自分をエルフだと思い込んでいる一般ポンコツ魔族   作:エルフの耳バーガー

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のんびり回です。


温泉の街のお菓子屋さん

 

 

 

───勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国、城塞都市ハイス。

 

 

秘湯で紆余曲折あってから一週間。ようやく温泉に入れる街に辿り着いた。

 

 

この街はとても平和だ。

大きな街の割には牧歌的で緩い雰囲気、住民も皆穏やかで優しい人たちばかりだ。北側諸国は魔族の脅威に晒されてはいるが、大規模な街、それも城塞都市ともなれば余裕をもって自衛出来るのだろう。

 

今日も自分はフリーレンと共に街の銭湯に来ている。

 

最初の内は皆で毎日入っていたのだが、流石に一週間もするとフェルンとシュタルクは飽きてしまったようだ。まぁ、二人も各々自由に時間を潰しているだろう。

 

「はぁー…あと10年くらいはこの街にいてもいいかなぁ」

 

フリーレンは温泉が大好きみたいで、滞在期間中は毎日温泉に入るらしい。

自分も温泉は好きだからこうしてフリーレンに付き合っている。旅の間は川で水浴びが基本だし、宿泊施設でもお風呂に入れる所はあまり多くないから、温かいお湯に全身浸れる機会は結構貴重なのだ。

 

前世では毎日お風呂に入れたものだが、あれは恵まれていたのだなぁとしみじみ思う。

と、二人でのんびり湯船に浸かっていると、新しく入って来たお婆ちゃんが話しかけて来た。

 

「可愛らしいお嬢ちゃん達ねぇ。あら、二人ともエルフなのね…もしかして姉妹なのかしら?」

 

姉妹だって?とんでもない!

年齢差を考慮すれば、もはやお婆ちゃんと孫みたいなものだろう。

 

「………シャオ、今私のことお婆ちゃんって言ったね」

 

言ったが…事実だろう?千年以上も生きているんだから。

 

「シャオは一回目だよ」

 

えっ、何!?何のカウント!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイスに来てから数週間が経った。

相変わらずフリーレンは毎日温泉に入っていた。温泉に入ってから街の魔法店に行って魔道具や魔導書を買い漁る…と言うルーティンを繰り返している。

 

フェルンは美味しいお菓子やパンの食べ歩きをしたり魔法の勉強をしたり。

シュタルクは街の困りごとに首を突っ込みつつ、衛兵達に誘われて一緒に訓練したりしている。

 

「こんにちはお嬢ちゃん。今日は…これと、これと、これ。それぞれ2個ずつ頼むよ。これを買って帰ると孫が喜ぶんだ」

 

まいどっ。

 

お金を受け取ると、魔法でパパパッとお饅頭を作る。

それを隣にいる分身が包装してお爺ちゃんに手渡した。

 

 

…そうそう、自分は小遣い稼ぎのためにちょっとしたバイトをしている。

オイサーストで散財し、この街でも魔道具を色々買った結果、悲しい事にお財布の中身がすっからかんになってしまったのだ。今のうちに稼いでおかないと、次に大きな街に行った時に買いたいものが買えないかもしれないからな。

 

 

バイトの内容はお菓子の露店販売だ。

銭湯の経営者に許可を取り、入り口脇で魔法で作ったお菓子を販売している。売り上げの半分は取られてしまうが、元手が実質ただなのでそれなりの収入になっていた。

 

自分達が滞在中の期間限定、次回は何年後になるかわからない。

しかも売っているのは魔王を倒したエルフの大魔法使い…の弟子。売っているお菓子も北側諸国では見られないようなものばかり。もちろん、味も超一級品だ。

 

 

様々な要因が重なり、毎日飛ぶように売れている。

手が足りなくなったため、今は魔力の半分を分け与えた分身(緑髪)に手伝わせていた。

 

「すっかり馴染んでる…」

 

あ、しょぼしょぼフリーレンだ。何かあったのかな。

 

「フェルンのデート用の服選びに付き合ってたんだけどね、なんか怒らせちゃって三つ編みにされちゃった」

 

おや、確かに今日のフリーレンは珍しく三つ編みになっている。

中々似合っているな。ちょっといいとこ出のお嬢さんみたいだ………って、デートォ!?誰が!?

 

「フェルンだよ」

 

誰と!?

 

「シュタルクだよ」

 

私何も聞いてない!

 

「シャオにはまだ早いからね」

 

う、うぉおおおお!こうしてはおられん!

私は二人を追いかけて来る!心の中のザインが「追え、シャオ」って言ってるから!

