(振る舞い+オムの見た目+提供速度+オムの味付=合計400点満点)
勝ち誇った様子で踏ん反り返ってるミズキ、血涙を流して悔しがっている千束、最下位になったことで魂が抜け茫然自失してるたきな。
そんなカオスな店内だったが、俺は無視して次なるメイドを待つ。
そんなとき店の中にチンっというレンジの音が鳴る。
そして厨房の方から出てきたのはクルミ。
……まさかコイツ、お客様に冷凍食品を提供するつもりか!?
いや、子供だから包丁とかガスを無理に触るよりは安全だけども!
子供ってことでその辺は多めに見るが、問題は接客の方だ。
この無愛想なガキんちょに務まるのか……
「ほら、おまちどーさん。犬のようにがっついてさっさと金おいて帰れよー」
「……」
「……うん? なんだ?」
「この際オムが冷凍であることには目を瞑る」
「何が目を瞑る、だ。味も悪くないだろうし時間を考えるとこれが最強だろ? それにメイド喫茶はサービスにおもきを置いてるはずだ。味より評価する項目がある、そうだろ?」
「だったらさっきの『犬のように……』って発言は? 言ってることとやってること違わないか?」
「そういう無愛想なのが好きなんだろ? 現に接客態度の悪い店が流行ってるじゃないか」
何かいろいろそうじゃない。
まず接客態度の悪い店はそういうコンセプトだから流行ってるだけで、俺らが接客態度悪くしたらそれは単に接客態度が悪いだけだから!
それにメイドさんが愛想悪いっていうのは確かに新しい分野になるかもしれないが、ここはメイド喫茶とは縁遠いハワイ。
もっと日本的で標準的なメイド喫茶の方が流行るはず!
「はあ……まあ今はいいや、どうせ屁理屈こいて聞かないだろ」
「さすが、わかってるじゃないかカズマ」
「コイツ……! とりあえず頼むからさ、本物のお客さんの時は接客態度は良くしてくれよ」
「わかってる。じゃあこれでボクの茶番は終わりだな」
「茶番言うなし……てか終わってないわ! 絵だ、採点するから描け!」
「はっ、そんなに圧をかけられたってボクは過度なサービスはしないぞ。笑顔だって120円加算できる時代なんだ」
「じぃー……」
「や、やらないぞ! 今はやらなくても良いっていったじゃないか! なんでボクがこんなことやらないといけないんだ……」
「じぃぃー……」
「そもそもボクはこの店で働かないんだからな、頭脳担当だし肉体労働はしないって……」
「じぃぃーー……」
「わ、わかった! わかったからじわじわ寄ってくるな! そんでこっちをじっと見るな!」
俺の視線に負けたクルミがケチャップでお絵かきを始める。
単純にハートとか描いて、面倒くさいことはしないと思ってたのにやけに時間がかかる。
時間がかかることをして一体何を描いてくれるのか……
正直期待してしまった俺がいたが、馬鹿だった。
そこにはオムライスの値段とチップくれ
「お、おまえ……」
「はあ、おいしくなる非科学の呪文までほしいのか? お前はどこまで強欲なんだ……」
「そんなこと思ってない……が一応やってくれ」
「しょーがないな、はあ……ぴゅあぴゅあもえもえー……オムライスおいしくなれぇ……これで満足か? ほら、さっさと食え~。んで出てけ~」
「……モグモグ……うん、ぱさついてる」
「許容範囲内だろ? 冷凍技術の進化を待ってろ」
「64、95、99、62、リス。合計点は320点、リスだ」
「お、そこそこじゃないか?」
「私はクルミ以下の存在……ですか」
絵のセンスが絶望的すぎて評価項目は一つ空白も同然なたきなが呟き、項垂れる。
一応言っておくがこのメイド長試験、360点が最低合格ラインだからな?
