコミュニケーションが取れる上手いギタリストのほうがいいに──ブツブツ

 

後藤ひとりは物凄い小声で自身の世界に行ってしまったようだ。

 

「えっ? あっ! ご、ごめんぼっちちゃん。この通りだから戻ってきてー!」

 

そして、自分は虹夏さんが後藤ひとりを元の世界に戻そうと奮闘しているのを見て電流が走った。

 

「はっ! 今までは虹山だけだったっすけど、後藤ひとりが加わったことでその関係に変化が後虹なんか、語呂悪いっすね後藤ひとりのあだ名からとってぼ虹っていうのはそれから山田とも――ブツブツ…

 

そう、新しいカップリングの可能性に気づいたのだ!

 

「歩道君も戻ってきてー!」

 

「なんだこれ?」

 

山田のツッコミは空しく店内に消えていった…

 

 

「さ、気を取り直して次行くよー」

 

「了解したでござる」

 

「あっ、はい」

 

あれから、8分ほど経過し、自分と後藤ひとりは戻ってきた。

 

「はい、バンジージャンプ…バンジージャンプ!?」

 

早速、虹夏さんが投げたサイコロはバンジージャンプの面を示した。

 

「山田氏、どうやるんでござるか?」

 

このサイコロを用意したのは山田であろうため、彼女に訊いてみた。

 

「ここの屋上からぴょんって…」

 

山田は簡単そうに言った。だが…

 

「頑丈な命綱はあるのでござるか?」

 

バンジーをするためには千切れない命綱が必要だ。

 

「……」

 

山田は無言で顔を逸らした。

 

「黙まって顔を逸らさないでほしいでござる…」

 

まさか、タコ糸でバンジーとかいうおかしなことを考えてないっすよね?

 

「アハハ… バンジーはできそうにないから…もう一回振り直そっか?」

 

虹夏さんが乾いた笑みをしながら降り直しを提案してきた。

 

「いいでござるが…山田氏は?」

 

自分はもちろん承諾。だが、山田はどう思っているのかを知らないため、彼女にも振ってみる。

 

「私もそれでいい」

 

「あっ…私も…」

 

「というわけでもう一回、えいっ」

 

全員の承諾を得たので虹夏さんがもう一回サイコロを投げた。

 

 …

 

「学校の話ー。そういえば、歩道君って秀華高でどんな風に過ごしているのか聞いたことないなーって」

 

「まぁ、今まで聞かれなかったでござるからね。基本的には自分の席に座って本を読んでいるでござる」

(百合ものが大半なんっすけどね)あと、周囲の観察も行っていたりする。

 

「へー。どんな本を読んでいるの?」

 

「恋愛ものの本が中心でござる」

 

百合ものも恋愛ではあるので間違ではないし、女の子ばかり出てくる日常系などからもカップリングを組ませていたりするので、恋愛ものだけではないという意味の『中心』を使っている。

因みに、自分は普段から何の本を読んでいるのかと聞かれたらこう返している。

 

「そうなんだ…。てっきり、異世界で冒険する本だと思っていたよ。」

 

うん、ござる口調のオタクが恋愛もの読んでいるって想像付きづらいっすよね。

 

「いや、まぁ…そういうジャンルも一応読むでござる」

 

先ほど地の文で説明した通り恋愛もの以外のジャンルからカップリングを組ませることをしているため、案外幅広くいろんなジャンルに手を伸ばしていたりする。

 

「へー。恋愛もの読んでるならさ、恋愛相談とか持ち掛けられたりするんじゃないの?」

 

「あー…そこそこにでござるね…」

 

学校で読んでいる本のジャンルがバレてから恋愛相談を受けるようになったのだが…

いや、別に隠してわけじゃないっすけど

「ん?なにかあるの?…」

 

「歩道。なんか歯切れ悪いね」

 

歯切れ悪そうに言う自分に虹夏さんたちは疑問を抱いたようだ。

 

「恋愛もの読んでいるからって恋愛経験が豊富って思われているのがちょっと…」

 

と少し困ったように答えた。

恋愛相談は何回も持ち掛けられた。しかし、どれもこれも本からの知識から引っ張り出してきただけで、多くは本人たちの力で解決しているようなものだった。

それでも役に立ったという人たちが流した『あいつに恋愛相談をすれば間違いない』という噂の根拠が曲解され…結果…

知らぬ間に『あいつは恋愛経験豊富だ』という間違った認識になっていた。(同学年内限定)

 

経験なんてないのに…

経験なんてないのに!