 

「邪魔しちゃダメだよー」

 

 

───その後、お客さんから貰った『ゴキ〇リを撃退する結界魔法』が載った魔導書を報酬として提示し、フリーレンに店番を代わって貰った。

 

 

よーし!二人のデートを観察して、ザインと再会した時に色々と報告出来るようにしておかねば!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?なんだか騒がしいな」

 

それは、この街にやって来てから10日ほどが過ぎた頃の話。

温泉に入ってご機嫌なフリーレンが銭湯を出ようとすると、何やら入口付近が騒がしい事に気が付いた。

 

不思議に思いながら外に出ると、数人の人々が屋台?のようなものの前に集まってわいわいと盛り上がっている。集まっている人々の年齢は小さい子供から老人まで幅広い。しかし、皆笑顔なので悪い事ではないのだろうと察した。

 

「このチョコレートお酒入ってるのね。私お酒大好きなのよ」

 

「儂はこの饅頭がいいな。茶請けに良さそうだ」

 

「おひげちょーだい!でっかいやつ!」

 

中年の女性はチョコレートの詰め合わせ、老人は誰かの顔が描かれた饅頭、小さな女の子は変わった形の綿あめを買っていったようだ。

 

…その際に聞こえてきた店員と思しき者の声に聞き覚えがあったため、フリーレンはジト目を作りながら客のいなくなった屋台へ近づいた。

 

すると、店員らしき少女がこちらに顔を向けて来る。

銭湯の店員と同じ桜色のゆったりとした服装*1をしており、頭には三角巾を巻いていた。

 

「へいらっしゃい!おいしいおいしいお饅頭はいかがですか!」

 

「…こんな所でなにやってるの」

 

 

 

 

 

「───ってわけでね。ここで露店販売をやらせてもらってるの」

 

「ふぅん。ま、騒ぎを起こさなければ別にいいけどさ」

 

シャオから大まかな説明をされ、フリーレンはひとまず納得したように頷いた。

 

「それにしてもたくさん売ってるんだね。色々ツッコミどころはあるんだけど」

 

フリーレンは屋台の傍にある『エルフのお菓子屋さん』という看板をチラリ見た。

屋台は組み立て式のもので、カウンターには販売しているお菓子の見本が飾ってある。見本と言ってもシャオが魔法で作ったもので、味や栄養がない純魔力の塊のようなものだ。

 

フリーレンは微妙そうな顔をしながら、飾ってある見本の一つである饅頭を指差した。饅頭は複数種類があるようで、それぞれにデフォルメされた人の顔が描かれている。

 

「まずこの『勇者一行の温泉饅頭』って何?」

 

「それは勇者ヒンメル一行のメンバーの顔が描かれたお饅頭だよ。ヒンメルはプレーンなこしあん饅頭、アイゼンは酸味の効いた葡萄饅頭、ハイターはお酒が練り込んである粒あん、フリーレンはメルクーアプリン風のカスタードクリームが入ってるよ」

 

本人に許可を取れ許可を…と思ったが、ヒンメルとハイターは亡くなってるし、そもそもこういった勇者一行に(あやか)った食べ物や道具はちょくちょく売っている事がある。シャオにだけ言っても仕方ないだろう。

 

「試作品のゆっくりフリーレン饅頭もおすすめだよ!」

 

「…なんか妙にムカつく顔してるなこの私」

 

饅頭以外にも多種多様なお菓子が売られている。

アイゼンの顔と髭を模した綿あめ、酒瓶の形をした酒入りのチョコレート詰め合わせ…これはハイターのイメージだろう。あとは、フリーレンが持つ杖の形をした大き目のキャンディーもある。

 

他にもアイスクリームなどの氷菓子も売っているようだ。

というか、よく見ると看板の注意書きに『大体何でも作れます。ご希望を言ってください』と書いてある。ここにあるのはシャオが特におすすめしているものなのだろう。

 

シャオは自信満々に胸を張りながら、その中でも一際大きなお菓子の見本を見せた。

 

「一番のおすすめはこれ!勇者の剣の実物大クッキー!とっても硬いのでチャンバラごっこも出来るよ!」

 

「でかすぎるでしょ…」

 

「ほんとーーーに硬いから、食べる時はミルクと一緒に食べてね」

 

そのクッキーはヒンメルが持っていた勇者の剣(レプリカ)とよく似た姿かたちをしていた。さすがに一目見て本物の剣ではないとわかるが、色合いやデザインも忠実に再現されている。

 

驚くべきことに、これだけの大きさながら値段は非常に安い。

というか全て同じ金額だ。元手がただ、期間限定だからこそのやり方なのだろう。まっとうに商売している人達に怒られそうだ。

 

