呪術世界の結界術師   作:ペンギンくん

16 / 45
【死滅回游】――仙台結界
00.先輩と後輩


『乙骨憂太を死刑執行人に推薦するだと? やつは五条悟の……』

『理解している。だがやつは虎杖悠仁とは顔を合わせたことが無い上に両面宿儺の渋谷での行いを聞けば、虎杖悠仁の犠牲は仕方が無いことだと考えるはずだ。宿儺を表面化させて苦しんでいる後輩を介錯する先輩としても言い分が通るであろう。……何より乙骨憂太が執行に失敗したとしても構わない』

『どう言うことだ?』

『虎杖悠仁を殺す縛りを課す。それによって虎杖悠仁に情けを掛けて殺さなかったとしても縛りによって罰を受けるはずだ』

『なるほど。それが狙いか』

『何より虎杖悠仁は体術だけでも準一級術師以上と評価されている。下手に手駒を失いたくない。ゆえに、せっかくだから今まで国外に出ていた特級術師殿に働いてもらおう』

 


 

「……あれ? 先輩、なにしているんですか」

「ん? いや、見た通りだが」

 

 東京都立呪術高等専門学校に入学してから、乙骨憂太はずっと勉強と鍛錬に身を費やしていた。

 自身の幼馴染である祈本里香が特級過呪怨霊と言う存在に成り果ててしまい、彼女を成仏させるためにも転入してから呪術についての勉学に育んでいた。

 特殊な学校であるため休みの日が全くないわけではないが、乙骨自身の事情もあるため彼は休みの時間も使って鍛錬をしていた。

 そんな彼を見て事情を知りながらも体を作るにはちゃんとした休みも必要だと同級生に言われ、心配を掛けてしまったなと反省した乙骨は久しぶりの休みを取っていた。

 とは言え、上手く生きることが出来なかった乙骨としては休めと言われてもどうすれば上手く休めた扱いになるのかわからず、久しぶりに妹と電話をし終えてからは適当にベッドの上で休むぐらいのことしか出来なかった。

 喉が渇いたので水を飲みに来たところ、寮の台所で何かを作っている先輩、玻座真護良と遭遇した。

 

「えーっと……料理ですよね。夕飯にしては早いけど」

「ケーキ作っているところだよ。たまーに菓子作りしていてな。気分だけど、まぁ大体は三ヶ月に一回ぐらいの頻度だな」

「へぇー。趣味なんですか?」

「……いや。ギリ趣味に至らなかった感じだな。ただ腕を落とすのも嫌だから、たまーにさっきも言った通り気分でやっている感じ」

 

 自分で料理をしない乙骨としてはケーキを作ると聞くとかなり大変そうに思えてしまうが、玻座真は簡単そうに作業をしながら乙骨と会話をしている。

 

「俺がよく読んでいた漫画の主人公が菓子作りをしていたから、一時期手を出してたことが高専に入る前にあるんだよ。ただまぁある程度はモノになったけど、やっぱ漫画やゲームの方が好きだな~で終わった感じだな。あ、乙骨も汚したり壊さなければ勝手に漫画やゲームで遊んでいいから」

「あ、あの先輩の隣の部屋ですよね。ありがとうございます」

 

 高専には寮があるのだが、呪術師が少ないこともあって空いてる部屋が多かったりする。

 そのため玻座真が買って溜め込んでいる漫画やゲームが彼の隣の部屋に置かれているのだ。

 他の人も自由にどうぞと言うか、玻座真が何かを言う前に遊び始めたのもあって、みんなの遊び場となっている。

 

「それにしても……材料多いですね。ケーキってこんなに必要なんですか?」

「いや、これは二種類作るからだな。チョコケーキとチーズケーキ作る予定だ」

「二つも作るんですか……。それも別々のやつを。大変じゃないんですか?」

「高専で菓子作りする時は多めに作るようにしているんだよ。五条先生の注文で」

「あー」

 

