呪術世界の結界術師 作:ペンギンくん
【死滅回游】
何度か触れてますがこの作品は元々短編予定だったので渋谷事変を途中まで書いている辺りでは存在しなかった章。なので前線に出る必要性に関してはほぼ後付けのようなものである。
玻座真の成長のため及び玻座真の警護のためにも仙台結界に乙骨と行動。ただ相性の問題で玻座真が前にずっと出ていて乙骨の活躍が少なかったのでどうしようかなーと思いつつ書いてました。
その辺で「もっとオリジナル要素出して良いのでは」と言う声を頂いたのでオリジナル編執筆決意。
石流は本来だったら相性の関係で最初から乙骨君が戦う予定だったけど、そうなると仙台結界が原作以下の味気ない展開になりそうだった&石流の性格だったらジッとしていないよな、と言う感じで玻座真と戦うことに。
ちなみに作者としては原作知識無い上に途中介入の非最強オリ主の改変力なんてこの程度だろ、ぐらいのラインで書いているので今後も死ぬはずだった人が死ななかったり、でも助けられなかったり的に進む予定。つまり途中介入である渋谷事変とは違い、がっつり関わった死滅回游編は分岐の種を蒔いた感じです。
【死滅回游:恐山結界編・蛇足】
オリジナル編。テーマは夢と幻、そして読者はお察しだろうが「神曲」。
ただ書いてて思ったが、書くのは面白いがオリジナルばかり書いていると短編で始めたのに永遠に執筆が終わらないと考え、オリジナル編はこれで終わり(もっと人間性がねちょねちょした場所での展開も書きたかった)。もうすぐ投稿してから一年やんけ……投稿前から書き溜めてた時間も合わせると終わるのに1年と半年ぐらいになりそう。
・乙骨憂太&祈本里香/リカ
恐山結界編のメイン。仙台結界編では活躍少な目だった上に玻座真との関係性を出すためにも主軸に決定。地獄の門から煉獄山の試練を超え、そして頂上で愛しき人と再会して彼女に導かれる。天国に行けるかは不明。『神曲』に当たるダンテとベアトリーチェ。
原作見る限り模倣術式のストック少なそうなので特級として大暴れ、みたいなことが難しいから反転術式での祓いがメイン。
本編でも触れているけど五条の遠戚である以上、0巻でも出されていない黒い感情とかありそうだよなーと言う考えの元、今回の話は構成されている。絶対0巻の終わりの後にすぐポジティブになれるキャラじゃないし、と言う。
・玻座真護良
我らが主人公。なお原作主人公である虎杖君があまり主人公補正貰ってない感じするキャラクターなので、こちらもあまり主人公補正とか意識してない。そのためメインキャラクターの一人ぐらいの感覚で書いていたりする。
『神曲』に当たるダンテの師ウェルギリウスと渡し守カロンを兼任。残念ながら転生者である玻座真の輪廻は歪んでしまったので天国どころか地獄にも行けないですね。
五条や鹿紫雲みたく愛を知らないみたいな立ち位置のキャラではないけど、性質上どうしても玻座真は物事を俯瞰して把握しようとしてしまうので、愛とかに関しては壁一枚分の理解度で終わってしまう。言葉として理解はしても、残念ながら本気は伝わらない。
【独理隠望】に関しては本当であれば最終章で出す予定だったけど、オリジナル編を書くにあたって出すことに。
・拡張式領域展開【封身淵祇・獄門】
生得術式が白紙の状態で付与された領域である【封身淵祇】をベースに作り上げた封印術。真人に無為転変を食らい、さらには獄門彊を解析したことによって元々練っていた術式をある程度モノに出来た技。ただし最低条件として相手の呪力が領域展開をした自分よりも10分の1にまで呪力量が減っている必要があるため、正直厳しかったりする。もう本編では名前以外出ない代物。
【封身淵祇】がベースなので攻撃能力が搭載されていない。
・恐山三大特級呪霊
心棄弄は夢の舞台を用意し、災王臥馬は辺獄を用意し、そして山岳大人は試練を用意する。
心棄弄は幻で山岳大人はブロッケン……つまり錯覚現象がモチーフとなっています。要するに恐山結界内部は実質あの世。生きている人間が死ぬまでに見る走馬灯の世界。そこを抜けられるだけの実力と幸運があるかどうかが脱出の鍵。
災王臥馬は辺獄がモチーフであり、要するに天国にも地獄にも行けない人たちの溜まり場……今回の場合はゾンビの発生位置としての機能。そのため転生者である玻座真が祓うのはある意味当然ですね。
山岳大人はギリシャの呪霊とか裏設定あるんですが、出す必要もないので切り捨て。
・石流龍&烏鷺享子
仙台結界編の主軸。石流は上記で書いた通り、本当だったらVS乙骨だったけど物足りない気がしたのでVS玻座真に。烏鷺さんはあまり活躍無かったけどこの作品としては重大な位置だったり。
話の流れの都合であまり出せない秤と玻座真の部分も間接的に出したり。
万が仙台結界に辿り着いていないので石流は死亡してないですが、今後は出る予定なし
・万
同じく作品的には重大な立ち位置の人物。キャラクターとしては器が伏黒の姉なので助けたい&主人公が助けることが出来る範疇の人物なので救出。ただしここを助けると色々な分岐点が発生すると言う。
恐山結界編は『神曲』をテーマにしている。そのため乙骨と里香が愛し合っている故に夢の世界で再会すると言う物語。対比として万は一方的に愛しているので現実で宿儺とは再会出来ないと言う『新生』側のお話。なのでこちらは転落し、失恋し、そして二重の意味で自閉することとなる。
彼女が宿儺に会うと絶命の縛りを絶対に使うと思われるので、顔を合わせる権利すら剥奪されてしまう。
作者としてやりたかったことは津美紀の救出……と言うよりも『宿儺が伏黒津美紀を殺せなくなる』『神武解が作られない』の二つ。
つまり恐山結界編とは乙骨憂太と万の清算のお話であり……玻座真護良と言う人間の性質を詳らかにする前段階の話であり、結末の示唆。
蛇足なのであまり清書せず出しているので、特に誤字脱字報告は必要ないです。誤字脱字を許せない方は抑えません。
と言うことで書き溜め期間に入ります。次回からは大枠の意味合いで新宿魔境になります。