セックスデーモン豚島の決闘強姦によって会場は熱狂に包まれていた。
観客たちの大半がレイプコールを叫び、セックスデーモン豚島がそれに応える形で鈴木三佐枝を犯し続ける。
鈴木三佐枝が意識を失うたびに、奴隷杯の運営スタッフがバケツで顔面に冷水かけて意識を覚醒させた。
最終的にそれが六回繰り返され、豚島が満足したことによって強姦は終了した。
白濁液まみれになり痙攣した鈴木三佐枝が運営スタッフに担架で運ばれて退場する。
『こんなもんは序の口だ! 俺はまだまだヤれるぜ! 次は生贄の羊じゃなく、クソ生意気な昆虫女、インセクト遊羽をレイプする! 下等な女の中でも胸がねえ最下等種だが、トップス女の前菜ぐらいにはなるだろ! ぶっ壊れるまで犯してやるぜ!!』
ブラックドミノシティ決闘強姦数No1の
おそらく一般の女性なら恐怖や嫌悪が生まれるのだろう。
だが現在、遊羽が考えているのはデュエルのこと、セックスデーモン豚島が使用するデッキについてだ。
一回戦でわかったのはセックスデーモン豚島が悪魔族デッキを使用しており、《デーモンの召喚》を所持しているということ。
どちらも事前に調べていた内容であり、新しい情報は得られなかった。
わざと負けるためにデュエルしている女が相手では、エクストラデッキのカードを使用する必要もないということか。
観客たちの声援を受けながら、セックスデーモン豚島がコロシアムから退場していった。
第一回戦第三試合『ドラゴンプリンセス麗華vs佐藤佳乃』の試合。
デュエルが開始して数ターンが経過する。
《青眼の白龍》
星8 光属性 ドラゴン族
攻撃力3000 守備力2500
「これでわたくしの勝ちですわ。ブルーアイズの攻撃、滅びのバーストストリーム!」
《青眼の白龍》の攻撃によって佐藤佳乃のライフポイントが0になった。
龍堂院麗華は相変わらずレアカードによる力押しのプレイングだったが、カードパワーに大きな差がある以上、やられ役の女に負けるはずもない。
「あれが噂の青眼の白龍」
「一枚300億円のブルジョアレアカードか」
「流石に見栄えのいいドラゴンだな」
豚島の時ほどの熱狂はないが、遊羽の時と比べると観客たちは盛り上がっていた。
観客たちもデュエリストである以上、やはりあの《青眼の白龍》の実物は一見の価値があるということだろう。
「おい、お嬢様! 勝ったんなら、その女をレイプしろよ!」
ここで観客席から若い男の一人がそう声をあげた。
「はは、レズレイプか! たまにはそういう趣向もいいかもね!」
「女同士のセックス、僕は好みだよ。ぜひしてもらいたいな」
「初戦の昆虫女はさっさと戻っちまったからな。あんたはちゃんとヤレよ!」
それに続いて他の観客たちも龍堂院麗華にレズ強姦を要求し始める。
「おいおい勘弁してくれ、俺はレズなんて御免だぞ」
「女同士のセックスなんて非生産的だ。少子高齢化が進んでしまう」
「同性愛とか気持ち悪いだろ。そういうのはマニア向けの大会でやれよ」
しかし観客の中にはレズセックスに反感を持つ者もいるようだった。
「ちょっと待ちたまえよ、同性愛の否定はポリティカル・コレクトネスに対する否定だぞ」
「確かに君たちは少し意識が低いようだね。ポリコレを重視するなら、女が女を強姦するのも認めるべきだ」
「デュエル有識者である私が断言しますが、レズレイプを容認することで、ポリティカル・コレクトネスへの見識を深めることができるでしょう」
レズ肯定派と否定派の争いに、意識が高そうなデュエル有識者たちも加わる。
「ポリコレとかどうでもいいから、さっさとレイプしろ!」
最初に声をあげた若い男性が再度、龍堂院麗華に対してレズセックスを要望する。
それに対する龍堂院麗華の反応は、どこまでもこのお嬢様らしいものだった。
『はぁ? わたくしのようなVIPが下民と性行為をするなんてありえませんわ。わたくしの高貴な体が汚れるでしょう』
観客の要望を跳ね除けると、龍堂院麗華はさっさとコロシアムから立ち去って行った。
「ちっ、あの女、お高くとまりやがって」
「まあいいでしょう。彼女の準決勝の相手はセックスデーモン豚島だ」
「あの生意気なお嬢様が、我らの強姦悪魔に滅茶苦茶にされるのが楽しみだね」
