妖刀に取り憑かれし黒の剣鬼の血風録   作:戦魔王ゼロ

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グレゴリに所属してから数年が経過したクロウのお話です。

ただ、オリジナル要素として、オリキャラと原作改変キャラも出てきます。

タグ追加:陰の実力者になりたくて!要素あり



グレゴリの剣鬼ーーー厨二病患者と出会う

 

神の子を見張る者(グレゴリ)】の総督アザゼルと契約を交わし、グレゴリの構成員となってから7年が経過した。

 

「ーーー剣鬼(ブラッドエッジ)がウチのメンバーになって、今日で7年かーーーバラキエル?最近、奴の様子はどうだ?」

 

「2年前に禁手化(バランス・ブレイカー)に至った時と同じだーーー自身の罪を償う為、そして、力無き者を守るために修練を重ねている。彼の師匠から聞いていないのか?」

 

「ーーー聞いていない。いや、俺からアイツに接触することはないし、アイツも俺に報告する様な律儀な性格では無いからな」

 

そう言って、【神の子を見張る者(グレゴリ)】の武闘派であり、戦友でもある【雷光】のバラキエルが持ってきた【剣鬼(ブラッドエッジ)】のクロウについての報告書に目を通すアザゼル

 

「アイツーーー仮にもお前の息子だろうに、他に良い言い方は無いのか?」

 

「アイツーーー才人は俺が気に掛けることを良しとしていない。才人は自身が罪人であると認め、コキュートスにいるんだーーー禁忌を犯したとして」

 

そう言って、自身の息子に対して複雑な気持ちとなるアザゼルはバラキエルに報告書を返す。

 

「バラキエルの方こそ、嫁さんと朱乃に付いて居なくて良いのか?2年前にクロウが襲撃の迎撃に間に合ったからこそ、決定的な亀裂にはならなかったが・・・・」

 

「怖い思いをさせたのは同じだ・・・お前のコネでグレモリー家に保護された。無闇に会いに行けば、朱乃の立場が危うし、姫島家本家に戻った朱璃も危険に晒す可能性がある」

 

クロウの手によって、襲撃の魔の手から逃れたバラキエルの妻である姫島朱璃と娘の朱乃・・・悪魔勢力で最も有名な魔王を排出した一族、グレモリー家が間に立ち、話し合いが行われた結果、姫島朱璃は姫島家に戻り、娘の朱乃はグレモリー家に保護されることになった。

 

「ーーーいつか、三大勢力の和平を実現させないといかんな」

 

「嗚呼。朱璃と朱乃の為にもーーー和平の障害となるサタナエルを捕らえなければ・・・それに、今、悪魔陣営をターゲットに襲撃を掛ける一団がいるらしい」

 

「確か、黒の庭園(ブラックガーデン)だったか?厨二くせい組織名だなーーー」

 

「恐らくだが、お前に言われたくないと思うぞ!だが、その組織は色々と謎が多いの事実ーーー噂によればSSS級はぐれ悪魔の黒歌が所属しているとか」

 

「マジか!?だが、それが本当ならナベリウス家分家で起きた、謎の爆発ーーー力を持っていたとは言え、明らかに一体の悪魔で起こせる破壊跡ではないーーーサーゼクス、超越者(イレギュラー)クラスの協力者がいたとすれば辻褄が合う」

 

はぐれ悪魔、黒歌が起こしたとされるナベリウス家分家消滅事件ーーー突如、核兵器クラスの大爆発が起き、その発生源であるナベリウス家分家の本邸を中心とした一帯が、その大爆発によって消滅し、その後に爆発による巨大なクレーターが出てきた。

 

幸いにも、都市から離れた所にナベリウスの分家の本邸があった為、民間人の犠牲者はいなかったもののーーー分家当主含め、ナベリウス分家の関係者ーーー二人を除き、死亡が確認された。

 

