7月15日
半覚醒の女を捕まえた。
場所は結界を張っている異界の前で、簡易結界を壊そうと魔法を使おうとしていたからマカジャマで魔法を封じ、シバブーで拘束するが抵抗するのでマリンカリンで魅了し無力化した。
異界の探索は■達に任せ、俺は仲魔を召喚し女から事情を聞いた。
女の名前は南宮那月。
守護者の召喚と結界術を用いたダークマサナーの拘束による鎮圧で生計を経てていた家系で、メシア教の弾圧から逃れる為に各地を転々としていたが。
20年程前にシド・デイビスと名乗るダークサマナーに一族を殺され、守護者の召喚器と秘伝の結界術を奪われてしまったらしい。
南宮那月は一人命からがら逃延びた時に覚醒し、旅をしながら独学で魔術を学び、3年前フリーのデビルバスターとして活動を始めて、ここに昔シド・デイビスの目撃情報があったため乗り込んで来たらしい。
■達が異界から帰って来たので中の様子を聞いたら。
中は監獄の様になっていて、牢屋の中には無数の鎖で身動き出来ない悪魔ですし詰め状態になっており。
気味が悪くて手を出せずアナライズとマッパーが使える■■■■で悪魔の情報とマップデータを録ったらさっさと出てきたとのこと。
あくまで雇われの俺達では判断がつかない事が起こっているので、集めた情報と女の身柄を組織に引渡し今日は解散になった。
7月16日
今日は異界の状況を気味悪がる■達に悪魔が出てきた時の守りにつかせて、俺は仲魔を召喚してから異界に潜った。
異界の中は報告通り監獄になっており悪魔が牢屋に入れられ、マップのルートも解析通りだった。
俺は通路をアナライズを掛け続けながら見て回り、見つけた宝箱や拘束の罠などの印を監獄の地図に書き込みながら移動し、ボス部屋に到着すると扉に罠がないか確認し4回扉をノックし開け放った。
部屋の中央には一体の悪魔、天使エンジェルが鎖で拘束されていた。
エンジェルに話を聞くと。
3年前にこの異界の主として呼ばれ、不浄なスライムやゾンビに痛手を与えると鎖が悪魔を拘束し牢屋に引きずり込み、その度に浄化されたマグが流れ込みエンジェルは強化されてきたが、3日前に最後の悪魔を鎖が拘束し終えたら今度はエンジェルを拘束し始め、強化されているにもかかわらず抵抗出来ずにこの部屋まで引きずり込まれたらしい。
解放するよう頼まれたが、それを決めるのは俺ではなく雇い主だ。
7月17日
鎖の名前が判明した。
名前はレージング。
革のいましめを意味するこの鎖は、かつてフェンリルを拘束する為にアース神族の神々が用意した3本の鎖の最初の一本の名前だ。
これを組織に報告したら、もしかしたらいずれフェンリルがこの異界に現れて拘束された悪魔達が解放されるんじゃないかと蜂の巣を突いたような騒ぎになった。
帰りに拘束を解かれていた南宮那月を見つけたけど随分と思い詰めた表情をしていたのが気になる。
7月18日
霊能組織から追加で異界を攻略する依頼が入った。
何でも今回調査した書類の南宮那月が悪魔を拘束するのに使われているレージングの写真と異界発生の原因である勾玉の模写を見て。
シド・デイビスに奪われた守護者の召喚器の一部であり、召喚器を代々扱ってきた一族の生き残りな自分なら、異界の核である勾玉を制御出来るかもしれないと霊能組織に言ったらしく。
混乱状態の組織は藁にもすがる気持ちで受け入れるが、本当に制御出来るのか不安なので■達に依頼を追加したらしい。
個人では判断しかねるので、同行している■達からいつの間にかリーダー的立ち位置になってた俺が代表で神主に■■■で追加で依頼を受けて良いのか確認を取ると、代理の分身から自己責任で良いのなら構わないと返信が来たから■達と話し合い依頼を受けた。
ただし、報酬は全て前払いで払い。
尚且つ、異界の中で南宮那月は単独行動はせず、必ず■達の判断に従ってもらうという条件を設けた。
今日の調査が終わり報告書を読み終えるまでに決めろと伝え、調査から帰り開けてない宝箱の中身の調査書を読み終えた組織の人間は熟考した後に条件を飲んだ。
7月19日
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日記なのに1日の文字数多い・・・・・・多くない?