第一回戦第四試合『デーモンスレイブ莉子vs田中朱里』の試合。
両選手が立ち位置についたことでデュエルの準備が整った。
水色のブラウスにスカート姿の田中朱里に対して、デーモンスレイブ莉子の恰好は異様だった。
雨も降っていないのに黄色の雨ガッパを着て、頭にフードをずっぽりと被っている。
デュエルディスクは袖を通していない方の雨ガッパの内側の腕に装着しているようで、左腕のあたりに膨らみがあった。
彼女は選手控室でもこの格好だったので、けっこう目立っていた。
『ご主人様! あなた様の命令通り奴隷杯を盛り上げて見せます! セックスデーモン豚島様の奴隷であるこの私、デーモンスレイブ莉子がやります!!』
突然、そう叫ぶとデーモンスレイブ莉子が黄色の雨ガッパを勢いよく脱ぎ捨てた。
露わになった彼女の恰好は、観客たちを悦ばせるのには最適であろうものだった。
この茶髪の少女が身に着けているのはデュエルディスクを除くと、Tバックの黒いショーツと乳首に貼られたハートマークのニップレスのみ。
そして目立つのが背中に刻まれた『デーモンの召喚』のタトゥーだった。
「あれがセックスデーモン豚島の新しい奴隷か」
「彼は自らの所有物には必ずデーモンの召喚のタトゥーを刻みますからね」
「豚島の指示だろうが、登場演出も中々凝ってるじゃないか」
そしてデュエルが開始して数ターンが経過する。
《タルワール・デーモン》
星6 闇属性 悪魔族
攻撃力2400 守備力2150
デーモンスレイブ莉子の場には、高い攻撃力を持った上級モンスターがいた。
《デーモンの召喚》にこそ及ばないものの、あれはかなりのレアカードだ。
おそらくはセックスデーモン豚島から貸し与えられているのだろう。
『タルワール・デーモン様でダイレクトアタック!』
自らのモンスターを様付けしながら、直接攻撃を指示するデーモンスレイブ莉子。
これによって田中朱里のライフポイントが0になる。
これまでの女性同士の試合はここで終わっていた。
『ええっと、それではご主人様から対戦相手の女を強姦するように指示があったので実行します。セックスデーモン豚島様は下等な女同士のまぐわいも大会を盛り上げるエンタメショーにはなるとおっしゃっておられます。趣向に合わないという方はどうかご容赦を』
デーモンスレイブ莉子が田中朱里の服を脱がせて乳首に舌を這わせる。
『そ、そんな、相手が女性だったから安全だと思ったのに』
田中朱里が青ざめながら顔を歪める。
「さすが豚島! 女の使い道をよくわかってる」
「うーん、レズは少し苦手だけど、セックスデーモン豚島がそう言うなら見てみようかな」
「素晴らしい! 豚島君はポリティカル・コレクトネスへの配慮もできたデュエル有識者のようだ」
観客たちの多くがデーモンスレイブ莉子のレズレイプに対して肯定的な態度を見せ始める。
この奴隷杯という舞台において、セックスデーモン豚島はその場にいなくても大きな影響を及ぼせるらしい。
第一回戦第五試合『ドメスティックバイオレンス郷田vs北野千代』のデュエルは郷田が勝利して北上千代を強姦。
続いて第一回戦第六試合『ファックプラント植木vs斎藤恩』のデュエルが始まりターンが経過した。
《ギガプラント》
星6 地属性 植物族
攻撃力2400 守備力1200
スーツを着て眼鏡をかけた男性、ファックプラント植木の場には再召喚することで特殊能力を得ることができるデュアルモンスター《ギガプラント》がいた。
どうやら彼はその異名の通り、植物族を使うデュエリストのようだ。
「ふむ。これで終わりのようですね。ギガプラントで攻撃!」
《ギガプラント》が攻撃表示の《ホーリー・エルフ》を撃破したことで斎藤恩のライフポイントが0になる。
繰り返される勝敗の分かり切ったデュエル。
観客たちのお目当てはここからだ。
ファックプラント植木は男性のデュエリストであり、これまで通りの流れなら強姦ショーが始まる。
『皆さん。申し訳ありませんが、私は妻子持ちです。見ず知らずの女性を強姦して妻と娘を裏切ることなどできない。それに娘にとって誇れる父親でいたいと思っています』
観客席に向けて、ファックプラント植木が宣言した。
「馬鹿野郎!!」
次の瞬間、観客席から罵声が飛んだ。
「てめえ、初参加だったな。この大会には暗黙のルールがあるんだよ!」