 

「あー…」

 

「なるほど」

 

「あっ、そ、そうなんですね」

 

どうやら虹夏さんたちは反応に少し困っているようだった。

 

「後藤氏はどのようにして過ごしているのでござる?」

 

この気まずい空気をから脱するために、後藤ひとりへと学校の過ごし方を訊いてみた。

 

「へっ?…あっ、えっと…あっ、寝たふりしたり前に書かれている授業の内容を板書したり…き、基本誰ともしゃべらないものでして……」私の正体にすぐに気づいた先輩だ。

 ↳嘘はすぐに見抜かれて断罪されるに決まっている…ここは正直に話すしか選択肢がない

「そうなんでござるね。」

 

訊かれると思っていなかったのか少し驚いていたがちゃんと答えてくれた。

 

「あっ、あの…い、井原先輩はどこからお通いで?」

 

今度は後藤ひとりからどこから通っているのかを訊かれた。

 

「おっ!?ぼっちちゃん自ら」

 

「ぼっちが成長した」

 

何やら虹夏さんと山田が感動しているが、自分には後藤ひとりとの交流が少ないのでその感動がわからなかった。

 

「ここの最寄り駅から約50分圏内でござるね」

 

なので、後藤ひとりが自ら話題を振ったことへの反応を示さずに普通に答えた。

 

「うーん、近くもなく遠すぎでもない距離…」

 

虹夏さんはそう反応を返した。

 

「歩道はどうして秀華高に?」

 

山田に秀華高を選んだ理由を訊かれた。

 

「あー、それは…」

 

少し溜めを挟み…

 

「それは?」

 

虹夏さんは固唾をのみながらオウム返しで訊いてきた。

 

「制服を見た瞬間に(百合の)波動を感じ取ったからでござる」

 

と真剣な顔で答えた。

 

「???」

 

「中二病?」

 

「は、波動?よくわかんないけど制服が魅力的で入ったってこと?」

 

山田たちに疑問符が浮かんでいるのが見えた気がした。

それでも、虹夏さんは言いたかったことを予測して訊き返してくれた。

 

「まぁ、大雑把に言えばそういうことになるでござるね」

 

そういう解釈もあるかもと思いながら答えた。

 

「そ、そうなんだ…まぁ、制服がよくてその学校選ぶ子がいるからね。歩道君もそういうタイプだったということで…次いこー!」

 

この変な空気から脱するために虹夏さんは次の話題へと移行しようとしていた。

 

その切り替えの良さ見習いたい…

 

後藤ひとりは小声で虹夏さんのことを羨んでいるのが聞こえた。

 

「ほいっとな…」

 

虹夏さんがサイコロを投げた。

 

「すべらない話―。ってことで何かある?」

 

「って言われてもすべらないかどうかはわからないでござる…」

 

サイコロはすべらない話で止まったが、自分にはどんなものがすべらない話なのかがわからなかった。

 

「うーん。あっ、そういえばさ、歩道君って照明さんと仲いいよね?」

 

虹夏さんがひねり出したかのようにルミ姐さんとの関係性を訊いてきた。

 

「ルミ姐さんには人として憧れているでござるから…」

 

自分はルミ姐さんに憧れを持っていると答えた。

 

「照明さんに憧れを持った話、聞きたいなー」

 

「いいでござるよ。あれは自分がここでバイトを始めて1週間経った頃まで…」

 

虹夏さんは自分がルミ姐さんに憧れを持った話が聞きたいらしく、自分がそれを語ろうとした所で…

 

「おい!お前らいつまで遊んでやがる?いい加減仕事に入れ!」

 

店長さんからのお叱りを受けた。

 

「ミ゜!?!?」

 

「あらら…怒られたでござるね…」

 

「もうお姉ちゃんタイミング悪すぎ!」

 

虹夏さんは店長さんに抗議するが、

 

「タイミング悪いって…お前らがいつまでも遊んでいるからだろ。それから、ここでは店長と呼べ」

 

