■月■■日
修行するにあたって南宮那月には俺が製作した簡易式神を渡し、常に身近に置いて世話するよう指示した。
それで修行内容だが、結界系の陰陽術を中心に、アイテム製作と戦闘術の座学を教え。
午後から実際にやらせてみるという、俺が■■■■でやっている事をさせてみた。
これで強くなってほしいな。
■月■■日
南宮那月の修行を始めて■週間。
復讐の為にやる気があるのかスルスルと俺の知識を吸収して力に変えていく。
■■■では弟子に才能が無くて教えてもスキルをいっこうに覚えてくれないと嘆く■達が殆どだから彼女は運が良いのだろう。
■月■日
南宮那月に焦りが見える。
スキルは覚えてもレベルが上がらないからだ。
シド・デイビスが何処に居るかもわからないんだから焦る必要は無いはずなんだが。
そこら辺の機敏は復讐したいと思ったことが無い俺にはわからん事か。
■月■■日
南宮那月は現在ダウン中。
痺れを切らした彼女が勝手に異界に行こうとしてたので、異界の攻略よりもっと早く強くなれるよと房中術を提案して受け入れられた結果。
互いに身体を触れさせずに行う房中術を一日中行いグロッキーになってる。
さっき神主からメールで一言、『バレた』と連絡が来た。
■月■■日
依頼は完了した。
南宮那月は幻術師として覚醒し、勾玉状態の戒めの鎖の影響で使用者が無事なら何時でも実体を有した幻を生み出す事が出来るようになった。
別れ際、南宮那月が名残惜しそうにしていたが別れ。
現在、ホテルに泊まること無くガイア連合へ直行している。
向こうに付いても死にませんように。
ガイア連合に辿り着き、何時もと違って愛想笑いを浮かべるちひろさんに依頼の成功を伝えると、奥で神主が待ってる事を伝えられ本殿入ると四方八方から式神達に雁字搦めにされるのを受け入れ拘束される。
「おう、お前が俺達を裏切ったメシアンか」
やあ、初めまして。
俺は道化師のペルソナ使い。
君が噂に聞く霊視ニキでいいのかな。
「テメエ・・・・・・」
「まあまあ落ち着いて、霊視ニキ」
おっ、カヲルくんじゃん。久しぶりー。
「うん、久しぶり。ごめんね、いきなりこんなことして」
いーよいーよ。
拘束される理由は何となく予想がつくし。
天使を仲魔にしてた事でしょ?
「ほぉ、多少はしらばっくれるかと思ったのだが。簡単に白状するのだな」
お、あんたが金持ちのギルニキか。
思った以上にイケメンだね。
元から俺は天使を仲魔にした事を隠して無かったし。
何より今のあんた等だけなら負けない自信があるけど、目の前に神主が居るから隠し事何て出来るわけ無いじゃん。
「お、言ったな~?じゃあちょっと殺りあおうよ、タルタロスで」
え、やだ。
人の作った式神を簡単に壊す女と異界に潜るなんて死んでもお断りだよ。
「くそが!!!!!」
・・・・・・で、神主。
この茶番は何時まで続ければいい?
「・・・・・・」
もう話し合いは終ってて、後は刑を執行する段階何でしょ。
「・・・・・・君はガイア連合に所属していながら、仲魔にする事を禁止されている天使を所持している」
「だから、幹部クラスの人間達で協議した結果、君のレベルと転生者としての記憶、今日これ迄に得た物を全て剥奪するよ」
そっか。
「・・・・・・これから君の全てを奪って、新しくこの世界の人間として生きていくよう記憶を弄る事になるけど、最後に言い残す事はあるかい」
楽しかったよ、それだけ。
4月1日
前世の記憶を思い出したから日記を書いてみる。
多分続かない。
地獄の始まり。