それ以下は一般メイドだ。
つまり不合格者続出のこの狭き門を通ってこれたのはミズキだけってわけだ。
……千束は最後の最後で減点食らっただけだから副メイド長級か。
そんな中最後の駄メイドであらせられるヤツがしゃしゃり出てきた。
「ちょっと駄目よクルミちゃん! もっと愛情を込めないと!」
(異世界出身者! お前にメイドの何がわかるんだよ!)
「愛情? はん、そんな非科学的なもので味が左右されることがあってたまるか」
(そうだそうだー! いや、アクアは非科学の塊だけど!)
「そんなこと言ってないで見てなさいな! こうよ!」
フワフワ~~! ピュアピュア~~! ミラクル~~キュンッ♡ オムライス美味しくなれ~~っ♡
な……なんて芸術的なあざとさ……!
惚れ惚れしてしまうアクアらしからぬ清楚がかけられたオムライスに俺は無意識に喉を鳴らす。
さっきの冷凍オムライスとは見え方が違う、魅力を放ちまくったオムライス。
味は同じだとわかってるのにどうしても口に含まないといけない衝動に駆られて俺は匙をオムライスに再び立てる。
よく見ればケチャップライスからは香をまとった湯気が立ち上り、温かみを感じ、より一層の食欲が湧きあがり、銀色にのせた黄色と赤を舌の上に滑り込ませる。
「……! ケチャップのほどよい酸味とソースの甘さが溶け合い温かな家庭を感じる味に変わった!?」
「嘘こけオマエ! そんな馬鹿なことあるわけ……」
マジに旨い。
どうしてだろう、こんなにも実家を感じる味に涙を流すとは思わなんだ。
味と思い出をかみしめていると、クルミが横から余計な茶々を入れようとしていたので、俺はオムライスの余韻をより長く感じるためにクルミの口を問答無用で塞ごうとスプーンを突っ込んだ。
「ムグ!? ……モグモグ……まろやか!?」
「…………うん、旨い。どうだ愛の感想は?」
「マジ、やばいぞ! 愛情とかいう非科学的な存在に科学が敗北した!? マジ、やばくね!」
「そうよ、愛に勝る調味料なし! 味が同じでもその場の雰囲気とかで人間、おいしさは変わるものよ」
「お前がナンバーワンだ! 400点満点! 色もナシ! 文句もナシだ!」
圧倒的愛の勝利。
この決定にはクルミも唸るばかりで反論できないでいた。
アルバス・ナンチャラ・ダンブルドア先生も「愛に勝るものなし!」とか言ってた気がするしそれこそが真実に違いない。
しかしこの評価に文句を呈するヤツが一人。
「何よ! 私は一部お手本を見せただけでまだ全部を見せてないわ! 最初から最後まで見てから評価をする、それが評価者ってものでしょ?」
「あ、アクア……」
「わかったら私の正当な評価をこれからなさいな」
まさかこいつから説教食らう日が来るなんて……
空気読めって言いたいが、めちゃくちゃまともなこと言ってるぞ!?
非常識に常識を諭されなんか屈辱的だ。
そんなことを思ってると、おもむろにオムライスに使うであろう食材をテーブルの上に並べ始める非常識がいた。
うん、お前はそうでなくっちゃな。
「というわけでふぁさり……」
「どういうわけでふさり!?」
「まあまあ落ち着きなさいな。覆ってるハンカチをとると……オムライスのかんせーよ!」
「どういうわけで完成だよ! 調理過程はどこすっ飛ばしやがった!」
なんとそこにはできたてホヤホヤのオムライスが!
マジでこいつのマジックどうなってんだよ!
てかマジックじゃなくて料理しろよ調理!
……い、いや待て。
さっきはめっちゃくちゃえげつないほどに完璧なメイドさんだった。
つまり、この行為はエンターテイメントとしてお客様を楽しませつつ、それでいて素早く料理を提供するという高等技術……そうなのか!?
いや、だとしたら3分間クッキングも顔真っ青な素早さだなおい!