生き残った二人の内、一人ははぐれ悪魔の黒歌、もう一人は黒歌の実の妹である白音と呼ばれる幼き猫魈の少女。白音は黒歌逃亡後、グレモリー領で衰弱していた状態で発見された為、悪魔上層部は黒歌を事件の首謀者としてはぐれ悪魔に認定し、指名手配を掛けている。白音も責任追及しようとする者たちがいたが、現魔王ルシファーたるサーゼクスを筆頭とした四大魔王の擁護により、事件の責任は無いとされ、朱乃と同じくグレモリー家に保護される形となっている。

 

「ーーーもし、あの破壊の力を自由自在に扱える奴がいれば超越者は確実だろうな」

 

「嗚呼。破壊痕から察するに膨大な魔力を大胆かつ、その被害を都市部まで齎さなかったこと、途轍もない魔力調整(コントロール)が必要となる。それを、息をするように出来る者がいれば、それは超越者クラスの化け物だろうよ。ウチの馬鹿息子、クロウとどっちが化け物かねーーー」

 

そう言って、件の破壊を齎した人物と自身の息子である黒羽才人、そして、剣鬼(ブラッドエッジ)ことクロウが戦ったら、どっちが勝つのか気になってしまうアザゼルだった。

 

 

その頃、クロウとは言うとーーー

 

「まさか、師匠の弟子の一人が、黒の庭園(ブラックガーデン)の盟主殿とは思いませんでしたよ。それとも、こう呼ぶべきでしょうかーーー赤龍帝、兵藤一誠殿?」

 

「ーーーブラック、もしくは赤龍帝。お前の好きな呼び方で結構だ、黒き妖刀の真の担い手ーーー剣鬼(ブラッドエッジ)よ」

 

「ーーー久しぶりにクロウが会いに来ると思えば、まさか、お前もコキュートスにくるとは思わんかったよ、イッセー」

 

久しぶりに、師匠であるアザゼルの息子ーーー【黒羽の大賢者(レイヴン・ワイズマン)】の黒羽才人に会いに来たクロウ。そこには、才人がアザゼルにも秘密にしている内弟子の一人で、件の組織ーーー黒の庭園(ブラックガーデン)の盟主ブラックであり、神滅具(ロンギヌス)ーーー赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の宿主、兵藤一誠がいた。

 

黒いロングコートに黒い剣を帯刀した幼き少年、兵藤一誠に対して、クロウはーーーこう思った。

 

ーーーこの子、師匠が言ってた重度の厨二病患者だ。あと、生意気そうなのが、1年前に保護したヴァーリとそっくりーーー厨二病も含めて、今代の二天龍は痛々しい奴なのか!?

 

「ーーー黒い妖刀を二振り背負って黒のロングコートであるお前も大概だからなwww」

 

「心読むな、師匠。てか、魔導創造(マジックメイキング・クリエイトマスター)でアニメや漫画、ゲーム等の魔法を再現して、色々と暴れた上に禁忌を犯して、コキュートスに投獄されている厨二DKQ師匠に言われたくない」

 

「アレは、俺が若かったからーーーそれに俺の次元を超えた友である荒神零夜は重度の厨二病で悪神やビーストに勝っちゃたからな~~」

 

「ーーー俺の周りには厨二病しか居ないのか!?」

 

『まぁ、お前自身が厨二の塊だからなーーー諦めろwww』

 

「その原因である妖刀(おまえ)が笑うな!!!」

 

とんでもない程、混沌(カオス)とした空間にいた。

 

 

 




イッセー、まさかのシャドウ様化

ナベリウスはイッセーが起こしたアトミックによるものですが、詳細は今後明らかにします。あと、七陰的存在もいますよ!(七陰メンバーと似たような立ち位置のキャラを置く予定)

そして、この世界にもオリジナルのアザゼルの子である重度の厨二病患者を置きました。その名も黒羽才人ーーー厨二力なら別作の主人公荒神零夜に迫る厨二病患者です。

魔法においては、零夜を超えるほどの実力で、彼が作ったある魔法が禁忌を犯すものとして、自分からコキュートス入りしました。

その詳細も後日明かします。お楽しみに!
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