 転入したばかりの乙骨だが、自分たちの担任である五条悟は結構な頻度で甘いものを口にしているのを目にする。

 

「ま、菓子作りに限らず料理全般で大変なのは、どっちかと言うと慣れるまでだな。簡単に作れるものでも時間掛かるのは、やっぱ調理器具の扱いや調理の手間が問題だな。例えば食材を慣れている人が切るのと慣れていない人が切るのじゃ速度も違うし。慣れた人ならば頭の中のレシピ通りに動いたり準備したり出来るけど、慣れてない人はレシピをわざわざ見直したり、さぁやるぞってところで準備をしていないことに気づいたり……みたいに毎回ストップが掛かるから『時間が掛かる上に大変なんだな』ってなる感じだな。調理中に皿の準備を忘れるだけで作業が滞るしな」

「な、なるほど……」

 

 確かに目の前で玻座真はテキパキと作業をしているが、乙骨は同じようにやれと言われても出来る気がしない。絶対手間取るはずだ。途中で焦って余計に時間を掛けてしまうだろう。

 

「まぁ語っているが、もっと上手いものを作るなら実際に手間暇掛かるしな。俺は店で出すような商品レベルの上手いもん作るわけじゃないし。……作り終わったら冷蔵庫に切り分けた状態で入れておくから、勝手に食べて良いぞ」

「あ……ありがとうございます」

 

 似合わないとは言わないが、意外には感じた。

 武術に関しては同級生である禪院真希に教えてもらっている身であるが、術に関しては教師である五条だけではなく玻座真にも手ほどきを受けている。

 呪力の修行中に特級過呪怨霊である祈本里香が暴走したとしても抑えられる人材として、忙しい身であるがスケジュールを調整させてもらい乙骨の鍛錬に付き合っている。

 最初の顔合わせの時には里香を見ても薄い反応もあったため、ドライな人だと乙骨は思った。実際に怒っているわけではなさそうだが基本的に仏頂面であるため、初めの頃はどうコミュニケーションを取れば良いのか乙骨はわからなかった。

 話してみると普通に会話は成り立つし、乙骨に対しても親身になってくれるため、自身の最初の評価が筋違いだったと恥じいた。

 ただ、やはり菓子作りと言うと明るい側の人間(陽キャ)が行う偏見(イメージ)が陰キャである乙骨にはあったため、陰キャではないがクールな印象がある玻座真が頭巾とエプロンを付けてお菓子作りをしている姿を見て少し戸惑っていた。

 

「僕も趣味か何か見つけた方が良いかなぁ」

 

 水を飲んで部屋に戻りながら、ぽつりと呟く。

 里香を成仏させると決めた以上、その後のこともどこかで考えなくちゃいけない。

 スケールが大きいことは考えられないが、まずは小さなことならばと少しだけ“次”と言うものに思いを馳せる。

 ただ少なくとも、お菓子作りは無理だろうなと玻座真の作業を見て思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、乙骨。寝るなよ」

「ん……いえ、寝てませんよ。ただ先輩と二人で一緒って久しぶりだなって」

「あー……お前さんが転入してきて少しはよくいたな。鍛錬に付き合ってた頃か」

 

 バイクで人気のない公道を走りながら、後ろの席に座っている乙骨に玻座真は話しかける。

 東京で異変が起き、呪霊と言う異形の存在が日本中に広まった。

 最初は何らかのイベントやフェイクニュース、もしくは幻覚すらも疑われた。それにより人々はそこまで本気にせず呑気に過ごしていた。

 だが東京にいた知り合いと連絡が取れない者が多くいて不安の声をSNSに上げていた。他にもSNSでは東京にいた人々が無秩序に呪霊の被害を語り信憑性が増していた。カメラには呪霊が映らないと言う特性ゆえに、透明な存在に人が殺されている動画がいくつも上がり、いくらなんでも……と言う雰囲気に東京以外に住んでいる人々もなってきたのだ。