そんなことを心の中でツッコミするも、それ以上に大事なツッコミ要素が目の前に鎮座していた。
そのせいで俺はそれらのツッコミ要素をスルーして。
「何だよこれ! 頭おかしいんじゃないか!?」
「あらあらご主人様、お口が小汚いことですわよ?」
「でもコレ、肉汁の爆弾だろ!!」ジュルリ
「あらあら、お主人様。そういう割にはお口がだらしのないことになっておりますですわよ?」
無意識に口から尋常ならざる量のヨダレが垂れかける。
しかしそれには理由があった。
……なんとこのオムライス、ただのタンポポオムライスではない。
噛みしめるほどにうま味が
膜を破いた瞬間にフワフワの波が
仄かにチーズの香りもすることからその見た目以上のトロフワな旨味インパウトを理解させられる。
しかし、それだけではなかった。
そのライスとエッグの間だ。
その間に挟まったまん丸とした肌に滴る甘い黄金の露をまとった塊……
見たらわかる、「絶対これ口に含んだ瞬間肉汁
炸裂、爆発、爆裂の三つが揃った、まさにうま味で人を殴り殺す料理がそこにあった。
それをアクアがオムをナイフですっとなぞれば肉と赤い米の姿は見えなくなる。
しかし確かにそこに存在しているであろう圧倒的質量、そしてチーズの濃い香りが圧倒的重量感を演出する。
今の俺は飢えた獣のように涎が溢れだし、目はキラキラではなくギラギラと、顔は幸せを予期して蕩けているはずだ。
チーズイン タンポポオムライス ハンバーグ乗せ。
俺はこの料理を作ったやつを馬鹿だと罵る。
しかし人はそれを天才と呼ぶ。
「本当に
「いやーそれほどでもぉ? それより次はお絵かきですわよカズマさん? この前は砂絵の女神と言われてすごい勢いでお捻りもらいかけた私に何かリクエストはあるかしら?」
「そんなことになってたのかよ……。ちなみにどれくらい稼げたんだ?」
「まあ私は水の女神で砂絵の女神じゃないから、お金以外にもフクロウのかわいいペンダントとか私にくれようとしてた人もいたけど、お捻りは結構ですって丁重にお断りさせてもらったわ。それでご主人様? この絵に才能を見いだされてる私に何をご所望ですか?」
「何か
そこ!
「絶対ケチャップに描かれてるのを見て言っただろ」とか「もっと何か他にあっただろ」とか「このあとこの問題を放置しておいたことを放置する日が来るなんて……」なんて言うな!
折角なんだから何かすんごいものを描いてもらおうとして、でもとっさに何も思いつかないことってあるじゃん!
つまりそういうことだ。(←???)
と、誰かどこかわからないやつに向けてツッコんでいると、ふとアクアの欠点を思い出す。
「そういやお前、液体調味料は一つの料理につき何本か浄化するだろ? 大丈夫か? 水でべしゃべしゃになったオムライスとか食べたくないんだが」
「ふふん、いつまでも学習しない私じゃないわ! 要するに調味料に触らなきゃ大丈夫よ!」
「それができたら俺らの屋敷でお前がトイレ掃除担当固定化することはなかっただろうよ。マジでオムライスが水浸しになる未来しか見えてこないんだが」
「そんなこと言ってられるのも今のうちよ……さらさらさらー♪」
何をするのかと思ったらアクアはケチャップの噴出口を細口のに変え、上に向けて、ケチャップを虹を描くように飛ばした。
す、スゲー!
なんて思ったのも束の間。
デミグラスやパセリ、それから生クリームを取り出し様々な角度から撒き散らす。
いや、ラテアートのときから才能の片鱗を感じてたが、やはりコイツこういうのに限っては天才か!?
