閑話休題   作:夢枕悪

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卒業式in31Bメンバー


閑話休題その9

「伝説の桜の木の下で〜蒼井えりかの場合」

 

「あの、どうしたんですか?」

「え?あ、この桜の木?」

「えっと、よく分からないんですが、後輩が、ここで告白すると、恋が実ると…」

「はい、蒼井は、小耳に挟んだだけでして」

「え!?」

「その…」

「ぽかーん」

「…あ、いえ!その…」

「急だったもの…ですから…」

「…あの…」

「その…」

「…今日の事は…きっと、忘れません」

 

 

「伝説の桜の木の下で〜水瀬いちごの場合」

 

「おお!何だ、こんなとこに呼び出して?」

「ん?」

「ああ、そうだな。あたしは家業継いで、お前は進学か」

「もう、なかなかキャッチボールも出来ねえな」

「ああ?毎日でも、キャッチボールしに来るって?」

「は!無理すんなよ。そっちも、慣れねえ一人暮らしで、大変だろ?」

「は?」

「ちょ!」

「何言ってんだよ、お前!」

「こんなガサツな女、どこが良いんだよ!」

「…料理だって…出来ねえし…」ボソッ

「はあ?」

「進学先、家政学科だあ?」

「家事全般、自分に任せろだあ?」

「…な、なんだ、その…」

「あ、明日も、忘れんじゃねえーぞ!」

「か、河川敷で、キャッチボールだかんな!」

 

 

「伝説の桜の木の下で〜水瀬すももの場合」

 

「こんなとこに呼び出して、何の用にゃ?」

「すももは、早く帰って、ビャッコをモフモフしないといけないにゃ」

「…うじうじしてないで、早く言うにゃ」

「?」

「なるほど、お前は、すももの事が好きなんだにゃ?」

「だったら、毎日、五円チョコを持って来るにゃ」

「進学先が遠いとか、知らないにゃ」

「すももは、すもものやりたい様にやるにゃ」

「聞こえないにゃ」

「だから…」

「どんなに遅くても、必ず持って来るにゃ」

 

 

「伝説の桜の木の下で〜樋口聖華の場合」

 

「何だ、こんな所に呼び出して?」

「私の研究時間を割いてまでの、用事なんだろうな?」

「ああ?当たり前だろう?」

「本当ならば、卒業式の時間すら惜しいのだ」

「…まあ、お陰で、研究資金は、しばらく困らんがな…くくくく」

「で?こうしている間も、一分一秒損なわれているんだが?」

「はあ?」

「ほお?」

「そんな事の為に、私の貴重な研究時間を、潰したというのか?」

「なるほど、なるほど…」

「いいだろう!」

「ならば、今から研究に付き合え」

「はあ?何を言っている?」

「…二人ならば、効率は二倍だろう?」

 

 

「最後の放送〜柊木梢の場合」

 

オンエア、5秒前…3…2…1…。

「はい、こじらじは〜」

「最後の放送となりました、柊木梢のこじらせ生ラジオ、こじらじ〜」

「こじらじは、リスナーの皆さんからお寄せ頂いたお便りを中心に、いた〜い話や、ちょっとこわ〜い話」

「そして、うれし〜話を交えて、あたし、柊木梢が、アドバイスしていきます」

「最後の放送ということで、今日はビックなゲストをお呼びしています」

「茅森月歌さんで〜す」

「茅森さん、本日は、ツアーの合間を縫って来てくださり、ありがとうございます」

「はい、では、早速、最初のお便りに参りましょう」

「ペンネーム『厨二病でも好きなんです!』さんから頂きました」

「『入学してから、ずっと気になる人がいます。眼帯してたり、霊が見えると言ったり、少し変わっていますが、とても好きです。自分も彼女も、卒業が迫っていますが、なかなか踏み出す事が出来ません。どうか、勇気を分けてください』…ということです」

「ん〜…」

「あたしは、あんまり恋愛には詳しくないので、なんとも言えませんが…」

「それでも、ちゃんと伝える事が大事だと思います」

「なので、結果を恐れず、自分の気持ちを伝えるのはどうでしょう?」

「…はい?」

「あたしの事?」

「いえいえ、茅森さん、そんな訳ないじゃないですか」

「ちょっと、茅森さん!」

「放送中ですので、ドアを開けないでください!」

「ちょっと!茅森さーん!」

「え?」

「同じクラスの…」

「え?ウソ!」

「…もしかして、茅森さんもグルだったんですか?」

「あの…その…」

「ま、まずはお友達から…」

 

 

「伝説の桜の木の下で〜ビャッコの場合」

 

「ヴァウウ?」

「ヴァウ」

「ヴァウウウウ!ヴァウ」

「ヴァウウウ」

「…ヴァウゥ…」

「…ヴァウ!」

「ヴァウヴァウヴァウウウウ!」

「…ヴァ、ヴァウウウウ…」






ティアムーン帝国物語見て上坂すみれさんと楠木ともりさんの演技に驚愕してる夢枕悪です。
楠木さん、マリーみたいな声も出してんじゃん…(´゚д゚`)マジカ…

卒業式シーズンですが、皆さんは卒業式に、どんな思い出があるでしょうか?
私は、告白する勇気も、告白される容姿も無く、灰色通り越して無味無臭、無色透明の思い出しかありません(`;ω;´)
…ユニゾンガチャ渋いし…(`;ω;´)

季節の変わり目で、朝昼の寒暖差が激しかったり、昨日は寒くて今日は暖かかったり、と身体が追いつかない日々が続いています。
どうか、体調に気を付けて、リリース777日を迎えましょう。
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