だいたい、4話で、戦闘が完結するように進める予定です。
その後、この作品の設定やオリジナルの神器・武器・魔法(再現したもの含めて)の設定集を投稿予定です。
黒羽才人の提案で、三つ巴の戦いをすることになったクロウ。才人の内弟子の一人であり、巷を騒がせている
「師匠が、ここに待ってろと言っていたが、イッセー・・・じゃなかったーーーブラックは、ここが何か知ってるか?」
「詳しくは知らん。ただ、師匠曰く、ここは三大勢力は勿論のこと、日本、ギリシャ、北欧といった様々な神話勢力にとって重要な場所とのことらしい」
そう言って、イッセーことブラックは、黒いロングコートを翻して、無駄にカッコいいポーズを決める練習をしていた。
そう、17か18才くらいに成長したかと思える姿でーーー
「ーーーそれは魔法か?急に大きくなってーーー」
「嗚呼。師匠がとある魔法少女のアニメを見て、参考にしたそうだーーー魔法名は
ブラックと才人の初めての出会いはブラックの夢の中ーーー才人が夢に関する魔法の実験で、色々とやっていたら、偶々、ブラックの夢の中に繋がったらしい。そこで、ブラックに術式等の伝授や付与、厨二的な色々な事を吹き込んでブラックが実践した事で見事に覚醒ーーー
ちなみに、才人がブラックに吹き込んだ厨二的な色々な知識はーーー
「ーーー普通にヤバいな」
普通、夢の中で知らない人が出てきたらホラーでしかない。悪夢として、魘されて目覚めるのが普通の筈ーーーなのにも関わらず、このブラックは師匠を受け入れ、師匠も幼い子に術を施した。
「夢の中とは言え、よくよく考えたら、師匠は幼い子を魔法の実験台にしたのかーーー倫理観ガバガバだろう。だから、コキュートスに投獄されるでしょ」
「失礼なーーーちゃんと、親御さんの許可は取ったぞ。夢の中でだけどーーー」
「アウトよ。才人ーーー本当に懲りてないのね、私の件といい、そろそろ大人になりなさい」
師匠と、もう一人ーーー黒髪ロングのポニーテールに、黒のローブを纏った女性と現れた。その女性はクロウも知っていた。
「お久しぶりです、愁子さん」
「久しぶりね、クロウ。イッセー君ははじめましてねーーー才人、こんな無垢な子に黒歴史を植え付けてーーー申し訳ないと思わないの!?」
そう言って、才人を睨みつける愁子さんこと哀川愁子さんーーー元々は、師匠の師匠と呼べる堕天使の配下の神器使いで、その堕天使の秘書的な役割をしていたのだがーーー
「ーーー私を奴隷にしたことと言い、貴方はいつも、自分の探究心に素直すぎるわ!よく考えて、私なり、アザゼル総督なりに相談しなさいよ!!!貴方、一応、社会人でしょ!!!報・連・相の大事さは知ってるでしょ!!!」
才人にぶちギレの愁子さんはヒートアップして、ローブを脱ぐ。
その下には、ボロボロになったスーツをスカートに、同じようにボロボロとなったブラウス、身体の各部分に纏わりつくような黒革の拘束具の類、まるで社会人が異世界に転移し、そのまま奴隷として捕まって色々とされた姿をしている。
そう、愁子さんは師匠が犯した禁忌の初の被害者だった。
彼女が受けた魔法は
故に、この魔法は禁忌として認定され、師匠は咎人として裁かれることとなり、コキュートスに投獄されたのだった。
「ーーーその件は、すまなかった。俺はーーー」
才人は、愁子さんのぶちギレぷりに動揺する。黒羽才人が唯一逆らえない存在、それが、自身の奴隷へ落としてしまった最愛の女性、哀川愁子だった。
自身が幼い頃から、サタナエルの秘書として、自分と接してくれた姉のような存在ーーー才人は、その生い立ち故に孤独で、寂しがり屋だった彼は初恋をした。
