■月■■日
名家はクソ。
あいつら、俺が寝ている間にダークサマナーに殺させて物取りしようとしてやがった。
昨日の宴会で酒をすすめてくる姿に不審感を感じて事前に結界を張っていて助かった。
今はダークサマナーと名家()を緊縛持ちのエンジェルで捕縛して、ガイア連合が増援を寄越すまで召喚した仲魔達と遊んでる。
■■月■日
名家とダークサマナーをガイア連合に引き渡して報酬を受け取った。
手続きに時間を取られて日を跨いだ。
まあ、臨時ボーナスが出たから気にしてないけど。
■■月■日
神主から式神の調整方法を習った。
神主からマニュアルを貰って修行はよくしたけど直接会って習い事をした事は今回が初めてな気がする。
■■月■日
■ヵ月ぶりに■■■くんと再開した。
彼とはペルソナや化身に関する情報をメールでやり取りしてたけど元気そうでよかった。
彼と軽く雑談した後、勇気を出して元カノについて聞いたら、最初追いかけてきた事には驚いたけど、レベルの関係上前線に出せないから今は後方支援をしてもらってるらしい。
あいつが元気にやってるみたいで安心した。
■月■日
緊急事態が発生した。
技術班の定期検診が終わり、暇潰しにそのまま医療班と雑談に花を咲かせていると、焦った様子の神主がやって来てガイア連合の未覚醒者が依頼先で■■したから手の空いてる人は急いで対応してくれと言われたので医療班にくっついて行って現場で護衛をしてた。
現場で未覚醒者の無惨な■■を確認し回復魔法や蘇生が行われたが失敗。
近くに血を滴らせたユキジョロウが居たので拘束して尋問し、■した張本人だったので神主に引き渡した。
現在緊急手術中で、今の俺に出来る事はない。
もどかしい。
■月■日
未覚醒者の処置が終わって蘇った。
但し、■■として。
原因は回復と蘇生が間に合わなかった事と体質や霊質が特殊で素材として使ったユキジョロウと良すぎたかららしい。
女性型の式神に未覚醒者の死体とユキジョロウの霊核を入れ混ぜることで人でもなく悪魔でもない中途半端な存在としての■■として黄泉帰りを果たした。
これから死んだ時の状況を神主達と一緒に調べる。
■月■日
■■■が死んだのは自業自得だった。
どうして巡回ルートから外れて異界に入ったあげく、式神の鳴らす警報を切ったんだ。
心配して損した。
■月■日
名指しで依頼が来た。
依頼主は南宮那月
依頼内容は強くなりたいから指導してほしいというものだった。
復讐の炎はまだ消えていない様だが、依頼を受けたからには必ず強くしようと思う。
取り敢えず、依頼まで数日の猶予があるから最近本が増えたらしい書庫を漁ったり神主に聞いてみよう。
■月■日
今日は書庫で本狂い達をいなしながら修行関連の本を読み漁った帰り、神主経由で技術班から式神の女性用装備上下3セットを南宮那月用にサイズ調整されたのを譲ってくれた。
くれるのは構わないけど、何でスリーサイズをお前達が知ってるんだ?とは聞けなかった。
聞いたら最後、関係が疎遠になるのが目に見えてるからな。
■月■■日
今日は待ち合わせ場所に1日早く現地入りしてホテルに止まった。
調べた感じ、ここら辺の地域に異界は無いので明日は移動するんだろうか。
■月■■日
昨日の予想通り、待ち合わせ場所にやって来た私服姿の南宮那月と会話少なに場所を移動して。
電車を乗り継いで県と県の境に建てられた結界の張られたビルの一室にある彼女の事務所へたどり着いた。
どうやら俺は此処で寝泊まりするらしいく、寝室に荷物を置いてきた。
南宮那月は今日から修行をつけて貰う心積もりのようだが、彼女の適正が分かってないので先に調べさせてもらった。
調べた結果、彼女には既に覚醒しているサクセサーに加え、幻術師、魔匠、ペルソナの才能が有ることが分かった。
今日は修行の準備をするために明日からにしようと伝え、渋々ではあるが了承してもらえた。
■月■■日
修行するにあたって南宮那月には──、──。