【完結】機動戦士ガンダムSEED Revelation ~紅蓮のフレイ~ 作:kayako
part1 「彼女」への手紙
フレイ・アルスターだった貴方へ
こんにちは。
この手紙が届くかどうか分からないけれど、今の貴方へ、正直な気持ちを書いておきたいと思って、ペンを執りました。
私の友達の名前と姿を使って、私の大切な人たちの存在を利用して、世界を変えようとした貴方へ。
ウーチバラの戦いから、早いもので1年が経ちました。
色々あって、貴方とはあまり連絡出来てなかったけど、体調の方はどうですか?
ニュー・ウーチバラは、L3の中でもかなり発展している新造コロニーと聞きました。きっと、アマミキョの皆が積極的に建設に協力したおかげかな。
アスハ代表の話だと、戦争で心身に傷を負った人々を中心に治療を行なう医療用コロニー、だそうね。連合の元エクステンデッドや、南チュウザンのカーボンヒューマンだった子たちも結構な人数が収容されて、少しずつ回復していると聞いてます。
ざっと調べてみたけど、アマミキョみたいに妙な実験に利用されてる、なんてこともなさそうで安心してる。
貴方はずっと療養中だったから、殆ど知らないと思うけど──
ウーチバラの戦いの後、本当にたくさんのことがありました。
まず、オーブとプラントは正式に終戦の協議に入った。メサイア戦終結の時点でほぼ停戦状態ではあったけどね。
ラクスさんはプラント評議会の要請を受けて、プラントに戻った。
そして評議会入りを決めたの。もしかしたら議長になるんじゃないかって話まで出てる。
多分、メサイア戦でのデュランダル元議長との戦いや、ミーアさんとのこと……
そして何といっても、母親たるラクス一世が関わった、セレブレイト・ウェイヴの件が大きかったんでしょうね。
彼女、あの後何度も言ってた。この被害は、母を止められなかった自分の責任でもあると。
全ての責を負いながら、私たちは進まなければならないって──
その言葉を、すごく分かりやすい形でラクスさんは実行したんだと思う。
キラもそれに賛同して、ラクスさんを守る為にプラントへ行くことになった。
そして──ザフトの白服になっちゃったのよ。正直こっちの方が、ラクスさんの評議会入りより驚き。
キラの能力が高く評価されてのことだと思うけど、やっぱりキラ自身の意思が固かったんでしょうね。ラクスさんと同じく、メサイア戦や──
ウーチバラでの出来事で、キラもやっと前に進む決心をしたんだと思う。
皮肉よね……4年前私たちは、キラが私たちを捨ててザフトに行くことを、一番怖がってた。
あの時、カズイもキラに言ってたっけ。ザフトにだけは行かないでくれって。
なのに今、キラは堂々とザフトに乗り込んで、白服にまでなってる。
きっとラクスさんやアスラン、シンたちと一緒に──プラントの中で何かを変えたい、ってことなんでしょうね。
多分、キラなりにあの後懸命に考えて出した結論なんだろうなって……私は思ってる。
彼やラクスさんに何が出来るのか、私にも分からないけど……
ディアッカたちもついているし、しばらくは大丈夫じゃないかなと思う。何だかんだで、ジュール隊長もディアッカも面倒見いいから。
あ、ちなみにディアッカとは、またちょっとだけ連絡を取り合ってる。ウーチバラ戦の時にたまたま一緒になって、話す機会があったの。
これも──貴方が復活させてくれた縁かもね。
ずっとラクス一世シンパだった、ドムトルーパー隊については──
ラクスさんは全てを受け止めて、彼女たちを許した。
何だかんだで、あの3人……特にヒルダ・ハーケンは、ラクスさん第一に動く人間だからね。
全てを知って、彼女たちは全員でラクスさんに土下座して謝っていたそうよ。
キラやバルトフェルドさんと喧嘩にならないかがすごく心配だけど、ラクスさんが健在なうちは……大丈夫だと思いたい。
