切り札はゴキボール   作:白銀蟷螂

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Episode1
ゴキボールvsブルーアイズ・ホワイトドラゴン(前編)


 ブラックドミノシティF区。

 薄暗い路地裏に二人の男女がいた。

 

 男の方の名前は山田三郎。

 テンバイヤー山田の異名を持つデュエリストである。

 彼は名の通りデュエルモンスターズのカードを転売することによって生計を立てているデュエリストだ。

 周囲の小汚い路地の風景に反して、山田の服装は小綺麗なものだった。

 身に着けているスーツや革靴、腕時計は一級品ではないもののそれなりの金額。

 

 このブラックドミノシティの下層区において山田は金を持っている部類の人間だった。

 無論、金を手に入れる手段は転売である。

 販売数が限られている商品を買い占めて高値で販売する。

 最近では、ブラックドミノシティ最優のデュエリストと謳われる決闘女王(デュエルクイーン)が使用する『蟲惑魔』のグッズが発売されたので、買い占めて高値で売り捌くことで莫大な利益を得た。

 結果、多くの人に商品が行き渡らなくなるわけだが、そんなこと知ったことではない。

 自分の利益さえ出れば、他の連中に商品が行き渡らなくなろうとどうでもいいのだ。

 むしろ自分は経済を回して社会に貢献している人間であり、感謝されるべきだと考えている。

 

 そして今回のカモは目の前にいる女だった。

 年齢は二十歳ほど。緑みがかったショートヘアに小柄な体格。黒のロングコートを羽織り、首から金属タグをかけている。

 胸はツルペタでまな板のような体系だ。

 一見すれば男と見間違いかねないほどに、女性的な魅力は皆無。

 転売で得た金でデュエル風俗によく通っている山田からすれば、こいつは女の中でも最低ランクのカス。

 金でも貰わない限り抱いてやる価値のない女だった。

 だが、こんなカス女でもレアカードを持っているとなれば話は別だ。

 

 《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)

 

 この世界に4枚しかないというウルトラレアを超越したブルジョアレアカード。

 全てがデュエルで決まるこの世界において、デュエルモンスターズのカードの価値は高い。

 《青眼の白龍》は3000という高い攻撃力と、その稀少率から安くても300億円になると言われている。

 それをこの女はたったの100万円で売るというのだ。

 とんでもない情報弱者。胸だけでなく頭まで足りないバカ女である。

 

「それじゃあブツを渡してもらおうか」

「金が先、100万受け取ってから青眼は渡すから」

 

 女はカードを裏返しにしたまま金を要求してくる。

 仕方ない。ここで渋って取引がなしになるのは困る。

 100万円の入った封筒を女に手渡した。

 

「うん、ちゃんと100万あるね」

 

 しばらく金を数えていた女が満足げに頷く。

 馬鹿がと、山田は心中で嗤った。

 たったの100万で300億のカードが手に入るなら安いものだ。

 

「じゃあはい。これ、青眼。大切にしてね」

 

 山田は青眼の白龍を大切にする気など微塵もなかった。

 無論、傷をつけないようにはする。

 だがそれはブラックマーケットで売り捌くためだ。

 山田にとってデュエルモンスターズのカードは転売のための道具でしかなかった。

 満身の笑みでブルーアイズを受け取る。

 だがカードを見た瞬間、その笑みは消え去った。

 

「おい、なんだよ。これは!」

 

 声を荒げる。山田が渡されたカード、それは……

 

 《青眼の銀ゾンビ(ブルーアイド・シルバーゾンビ)

 星3 闇属性 アンデット族

 攻撃力900 守備力700

 目から出す怪光線で、相手をゾンビに変えてしまうと言われている。

 

「いや、だから青眼だけど。ああ言い方が紛らわしかった? 私は青眼の銀ゾンビを100万で売るって言ったんだけど」

 

 全てがデュエルで決まる世界とはいえ、攻撃力900、守備力700の通常モンスターである《青眼の銀ゾンビ》の価値はそう高くない。

 

「なんか勝手に勘違いしてたみたいだけど、商品の返品交換は一切受け付けないから」

 

 ブラックドミノシティにクーリングオフなどという制度はない。

 

「てめぇ、ふざけんなよ、女。癲狂院(てんきょういん)遊羽ァ!」

 

 山田の取引相手だったまな板のような胸の女、癲狂院遊羽は薄く笑った。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 ブルジョア流デュエリスト、北条正義に敗北してから五年。

 遊羽は十九歳になった。

 胸は相変わらず平坦なままである。

 現在は『害虫(インセクト)』の異名を持つデュエリストとして、この暗黒街で活動しており《青眼の銀ゾンビ》の販売は稼ぎの一部を支える副業だった。

 

