「ふぅあぁ...あ?」
意識の覚醒。
こんにちわ、弦月だ。
さて、目覚めたは良いものの...体を掴まれてる感覚がする。
とりあえず開いてる左手で布団を剥ぐと、中にはラウラが...
...................。
...........。
.....。
...ふぅ。
いやふぅ。じゃねぇよ俺何逃げてんだよこっち来いよ。
さて、どうする...この状況、不味い。
非常に不味い、俺はともかくラウラは遅刻してはならない。
だけどこの寝顔を起こす事は万死に値し...
「ふぅ...みゅう...うみゅ?」
あ、もうどうでもいいや。
寝ぼけ眼でこちらを見てくる可愛い。
現在俺の理性がコジマプラント内部のPAみたいに削れてる。
なんだよこの可愛い生き物、ラウラか。
普段のギャップとこの落差が凄いのは誰だよ、ラウラか。
可愛いこれは何だったか、ラウラか。
「う...う?げ..弦月!?」
「お?お早う。」
「あぁ、おは...じゃない!何故私のベッドに...」
「俺のベッドだ。」
「え!?」
あぅあぅ、と言っているが顔を俺の胸に沈めるだけで離さない。
可愛いなぁ、と一人和んでいると足音、この部屋に向かってきてる。
まぁ、まだはやい時刻だし、入ってこないだろう。
大した問題に
「お前ら遅すぎ、る....ぞ?」
「「あ」」
「まったく、お前らは...」
「うひひサーセン...あ、まじごめんなさい謝るから月光しまって。」
「次からは気をつけるように。」
「はい...すいません教官...」
「教官じゃなく先生と呼べ…」
「結局振り下ろすのね!?」グシャァ
とぅとぅとぅとぅーとぅーとぅっとぅとぅー(古王勝利)
見事に時計がぶっ壊れていたらしく、11時に起きていたらしい。
説教の時間も含め、午前中の授業は完全に寝過ごしたらしい。
昨日遅くに寝たからなぁ...午後の授業はまたもや実習らしい。
模擬戦を見せるらしい。
...多分俺が指名されるんだろうなぁ...
時間は変わる。
「ふぅ...」
「まさか、な。」
俺もまさかとは思ったけど。
タッグマッチとは聞いてなかった。
いやクラス対抗戦、通称リーグマッチがあるのは
知らなかったですはい。
で、オルコット、一夏vs俺、ラウラになったらしい。
遠距離特化と近距離特化、オールラウンドに完全特殊。
isの特性や能力、それに合わせた戦い方を見せるのだ。
まぁ俺は、今回はちょっと違うけどね。
「弦月、本当に私にあってるのか?」
「あぁ、期待してくれ。」
きっと度肝を抜くぞ。
ファンサービスも含めてな。
ラウラも、キチッとあわせてくれよ?