キラもなかなか踏ん切りつかなかったみたいだけど、シンと一緒に彼らと思い切って話してみたことがあったんだって。そうしたら、実は意外と気さくで面倒見がいい人たちだったらしいし。
ラクスさんがキラたちと評議会入りする映像は私も確認したけど、その時久しぶりにキラとラクスさん、再会したみたいね。
ジュール隊やトライン艦長の目の前だってのに、堂々と抱き合っちゃって……
って一瞬思ったけど、考えてみればウーチバラ以来二人とも、ろくにゆっくり話せる時間なんてなくて。
ラクスさんは早急にプラントの要請に答える必要があったし、喉の治療もしなきゃいけなかった。
ラミアス艦長やフラガ一佐の話だと、ラクスさんがプラントへ行っちゃった後、キラもしばらくずっと一人で閉じこもって考え続けていたみたいだし。
だから、元に戻ったラクスさんの声をキラが聞けたのは、あの時が初めてだったみたい。
そりゃ……多少はイチャイチャしたくもなるわよね。
シン・アスカとルナマリアは、ここ最近しばらくオーブにいる。
とはいってもザフトを抜けたわけじゃなく、あくまでザフトの一員としてオーブに駐留してるんだけどね。
シンはフラガ一佐と一緒に、ステラ・ルーシェを改めて弔ったそうよ。
オーブの慰霊碑のそばに小さなお墓もたてて、埋葬してたみたい。海が見えて、すごく景色のいい場所だから、きっと彼女も嬉しいだろうって……一佐は言ってた。
シンは未だにアスランへの蟠りが捨てられないみたいだけど、キラのことはすごく気にかけてるみたいで。ルナマリアやメイリン、アスランと一緒に、キラをプラントに送る手助けまでしてた。
キラもシンも、戦争で酷いトラウマを負ってしまっているけど──
二人が関わり合うことで、お互いに少しでもその傷を癒せるといいな。多分貴方もそう思って、二人を一緒にいさせようとしたんでしょう?
アスランは結局、オーブ軍に在籍することにしたのかしら。
正直、彼の行く末については分からない。彼が今後どうしたいのか、自分がどうなりたいのかも。
メイリンもそのことをすごく心配していたけど、多分彼女にも分からないと思う。
メイリンはもしかしたら、ザフトに戻った方が幸せなんじゃないかって思うこともあるの。今だったら脱走の件も、彼女一人なら許してもらえそうだし。あの娘の、オーブでの日常生活は……結構、戸惑ってることが多かったように思うし。
オーブの中では、コーディネイターと私たちナチュラルは比較的平和に共存してるって、ずっと思い込んできたけど──
本当はお互い、相当蟠りを抱えてたっていうのが、やっと分かってきた。
互いの小競り合いは日常茶飯事だし、争いによる死傷事件もあった。
素性を隠して生活しているコーディネイターも、実はかなり多かった。
サイがアムル・ホウナやハマーさんの件について少し話してくれたけど……
その話を聞いたら、何でオーブが今まで表面上だけにしろうまくやれてきたのか自体、不思議になっちゃった。
このことに関しては、アスハ代表は今もすごく悩んでる。
ハーフコーディネイターたるナオト・シライシを融和の象徴として祭り上げたところで、ナチュラルとコーディネイターの溝は埋まるわけがなかった。逆にナオトを追いつめて、結果、あそこまで心を壊してしまった。
ナオトのことは多分、代表にとっても酷い心の傷になっていると思う。
それをアスランが理解して、彼女を支えられればいいんだけど──
いっそのこと、元ザフト赤服でコーディネイターのエリートたるアスランを、ナチュラルの象徴たるアスハ代表が婿として迎える!
なーんて、代表が堂々と宣言してくれれば、とか思ったりすることもある。これ以上を望めないほど、理想的なコーディネイターとナチュラルのカップルじゃない?