 

 そして――死滅回游が始まった。

 

 日本の各地に結界(コロニー)が発生し、もはやテレビの向こう側の異常事態ではなくなってしまったのだ。

 呪術的知識が無い一般人たちは恐れ、自宅にこもってしまった。

 国の指示により最低限のインフラは残っている。逆に言えば日常を象徴とするものがそれら以外全て失われたと言っても過言ではない状態である。時期に回復するだろうがそれが数日、もしくは数週間以上掛かるだろうことは状況に詳しくない者でも想像がつく。

 登校する生徒、出社する社会人。歩道も車道も人の姿が存在せず玻座真は法定速度や信号機を無視して走り続けている。

 電車が現在は止まっており、県を跨ぐためには車を用意する必要がある状態だ。

 いつもであれば補助監督に車で送ってもらうのであるが、今は渋谷事変から死滅回游へと呪術テロが続き、さらには渋谷で呪詛師に補助監督たちが襲撃を食らったため純粋に人手が足りていない事態に陥っている。

 そのためあまり乗らず放置気味であったバイクを引っ張ってきて、乙骨と二人乗りして仙台結界に向かっているところである。

 

「それにしても、このバイクって先輩のだったんですね。なんかずっとあるなぁとは思ってましたが」

「忙しいから欲しいものはまとめ買いしているんだが、その時にバイク使っている感じだな。基本的に乗らないし。そう言うのもあって乙骨も俺が乗ってるところを見たこと無いんだろうけど。あとお前は外国行ったし」

 

 談笑を交えつつ近況を報告し合う。

 

「それにしても虎杖君、大丈夫かな……。伏黒君もお姉さんが巻き込まれて焦燥してたけど」

「人的被害が宿儺に変わっても抑えられたが、戦闘地域が少しでもズレたら大勢の人間が死んでいただろうしな。宿儺が戦ったらしい火山頭の特級呪霊が強かったのもあって、イジメの矛先がそっちに向かってたっぽいのが結果的に助かった感じだな。ただまぁ、あいつは根明だが一度心の傷を負ったら抱え込むタイプだから気になるのはわかる」

 

 善性である虎杖に悪性の塊である宿儺が宿ったのは良いのやら悪いのやら。

 もちろん良くないことであるが、もし虎杖の性格が残虐的なものだったら、もっと被害が出ていたかもしれない。

 宿儺の邪悪性に同調するような人物ではなく、善性の虎杖だからこそ両面宿儺による被害がまだ抑えられているとも考えられる。

 そう考えると哀れであるが、総合的な感想としては「虎杖で良かった」になってしまう。

 それはそれとして、先輩としては心配になるが。

 

(バイク)があるってことで俺たちが仙台結界に向かっているが……あいつらと別れた後に思い出したんだよ。仙台は虎杖が高専に来る前に住んでいた場所だって」

「え、そうだったんですか」

「しかもモロにあいつが住んでいた辺りが戦闘区域(フィールド)に選ばれているっぽくてな。……仙台のことが頭から抜けていたっぽいのも、余裕がないことの証でもあるんだが。まぁ、あいつじゃ強い奴らと戦いながら避難誘導は無理だろうから、結果的に采配が噛み合っているけど」

 

 仙台結界で惨状が発生していても、残念ながら虎杖では救助活動すら厳しい。

 結果的に救助活動をすることが出来るだけの強さがある玻座真と乙骨がこっちに来たのは、虎杖の精神を考えると正解だった。

 傷心中であっても虎杖であれば人助けをするはず。それも顔見知りが巻き込まれている可能性があるなら、尚更焦るはずだ。

 そんな状態で救助活動なんて困難だし、また人を救えずさらに心の傷が深まってしまうだろう。

 酷な言い方になるが、例え死者が出ていたとしても玻座真と乙骨ならまだ冷静に対処出来る。

 