「さぁ!この前のマナー知らずを叩きのめしてあげますわ!」
「落ち着けってオルコット、俺だってコイツを使いたくてはウズウズしてるんだから。」
「さぁ、ラウラ、弦月、入ってこい。」
千冬先生の声に反応はない。
何度呼びかけても、反応がない。
痺れを切らした千冬先生は様子を見に行こうとし、声に気づいた。
「政治家どもめ、リベルタリア気取りも今日までだな。」
ごぅ、と風が吹き付け、そこに着地したのは何時ものisとは違う装備の
ラウラだった。
深い青色のアーマー、羽根のようなスタビライザー。
その両腕にはライフルとレールガンのような物を装備している。
その上から、黒色の機体が降下する。
それに見向きもせずにラウラは答えた。
「行けるな?フラジール。」
「はい、そのつもりです。」
何時もと雰囲気が違う二人。
弦月は礼儀正しい紳士のような、ラウラは
いくつもの戦場を渡り歩いたエリートのような雰囲気だ。
ラウラがチラ、とフラジールを見た後、視線を前に向ける。
「それは良かった、じゃ、行こうか。」
二人はブーストを強く吹かした。
いやぁ、作っておいて良かったよフラジールとステイシス。
ラウラもかなりノリノリで演技してたし顔も満足げだ。
さて、ちょいとフラジールの機動性、ご覧にいれてさしあげましょう。
「フラジール単騎でも、敗率は殆どありません。」
「ちょ、はやーーー!?」
マシンガンをクイックブーストで縦横無尽に移動しながら連射する。
それにばらまかれた銃弾による弾幕の嵐、避けれんだろうて。
予想通りオルコットは嵐を浴びている。
そのまま近づきアサルトアーマーを放つ。
それはオルコットのシールドエネルギーを消し飛ばし、機能を停止させる。
さすがSOBRERO、アサルトアーマーはかなり強い。
「クズが、空気にもなれんか。」
「ぷ、プランD、所謂ピンチですね。」
主に精神面での。
ラウラが演技力有りすぎて恐い。
最初にオッツダルヴァと共闘したその時とそのまんまなんだけどなにこれ恐い。
ギロって睨みつけてくる所が特に。
まぁ可愛いから許す。
そのままマシンガンの弾幕を張る...
瞬間にラウラがアサルトアーマーを放ち、一夏が機能停止する。
「話にもならんな...」
「なんと、呆気もない...」
疲れた、食堂行きたい。
「私にも作ってくださいまし!」
「じゃぁ三百円。」
「そ、そんな安くていいんですの?」
「まぁ、お小遣い稼ぎ感覚でやってるから、あとブルーティアーズの改造もする
からちょいとイヤーカフスかして。」
「えぇ、任せますわ。」
「...いったね?」
「え?私地雷踏みました?」
「蹴り抜いたね。」
「致命傷じゃないですの!?」
うほほぉーい!といって走ってきた弦月を呼び止める。
昨日の一件のお陰か私の時だけ安心しきった顔で話してくれる。
それが嬉しくて、つい話し込んでしまう。
最近手に入れた武器のアイデアとかスラスターのこととか。
楽しそうに聞いてくれる。
「あぁ、私のシュヴァルツェア・レーゲンもメンテナンス頼んでいいか?」
「おぅ、任せろ、ちょいとチューンアップもしとくからさ、要望ないか?」
「少し速さを上げて欲しいな、ステイシスに慣れてしまったらしい。」
「おう、あと、ワイヤーブレード以外に何かメインがあったほうがいいぞ?」
「あぁ、ANNRを使うつもりだ。」
「そうか、コイツはどうだ?」
「ほう、コイツは...」
そして時間は速く流れる。
さて、言ったからには実行に移す。
まずはブルーティアーズ、取り敢えずスナイパーライフルを後
二丁、腰から撃てるようにして、スラスターを増やし、ビットも
あと三機増やす。
...これビットに推進力頼ってんじゃんか、足にスラスター、腰にも
六問追加しねぇと...あとは近接武器は、空風現月のデータを使って...
よし、出来たってとこか。
全体的に少し大きくなった程度か。
うわぁ腰のスナイパーのお陰でかなりデカく見える。
「さて、シュヴァルツェア・レーゲンだけか。」
素早さを上げる為、一度スラスターとそれに関する物を取っ払い、
LAHIREのパーツを組み込む。
この時にLAHIREの内部の細かい部分を前の物と一緒に組んでパーツを構成する。
さしずめSyuvarutulea-LAHIREってとこか。
そして、改造コジマ用に動力源を改造する。
そしてあの武器のデータを組み込み、腰にスラスターをつける。
ステイシスにも追いついただろうな。
「ふぅ、これでいいか。」
今宵二つの機体が化け物になった。
あ、ラウラとのペアは俺だ、ラウラが午前中に言ってきたのだ。
二つ返事で了解した。
まぁラウラが暴走したならアイツを使ってでも止める。
「俺もアイツの調整急ぐか。」