「私もお饅頭食べたいな。全種類4個ずつちょうだい」

 

「まいどっ。フリーレンにはサービスとして、もちもちフェルン団子とシュタルクのミニチョコバナナをおまけしてあげよう」

 

「え、ありがとう…でもこれフェルンには絶対怒られるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはフェルンとシュタルクのデートの日。

本当は今日も温泉に入ってから魔法店に行く予定だったのだが、デートの様子が気になったシャオがいなくなってしまったため、仕方なくフリーレンは報酬と引き換えに店番をやっていた。

 

「フリーレンちゃんお疲れ様~。今日もいっぱい売れたねー」

 

「あぁ、うん。そうだね」

 

シャオの分身が笑顔で話しかけてきたため、フリーレンも咄嗟に言葉を返した。

 

今回の分身は緑髪である以外は見た目は本体と同じだ。

だが、話し方や表情はかなり違う。本体以上にふわふわしているというか、頭空っぽというか、ほにゃほにゃっとしてるというか…とにかく雰囲気が緩かった。精神年齢は本体よりもさらに幼いかもしれない。

 

なお、この分身は物売り担当として二番目に作られた分身らしい。

任せる仕事や必要とする用途ごとに専門の分身を作成しているようだ。

 

「えっと…シャオツー?でいいんだっけ。分身って何種類くらいいるの?あと名前安直すぎない?」

 

「何種類?…うぅんと…えぇと……わかんないや」

 

「わかんないかぁ」

 

知能レベルは本体と同等程度のようだ。

お菓子の包装などは丁寧で素早いため、手先は中々器用みたいだが。

 

「名前はねー、最初はもっと長かったんだよ。『影分身バージョン2セカンド二号機───」

 

「長いよ…しかし、自我は結構しっかりしてるのか。でも性格は本体と違うし…人類の魔法体系にある分身魔法とは違うよね」

 

「独自に作った魔法だからねー。頑張って術式も作ったんだけど、複雑になりすぎて手の加えようが無くなっちゃったんだ」

 

「(術式を無駄に複雑にしちゃうのはお爺ちゃん譲りなのか…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国、ナーハリヒト地方。

 

 

温泉を堪能した一行は、北部高原へと通じる関所がある街で物資の補給をしていた。

 

 

仲睦まじげに生活用品を買い揃えている二人…シュタルクとフェルンをチラリと見る。

 

……うむむむ、やっぱりいつもと変わらないように見えるな。

ハイスでは完全に恋人同士のデートと言った様子だったのだが、こうも変化がないのは予想外だ。

 

ていうか、デートの内容が健全過ぎて悶々としたよ。

ラッキースケベも起きないし、手を繋いだりとか、キスしたりとか…そういったことは皆無だったのだ。相性は悪くないし、シュタルクはともかくフェルンは少なからず意識している筈なのだが。

 

心の中のザインに後押しされ、やらしい雰囲気にしようと何度も飛び出しそうになったものだ。

 

まったく、二人とも奥手すぎる。

ここはお姉さんである自分が、二人の背を押してサポートしていくしかないだろうな。魔法以外はポンコツなフリーレンはたぶん役に立たないだろうし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に関所を通過し、三日もすると集落に辿り着く事が出来た。

住人から魔物の討伐依頼を引き受け、代わりに一晩寝泊まりさせて貰うことになった。

 

…しかし、北部高原は魔境なのか?

魔物が多い上にどいつもこいつも手ごわい。正面から戦うならそんじょそこらの魔族より遥かにやっかいで強力だ。

 

群れで連携するタイプから、強力な単一の個体まで様々な魔物がいる。毒極竜サイズのドラゴンも普通にいるし…あ、でも、あの魔物はちょっと可愛かったな。遠目で見るとぬいぐるみに見えなくもなかった。

 

 

…まぁ、木々の数倍はある巨人だったけど。20メートルくらいはあったぞアイツ。

 

 

───翌日、集落を出発して街道に出没するという魔物の討伐に向かった。

 

 

ここまで自分達が戦って来た魔物は、自治のために見回っている騎士団で対処可能な魔物との事。

 

しかし、街道にいるという魔物はその騎士団すら手も足も出ない大物だという。これは腕が鳴るな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北部高原に入ってから1日目が過ぎた頃。

 

「こんなんじゃすぐに矢がなくなっちゃうよー。ここ魔物多すぎない?」

 

夕食時のシャオの言葉にフェルンも内心で同意した。

この北部高原は魔物が強い上に多すぎて魔力の消費が激しい。中央諸国を旅していた頃とは雲泥の差だ。とてもではないが、魔法使いだけで進んでいけるところではない…フリーレンが前衛を欲していた理由がよくわかった。