「采配といえば、虎杖の死刑執行人として乙骨(おまえ)が指名されたって聞いたんだが」

「あ、はい。ただどちらかと言うと僕が虎杖君を殺せないことを読んで、殺せなかったら僕が死ぬと言う縛りを結ばせてきた感じなんですよね」

「どう回避したんだ」

「実際に虎杖君を殺して、即座に反転術式で蘇生しました。少年院のことは聞いていたので」

「お前……そう言うところあるよな」

「僕としてもやりたくなかったですけど、虎杖君の居場所を知りたかったのと他の執行人を派遣されないようにしたかったんですよね」

「虎杖殺せるやつって今の一級にいるか、って思ったけど未所属の特別一級のやつらがこぞって殺しにかかればありえるか。……そろそろ着くぞ」

 

 途中で休憩を入れているが、信号や法定速度を無視しての移動だったため、想定よりも仙台結界に早く着く。

 円柱状の黒い大型結界を見つめながら、先んじて侵入後の動きを決めておく。

 

「先輩は泳者(プレイヤー)にならなくても入れますか?」

「昨日の追加された総則(ルール)9とやらを警戒しているのか? 敵側に一々どこにいるのか検索されるのは面倒だが、どこかで妨害術式を作って検索されないようにするから無視する。何より泳者にならんとポイントの取得を逃すのが勿体無いから、普通に参加するさ」

 

 仙台結界に向かってる途中にまだ結界に入ってない泳者がいて、通り過ぎようとした瞬間にコガネが騒ぎ総則9の追加を知った。

 乙骨は玻座真であれば泳者になる宣言がなくても結界に入れるだろうと考えているが、玻座真としては襲ってきた相手を倒した時にポイントを獲得出来ない方が嫌であるため、泳者になる予定である。

 

「調査によると、死滅回游開始時に非泳者は羂索の写しに結界内に残るか残らないか聞かれるらしい。残らないと宣言した者は泳者にならずに結界の外に出される。……が、突然自分が住んでいた場所から追い出されると考えたり、突然知らないやつに質問されて焦って何も考えられず『残る』を選択した一般人も多いはずだ」

「ですね。ただ全員を避難させるとなると僕と先輩だけじゃ厳しいですよね。……結界を自由に出入り出来る総則を追加して自主的に避難してもらう必要があります」

「俺なら総則が無くても結界の外に出すことが出来るけど……全結界分やるのはさすがに余裕()ぇんだよな」

「……とりあえず、事前に決めていた通りで良いですよね」

「あぁ」

 

 適当な場所にバイクを停めて、結界に近づいていく。

 

「まず最初に僕に目が行くよう呪力を隠さず動き、先輩が危険性の高い泳者を視線が外れている間に奇襲する。先輩が戦っている間に今度は僕が出来るだけ呪力を隠して一般人を集めて避難出来る状況を作っておきます」

「……総則9が追加されてから何度か確認しているが、無差別攻撃しているっぽいのはドルゥヴ・ラクダワラってやつなんだよな。90点行ってるし。……黒沐死(ゴキブリやろう)の点数が途中で止まったのが不気味なんだよな。露骨に相性悪い術師がいて隠れている感じか?」

 

 乙骨が出来るだけ呪力を隠して、と言うもんだから思わず「いや、お前は隠密行動苦手だろ」と言いそうになってしまったので、それを押し殺して別の話題に玻座真は繋げた。

 

「結界に入った瞬間に襲われる可能性もあるから、ある程度のアドリブも必須でしょうけど」

「入ると同時に攻撃されて分断されたら俺がお前の方に合流しに行くか、隠密しないでそのまま戦闘を始める。状況にもよるがお前の方はそのまま避難誘導で良い。黒姫で俺が見つける」

「あれですか。なんかゾワゾワするんですよね……」

「なんかなぁ。黒姫自体は俺の強化探査の処理補佐であって、別に付随効果は存在しないんだが」

 

