5月9日
リハビリ生活27日目。
最近また■達から面会が増えてきて、食べ物系は早めに食べて処理してるのに病室の中が物で溢れ返りそうだ。
なので今日は、リハビリが終わってからウィルオウィスプ達にアイテム製作を習おうとしたけど。
身体と心が万全でないのにレベルを上げたらどんな不具合が出るか予想出来ないからと断られた。
なので今は悪魔変身してゼリー・マンがお腹を壊さないか様子を見ながらやけ食いしてる。
5月10日
今日はやけにコヴェナントが動き回ってた。
ハイ・アナライズで確認しても喰奴と修羅、炎魔のマントラを新しくマスターしたくらいで特に何か変わった感覚は無いのだが。
オトメ先生に相談したら。
「食事制限でもしてみますか?」と言われるし何にも分からん。
俺じゃレベルが足りないのか魂を見る事は出来ないけど、なんとなくコヴェナントが魂に干渉してそうだなと思った。
5月11日
難易度1の残りのマントラである氷妖、雷仙、飛龍、地霊をマスターしました。
コヴェナントがマスターしたマントラに干渉して新しく難易度2のマントラの解放と。
アバチュ2仕様のマントラが生えてきた。
使用するAPは共用で二種類のマントラで、同じスキルを覚えるとスキルの性能が上がったりMPやHPの消費を抑えられたりするらしい。
コヴェナントくん、やり過ぎ。
5月12日
リハビリ生活30日目。
今日は神主直々に俺の魂を調べた結果、俺の魂は予定より■年程早く矯正されていてレベルを上げても違和感は出ないだろうと診断された。
でも、何かあった時が怖いから定期的に検査を受けてねとも言われた。
此処にいる理由も無いし、明日には退院出来る様に荷物も纏めて面会で入れ違いにならない様に複数の■■■にも情報を載せておいた。
明日からの予定は、アザゼルに襲撃を受けて無くなってしまった住む場所の確保だ。
5月13日
退院した。
昨日、■■■で住む場所が無い事を愚痴ったらガイア連合の窓口に問い合わせれば何とかなるかもしれないと教えてもらったので問い合わせたら、俺の分の核シェルターの個室が確保されてあった。
俺は地図を頼りにシェルターに向かい、受付で使用手続きをして鍵を貰って個室に入った。
個室の中には窓や家具は無いが、1LDKに備え付けのクローゼットもある。
一人暮らしでこの間取り、それに加え此処から部屋を好きに改造しても良いとか至れり尽くせりで何かの罠を疑ってしまう。
まあ実際にはそんな事はなく、俺に取り巻く問題が解決したら住む場所を与えられるよう最初から準備されてたらしい。
それと受付の人曰く、俺の住むこのシェルターは幹部クラスの実力者が殆どだが、地方の支部を経営する関係上このシェルターに来る事はほぼ無いらしい。
ちょっと寂しいね。
急な泊まりなのでベッドは無いが見舞品の中に最新式のキャンプ用寝袋があったので今日はそれに入って寝ようと思う。
5月14日
今日はガイア連合の受付で連合員用のカードを提出し、連合内での禁止事項等を説明する初心者用の説明会や修行依頼に参加して来た。
修行依頼では簡単な戦闘術や陰陽術、アイテム製作の技能を教えてくれた。
しばらくの間は朝はガイア連合で修行を受け、シェルターではウィルオウィスプ達に師事して技能は伸ばそうと思う。
目指せ、アカシャアーツに至高の魔弾。
5月15日
周りからすれば俺は、新参の初心者なのでその立場を最大限利用し初心者講習を受けている先輩の受講者達に話掛けて教えを乞うたりして交流する機会を増やし、修行後に皆で遊んだりして絆して人脈作りをした。
先輩の皆は、俺が最近まで悪魔に襲われ記憶を喪い病院で昏睡状態だった事を知ると、同情はせず心配だけしてくれた。
同情しないでくれたのは順位に嬉しかった。
コヴェナントはここ3日程干渉してこない。
何故だろう?
5月24日
ガイア連合で修行を始めて10日が経過した。
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