4月1日
前世の記憶を思い出したから日記を書いてみる。
多分続かない。
4月2日
部屋が滅茶苦茶汚なかったので掃除してたら、タンスの裏に何か落ちてた。
まあ、他に掃除する場所が幾らでもあるから後回しにしたけど。
4月3日
タンスの裏以外の掃除が終わってパソコンでネットサーフィンをしてたら転生者掲示板なるスレを見た気がした。
見る前に頼んでない筈の宅配が来たので出てたら、スレがなくなってたけど。
4月4日
隣町まで散歩に行ったら、立派な教会から変な讃美歌が聞こえたのでネットでどこの宗派か調べたらメシア教と出た。
女神転生の世界かな?
4月5日
ネットでガイア教を調べたらガイア連合って名前の会社が出てきた。
力とは財力の事だった?
あとついでに東京を調べたらメシア教の下部組織らしい根願寺という組織を見つけた。
う~んこの。
4月6日
日課の散歩で裏路地に入ったら変な洞窟に閉じ込められたわよ。
後ろを見ても土塊の行き止まりだったからしかなく前に進んだら前と左右にそれぞれ通路があって、前と右から耳障りな金属音がしたから何も音のしない方の通路を進んだり引き返したりしながら進んでると、古いゲームでよく見る形の銀色をした鍵が浮いてたから取ってみたら元の路地裏に戻ってたわぞ。
手元には5センチ位の銀の鍵があるし、鍵を持ってから叫べば魔法が使えるんじゃと思うほど体の調子がすこぶる良い。
今日は寝る前にタンスの裏に落ちてる物を拾っておこう、ゴミや埃を被ってるだろうから手袋をして。
4月7日
昨日は変な夢を見た。
目が覚めたら白いローブのようなぼろ切れを着て壁や床がコンクリートでできた場所で目が覚めたんだ。
天井からは豆電球が吊るされてて部屋の中央には赤いスープが置かれた長机があったんだ。
寝惚けてた俺は変な場所だなーて考えながら目の前の一番場違いそうなちょっと固い錆び付いた扉を開けたら、血の付いた白いローブを着た拳銃を持ったアルビノの女の子が出てきて。
可愛いなーって思ってたらいつの間にか両手に銀の鍵と寝る前にタンスの裏から取った出てきた封魔管っぽいのを握ってた。
だからクトゥルフ系の夢っぽいなー、夢ならなにやってもええやろって考えた俺はアルビノの少女に封魔管を突き付けて「今日から俺が主人でお前が従者、仲魔としてコンゴトモヨロシク」て言ったら少女が輝き、封魔管に入っていったんだ。
少女が居なくなって眠たくなった俺が帰りたいなーって考えてたら意識が混濁してきて。
意識が落ちる瞬間、爆発音と共に天井から降りてくる黒い長髪の男の子と目があった気がする。
4月8日
昨日の俺は何を書いているんだ?
まあ、一昨日拾った封魔管でサバトマ!って叫んだら中からアルビノの少女が出てきたからそれ関連なんだと思うけど。
目にマグネタイトっぽいのを込めて少女をチラチラ見たらアナライズが発動した
少女は妖精ウィルオウィスプ。
レベルは1。
耐性は物理に強く、魔法全般に弱くて、呪殺無効。
スキルはおまじない。
おまじないは確かデビサバシリーズに出てくる妖精の固有スキルだった筈だ。
それにしても、ウィルオウィスプを封じてるこの封魔管。
タンスの裏から拾った時は術式なんて殆ど無くて観賞品みたいな物だったのに。
何時、こんな複雑奇怪な術式が書かれたんだろう?
4月10日
何だ封魔管、分析するの楽しすぎだろ!
なんとなく外に出たくなくて、娯楽がやり尽くしたゲームやネットサーフィン位しかないからなんとなくオカルトアイテムの封魔管を、覚えたてのアナライズで解析してみたら。
一番簡単な陰陽術でも俺じゃまだ全然理解が追いつかなくて、なのに解析すればするほど理解出来ていってスッゴく嬉しい。
何故か懐かしさを感じて溢れ出る涙が止まらないのが意味分からないが。
4月12日
今日は綺麗な赤い瞳をした色白の美少年に道を聞かれた。
周りからカヲルくんと呼ばれている彼は、離ればなれになった友人に会いに来たのだが土地に不馴れなせいで道に迷ったらしい。
目的地を聞いたら、家の直ぐ近くのマンションだったので案内した。
それにしても、カヲルくんを含め連れ歩いてた人達も美形揃いだったな。
俺もあの人達みたいに美形だったら彼女が出来たのかな。
いや、無いな。
たとえ俺が美形だったとしても心が陰キャだから彼女なんて出来るわけがないな。
自分で書いてて泣けてくるぜ。
4月14日
夜中に散歩してたら姉な方の幼馴染み、まほを見かけた。
だけど、彼女の目が──、──。
どなた様ぁああ!!!!by邪神