「強姦ができない男にデュエリストの資格はねえ!」
「娘に誇れる父親でいたいなら、女の一人や二人レイプぐらいしてみせろ!」
多数の観客による暴言がファックプラント植木に投げかけられた。
『お待ちいただきたい。自分も奴隷杯の趣向は理解しています。ですから妻子を裏切らずに、デュエルの敗者である女性を凌辱したいと考えております』
一見すれば、それは意味不明な言葉。
観客たちにも戸惑いが広がる。
『改めて自己紹介をしておきましょう。私は植木森林。B区にあるプラントコーポレーションの社長をしております』
ここで会場の巨大モニターに会社名とロゴが表示された。
おそらく事前に奴隷杯の運営と打ち合わせが済んでいる。
『今回、皆さまに紹介させていただくのは妻子持ちでも、妻や子供に恥じることなく、女性を凌辱することができる商品です』
四名の男性が布で覆い隠された巨大な物体を台車で運んできた。
プラントコーポレーションのロゴがプリントされた服を着ているので、奴隷杯のスタッフではなく、ファックプラント植木の部下だろう。
植木の部下である男性の一人が勢いよく、その布を引っ張って取り払う。
現れたのは巨大な触手植物であった。
リアルソリッドビジョンかと思われたが、デュエルが行われていない以上、あれは映像の類ではない。
『これは弊社の最新のナノマシン技術で造り上げた、植物型のアダルトマシン『ファックプラント』です。商品名は自分の異名からとらせてもらいました。これがあれば妻子持ちであっても、家族に恥じることなく女性を凌辱することができます。さっそく弊社のテクノロジーをお見せしましょう』
植木がリモコンを操作すると、植物型のアダルトマシン『ファックプラント』が動き始めた。
『い、いや、やめて!!』
太い触手によって拘束されて持ち上げられた斎藤恩が悲鳴をあげる。
細い触手から液体が吹き出して彼女の服が溶け始めた。
『この液体は人体に害を与えず、服だけを溶かします。我が社の商品は女性に対する安全面の配慮もされている』
全裸になった斎藤恩の口と女性器に植物型の触手が挿入される。
僅かに間を置いて、斎藤恩の体がビクンッ、ビクンッと仰け反った。
『今、触手から彼女の体内に感度を10倍にする液体を投入しました。このマシンは最大で感度を100倍にすることができる優れものです』
巨大な植物型マシンで斎藤恩が凌辱される中で、ファックプラント植木は淡々と商品のプレゼンをする。
「これは新しい趣向ですな。ファックプラント植木、評価を改める必要がありそうだ」
「他の男性デュエリスト、あの豚島であっても、こんな凌辱はできないでしょうからね」
「人ではなく植物に犯されている女性というのも趣があるね。やるじゃないか、植木」
観客たちにも好評なようで、手のひらを返してファックプラント植木を称賛する。
『この商品、通常価格ですと2380万円しますが、この会場にいる方限定で2000万円の特別価格で販売させていただきます。お求めの際はぜひとも私か、会場に来ているプラントコーポレーションの社員にお声かけください』
巨大モニターに植物型アダルトマシン『ファックプラント』の商品名と写真、価格が表示される。
その商品の実演として斎藤恩は徹底的に触手凌辱を受けることになった。
第一回戦第七試合『ネグレクト前田vs青木七海』では前田が勝利して青木七海を強姦。
そして第一回戦の最終試合『ヘルカイザー亮vs平野芽衣』の試合が始まった。
『私のターン、です』
先攻を取ったのは平野芽衣。
黒い短髪のおどおどした雰囲気の少女だ。
『わ、私はホーリー・エルフを攻撃表示で召喚します』
《ホーリー・エルフ》
星4 光属性 魔法使い族
攻撃力800 守備力2000
例のごとく負けるためのプレイングであったが、これまで女たちに比べると慣れていない様子だった。
「おい! やられ役の女は一々モンスター名を宣言しなくていいんだよ! 時間の無駄だろうが!」
「まあまあ、あの娘はこれまで見たことがない。もしや初参加なのでは」
観客席でヤジを飛ばした若い男性を中年の男性が窘める。
