かつて、【
その魔法使いの名は黒羽才人
彼は、その生い立ち故に、その才に恵まれて数多の魔法を再現し、また新たな魔法を何度も何度も作ってきた。
そんな彼を支えたのは、ある新種の
その
最初は、好奇心からだった。
幼い頃からアニメ・マンガ・ラノベ・特撮・ゲームが好きで、それらの作品に登場する魔法使いや英雄といった超常の力を振るう者たちに憧れを抱いた彼は、どうにか再現できないか、父であるアザゼルの研究所を漁り、様々な文献を読み込みながら魔法の修行に打ち込んだ。
様々な魔法武器やマジックアイテムを再現して造り上げた事で、
魔法使い達は才人を【
だが、彼は選択を誤って、禁忌を犯したーーー
その禁忌を犯した彼を敬っていた魔法使い達は、彼を忌み嫌い、そして、恐れた。
ーーー【
無論、彼の功績は全て剥奪され、魔力を封じる呪詛を掛けた拘束服を着せられた。
魔法を使う事ができなくなった才人は、愚者として魔法使いや身内である筈の堕天使達からも迫害された。
そんな才人を哀れんだ父アザゼルは慈悲で、コキュートスに投獄した。
「ーーー魔法使えない筈なのでは?」
「あの程度の呪詛で俺の魔力を封じ込められるとでも?協会の奴らにバレないようにーーー敢えて、魔力が出ないように自分で封印術式を組んだくらいだぜ」
そう言って、コキュートスの中にある自身の専用独房で内弟子のクロウとブラックことイッセーに笑いながら昔語をする才人
「ここの囚人服も零夜がくれたデータを元に作った専用の囚人服だ。自分の力を限界まで封じ込められるーーー無論、開放することも、一応できる」
そう言って、才人は自身がコキュートス内で纏う囚人服を引っ張る。
荒神零夜ーーー別の平行世界にいるある意味自身と同じ存在の友ーーー彼は全ての
「その男が送った囚人服のデータだ。どれ程の力を持つか気になってのうーーー創ってみれば、この通りーーー全く力が出ない!アイツが持つ
「囚人服をここまで熱く語る人、初めて見たーーーあんたで、こうなら零夜って人はどんだけヤヴァイだよ!!」
自分が着る囚人服について熱く語る才人と、その元になった囚人服のデータを寄越した零夜にクロウはドン引きするのだった。
ちなみに、イッセーは・・・
「囚人や無力な奴隷に紛れて、実力者ムーブも悪くないーーー」
別の意味で、ヤバい考えを抱いていた。
「まぁ、お前たちを呼んだのは他でもない。この囚人服のデータを寄越した零夜から、見返りにお前たちの神器のデータを寄越せだとーーー俺の神器、お前の
「ーーー至る?アレの事かーーー俺の中に宿るドライグとかいう赤トガゲも同じように呆れながら驚いていたな・・・」
そう言って、自身の左腕を差し出すとーーー
《相棒、いつも言うが赤トガゲ呼ばわりは辞めろ!!!》
文字通り、小さい赤トガゲーーー否、赤いドラゴン
「ーーー嘘でしょ」
「ーーーやっぱり、お前は面白いよ。イッセー・・・」
【
あり得ない光景に、クロウはーーー
「なぁ、ムラマサ?お前も刀の状態ではなく、精神世界にあるお前の身体を、こんな簡単に具現化できるの?」
『できる訳ねぇだろ!!アホ!!!』
現実逃避するかのようにアホな質問をムラマサにして、ブチギレられたのだった。
囚人服や奴隷服で、ここまで盛り上がるのは多分私の作品だけです。つまり、私の性癖です。
大学生の時代に出会ったラノベ作品『天空監獄の魔術画廊』に出会ったのが、私の性癖開花の始まりでした。
ちなみに、才人が纏う囚人服のモデルは『囚人諸君、反撃の時間だ』の主人公ライアンが着る囚人服をモデルにしています。面白い作品ですので、オススメです。
今回のブラック様こと幼きイッセーは、小さいながらもドライグ顕現を簡単に行っている時点で、その実力は超越者クラスですね
次回は、そんな二人とクロウが激突!!クロウとムラマサの力も明らかになる予定です!!お楽しみに!