 

「シャオには剣もあるし、離れた敵には魔法で攻撃すればいいんじゃないか?」

 

「でもなぁ…魔法使いは二人もいるし、戦い方が被るのはちょっと…」

 

「気にするところがおかしいだろ」

 

相変わらず、この少女は妙な所でこだわりを見せる事がある。

エルフと言ったら弓矢の達人だから、というよくわからない理由で弓矢を使っているが、正直魔法で戦った方が効率的ではないかと思ったことは少なくない。

 

相手が人間の魔法使いで、防御魔法を使うなら質量攻撃である弓矢は悪くない選択肢ではあるのだが…今の所、フェルンは魔法使い試験以外で人間の魔法使い(というか人間)と戦った事がないのでいまいち納得出来ていない。

 

「しょうがない。これを試す時が来たようだね…」

 

「お?なんだそれ」

 

シャオが魔法を使い、手にお菓子…ではなく、細長い物体を作り出した。

というか、どこからどう見ても矢である。光沢があるので普通の矢とは少し違うようだが。

 

「これは飴で出来た矢ですね。触ってもべたつかない…生半可な温度では溶けないようです」

 

「一発でわかったのか」

 

「フェルンは目がいいからね。特に食べ物に関しては私以上だ」

 

「よーし、早速明日からはこのキャンディーアローで戦ってみるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…後日。早速飴で作った矢を魔物に放ってみたのだが───

 

「あー!食べられたー!」

 

「まぁ、予想はしてたけどさ」

 

「魔物も飴を食べるんですね」

 

機敏に反応した魔物によって、放った矢はバリボリと食べられてしまった。

当たりさえすればダメージを与えられるのは、昨夜の試し打ちでわかっていたのだが…さすがに食べ物で戦うのは無理があったようだ。

 

「おおい!暢気に見てないで戦ってくれよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街道にいた魔物を討伐し、先の集落の住人からの依頼を達成したフリーレン一行。

依頼達成の報告の為に一旦集落に引き返す事になり、道中で先ほど戦った魔物についての話をしていた。

 

「ねえねえ、さっきの魔物って魔族じゃないの?角生えてたし、人型だったし」

 

「言われてみればそうだな。服っぽいのも着てたし、剣だって魔法で作った物だった…魔族だったのかあいつ」

 

二人の言う通り、先ほど戦った魔物はこれまで戦って来た魔物とは毛色が違った。

 

膝から下以外はほとんど人型で、腰巻や剣を背負う用のベルト、肩や手首に鎧を装着していた。

魔法で作られた両手剣を持っていたが、剣術もしっかりと身に着けており、シュタルクの対人用の技が使える貴重な相手だったのだ。

 

実力も相当なもので、フリーレン以外が一対一で戦うならば結構な激闘になったかもしれない。

 

「魔族は厳密に言えば数ある魔物の一種類にすぎませんから。はっきりとした境界線があるわけではありません。ですよね、フリーレン様」

 

「そうだね。大まかに人型で、言葉を話せる魔物を魔族って呼んでるだけだから。さっきの魔物は言葉を話さなかったから…魔族の戦士モドキって感じかな。実力的には魔族の将軍クラスには遠く及ばないね」

 

魔族の将軍とは、熟練の魔族の戦士の事だ。

魔族の中では少し変わった存在で、強大な魔力で身体能力を強化し、使用する魔法や武器、姿かたちに合わせた独特な武術を操る。

 

将軍ともなれば大魔族に勝るとも劣らない強さを誇る。

フリーレンのような大魔法使いすら、戦う際は入念な対策や作戦を練る必要がある。いや、そもそも一対一で戦う事は避けるだろう。それほど危険な存在なのだ。

 

「ふーん。でも世界で一番強い戦士はアイゼン師匠でしょ?一番弟子のシュタルクなら将軍なんてちょちょいのちょいだよ」

 

「アイゼンよりずっと強い魔族の将軍もいるけどね」

 

「またまた~、フリーレンはすーぐそうやって脅かすんだから~」

 

「(脅しじゃないんだけどなぁ。後で戦っちゃ駄目な魔族リスト教えておこう)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
茶衣着っぽいあれ




フェルンとシュタルクのデートは原作を読むか、いつかアニメ化された時に視聴しましょう!

今回登場した分身ちゃん(緑髪)は完全に非戦闘用です。
魔力はいっぱいあるけどお菓子を作る魔法しか使えません。戦闘センスもゼロ。
性格はルンファク4のコハクちゃんみたいな感じ。なお、これから先出番があるかは不明です。


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