だけど……それを実際に代表と話してみたら、アスランはヤキンの戦犯たるパトリック・ザラの息子でもあるから、って言われたわね。やっぱり、相当難しいみたい。
確かに、いくら息子本人が自分は父と違うと主張したって、多くの人は色眼鏡で見ちゃうよね。地球連合からもまた目をつけられかねないし。
南チュウザンは何とか無事、北チュウザンに併合されてチュウザン共和国に移行できた。
南チュウザンは実質、タロミとヤミー・オーガ党による君主制みたいなものだったけれど──
その廃止については、貴方の言った通りオーブが裏で若干手を回したおかげか、思ったよりうまく進んだわね。やっぱり、地下にまだ潜伏してるっていうセイラン家の力かな。
レイラ・クルーも晴れて自由の身になり、今はヤエセ近郊でミゲル・アイマンと一緒に生活してる。
彼女がどうするのかは──
これは今度、貴方自身がレイラに聞いてみたほうが早いかもね。
そうそう、ミゲルにはあの後、何度か取材してみた。
彼、素性を隠しつつも見事に議員秘書として転身したわよ。南チュウザンの人民がそこまで不利な条件にならずに北チュウザンに受け入れられたのは、彼の尽力とも言われてる。
……久しぶりに会った時は、明らかに胸元見ながら「ちったぁ大きくなったじゃねぇか」とか何とかいわれて、思わず殴りそうになったけどね。
ついでに言うと──プラントの、「本来の」ミゲル・アイマンの口座には、詳細不明の慈善団体名義の入金が毎月あるみたい。
本来の彼って、実は病気の弟さんがいたらしくて。医療費と生活費の為に、彼はザフトに入ったらしいの。
だからきっと、その入金は──
多分貴方も知ってると思うから、これ以上の野暮はやめておくね。
そういえば、貴方も心配してたよね。ミネルバJrに保護されてた、カーボンヒューマンの子供。
ウーチバラ戦の後、似たような少年兵士を何人か、偽ダガーLやオギヤカのミドルリングから保護出来たけど──
みんな完全に自我を失って、チューブに繋がれていなければ生きられない身体で。
ウーチバラ戦の直後から、彼らは次々に力尽き、亡くなってしまった。
だけど、ミネルバJrにいたあの子だけは、何故か奇跡的に自我を持ち始めたの。
会話は本当にたどたどしくしか出来ないけれど、自分の力で立って歩くことは可能でね。
それで──トライン艦長、思い切って……
プラントのアマルフィ家に連絡を取ったのよ。カーボンヒューマンのオリジナルである、ニコル・アマルフィ。その実家に。
そうしたら、彼の母親が……その子を引き取りたいと申し出て。
今、彼はアマルフィ家で育てられてる。元々、ニコルが得意だったピアノを少しずつ弾き始めて、感情が芽生えつつあるって聞いた。
ノイマン一尉が言ってた。やっぱり、彼の魂というべきものが宇宙を駆け、平穏に生きられる子供へと転生したんじゃないかって。
──彼というのは勿論、貴方のずっとそばにいた『ニコル』のことよ。
貴方に魂を捧げ、身体の全てを犠牲にしても、貴方とアマクサ組を守ろうとした彼のこと。
マユ・アスカは──彼女については、貴方のほうが知ってるかも知れないけど。
少しだけシンのところにいたけど、今はナオトと一緒にマルキオさんの家でお世話になってる。
サイと一緒にアマミキョに乗って、定期的にそっちの治療施設にも通ってて、エクステンデッド用の薬を投与してもらってるんだってね。薬といっても、彼女を生体CPUから人間に戻す為の治療薬を──
あくまで実験段階のものではあるけど、今の彼女の状態を見る限り、特に妙な副作用はないみたいね。チグサ・マナベが彼女の中で復活する兆しも見られないけれど。
だけど本来、ひとつの身体に二つの人格がある状態の方がおかしかったんだし……