ケチャップとデミグラスで繊細に生み出す光と影、それから彩りの生クリームとパセリで巧みに表現された色の世界。
つまりオムライスの表面にはリアルなトマトの絵が浮かんでいた。
「ではお客様、ご一緒に~!」
「おう!」
フワフワ~~! ピュアピュア~~! ミラクル~~キュンッ♡ オムライス美味しくなれ~~っ♡
「どうぞお召し上がりくださいまs」
「ウマイ!! 99、120、104、113、未知! 436点!」
優勝者が確定した。
圧倒的年齢、圧倒的実力を見せつけた女神、蒼々のアクア。
これにて試験終了、合格者はミズキとアクアってことで閉めようとしたところに待ったの声がかかる。
千束とたきなだ。
「ちょーーーーーと待っとぁああ!! ハンバーグとかチーズとかってそんなのあり!? レギュレーション違反でしょうが!」
「そうですよそうですよ!! 千束が私より点数高いのは渋々、甘んじて受け入れましょう」
「た、たきな? 悔しいのはわかるけどそんな苦い顔しなくても……」
「しかしです! アクアに負けるのだけは理解できません! そもそもなんで400点以上の点数がついてるんですか!? 私だって……絵は無理ですが……同じ味のオムライス作れます!」
この駄メイド筆頭殿は一体、何を言っているんだ。
確かに味ならある程度再現できる気がする。
だが問題はそこじゃないことを理解していないな?
「たきな、お前は一つ、大きな勘違いをしてる」
「な、なんですか……私の何が間違ってるというのですか!」
「まず立ち振る舞い! お前は常日頃から無愛想なんだ! 怖い! もっとニコッとしながらお帰りなさい! 俺に続け! お帰りなさいご主人様!」
「お、お帰りなさいご主人様!」
「違う! 手は横にふわっとこう! 足は伸ばしてこう! 柔らかい笑顔を心がけて、そして一番大事なメイドの要素を、さん、はい!」
「お、お帰りなさいませご主人様! ……本当に、これは本当に、一番大切なメイドの台詞なんですか!? 私がものを知らないと思い適当に言っていません!?」
「もちろんだ! コレをやらないメイドなんてメイドじゃない、だろう千束!」
「ああ、まあ、うん。そーとも言えるし、そうとも言えないというか何というか……。ってそうじゃないじゃん! どうしてあっくんの方が私らより上なんだって話よ! あっぶない話をすり替えられてた!」
千束が元の話題を思い出してそう突っ込む。
そう言っても俺としては公平を喫して採点に臨んだんだが……
一体どこが不満だってんだ?
アクアの仕事を見てたらあの点数にも納得いくだろうに、勝手に落ち込んでたりしてこっち見てなかった奴らに文句を言われる筋合いはない!
というかただ単純にアクアに負けたのが悔しいだけでいちゃもんつけられてる気がするんだが。
「そもそも採点内容を明らかにしてないのにメイドたちはどう振る舞えばいいか、そこがわからないのが問題なんです! 見本も練習も無い状況で何かさせるなんて……」
「そうだそうだー! 見本をみせろー手本を見せろー!」
「やかましゃい駄メイドペア! 俺に手本をさせてみろ! 可愛くもない俺が急にそういう振る舞いして、みんなキモさで撃沈するんだぞ! ものを考えてから発言しろ!」
「んなことないわ! カズマは可愛いわ! ねーたきな」
「そこを否定するのかよ!」
「ええ、カズマは髪とかの手入れをして垢抜けたらかわいいと思います」
「お前ら俺にどんだけメイドしてほしいんだよ……」
逆にたきなは基本的な髪の手入れと肌の手入れ以外やってないだろ。
いや、基本こそ大事だけど!
化粧とかは覚えてないのに可愛いのズルすぎるってミズキが若さを羨ましがってたぞ?
「本当にやらなきゃ駄目?」なんて思って現実逃避してると千束が。
「あっれれーおかしーぞー? あんなに熱心に採点してたのにまさか自分はできないのー? あ、そっか、できないんだー! 指導なんかしちゃったのにできないんだーぷぷー!」
「お、俺を怒らせてその勢いでメイドさせる魂胆だろ? 見え見えなその手には乗らないぞ?」
「そうですね。実は採点者がメイドのメの字も知らないなんて、がっかりですが仕方ありません」
「上等だコラ! 駄メイド筆頭に煽られるとは思ってもなかったが……こう、プッツン来ちまったよ! やってやらーっ!」
「ナイスたきな!」
「……別に煽ったわけじゃないのですが、結果オーライですかね? それより私が駄メイド呼ばわりされたことについて詳sh……」
あれで煽りじゃないっていうのか? いいや嘘だ!
