9月22日
俺は、このクソみたいな異界をさっさと攻略した。
方法は異界の入口に結界を張って外からの横槍を防ぎ、後は死角にいる天使に気を付けて何時も通り悪魔達から金品を巻き上げカードハントで封印を繰り返した。
異界のボスは女性の姿をした天使パワー。
こいつにもアイテムとマッカを譲ってもらい、封印する段階でただ倒して異界を壊すのはメシアンの思う壺ではないかと考え直し。
パワーを拘束してから悪魔変身し、パワーを触媒に異界に干渉して自分へ異界を譲渡させた。
何かパワーが不心得者呼ばわりしてくるからカード化し開けていなかった宝箱の武器やアイテム掻っ払った後に異界を塗り替えアイテム化して異界を消滅させた。
外に出たら結界を壊そうと四苦八苦しているメシアン達と遭遇したので異界の攻略が完了したことを伝えてさっさと家に帰ってきた。
10月2日
最近、状態異常貫通とバステブースタを覚えたので下水道異界3の悪魔達から効率よく追い剥ぎする事が出来はじめた。
ミスっても食いしばりのお陰で即死しないのも良い。
ガイア連合の人達とは交流が続いている。
手紙越しとはいえ、どうにも彼ら彼女らが他人ではなく旧知の仲の様に思えてならない。
まあ、あり得ないのだが。
彼等も俺と同じ転生者ならなぁ。
10月12日
ここ十日間、ガイア連合から合同依頼が来る。
依頼内容は様々で、簡単なのだとオカルト真偽や儀式ごっこ。
ちょっと難易度の高い異界のマッピングや悪魔のアナライズ。
あとは悪魔退治や異界の攻略なんかをガイア連合員やその弟子達と依頼を解決してる。
たまに、俺に敵意を向けてくるお弟子さんがいるのはどうにかしてほしいが
まあ、どれだけ解決しても次のお誘いがひっきりなしに来て各地を飛び回ってるせいか、家には道中にアイテムを補充しに行く以外で帰れていない。
今日もまた依頼を解決した後、追加の依頼に誘われてすぐには辿り着けないので今は次の依頼現場の待ち合わせ場所に程近いホテルに泊まってる。
ちなみに次の依頼内容は、異界に逃げ込んだダークサマナーの捕縛または討伐との事だ。
10月13日
ホテルを早めにチェックアウトして待ち合わせ場所へ30分前に行ったら丁度反対側から悪魔のコスプレをしたほむらさんが来た。
ほむらさんと時間までまどマギのアニメの出来等について話していると依頼主の南宮那月さんが来たので目的地へ歩きがてら捕縛予定のダークサマナー、シド・デイビスについて話を聞いた。
シド・デイビスは21年前に彼女の一族を殺し、特別な召喚器と結界の秘術を奪われたらしい。
召喚器はバラバラにされたが、去年に魔晶化した召喚器の一部を見つける事が出来。
今回シド・デイビスの潜伏先を特定した為、捕縛か討伐を手伝って欲しいとの事。
まあ、現段階ではいる可能性が高いだけで本人が居るかを調べる必要があったが。
結果から言うとシドデイビスは異界のボス部屋に居ることが分かったので、今日は一度南宮那月さんの用意した宿泊先に泊まり、明日から異界の奥へ向かう事になった。
10月14日
呆気ない程簡単にシド・デイビスを捕縛した。
昨日、異界の外からアナライズした所。
火炎、氷結、電撃、破魔、呪殺を反射。
精神、魔力、金縛、神経を無効にする事が分かっていたが、状態異常貫通にバステブースタを持っているため、耐性を素通ししてシド・デイビスを捕縛した。
あまりにも簡単に捕縛出来た事に南宮那月さんは理解が追いつかない様子で何故かほむらさんがどや顔を決めてた。
シド・デイビスはこの後ガイア連合に出荷され、南宮那月さんの残りの召喚器と秘術の場所や他に余罪がないか取り調べ()をされる事になるらしい。
俺はシド・デイビスから専用技と思われる魔笛弾やバイス・ゴスペル、ついでにマカフージ等の汎用スキルを習得しておいた。
今日は依頼が早く終わりほむらさん達と別れ、久しぶりに家に帰ってこれ過ごす事が出来た。
10月15日
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