「そうか、郷君の。」
「うん、実は俺の高校の先輩なんです。」
と、郷は言った。
「つまり被害者は、郷君の部活の先輩か。」
「ええ。」
「という事は、この2人は進路で1人は東京へ行ったんだよね。」
「うん、日野下は東京の大学で、清川は名古屋市内で就職をしたんだ。」
「ほう、なるほどねぇ。」
「清川は、高校3年の時に父を病気で亡くし、進学を諦めて名古屋市内で就職することになったんだ。」
「ほう、それで名古屋市内で働いていたのか。」
と、達仁は言った。
「つまり、被害者に共通することは何なのかな。」
「問題は、2年前に何があったかだよね。」
「善子、少し気にならないか。」
「そうよね。」
「という事は、2年前に郷君の部活で何かあったんだよね。」
「ええ、それも考えられるわ。」
と、善子は達仁に言った。
「今回行った、俺たちの北陸旅行に2年前の事件に関係しているのかな?。」
「もし、そうだとしたら何かあるよね。」
「うん。」
そして、達仁と善子と花丸は図書館へ行って調べることにしたそうです。
「あっ、あった、これだよ。」
「えっ。」
「何かわかったずら。」
「うん、これだよ、2年前の事件は。」
「えーと、サッカー大会で悪質なタックルと生徒の頭突きで清川と日野下の同級生である坂東啓介が試合中に脳出血で死亡した。」
と、新聞記事に書いてあった。
「そうか、2年前にスポーツ大会で生徒が死んでるよ。」
「対戦相手は、堂森高校か。」
「堂森高校って、体罰事件で問題になっていたんだよね。」
「そうだよ。」
「じゃあ、今回の事件は2年前に関係してるのかな。」
「そうかもね。」
そして、次の日。
達仁は東京から新幹線「のぞみ」に乗って名古屋へ向かい、友人の郷君の方へ会いに行くことにした。
「えっ、2人がそんな事が。」
「ええ、俺の友人がサッカー部にいて大変だったんだよ。」
「郷君、明らかに悪質な反則行為だったのか。」
「それが、反則行為がどうかもやもやになってしまったんだ。」
「そうか。」
「問題は、どっちが悪いかだ。」
「ええ。」
達仁は、さっそくこの事件の謎を解くことにした。
「うーむ、やはり相手のチームに問題があるな。」
「えっ、それ本当なの。」
「うん。」
「つまり、そのチームはそのコーチの指示でタックルをやれと指示をしたんだよ。」
と、達仁は善子と花丸に言った。
「そうか、犯人はそのコーチの指示で相手を死亡させたんだよ。」
「なるほど、犯人はこの中に犯人がいるって事ね。」
「その通りだよ、善子。」
「じゃあ、犯人はこの卒業生の中にいるのね。」
「そう言う事だ。」
そして、この事件の謎は解けるのか。