このままうまく行ってくれることを、祈ってる。
むしろ今は、ナオトの方が心配ではあるかな。
残念だけど──
今でもナオトの記憶、殆ど戻った様子はない。最早、完全に幼児に逆戻り。
マルキオさんのところでも最初は大変でね。他の子たちより全然大きいのに、他の誰よりも子供で──さすがのマルキオさんも手を焼いてた。一人でトイレも行けなくて、毎晩夜泣きしてたしね。
サイがしょっちゅう様子を見にいってくれて、その時だけはかなり穏やかになるのが救いだって……マルキオさん、言ってたっけ。そのかわり、サイが帰る前後はギャン泣きして暴れたらしいけど。
サイもサイで大変な状況だから、なかなかナオトのところに行けないのがつらいみたい。
アマミキョはご存じのとおり、今も活動中。
モルゲンレーテでコアブロックは全面的に改修されたけど、サイとアマミキョを繋いでおかなければならない以上、ハーモニクスシステムをいきなり完全に削除するわけにはいかなくて。
だから、サイの様子を見ながら、定期的にハーモニクスシステムの縮小を行なう計画が進んでる。
文具団から出向してる社員の中からは、このシステムを何とか平和的に再利用できないかって意見もあったみたいだけど──サイはやっぱり、あまり乗り気じゃないみたい。そりゃそうよねぇ……
そういえば、サイが副隊長職を自分から辞めたのは知ってる? ヒスイさんに譲って、自分はハーモニクスシステム担当のメカニックとして勤めてる。
スズミ先生やシモンズ主任の検診をしょっちゅう受けながらではあるけど、何とかやってる。
そのおかげかな……少しずつ、サイは人間に戻り始めてる。
今ではもう、アマミキョから5日ぐらい離れていても平気でね。この間は久しぶりに実家に帰れたみたい。
それにアスハ代表から、政治を勉強してみないかっていう話までされてるみたいね。サイ本人は最初驚いてたけど代表は結構本気だったし……
ハーモニクスシステムから解放された暁には、オーブの要職に就いちゃうかも?
……だけど、いいことばかりじゃなくて。
貴方には情報入らないと思うし、サイもあまり話さないだろうから、書いておくけど。
この前、彼、ヤエセで襲われたのよ。サイの身体の話を曲解した住民たちに。
サイの体液を飲めば、病気が治るとか不老になるとか何とか……そんな馬鹿な噂が流行ったらしくてね。大勢の住民に川に連れていかれて、殴る蹴るの暴行を受け続けて、半裸になるまで切り刻まれた。
住民たちといっても、二十歳以下の子供が大半だったらしくて。中には妹の病気を治す為にサイを刺してきた子もいたらしくて……サイもその話を聞いたら、ろくに抵抗出来なくなったみたいで。
幸い、スズミ先生と伊能大佐が駆けつけてくれて、何とか事なきを得たけど……
それまでの数時間、サイは暴虐に晒されてた。
どれほど血を流しても死なないサイに、その彼に群がって、破れた服に染みこんだ血を必死で吸い続け、服の切れ端を瓶に詰め込む子供たち──川辺は地獄絵図だったそうよ。
教育って大切だと本当に思った。アマミキョが地域の学校建設に重点を置いているのって、多分その為でもあるのね。
でもその事件のおかげで、サイははっきり分かったって言ってた──
自分の回復能力が、元に戻りつつあることを。
治癒の速度を見る為に、彼は敢えて子供たちに自分を傷つけさせたのかも知れないわね。実際、いきなり肉や内臓を抉るのではなく少しずつ肌を削った方が、多めに血を取れるとか
……子供たちに言ってたらしいし。
しまいには、彼らをけしかけてもいたみたい。大量の血を見て泣き出した子たちに──
中途半端な覚悟で刃を持つな。俺の血が欲しいなら最後までやり切れ、やれないなら今すぐ土下座して謝れって……伊能大佐が飛び上がるレベルで怒鳴ってたみたい。
