ジョジョの奇妙な冒険~無限のスタンド~ 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
「ッフー…これでいいな!」
ハロー!俺は【空条
ここだけの話、俺って実は転生者ってやつなんだよねぇー!
前の世界ではジョジョを読み漁って、一応九部の1巻まで買ったんだけど、そのあとフツーに、別に助けてトラックにひかれたとかでもなしに、鉄骨が上から落ちてきて…って、これってフツーって言えるのかな?まいいや!とりあえず俺は、そうしてこの世界。ジョジョの世界…って言えるかはわからない。
たぶんこの世界は、6部の最後でエンポリオが神父を倒した後の世界線。
母親、【空条 徐倫】は犯罪なんかしてないし、父親の【ナルシソ・アナスイ】も特に殺人者ってわけでもない。
そして、なぞにいまだご存命の【ジョセフ・ジョースター】だっている。なぜかスタンドはおろか波紋すらもないこの世界でどうやってるのかって、この前ニュースでやってた。
ひいじいちゃんが死んでるのに、ひいひいじいちゃんは生きてるってのがなんかおかしな感じするなぁーって時々思う。
じいちゃんの【空条 承太郎】も、DIOとは戦ってない。今は【海洋学者の権威】なんて言われてるんだ。
というか、そのせいで【ジョルノ・ジョバーナ】もいない。パッショーネだって【ディアボロ】は捕まってるからもうない。
ちなみに親戚の【東方 仗助】は古代遺物の復元をやっていて、めちゃくちゃ上手くて速いらしい。
【花京院 典明】さんは普通にじいちゃんの学校に転校してきて、今も家族ぐるみの付き合いが続いている。
花京院さんも子供を作っていて、その孫の、【花京院 劉我】って言って、今小学5年のヤツだ。弟みたいに思ってるけど、俺レベルの勉強が今既にできるから、またまた「なんだかなぁーッ」って思ってる。
それで…思い出したくはなかったんだけど、仗助おじさんの孫もいて、今大学1年生。
で、なんで思い出したくなかったか。っていうと…
「助斗ォォーー!!おねぇちゃんが来たぞぉぉーーッ!!」
…まぁ、こういうことだ。
この姉を名乗る不審者は、【東方 愛真】。男っぽい名前がコンプレックス。
かなりうざったいけど、親たちからはニヨニヨした目で見られているからこれもまた、「なんだかなぁー」って思ってる。
そして、この物語は、
「助斗!機材は私もそろえてある!実は一年前のサービス開始から始めてるんだ!」
「さぁ早くやろうじゃないか!」
「ハァ…ハイハイ。俺ももう機材はセットしてあるからさ。設定だけさっさと済ませてアルター王国に行くよ」
「ウム!では中央の噴水で待っているぞ!」
そう言って、ねえちゃんは部屋から出ていく。ったく…しっかし、昔はあんなに体が弱かったのになぁー…
そう思いながらも俺はヘッドギアを装着する。
「変身!」
…ノリで行ったがねぇちゃんに聞かれてなくてよかった…ダサいな。これは。
まぁ、いいさ。
そう、この物語は、
「スタートアップ」
俺が、さえない自分から、望む姿へと変身するための物語である