「俺はこんなこと認めねえぞ」

「じゃあデュエルで決める?」

「な、何だと」

 

 ブラックドミノシティにおいてこの手の揉め事は珍しくなく、解決手段としてはデュエルが用いられる。

 だがデュエルになるのは都合が悪いのか山田は露骨にたじろいでいる。

 テンバイヤー山田はその異名の通り決闘転売屋だが、職業柄、強力なカードが手に入っても金に換えてしまうので、あまり強力なデッキは持っていないのだろう。

 

「おい、お前らそこで何してる」

 

 ここで第三者の声。

 現れた男の服装を見て山田が勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

 その男性はセキュリティというデュエルで犯罪者を拘束する警察官だった。

 

「はは、癲狂院。てめーはもう終わりだ」

 

 デュエルの腕に自信がなくてもセキュリティに頼めば代わりにデュエルをしてくれる。

 

「私とデュエルする気はないの?」

「セキュリティに任せるさ、善良な一般市民としてはな」

「そう。じゃあ好きにすれば」

 

 詐欺被害にあって街のお巡りさんに助けを求める。

 一見すれば、それは正しい選択。

 たがその正しいと思われた選択が、このブラックドミノシティという街では破滅へのロードにつながっていることもある。

 

「おい、セキュリティの旦那。あの女はデュエル詐欺師だ」

「話を聞かせてみな」

 

 山田がセキュリティに事情を話す間、遊羽はその様子を静観していた。

 

「ほお、青眼の銀ゾンビを青眼の白龍と偽って売られたねぇ」

「さあ旦那、あのクソ女をデュエルで拘束してくれ」

 

 この状況、普通に見れば有利なのは山田だ。

 山田はデュエル転売屋ではあるが転売は犯罪ではない。

 対して遊羽がやったのはブラックもブラック。あからさまな詐欺である。

 

 だが……

 

「ん? 今の話、何か犯罪になるようなところがあったか」

 

 何を言っているかわからないとでも言いたげな口調でセキュリティの男性はそう言った。

 

「丁度よかった。牛尾、今月分払っとくよ」

 

 先ほど山田から受け取った封筒から10万円を抜き取ってセキュリティに渡す。

 牛尾と呼ばれたセキュリティはもぎ取るように金を受け取ると、それを一枚ずつ数えてからポケットにねじ込む。

 そのやり取りを見て山田が正しく現在の状況を認識したようだ。

 

「クソ、このクソが! 最低のクソ共が!!」

 

 その区画の管轄のセキュリティに毎月賄賂を払えばブラックもホワイトになる。

 それがこのブラックドミノシティという街である。

 

「クソ共、だと。おい、まさかそれ俺に対しても言ってんのか」

 

 金を受け取って上機嫌だったセキュリティ、牛尾の態度が一変する。

 

「このクズはともかく、セキュリティである俺への暴言は聞き逃せねえな」

 

 遊羽をクズ呼ばわりしながら、牛尾が半笑いで山田を恫喝する。

 

「てめーをデュエルで刑務所送りにしてもいいんだぜ」

 

 脅すように牛尾はデュエルディスクを振りかざした。

 

「畜生! 畜生!! クソが!」

 

 悪態をつきながら山田は逃げるようにその場から走り去っていった。

 所詮、決闘転売屋ではセキュリティの権力には逆らえない。

 

「それにしてもお前は相変わらずしょうもねえ商売をしてるみたいだな」

「ちょっとした副業だけど、それなりに稼ぎが良いからね」

 

 事実としてF区出身者がブラックドミノシティの一般企業に入っても一か月で稼げる金これの十分の一にも満たない。

 現在、遊羽には金を集めなければならない理由があり、そのためなら手段は択ばない。

 

「たっく本当にどうしようもねえクズ野郎だな」

「野郎って、何度も言っているけど私、女なんだけど」

「はは、そういえばそうだったな」

 

 初めて牛尾にあったとき、本気で男と間違われた。

 それ以降、彼は遊羽のことをクズ野郎と呼ぶ。

 

「だったらお嬢様とでも呼んでやろうか」

「……うえ、何か気持ち悪いから野郎でいいや」

 

 自分に女性的な魅力があるとは思ってないので、そこまで気にしていない。

 

「それにしても、こんなことばっかりやってたら、そのうちデュエルで命を狙われるかもしれねえぞ」

 

 この世界は全てがデュエルで決まる。

 何をするにもデュエルを介する必要があり、逆に言えば強制デュエルを挑まれて敗北した場合、殴られようが犯されようが殺されようが無抵抗で受けなければならない。

 この世界においてデュエルは絶対であり、法則としてデュエルの結果に逆らうことはできないのだ。

 

