〇主人公設定
・六道 リンネ
個性により転生を続けていた女性。『ヒノカミ』という偽名を愛用する。
故郷によく似た平行世界で『自分の個性が他人を犠牲にするものではない』と知り、罪悪感から解放された。
数多の経験を重ね、ついに故郷へと帰還する。
・個性『ノー・モア・タイム』
『力を引き継いで生まれ変わる』個性だった『ワン・モア・タイム』から、その根幹である『一度だけ転生する』個性が取り除かれた。
ただの『ツギハギでできた力の塊』だけが残っている。
・斬魄刀『
圧縮された超高熱の炎で構成された斬魄刀。
卍解すると形はそのままに、触れた存在を焼失させる能力が付与される。
斬魄刀の本体は八咫烏。具象体を実体化させ使役することができる。
・『死神の力』
自身の内なる霊子を操る。
・『滅却師の力』
周囲の霊子を支配し操る。
・『崩玉』
所有者の願いに応え、可能性を引き寄せる願望機。
・武装錬金『
オールマイトとエンデヴァーを模している。
特性は『熱エネルギー吸収とパワーへの変換』。
・
柏手を打ち発動した結界の内側に、自分の記憶の中にある物品や幻を具現化する。
霊力を注ぎ続けるかあらかじめ大量の霊力を注いでおけば、結界の外でも霊力が尽きるまで具現化状態を維持できる。
・霊界獣『白星』/OS『
滅却師十字を媒介に霊界獣をオーバーソウル。
全身に砲塔を持ち、頭上に円環を浮かべた巨大な白蛇を具現化する。
非常に頑強で体の大きさや長さは自在。
・霊光波動拳
霊力を操る武闘法。霊能力を用いた治療行為にも長けている。
・『聖光気』
人間が持ちうる究極の闘気。
・『シャーマンの力』
霊と心を通わせる能力。霊体を具現化する。
・
白い炎で怪我の治療、四肢や臓器の再生、肉体の活性化、死者の蘇生を行う。
・スピリット・オブ・ファイア
五大精霊の一体。
世界中のありとあらゆる炎への崇拝・畏敬の念から生まれた神々の原型であり、燃焼や発光といった火に由来するすべてを司る。
主の巫力を貪り、全長数百メートルという大きさにまで成長している。
・炎舞『
炎を自在に生み出し、この世全ての炎を自在に操る。
・甲縛式OS『
武装錬金を媒介とした、スピリット・オブ・ファイアのオーバーソウル。
両肩に巨大な副腕を持つ装甲を纏った炎の巨人。
サイズはスピリット・オブ・ファイアと同程度だが熱を溜め込むほど際限なく巨大化する。
・スキル『
あらゆる能力・行動においてエネルギー切れが存在しなくなる。
・スキル『
肉体の成長が停止する。
・スキル『
あらゆる『作品/世界』のあらゆる『シーン/時と場所』に『キャラクターを書き移す/転移する』スキル。
同一世界内なら他の人間も一緒に移動できるが、別の世界へ移動できるのは本人のみ。
・加護『
獅子目言彦の魂と力の一部が宿る水晶の首飾り。
呪い・洗脳・幻覚・概念攻撃といった、直接的な物理現象を除く所有者への干渉を拒絶し破壊する。
・卍解『
浦原喜助の卍解を模倣したものだったが、不足していた情報を他の知識で強引に補い、自分に適合する能力として再構成した。
ヒノカミの姿に似た女神像を具現化する。
女神像が触れたものを『造り替える』能力を持つ。
現時点での性能は浦原喜助のオリジナルと比べて著しく劣化しているが、借り物ではなく彼女自身の能力なので、彼女が成長し習熟するほどに際限なく性能が向上していく。
〇設定裏話
ご愛読いただきありがとうございました。
『ワン・モア・タイム』、本編はこれにて完結となります。
ここまで走り抜けることができたのも皆さんの感想や評価、『読んでくれている人がいる』という気持ちの支えによるものです。
本当にありがとうございました。
原作では至らなかったハッピーエンドにどうすれば辿り着けるだろうかと思案する内に生まれたお話。
様々な世界を巡り、自分勝手に暴れまわっては人々を救っていくお節介な人間の物語。
頭の中に漠然とあったそれを文章として出力することは大変でしたが、確かな形になったというのは感無量であります。
とは言えまだ完全に終わったわけではなく、外伝としてBLEACHの世界に戻ってからの続きを書いたり、今まで巡った世界に顔を出した話を書いたりするつもりですが、しばらく間を置かせてください。
正直に言って、ここまでの駆け足はなかなか堪えました。
投稿開始からきっちり4カ月、我ながらよく続いたものだと思います。