正直、全然褒められることじゃないと思うけどね……成長しすぎたというか、肝が据わりすぎたというか。
とにかく色々あったけど、サイは頑張ってる。
ザフトから出向しているヴィーノと一緒に、少しでもアマミキョをまともな船にしようって、今も一生懸命よ。
ヴィーノについては……こないだ少し姿を見たけど、浮かない顔してたな。
やっぱりヨウランの様子、あまり芳しくないみたい。彼を傷つけてしまった側の私たちは
──祈ることしか出来ないけど。
山神隊の生き残り──伊能大佐も、まだアマミキョ護衛の任務を継続中。
山神隊は改めて伊能隊として新生して、チュウザンで頑張ってる。
元いたメンバーは、皆いなくなってしまったけれど……
それでも、伊能大佐は元気よ。この前はリンドー元副隊長と一緒に、亡くなった仲間たちのお墓参りに行ってきたみたい。
ミナミ課長も……ずっとこん睡状態だったけど、最近になってようやく目覚めて、自力で立ち上がれるまでになってきた。
この前伊能大佐がお見舞いに行って、山神隊の写真見せたら──
何も喋ることは出来なかったけれど、ひたすら静かに涙を流していたみたい。
カズイも──
サイがアムル・ホウナの顛末を話した時は、男泣きに泣いてた。
──だけど、彼はこうも言ってた。
俺は彼女を、どうしても嫌いになれなかった。それで良かったんだ、って。
考えてみれば、ずっとコーディネイターを避けていたカズイにとって──
アムル・ホウナの存在は、画期的だったとも言えるのよね。
彼女を好きになって、コーディネイターのことも理解していって……
その気持ちは、ずっと大切にしてほしいと思う。彼女がどんなことになったとしても、彼女を好きだった、自分の気持ちだけは。
貴方が国際軍事裁判を受けたと知った時は、どうなるかと思ったけど──
何とか情状酌量されて、実刑を免れて、本当に良かったと思う。
多分これも、アスハ代表とラクスさんのおかげかもね。貴方は確かに酷い被害を地上に齎したけど、貴方がいなければセレブレイトウェイヴも止まることはなかったから。
貴方の罪状を少しでも軽くする為に、サイも死に物狂いで動いてくれたし。
そして、貴方に課せられた服従遺伝子についても、少しは理解ある人達がいてくれて良かった。
服従遺伝子と、それを齎した両親による心的外傷の治療──その名目で、貴方はニューウーチバラに幽閉という形にはなったけれど。
これが貴方へ下された、最善の形の罰だと、私は思う。
それに、貴方にとって最大の罰なら──あのウーチバラ戦直後に、貴方は既に受けている。
貴方がトールの死を利用したこと。
貴方がフレイの死を利用し、サイとキラを散々に弄んだこと。
ついでに言うと、私を利用してアークエンジェルに恩を売ったことも。
それは私にとって、決して許せることじゃない。
だけど、トールの名前と姿で生まれた「彼」が、未だに私の中で言うの。アークエンジェルを護りながら散った彼が。
──俺だって、トールだった、って。
だから──「フレイ」。
私は、少しでも分かろうと思う。トールに成り代わるしかなかった、彼の心を。
フレイに成り代わるしかなかった、貴方の想いを。
完全には分からないかも知れない。どうしても許せないかも知れない。
だけど、分かろうと努力することは出来る。
ナチュラルとコーディネイターがたとえ相いれなくても、分かり合う努力が出来るように。
支え合うことが出来るように。
サイもまたそろそろ、そっちに行く準備をしてるみたい。
今度はマユやレイラだけじゃなく、他にも連れてきたい奴がいるって言ってた。
だから──楽しみにしてて。
ミリアリア・ハウより