 玻座真が結界術を基点に作り上げた、宙を泳ぐ大型の黒い鯉。縛りによって探査関係以外出来ない仕様になっている。

 黒姫の能力を使う際には玻座真の探査結界も質が変わり、低位の術師でも感じられるほど濃密なものとなる。障りはないがあまり好まない感覚である。

 絶界のような無理やり澄んだ空気のようなものとはまた違う、深海を感じさせる冷たさが肌を襲うのだ。

 

(見た目が鯉なのに海で喩えるのは、ちょっと違ったかな……)

「…………」

 

 黒い結界に近づき手で触れる。

 何かを感じ取るかのように目を瞑りながら手の平を押し当てていると、玻座真のすぐ近くに奇妙な生物が出現する。

 

「よぉ、俺はコガネ!! この結界の中では死滅回游って殺し合いのゲームが開催中だ!!」

「…………」

 

 骸骨の頭を持った、手足がない胴体が長い生物。

 天使の翼のような小さな羽と、悪魔を思わせる尻尾を生やしている。

 そして額には、正四角形が刻まれている。

 その姿を片目だけで見てから再び目を瞑り、集中する。

 

「……答えるのは後」

「ちぇっ」

「どんな感じですか」

「……駄目だな、これは」

 

 溜息を吐きながら手を放す。

 

「思った通り外側からだと詳細を把握出来ない。……まぁ、当然っちゃ当然だな。天元様もわからんらしいし」

「と言うことは……」

「ま、参加表明して入るしかないな」

 

 死滅回游の結界と総則は泳者に対して用意されたものであるため、部外者である限り関われない可能性が高い。

 中に入らないで外から結界に触れて解析をする、と言う楽なことは出来ないようだ。

 

「やっぱ憂憂君の力が必須ですね。天元様に見つけたら連絡くれるよう言ってましたが」

「五条先生みたいに空間圧縮して高速移動出来れば良いんだけど、俺のは限定的な空間支配だから長距離移動は無理なんだよなぁ」

 

 正確には天元様があの姉弟を見つけたら九十九が連絡をしてくれる手はずになっている。日本各地の結界に干渉するためには短時間で長距離移動を可能とする(すべ)が必要だからだ。

 

「破壊力持ちの超器用型のお前と対領域絶対能力を持つ俺は組み合わせがめちゃくちゃ良いが、状況と術式内容によってはわからん。虎杖と伏黒にも言った通り覚醒型には(・・・・・)気を付けた方が良いだろう」

「ポイントが少ないからって油断してはいけないですね。ポイントシステムが止めを刺した人にだけ入る仕様上、意図的にポイントを仲間の誰かに集めることも出来ますし」

 

 これで最終確認は終わり。

 乙骨は結界に触れ、玻座真は中断していたコガネの説明を再開させる。

 

「――よぉ、俺はコガネ!! この結界の中では死滅回游って殺し合いのゲームが開催中だ!! 一度足を踏み入れたらオマエも泳者!! それでもお前は結界(なか)に入るかい!?」

 

「ああ、入るよ」

「当然」

 

 

 

 

 

 

 高専組の方針。

 伏黒恵を中心に死滅回游(ころしあい)からの解放方法を確立すること。

 壱.総則8に対応するべく、得点の安全な変動総則の追加を目指す。

 弐.死滅回游からの離脱用の総則の追加を目指す。

 参.上記のこととは別に東京の結界に侵入するものは『天使』を見つけ接触し、獄門彊・裏から五条悟の解放を目指す。

 

 玻座真護良を中心に死滅回游の解体手段を会得する(・・・・・・・・・・・・・・)こと。

 壱.各結界に赴き死滅回游の解析を行う。

 弐.総則1と総則2に抵触しない解除方法での対結界術式の構築を目指す。

 参.護衛として乙骨憂太を同行させる。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。