『お気づきのお客様もいるようですね。彼女は今回奴隷杯に初参加となる平野芽衣。デュエルアカデミアで悪いお友達からデュエルドラッグを渡されてハマってしまった哀れな少女です。負け役としての役割を果たせば1ダースのデュエルドラッグが報酬として渡されることになっています』
その受け取った1ダースのデュエルドラッグを使い終われば、あの平野芽衣という娘はまた奴隷杯にやられ役として参加することになるだろう。
おそらくあの娘はデュエリストとして、或いは人間として破滅するまで、奴隷杯に出続ける。
『ターン、エンドです』
平野芽衣がターン終了の宣言をしたことで、後攻のヘルカイザー亮のターンが始まる。
『俺のターン。ドロー』
ヘルカイザー亮は引いたカードを手札に加える。
『プロト・サイバー・ドラゴンを召喚』
《プロト・サイバー・ドラゴン》
星3 光属性 機械族
攻撃力1100 守備力600
彼が召喚したのはフィールドに存在する限り、《サイバー・ドラゴン》として扱われるモンスターだった。
『更に手札から《融合》を発動。フィールド場と手札にいる二体のサイバー・ドラゴンを融合してサイバー・ツイン・ドラゴンを特殊召喚する』
《サイバー・ツイン・ドラゴン》
星8 光属性 機械族
攻撃力2800 守備力2100
融合召喚とはフィールド、手札等の特定のモンスターを墓地に送ることで、エクストラデッキから融合モンスターを場に出す召喚方である。
『バトルだ。サイバー・ツイン・ドラゴンでホーリー・エルフを攻撃!』
最上級融合モンスターによる容赦のない攻撃。
《ホーリー・エルフ》が戦闘破壊されて、リアルソリッドビジョン余波で平野芽衣が後退する。
平野芽衣 LP2000
『サイバー・ツイン・ドラゴンは一ターンに二度攻撃ができる。エヴォリューション・ツイン・バースト!』
《サイバー・ツイン・ドラゴン》のダイレクトアタックによって、平野芽衣は吹っ飛ばされて宙を舞った。
平野芽衣 LP0
『ワ、ワンターンキルだ! 今回の奴隷杯初となるワンターンキルが決まりました!』
地面に転がった平野芽衣であるが大きな外傷はないようで、ゆっくりと起き上がる。
それを一瞥すると、ヘルカイザー亮はコロシアムから立ち去ろうとした。
「おい! まさかレイプしないつもりかよ!」
即座に観客席からヤジが飛ぶ。
「奴隷杯の暗黙のルールはこれまでの試合でわかってんだろ」
「さっさと、その娘をひん剥いて犯せ!」
そんな観客を無視してヘルカイザー亮は平野芽衣に背を向けて歩き出す。
「馬鹿野郎! ワンキルできてもレイプができないならデュエリストを名乗る資格はねえ!」
「男のくせに強姦ができないなんてダサい野郎だな!」
「ふざけんな! 男なら男らしく女をレイプしろ、この玉なしヤロー!」
「お前は今回の選手の中で最下位だぞ!」
「この最下位ザー!!」
観客たちの罵詈雑言をものともせずに立ち去っていくヘルカイザー亮。
――勝てるのか。
思わず口に出そうになった言葉を遊羽は噛み殺した。
それはデュエリストとして決して口にしてはいけないことだからだ。
デュエルをする前から『勝てないかもしれない』と思わされたのは、デュエルアカデミアの総合成績上位者二名による主席を決める卒業デュエル以来だった。
ワンターンキルなら手札次第では遊羽もすることができる。
観客の下らない罵詈雑言を無視するのも同様だ。
ヘルカイザー亮が遊羽と決定的に異なる点。
それは彼が『勝利だけを求めている』ということだ。
試合を観戦したことによって、その事実を自分の目で見て実感することができた。
ヘルカイザー亮のデュエルに不純物はなく、ただ勝利のみを渇望している。
一方で遊羽は勝利だけでなく『金』と『奴隷』を求め、その先には『目的』がある。
無論、デュエルをする時は対戦相手に集中するようにしているが、勝利のみを掴み取ろうとするあの男とのデュエルにおいては致命的な差が生まれるのではと、一瞬思わされてしまった。
その思考を一旦打ち切る。
仮にヘルカイザー亮とデュエルをするなら、それはお互いに決勝まで勝ち残った場合であり、まずは二回戦に集中しなければならない。
ブラックドミノシティ二大
1000人以上の女性をレイプした決闘強姦数No1の男。
強姦悪魔の異名を持つデュエリスト。
セックスデーモン豚島。
それが、次の遊羽の対戦相手だった。