「何、心配してくれてんの?」

「勘違いすんじゃねえよ。金づるに死なれたら俺の懐に入る金が少なくなっちまうからなぁ」

 

 出会った時からそうだが金が好きな男である。

 

「てめえが月にもう10万払うんなら、この牛尾がボディーガードをしてやってもいいんだぜ」

「それは別に必要ないかな」

「あん?」

「デュエルで襲撃されたならデュエルで黙らせるから」

 

 それはデュエリストとして当然のこと。

 

「はっ、可愛げのない女だねぇ」

 

 初めから良い返事を期待はしていなかったのか落胆した様子はない。

 

「やはりてめえなんざ、クズ野郎で十分だよ」

 

 吐き捨てるように牛尾がそう言った。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 牛尾の警告が現実となったのは、それから三日後のことだった。

 F区の表通りを歩いていた遊羽の前に一台6000万円を軽く超えるデュエルリムジンが停車する。

 その車から降りてきたのは遊羽よりやや年下の金髪ロングヘア―の少女だった。

 おそらくはデュエルアカデミア高等部に通うぐらいの年頃だ。

 

「あらあら、こんな底辺の地区に住んでいる貧民は胸も貧相なんですわねぇ」

 

 白い毛皮のコートに高級ブランド服。少女が身に着けている衣服は紛れもない一級品であり、テンバイヤー山田などとは違う、本物のブルジョアデュエリスト。

 ブラックドミノシティでも限られた人間しか住めないA区、通称トップスの人間であることは間違いない。

 

「本当に汚い場所ですわねぇ、タイヤに泥がはねてますわ。この車は帰ったら廃車にして、お父様に新しいデュエルリムジンを買ってもらいますわ」

 

 一台6000万円の車を廃棄すると、当たり前のようにその娘は言い放った。

 

「申し遅れましたわ。わたくしは龍堂院麗華。龍堂院家の長女にして、龍堂院カンパニーの時期後継者ですわ」

 

 龍堂院カンパニー。ブラックドミノシティ四大企業の一角に名を連ねる大企業であり、目の前の娘はそこの社長令嬢。

 遊羽も名前は知っているが顔を見るのは初めてだった。

 

「で? 四大企業のお嬢様が、その貧民に何のようなわけ」

「わたくしとデュエルしなさい。そして負けたらブラックドミノタワーの最上階から飛び降りてもらいますわ」

 

 ブラックドミノタワーとはC区で最も高い電波塔であり、その高さは約300メートル。

 

「つまり私に死ねってこと?」

 

 その最上階から飛び降りれば絶命は免れない。

 

「理解が早くて助かりますわ」

 

 確かに牛尾からは命を狙われるかもしれないと警告は受けていた。

 だが少なくともこのお嬢様に恨まれるようなことをした覚えは何もない。

 

「わたくしDチューブでこういうチャンネルを運営してますの」

 

 そういって龍堂院麗華はスマホを取り出すと遊羽に見えるようにかざした。

 Dチューブとはブラックドミノシティ最大手の動画投稿サイトである。

 そこには『ドラゴンプリンセスちゃんねる』なる画面が映っていた。

 中古スマホを取り出してDチューブを開いてからそのチャンネル名を検索する。

 

「……ああ、そういうこと」

 

 『ドラゴンプリンセスちゃんねる』の画面をスクロールすると

 

『F区の貧民デュエリストを金属バットで滅多打ちにしてみた』

『底辺デュエリストの底辺デッキのカード、本人の目の前で全部破ってみた』

『貧民デュエリストをリンチにした後、貧民デッキのカード燃やしてみた』

 

 といったタイトルの動画がずらっと並んでいた。

 このお嬢様は暴力系Dチューバ―で、F区に遠征して貧困デュエリストをデュエルで倒した後に暴行、器物破損等をして、それをネタに動画を投稿しているのだ。

 

「最近チャンネル登録者数が伸び悩んでますし、そろそろ人が死ぬデュエル企画にチャレンジすることにしたのですわ」

 

 Dチューブの広告料に興味はないのだろう。

 金なら親から幾らでもお小遣いとして貰うことができる立場の人間だ。

 純粋にチャンネル登録者数を増やして承認欲求を満たすのが目的。

 

「底辺の貧困デュエリストが死ぬ動画なら、バズること間違いなくてよ」

 

 目の前の令嬢はバズり目的の動画を撮るためだけに遊羽に死ねと言っている。

 

「面倒ごとは避けたいので強制デュエルではなく、敗亡した際あなたが身投げするという取り決めの元にデュエルしてもらいますわ」

 

 繰り返しになるが、この世界はデュエルで全てが決まる。

 つまりデュエル前に何かしらの取り決めをした場合、デュエル終了後、敗者は取り決めに必ず従うことになる。

 だが、それは――

 