子供故に、天才と持て囃されたことで、彼に正しい常識を叩き込む人物が居なかった事も要因だろうーーー彼は、彼女に対する愛情表現として、この魔法を創ってしまった。
だからこそ、起きた悲劇ーーー100%、自身の歪んだ愛が招いた事件で、最愛の女性を悲しませてしまった。
彼女の涙を見て、己の間違いにようやく気付いた才人。彼女に対して、申し訳なさで死にたくなった。だからこそ、魔法封印等を受けても、粛々と受け入れた。
そして、彼女を奴隷に変えてしまったアイテムーーー
幸いにも、このマジックアイテムは、中に込められた魔法を取り出せないように作っているのと自身が装備しているのを含めて3基しか作っていない。あと、自身の神器【
「ーーーとりあえず、貴方の説教はあとね。さっさと終わらせましょ」
ヒートアップしてした愁子は、クロウとブラックがいることを思い出し、落ち着きを取り戻した。そして、自身の指に嵌められた指輪に触れる。なお、己の魔力や異能は奴隷化によって使えないが、元々、魔力が込められたマジックアイテム、人工で作られた人工神器、人工的に込められた光力を武器として使う退魔武装等は使用する事ができる。
「ーーー黒羽才人、
指輪が光を帯びると、才人の首輪に光が灯り、そしてーーー首輪を含めた拘束が外れて、地面に落ちる。
「ありがとう、愁子ーーー」
「さっさと終わらせてよね、冥府神ハーデス様の眼もあるのだから」
「分かってるーーー1、2時間くらいで決着をつける。とりあえず、換装!!」
「フェアリーテイル」のエルザ・スカーレットが得意とする異空間に魔法の武器や鎧を収納し、戦闘時に瞬時に展開し戦う換装魔法【
魔法名は【
そして、才人が纏っている囚人服を収納し、その変わりに換装した装備がーーー
「小手調べだ、
白の装甲を纏った剣士を彷彿とさせる装備へと換装した。腰には二刀の大剣を帯刀している。その内の一刀を抜く。
「ようやくかーーー陰の実力者として鍛える意味でも、待ちわびたぞーーー我が師よ」
ブラックも黒い剣を構える。自然体で優雅に構えているが、格好をつけて無理をしている訳でもないーーー修練によって磨き上げられた美しい構えだった。
「ムラマサーーー今日は好きにしていいぞ。少なくとも、この二人なら、簡単に死なないだろうからな」
『だろうな、喰いごたえがある』
そう言って、背中にある二刀の太刀を抜く。
「黒刀ーーーまるで、漆塗りを彷彿とさせる黒、美しいなーーー」
《気を付けろ、相棒!!歴代の
「もしかして、ゼンガー師匠のことか?」
《何故、ゼンガー・ゾンボルトを知っている!?まさかーーー》
『クククッ、お察しの通り、俺には歴代のムラマサの使い手が魂ごと封じ込められている。俺を宿せば、死んで地獄に行くことはなく、永遠に俺の中で虜囚のように囚われる。ゼンガーは、その一人でなーーー外国人のくせに日本の示現流だったか?それを学び、悪を断つ剣として、様々な悪を文字通り断ってきた』
「歴代の使い手は、全員、俺の師匠でなーーー先代の静刃兄さん、遥姉ちゃんも含めての剣を一応、継承している」
《相棒!油断するな、相手は百にも及ぶ剣士の力を宿した剣聖、否、剣鬼と化した化け物と思え!!!》
「言われなくてもーーー」
「いくぜ、馬鹿弟子共!!」
「ーーー当代の
そして、3人の化け物がぶつかりあうのだった。
初回は、ほぼ紹介回でした。才人の犯した禁忌と、その被害者兼恋人の哀川愁子さんが登場です!!
『エクスタクス・オンライン』のヒロインで、私的に好みでしたので、才人のヒロインとして出しました。一応、クロウ、イッセーもヒロイン実装予定です。様々なキャラの名前が出てきましたが、他の漫画・ラノベ作品に登場してます。ゼンガー親分に関してはスパロボの顔ですしね
次回も戦闘回です。どんな戦いになるか、乞うご期待!!