ワンダーティラーにとって何気無い日常はとても好きな物の1つだ、朝起き、身支度を整え、学校で授業を受け、友達2人の練習が終わるのを歌を聞いたり歌ったりしながら待つ、明日も何時もと同じ日常を繰り返す、そう思っていた日の夜、携帯に1本の電話が入った
ワンダー「…………もう一回言ってくれる?」
キタサン「うん、あのね、明日ワンちゃんにスピカの練習見に来て欲しいの!!」
ワンダー「何で?」
キタサン「だってワンちゃん私達がトレーニングしてる時何時も1人で音楽聞いてるだけでしょ?、だからたまには違うことした方が良いかなって思って、それに」
ワンダー「それに?」
キタサン「ワンちゃんに、私の走る姿見てもらいたいし、そのやっぱり駄目?」
ワンダー「………………はぁ、分かったよ、キタサンには何時も助けて貰ってるし、でも私は何も出来ないからね?」
キタサン「うん!!全然良いよ!!、じゃあ待ってるからね!!あ!!ギター忘れないようにね!!」
ワンダー「ギター?」
キタサンブラックはそう言うと電話を切った
翌日の放課後
キタサン「お待たせ~!!ワンちゃん行こう!!」
ダイヤ「あれ?キタちゃんもワンちゃんもどこ行くの?」
ワンダー「…………ダイヤに言ってなかったの?」
キタサン「あはは、すっかり忘れてた、あのねワンちゃん何時も私達がトレーニングしてる時音楽聞いてるだけだったでしょ?だからたまにはと何処かのチームの練習でも見てみないかって、それで最初は私のところのスピカに誘ってみたの」
ダイヤ「ええ!?そんなこと考えてたの!?、もうキタちゃん私にも教えてくれれば良いのに」
キタサン「あははごめんごめん」
ワンダー「…………分かったよ、今度はダイヤの所にも顔出すから、そんなにむくれないで」
ダイヤ「むぅ~、絶対約束だよ!!」
そう言ってサトノダイヤモンドはチームの元へ去っていった
カラカラと車椅子の車輪が回る音が響く、遠くを眺めれば何やら小屋の様な物が見え車椅子が止まる
キタサン「じゃあ私着替えてくるから待っててね」
ワンダー「うん」
数分後
扉を開く音が聞こえ赤と白のジャージを着たキタサンブラックが出てきた
ワンダー「良いね、似合ってるよ」
キタサン「ありがとう!!、じゃあ行こっか」
キタサンブラックが再び車椅子を押す少しすると何人かのウマ娘がストレッチで体を動かしていた
ワンダー「あれが」
キタサン「うん!!、チームスピカ、私のチームの先輩達だよ!!」
練習場まで降りるとストレッチをしていたウマ娘達がワンダーティラー達に気付き声をかけてくる
???「あ!!、キタちゃん遅いよ~!!」
キタサン「すみませんテイオーさん、今日は友達を連れて来まして」
テイオーと呼ばれた髪をポニーテールに結んだ小柄な少女はワンダーティラーを見る
テイオー「君がワンダーティラーか、僕はトウカイテイオー!!、よろしくね。ニッシッシ」
ワンダー「どうもお噂はかねがね」
キタサン「あ、紹介しますね、此方私の幼馴染みのワンダーティラーちゃんです」
ワンダー「ワンダーティラーです、よろしくお願いします」
キタサン「ワンちゃん、此方トウカイテイオーさん、さっき説明した通りだよ、であっちの緋色の髪をツインテールにしたのがダイワスーレットさん、その隣で競うようにしてるのがウォッカさん、あそこで将棋してるのがゴールドシップさん、それを怒ってるのがメジロマックイーンさん、であっちでストレッチしてる長髪の人がサイレンススズカさんとその隣の人がスペシャルウィークさん」
キタサンブラックに紹介されながらワンダーティラーはその強さを見る
ワンダー「知ってる、流石にね」(やっぱり強いな、平均Aランク、悪くてもC+)
キタサン「そうだよね、あ!!トレーナーさん!!」
沖野「おう、キタサンブラック!!、待たせたな、さて全員集合!!」
沖野がそう言うと皆集まってくる
沖野「さて、今日は特別ゲストが来てくれてるぞ、自己紹介してくれ」
そう言われワンダーが車椅子を少しだけ前に出す
ワンダー「ワンダーティラーです、よろしくお願いします」
ワンダーティラーがそう言うとパチパチと拍手が聞こえた
沖野「さて、今日のメニューを言うぞ」
そうしてメニューが発表された後ワンダーティラーは少し離れた位置でその様子を見続けるのだった