「そんな話、私が受けると思ってんの?」

 

 取り決めをした上でのデュエル殺人なら強制デュエルで相手を殺した場合と異なりセキュリティも介入することはできない。

 デュエリスト同士が合意した上で行われたデュエルの結果に介入するなど、デュエリストとして許されることではないからだ。

 取り決めはデュエルディスクに記録されるが、両者が承諾しないことにはこのデュエルは成立しない。

 現時点において、こちらが命を賭けるメリットは何一つとしてない。

 

「貧民一匹殺すのに、こんな手間をかけるのも面倒ですがいいでしょう」

 

 そう言って龍堂院麗華はデュエルリムジンからブランドの革製バッグを取り出すと中身を見せる。

 ブランドバッグの中には札束がギッシリと詰まっていた。

 

「貧民の命なんて本体ならレアカード1枚どころか1円の価値もあるとは思いませんが、デュエルを成立させるためなら仕方ありませんわ。1000万円で十分でしょう」

 

 つまり目の前の令嬢は1000万円賭けるので、そちらは命を賭けろと持ち掛けている。

 この提案に対して即答はしない。

 ここで即答しないのはデュエルで命を賭けるのに迷っているとか、そんなことではなく別の理由。

 あのバッグにはパッと見て2000万円以上は入っている。

 ならやるべきことは一つだ。

 

「賭け金、2000万にしてよ。それならデュエルを承諾する」

 

 遊羽の発言を受けて龍堂院麗華は露骨に顔をしかめる。

 

「はぁ? 本当にあさましい貧民ですわね。わたくしの言葉が聞こえなかったのかしら。あなたのような底辺の命には本来1000万円の価値もなくてよ」

「負けて金取られるのをビビってんの?」

 

 龍堂院麗華が顔を引きつらせて口元を大きく歪める。

 

「どこまでもイラつかせる貧民ですわねぇ。こんな端金、わたくしがお父様から貰うお小遣いの一部ですから惜しくもなんともありません」

 

 バッグに入った札束を指差しながら龍堂院麗華が言う。

 

「それ以前に、あなたのような底辺デュエリストがわたくしにデュエルで勝てる可能性などありませんわ」

 

 トップスの人間としては、それが当たり前の認識だろう。

 

「しかし不相応な金額を望むなら、そちらにも賭けるものを追加してもらいましょう」

 

 何かを思いついたのか龍堂院麗華の口元がつりあがる。

 既に命を賭けているというのに、これ以上何を賭けるというのか。

 

「あなたがデュエルに負けたら、ブラックドミノタワーから飛び降りる前に汚い男たちに強姦されなさい。底辺の地区なら探せばデュエル浮浪者の類などいくらでもいるでしょう」

 

 確かにF区にはそういった男たちは無数にいる。

 

「この条件なら2000万円を賭けてもよくてよ」

 

 そして自らがデュエルすることなく女性を強姦できるとなれば、ブラックドミノシティのデュエルホームレスたちは喜んで行うだろう。

 

「底辺の貧民女がデュエルに負けて汚い浮浪者に強姦されてから飛び降り自殺する。これをDチューブに投稿すればバズること間違いなしですわ。チャンネル登録者数もウナギ登りでしてよ」

「あんたさ、女として思うところとかないわけ? 女性は強姦を嫌悪するもんでしょ」

 

 とりあえず一般的な女性としての発言をしてみる。

 

「あら、決闘強姦(デュエルレイプ)などという、女性に対する卑劣なデュエル性犯罪は許されることではありませんわ」

 

 一見すれば、矛盾しているかのような龍堂院麗華の言動。

 

「ですがF区出身者など女性でもなければ人間でもない虫けらでしょう」

 

 さも当たり前のようにこの令嬢はそう言い放った。

 トップス市民の中では珍しくない価値観であり、特に驚きはない。

 

「言いたいことはわかった。じゃあその条件でデュエルを始めようか」

 

 腕に装着しているデュエルディスクを起動して構える。

 デュエルディスクが展開され、カードプレートがソリッドビジョンによって生成される。

 

「虫けらが一端のデュエリストを気取るとは、滑稽極まりないですわね」

 

 小馬鹿にしたように嗤いながら、龍堂院麗華もデュエルディスクを展開する。

 

龍姫(ドラゴンプリンセス)の異名を持つ、わたくしが本当のデュエルを教えてあげますわ」

 

 両者のデュエルディスクのオートシャッフルシステムが起動して互いのデッキが自動でシャッフルされる。

 そしてデュエルディスクによって先攻後攻が決定される。

 

 

 害虫 ―― 癲狂院遊羽 /  LP4000

 

            VS

 

 龍姫 ―― 龍堂院麗華 / LP4000

 

 

「「決闘!!」」

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