キタサンブラックのG1初挑戦、そして初勝利から数日後、ワンダーティラーは
ワンダー「……ゴホッ……ケホッ」
風邪で寝込んでいた
キタサン「ワンちゃん大丈夫?」
ワンダー「うん、頭と喉と関節が痛いのとちょっと寒いだけ、大丈夫」
キタサン「それは大丈夫って言わないよ、ワンちゃん」
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
ワンダーティラーの脇に挟んである体温計が音をたてる、キタサンブラックがそれを取り体温計を見るとそこには39.6と書いてあった
キタサン「わぁ、スッゴい高熱」
その時扉を叩く音が聞こえキタサンブラックが扉を開けるとそこには小さい鍋と皿をお盆に乗せたサトノダイヤモンドが立っていた
ダイヤ「ワンちゃんお粥とリンゴのすりおろし作ったよ、食べられる?」
ワンダー「ありがとうダイヤ、ゴホッ」
サトノダイヤモンドはテーブルにお盆を置き皿にお粥を入れる
ダイヤ「フー、フー、フー、はい、ワンちゃんあーん」
ワンダー「いや、そこまでして貰わなくても自分で」
ダイヤ「ダメダメ、今は私達に任せて、はいあーん」
ワンダー「………………あーん」
ダイヤ「美味しい?」
ワンダー「うん、ありがとう」
やがてお粥とリンゴを食べ終え薬を飲みサトノダイヤモンドも皿を片付けに行きキタサンブラックも昼にまた来ると言い残し学校へ向かった
ワンダー「………………」
ワンダーティラーは何もせず、ただボーッと空を見上げる
ワンダー「………………」(キタサンにおめでとうって言いそびれた)
ズキズキと痛む頭でキタサンブラックへの礼を言ってない事を思い出した
ワンダー「………………」(………………だから何だって話か、治ったらキタサンに言えば良いし)
痛む頭で考えるのが億劫になりそこで強制的に思考を打ち切った、その後は何も考えず何もせず、眠くもないのに目蓋を閉じる、次第に意識は夢の世界に向かい意識を手放した
次に目が覚めると昼になっておりそれに気付くと同時に扉を叩く音が聞こえ扉が開かれキタサンブラックとサトノダイヤモンドが入ってくる
キタサン「ワンちゃん、ご飯持ってきたよ~」
ダイヤ「ワンちゃん大丈夫?、具合どう?」
ワンダー「ああ、ありがとう」
ダイヤ「はい、流石にお粥ばっかりだと飽きるだろうからうどんにしてみたよ」
ワンダー「ありがとう、助かるよ」
ダイヤ「フー、フー、フー、フー、はいあーん」
ワンダー「あーん」ズルズル
ワンダーティラーはダイヤの子供扱いも諦め素直に食べ始める
キタサン「ワンちゃん熱計ろう」
ピピピピ ピピピピ ピピピピ 38.2
キタサン「う~ん、まだ高いけどちょっとは下がったかな?」
ダイヤ「お薬も飲ませたし多分大丈夫かな?」
キタサン「うん、ワンちゃん、今日はこのまま大人しく寝ててね」
ワンダー「うん、ありがとう」
ワンダーティラーはこうして1日眠って過ごした