それに一度点火してしまった俺の怒りは未だ収まることを知らねえ!
乗せられた感じが否めないが、それでも俺はメイドを一番知る身としてのプライドを貶された!
それは某海賊団船長の麦わら帽子を貶したに等しい!
怒りのままに早速オムライスの準備を始める。
冷たい鍋に一口サイズにきった鳥モモを鶏皮を下にして油とともに投入。
ここで着火することで皮の部分もグニュグニュしないうまい仕上がりにして、相手を太らせてやれるぜ!
火力は最高!
鶏油が出た鍋に木っ端みじんにした永沢君を熱い油の海へぶち込み泳がせる。
そしていい感じになったらケチャップをぶん投げ、酸味を飛ばす!
んで白飯投入!
できたら皿に盛って、さん太落としオムライスのオムを作り乗っけて、後半雑なやけくそ説明でかんせーだー!
「お待たせしましたー、特製オムライスです」
「……私の半分もかからないでどうやって作ったんですか?」
「それなー、最近のカップなーめんより早いもん!」
「それじゃあハート、もえもえきゅーん、暖かいうちに食いやがれくださいませ!」
「……なんかやけくそですね」
「そだねえ、まあ恥ずかしがってるメイドカズマちゃんを見れたしいいでしょう! あっ、ねえメイドさん! なんか私たちをもえもえキューンさせるような台詞一丁!」
「ご主人様、当店ではそのようなサービスは……」
「ええー、もっとサービスゥサービスゥしてよー! それとも何ぃ? できないって言うの? 乙女千束はキュンを求めて生きている生き物なのだ!」
「おま……ご主人様はわたくしに一体何を求めてるのでございましょうか」
「できないの? できないのかい?」
「んなこと言われてもやらねーわ! やれるやれないは別だ! もし他のお客様がこれを見てみんな同じ今年始めたら営業大変なことになるだろうが! 俺はお前らに模範的なメイドを見せるだけだ。自己採点の結果、今の俺は87、96、98、98、トランクスの379点だ!」
やけくそ気味にそう返事をする。
ここできちんとお客様の要望に応えられるメイドこそが真のメイド長にふさわしい気がする。
だがそれじゃあ店の回転率が悪いし、何より無茶振りされかねない。
特にアクシズ教が来店したら「パンツ、見せてもらえませんか?」なんて言われかねない!
当店ではそういう卑猥なサービスはしてません!
強いて言うなら語尾にはニャンをつけるんだ!
サービスはそれ以上もそれ以下も認めない!
「ねえねえカズマさん」
「何だアクア」
「つまり私が一番最高得点だから私がメイド長でいいわよね?」
「それでいいんじゃないか(適当)。9割超えたし」
「ちょっと待った。まだ私が終わっていないのだが?」
待ったの声を聞いて後ろを振り向くとそこにはおいしそうなトルネードオムレツとともに緑アフロのお客様の接客し終えたベテランメイドのサイレント・ジンが。
そんでもって、次のお客さん……見覚えのある銀髪……がご来店しようとしてたところをシュバッと駆けつけて接客しているプロがいた。
……めっちゃ流暢に喋るんじゃん!?
どうやって今まで接客していたか謎が晴れ、それ以上の驚きがあったが、なんやかんやあってメイド長の長になったのはお客さんファーストでしっかり働いていたサイレント・ジンになった……
メイド力の結果
ジン>越えられない壁≧アクア>カズマ>ミズキ≧合否の壁≧千束>クルミ>たきな
次回予告
カズマが適当になったその代償は重かった。
アクアがメイド長としての地位を手に入れたことでカズマの制御を外れてしまったのだ。
そして、見覚えのある緑アフロ、そして銀髪とは一体誰のことなのか。
……新たな騒ぎの予感は強まるばかりである。