善子と花丸の北陸殺人紀行   作:新庄雄太郎

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金沢を観光した後は、加賀温泉へ




第三章 加賀の湯・山代

南と郷と善子と花丸は、山代温泉の送迎バスを待っていた。

 

 

 

「確か、温泉は山代温泉ずらね。」

 

 

 

「うん、あれ、善子は?。」

 

 

 

「善子ちゃんは、観光案内に行っているずら。」

 

 

 

「そっか、山代温泉を聞きに行っているのか。」

 

 

 

善子は、加賀温泉観光案内にいた。

 

 

 

「あのー、山代温泉周辺の観光名所ってわかりますか?。」

 

 

 

「はい、こちらの加賀温泉郷のガイド渡しておきますので、こちらに参考してください。」

 

 

しばらくして、山代温泉の送迎バスがやって来た。

 

 

 

「あっ、来たずら。」

 

 

 

「じゃあ、乗ろうか。」

 

 

 

送迎バスに乗った南達は、山代温泉へ。

 

 

 

山代温泉

 

 

 

「うわー、湯けむりがもくもくするずら。」

 

 

 

「本当だわ。」

 

 

 

今日の昼食は、加賀名物の「加賀そば」を食べて観光することにした。

 

 

 

「善子、花丸ちゃん、ちょっと古総湯へ行ってくるよ。」

 

 

 

「じゃあ、マルは善子ちゃんと一緒にお茶とお菓子を食べて来るずら。」

 

 

 

「善子じゃなくてヨハネ。」

 

 

 

南は、山代温泉の子総湯で1浴びすることにした。

 

 

 

「イヤー、いい湯ですなぁ。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「ここは結構人気なんですよ。」

 

 

 

善子と花丸は、はづちの茶店に行って見ることにした。

 

 

 

「善子ちゃん、こっちこっち 飛び石があるお庭が、とっても素敵ずら―。」

 

 

 

「ふっ、木の葉も色づいて美しいわ、風に散り行く葉は、共に堕天の刻を迎えるべくヨハネを待っていたのね。」

 

 

 

「ふふっ、善子ちゃんが落ち葉を田天に喩えるなんて風流ずらねえ、さすが、張り切って朝一番の「こだま」に飛び乗っただけあるずらー。」

 

 

 

「張り切っているのは、ずら丸も同じでしょ。」

 

 

 

「あっ、お茶屋さんに温泉饅頭と羊羹があるみたいよ、善子ちゃんお抹茶と一緒にたべたいずらー。」

 

 

 

「さっき、お昼に加賀そば食べたばかりでしょ、でも美味しそうね。」

 

 

 

善子の花丸は、お店に入った。

 

 

 

「こんにちは、お茶菓子と加賀棒茶2つ、お願いします。」

 

 

 

「って、食べる気満々じゃない!!しょ、しょうがないわね加賀棒茶ぐらいなら付き合ってあげるわ」

 

 

 

「えへへ、ありがとう。」

 

 

 

そして、南が古総湯から戻って来た。

 

 

 

「いゃー、いい湯だったよ。」

 

 

 

「どうだった、古総湯は。」

 

 

 

「うん、凄かったよ。」

 

 

 

「次、どこへ行くずら。」

 

 

 

「ねぇ、那谷寺へ行って見ようか。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

南と善子と花丸は、バスに乗り那谷寺へ。

 

 

 

那谷寺

 

 

 

南と善子と花丸は、那谷寺の大悲閣へ登って来た。

 

 

 

「おーっ、絶景ずら。この景色ネットで見つけた写真そのものずらね。」

 

 

 

「ここは確か、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が歩いた場所だね。」

 

 

 

そして、南は。

 

 

 

「石山の石より白し秋の風。」

 

 

 

「上手ですね。」

 

 

 

「芭蕉の句だよ。」

 

 

 

「そっか。」

 

 

 

と、善子は。

 

 

 

「あっ、あの女は。」

 

 

 

と、那谷寺にお参りする女を見かけた。

 

 

 

「善子がさっき見た女か。」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

「なるほど。」

 

 

そして、花丸は南に言った。

 

 

 

「ところで、どの旅館に泊まるずら。」

 

 

 

「山代温泉の瑠璃光だよ。」

 

 

 

「ああ、結構大人気の温泉ね。」

 

 

 

と、善子は言う。

 

 

 

「今日と明日は、このチャンスを満喫するわよ」

 

 

 

「賛成ずらー。」

 

 

 

南は、善子と花丸と一緒に山代温泉の「瑠璃光」で1泊することにした。

 

 

 

「うん、温泉楽しみだね。ハッ、善子ちゃんテンション上がって湯船に堕天とかしちゃだめずらよ。」

 

 

 

「しないわよ!そんな事したら、ずら丸の読書の邪魔になっちゃうでしょ?。」

 

 

 

「フフフ善子ちゃん優しいずらぁ。」

 

 

 

そして、善子と花丸は温泉に入った。

 

 

 

「はぁぁぁー極楽、極楽ずらー。」

 

 

 

「まさに、北陸の宿って感じだね。」

 

 

 

「こういう自然に囲まれた温泉も、素敵ずらね。この前読んだ小説の場面を思い出すずら」

 

 

 

「ああ、あれね?懐かしくて、あの後私も読んでみたけどそんな場面あったかしら?。」

 

 

 

「うん、温泉泊まった翌日に行方不明になって、翌日に死体で発見されたずらぁ。」

 

 

 

「ああ、それ私はドラマで見たけど。」

 

 

 

「善子ちゃんもしかして、堕天したくなっちゃったずら?。」

 

 

 

「だからしないってばっ、それよりその本は読まないの?。」

 

 

 

「今はこの絶景と、お喋りが楽しいから、また後にするずら」

 




山代温泉で1泊した後は、高岡へ向かった。
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