やぁ皆、コロンブス、いや素昆布酢だよ。
ごめん冗談弦月だ。
あの恐怖の一夜から一日、ラウラと同室になったのだ。
ラッキースケベなんて起こさず、無言の朝を終えた、筈。
一夏に武器を作ってほしいと言われ、戦闘スタイルや癖すら見たことないから
模擬試合してこい。って言ってやったら俺も引っ張って此処まで来やがった。
で、偶々いた金髪ドリルとちっちゃいのがこっちにまで喧嘩売ってきた。
まあ模擬試合なんで一夏がisを展開使用とした瞬間に爆風。
いたのはラウラでしたー!
「いやまぁ絶賛撃たれてますよ?」
「くそ!なぜ当たらんのだ!」
ドヒャア!ドヒャア!とブースト音が鳴り、攻撃を避ける。
瞬間加速とは違う、クイックブーストだ、フラジール速いぜ!
これは瞬間的にブーストし、凄まじい速度で横なり後ろなり前なりに
飛ぶ技だ。リンクスやレイヴン以外がやろうとすると首が折れる。
これは見た目以上に衝撃が強く、衝撃を受け流さないと折れるからだ。
それを経験したことすらない人間は一瞬で意識を刈り取られ、最悪
体中の骨がポッキーみたいになる。
まあ、isに乗ってれば気絶で済むかも。カモカモ...
セレンに怒られる気がしたので、装備を変える。
全戦場対応装備変換システム、通称アセンブルモード。
あらゆる状況に対応するために備わったシステムだ。
装備を別のデータに変換し、それに変える。
いわばACのアセンブルが戦場で手軽に出来るのだ。
装備が暗い青に変わる。
今のはステイシス、LAHIREタイプの中距離がコンセプトの機体だ。
名前の由来は自分以外止まって見えることから...らしいが。
「貴様...止まって見えるぞ?」
「なに!?」
案外本当に止まって見える。
フラジールに匹敵しないにしてもかなりの速度で、
銃弾なんかよりもかなり速く動いている。
因みにフラジールはマシンガンの嵐を簡単にかいくぐって行きます。
まぁ、それはともかく、isにはコジマは搭載できない。
搭載出来ないというより環境汚染が心配で搭載したくないし、束さんと研究をしたときに
コジマのエネルギーが強すぎてエネルギーが暴走する可能性がある、と言っていた。
ならどうするか?俺がコジマを改造すればいいんだよ!
幸いISネクストはネクストに近い構造である、そこに武器とかをデータにしているコア
と、それに伴い色々な回路とかが組まれてる。結果的には環境汚染をせず、従来の性能の
ままにできた。一度に沢山の供給は出来ないから再充電に三分かかるが...
[アサルトアーマー重点完了]
「再接近は...まぁいいか。」
ゴウゥゥゥウウン!
緑色の爆発はアリーナのシールドスレスレで展開された。
アサルトアーマーに吹き飛ばされたラウラはアリーナの壁に叩きつけられ気絶した。
まぁ、突っ込んできたラウラが悪いってことで。
そこに教師陣がやってくる前にラウラを担いで一気に飛んだ。
目を覚ます...
私は確か一夏に戦いを挑んで...
それで弦月に負けて...そうだ弦月は!?
急いで飛び起きた視界の先にいたのは、職人のごとく設計図と
部品を交互に見てにらめっこしている最中の弦月だった。
ぶつぶつ、と何かを呟いている。
瞬間、弦月は何か思いついたように溶接や結合を始めた。
...作ってるのって大型チェーンソーだよな?
剣の刃をそのままチェーンソーにした感じの。
それを満足そうに隅に除けるとisの重火器のパーツを取り出す。
その真ん中に置いたのは大型のライフル、そしてなんかの端末だ。
端末はちょいと細工されるだけ。
しかし重火器をバラした瞬間目つきが鋭くなる。
パーツを取っては組み替えて、それには一切のズレすらなく見える。
その銃のスコープを外し、取ってを付けて完成したらしい。
満足そうに頷いてそれを机に置く、と同時に彼は携帯を取り出した。
着信があったらしい、そして話を始めた。
「よぅ、ジャック、久しいな。」
『お前か...どうだ?男子のユートピアは。』
今かけている相手はジャック・O。
俺の師匠でもある人間だ。
彼はリンクスではなく、レイヴンだ。
しかし、その操縦技術はカラードの上位に食い込むのだそうだ。
ちなみに、ハスラー1という友人がいるらしい。
「疲れるよ、さすが日本一の高校だ。
そっちこそどうだ?身体の調子は。」
『良好だ、ナノマシンも機能している。』
「そうかい、なにより、だな。」
ジャックはとあるレイヴンとの戦いで一度死んだ。
その時に偶然俺のナノマシンが結合して、ジャックを蘇らせたのだ。
そのお陰か、ジャックは何時でも機械に入り込める。
オールドキングとの戦いでは俺のオペレーターを務めた。
『ところで。』
「なんだよ。」
『オッツダルヴァ君やCUBE君、メルツェル君とは
上手くいってるかい?』
「...あ。」
『友達は大切にしないといかん!この前エヴァンジェがオッツダルヴァが
反抗期だとか嘆いてたからな!」
「うっせぇ!おかんかお前はぁ!」