7番目の世界は『僕のヒーローアカデミア』原作。
この作品は、必ずどこかのタイミングで原作世界に行かせる必要がありました。
その理由はヒノカミに『自分の個性は誰かの人生を奪うものではなかった』と知ってもらうためです。
後書きでも少し書きましたが彼女は『現地主人公』であり『読者』ではありません。
なので、自分の個性が他人の肉体と人生を乗っ取っているとずっと誤解していました。
この誤解を解かねば彼女は贖罪に殉じて前に進むことはできないので、『自分がOMTを持たなかった世界線』に送ることで真実を知らせました。
そして彼女は罪悪感から解放された結果、更にフリーダムになります。
もう手が付けられません。好き放題暴れることでしょう。
そしてこの作品において最後に救うと決めた存在。
それは『死柄木弔』と『敵連合』です。
マスキュラーやマグネなどを除くと、敵連合のヴィランたちも歪んだ社会の犠牲者。
ほんの少し道が違えば、原作のような破滅的な未来に突き進まずに済んだと思います。
ちなみにオリジン世界にてヒーローに協力することになった彼らは根津を通じて『何故自分たちがヴィランになったか』を発信し、ヒーロー社会に一石を投じていくことになります。
しかし救いを絶対に受け入れないのが『死柄木弔』。
結局原作より先にこっちが終わってしまったので原作の最後がどうなるかわかりませんが、彼が救われる未来となるともう『生まれ変わる』くらいしか方法がないと思いました。
『OMT』が失われる流れが物語の最後に相応しかろうという打算もあり、この作品の『最後の転生』はヒノカミではなく死柄木弔に与えられると決まりました。
しかし問題はどうやってヒノカミの『転生』を彼に譲渡するか。
どんな形であろうと『AFO』を使わせるのは彼女の性格上不可能。
かといって今更『OFA』を再び持たせるのも難しい。
そもそもとんでもなく進化している『OMT』を普通の人間に渡すと爆発四散不可避なので、何とか『転生』だけ切り取って渡さねばならない。
そこで辿り着いたのが『浦原喜助の卍解』。
『対象の存在を造り替える能力』です。
実は先に『どうやってヒノカミの前で浦原に卍解を使わせるか』から考え始め、『彼がヒノカミに崩玉を埋め込むため』という流れに決まりました。
『浦原の卍解』の方が『崩玉』よりも先に決まっていたのです。
そして彼の卍解は完全にヒノカミの能力となってしまいました。
彼女はこれからも必要に迫られればためらいなくその力を使うでしょう。様々な世界で。
超秘密主義の浦原には、これ以上とない嫌がらせになります。
なのでどうか彼への溜飲をお下げください。
彼もまた被害者なのです。作者の。
そしてようやく最後の最後になって、この作品の世界線の『OFAの変化』を明かすことができました。
それはヒノカミとの間に繋がっているリンクを通じた『記憶の閲覧』と『能力の劣化模倣』です。
ヒノカミがまだ生きているため、OFAの中にはオールマイトと同じく靄のようなものがあるだけ。
力の根源がまだOFAの中にない状態です。
なのでリンクを通じて能力の一部を借り受ける形になります。
ただし斬魄刀などの彼女の魂に依存した能力は無理で、『NMT』に変化した時点で『転生』は消えました。
よってこの作品の世界線のOFAが使えるようになる能力は以下の『9個』となります。
『変速』
『発勁』
『危機感知』
『黒鞭』
『炎舞』
『領域』
『再生』
『転移』
『浮遊』
『領域』で防御しつつ『発勁』で力を溜めてから相手の前に『転移』して一撃をぶちかますことができます。
『炎舞』は爆豪との相性抜群。いずれこの世界の麗日さんもうららかじゃなくなります。
さらに『再生』では他人だけでなく自分の怪我も治療できます。
使いこなせば個性複数所持による肉体の負担も自力で軽減できるので、無個性でなくてもある程度寿命問題が解消されます。
よって個性持ちを後継者に選ぶことができ、継承される度に個性が増えていく。
ヒロアカ世界で、これをチートと言わずになんと言う。
流石に所有者の肉体強度の問題で出力上限はあるでしょうし、いつか限界が来て途絶えることになるとは思いますがね。
ちなみにオリジン世界の『OFA』は、いずれ成長した『八木転弧』に受け継がれます。
彼は造り替えられ生まれ変わった際に『崩壊』の個性を失い、『一度だけ転生する』個性も使ってしまっているので無個性です。