と店長さんは切り捨てた。

時刻を確認すると16時を回っていた。

 

「時間もいいからここで中断して仕事に入るでござるよ」

 

流石に仕事に入らないと今日の予定に支障が出そうなので中断して仕事に入ろうと虹夏さんをなだめた。

 

「わかった…」(*´з`)

「ぼっちちゃんもう解散するよ…ってぼっちちゃん!?」

 

虹夏さんはふてぶされながらも後藤ひとりを帰らせようと彼女の方へ振り向くと驚いた声を上げた。

 

ツンツン「ぼっち、気絶しているみたい」

 

自分もつられて振り向くと形は保っているもののなんだか体がぶよぶよしていそうな後藤ひとりが机の上に突っ伏していた。

山田の確認により気絶しているだけのようだ。

 

「予想外の方向から怒鳴り声が聞こえてびっくりしすぎたみたいでござるね…」

 

自分は気絶した原因の予測を言った。

 

「臆病な小動物か!」

 

「とりあえず後藤氏を起こして帰らすでござるよ」

 

自分は虹夏さんのツッコミを無視して後藤ひとりを起こすように促した。

 

「ぼっちやーん!起きて―!もう終わりだから―!」

 

「ぼっち起きろ」

 

「んはっ?!」

 

後藤ひとりは案外すぐに目を覚ました。

 

「おっ!起きた。大丈夫?今日はもう解散だから帰ろう?」

 

「あっ、はい…」

 

後藤ひとりは虹夏さんに従い、来週からバイトに入るように虹夏さんから言われて帰っていった。

 

 

「ところであいつ誰だったんだ?」

 

店長さんは後藤ひとりが帰ったところでそう訊いてきた。

 

「虹夏さんのライブの時にサポートに入ってくれたギターの子っすよ」

 

あのライブで入ってくれていたことを店長さんに教えた。

因みに、店長さんへの口調は一度戻そうとしたが、そのままでいいと言われた。

 

「あーあの段ボールに入っていた子か」

 

いや、後藤ひとり何やってるんっすか?

 

「そういえば、虹夏さんの推薦で新人が来週から来るみたいなんっすけど、何か聞いていたりするんっすか?」

 

店長さんに新人が入ることについて知っているのか訊いてみた。

 

「いや何も聞いてないな、初耳だ。しかし、新しいシフト組まないとな…」

 

店長さん…面接とかしてないのに採用する気満々なんっすね…

 

ここで虹夏さんが後藤ひとりの見送りから戻ってきた。

虹夏さんは自分の近くまで来ると

 

「歩道君。君の学校の後輩でもあるんだから色々教えてあげてね」

 

と後藤ひとりにバイトの事を教えるように頼まれた。

だが、問題があった…

 

「いや、虹夏氏。自分その新人が入る日は休みでござる」

 

そう、休日が入っているのである。

 

「えっ?」

 

「えっ?」

 

…どうしてくれようこの締まらない空気…

 




うん、無理やりオリ主をねじ込んだ結果…

どう展開するか悩んだ…
そんでもって文字数めっちゃ増えた…
バンジーの下り要っただろうか…でもバンジー入れないとご都合過ぎるような…。
作者が出る目決めている時点でご都合?…
何にも言えねぇ…

あと、歩道に休日がある展開も悩んだ…
店長の独裁で休日入れらる展開とか、歩道が用事があって休みいれてもらえるように頼み込む展開とか考えたけど、今の形に落ち着きました。

~プチっと(オリ)キャラ設定紹介~
 井原歩道
 1年制の間に4人に告白され、すべて断っている。
 さらに、バイトを始めてからナンパを5~6回も受けてるがそれも断っている。
(歩道にナンパしてきた人の中には男性もいた)

多分、忘れかけているだろうけど、歩道って眼鏡かけているイケメン顔(王子様系)なんですよね。
王子様系のイケメンなのはここで初出し
ほんと、何ほざいてんだろうね(#^ω^ )ニコニコ


次回の投稿はまた時間かかりそうです…
気づいているかもしれませんが、見切り発車なんです
後藤ひとりの初バイトに干渉しない回になるから…ほんと、どうしよう…
透明文字あります
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