『転』生を経験した『10』番目の継承者として、義父や先輩に負けない立派なヒーローになってくれるでしょう。
最後に、最終的なヒノカミの強さを書いておこうと思います。
計算方法を解説しますが長いので、面倒な方は飛ばしてくださって結構。
彼女の強さと成長は『シャーマンの世界』の要素から算出しています。
シャーマンの巫力が増大する方法は大きく3つ。
死からの蘇生、臨死体験、命がけの戦闘などの衝撃的な経験です。
一番成長が著しいのは『死からの蘇生』。
チョコラブなんか2千そこそこから10万以上とかとんでもない跳ね上がり方していますが、ヒノカミは5倍としています。
よって『安心院なじみの世界』に転生した直後のヒノカミの能力値は以下。
・霊力値: 70万
・巫力値:4000万
そこから言彦と出会って競い合い、なじみに敗れ、実験体にされるなど戦闘と経験を重ね成長します。
なじみに捕らえられ、解放された直後の能力値は以下。
・霊力値: 150万
・巫力値:5000万
ここから4千年間『臨死体験』を行うわけですが、数値は原作の葉の成長から計算します。
彼は7日間の修行で300弱から1000近くまで巫力を上げています。
実際にはもっと倍率が上だと思いますが、一番わかりやすく一番数値が低い『1日当たり100増加』を採用しました。
たかが100と侮るなかれ、4千年とはおよそ150万日。
よって増大する巫力の量は『1億5千万』となります。
そしてヒノカミは巫力を自分の魂に注ぐことで霊力を上げてきました。
スキルによりエネルギー切れはありませんが、巫力より霊力が高いというのは生物として異常だと思うので、巫力の上限が霊力の上限とします。
よって不知火の封印から解放された直後の能力値は以下。
・霊力値:2億
・巫力値:2億
さらに最終章にて、ヒノカミは大切な人と同じ顔をした相手から拒絶されたり、自分の個性の秘密を知ったり、死柄木を蘇生するために自分の命を削るほどの力を使ったりと、精神的・肉体的にとても大きな経験を重ねています。
加えて仲間たちの霊力を注がれ混ざり合う等、これらの『衝撃的な経験』ならば『死からの蘇生』に匹敵する成長が見込めると思うので、最終話時点での能力値は以下。
・霊力値: 2億
・巫力値:10億
後は時間をかけて、霊力値も10億になることでしょう。
……本家シャーマンキングでも出ない数字になってきたので、皆さんになじみ深いであろう『ドラゴンボールの戦闘力』に換算してみようと思います。
採用する情報は『巫力値50万が神クラス』と呼ばれること。
巫力が50万とは、すなわち霊力50万までの力を発揮できることとします。
そして比較対象はドラゴンボールの地球の神様(ピッコロの半身)の戦闘力。
彼の数値は不明ですが、ラディッツと戦った時のピッコロが平常時408、最大1330。
なので地球の神の最大戦闘力をわかりやすく500と仮定します。
(尚、一般人が5とか亀仙人が100ちょっととかの数字は矛盾が多いので無視します)
そして『霊力50万=戦闘力500』とすると、最終話のヒノカミの戦闘力は以下。
・戦闘力:20万
これはギニューの相手をした頃の孫悟空と同レベルです。
そして時間をかければ戦闘力100万まで上がることが確約されています。
そこまで行くと『フリーザ第二形態』に並びます。
強力な特殊能力を多数持つため、実際には更にもう少し強いでしょう。
さて、長々と語ってまで戦闘力を明かして何が言いたいかというと……それこそドラゴンボールの世界にでも行かない限り、もうコイツ負けませんよね?
本編では苦戦したり殺されたりしてましたが、これからはほぼ勝ち確です。
よってアフターストーリーは彼女が様々な世界のキャラたちを振り回すギャグばっかりになります。
全編、錬金術の世界やシャーマンの世界でハオいじりしてた頃みたいなものです。
自分のギャグが合わないという方は、どうかここで引き返してください。
今日までお付き合いいただき、ありがとうございました。
『もう少し付き合ってやってもいいよ』という方は、これからもよろしくお願いします。
外伝も本編と同じように、ある程度ストックをためてから公開します。
あまり遅くならないように頑張りますので、今しばらくお待ちください。
ただ、外伝導入となる1話目はヒーローの世界の後日譚となるため、早めに投稿します。