〇月〇日
おばあちゃんに言われて、お父さんたちが修行中に日記を書くことになったので、ぼくも書いてみることにしました。
お父さんたちとナメック星にりょこうに出かけましたが、フリーザとかいうわるいやつの手下がおそいかかってきたそうです。
なのでシェンロンにたのんで、ナメック星のみんなといっしょに地球にかえることになりました。
ナメック星をもっと見てまわりたかったです。ざんねんです。
でもこのままだとフリーザが地球にやってくるそうです。
お父さんたちは『せいしんと時の部屋』というばしょでしゅぎょうをすることになりました。
そこで1か月すごしても地球では2時間しかたっていないそうです。
だからおばあちゃんは『地球でのできごとをすぐに思い出せるように』とお父さんたちに日記を書くように言いました。
ぼくはまだ子どもなので、いっしょにお部屋に入ってしゅぎょうすることはできません。
でもぼくもしんでんでがんばってしゅぎょうします。
ぼくもはやく大きくなって、お父さんたちみたいにデンデやナメック星のみんなを守れるつよい人になりたいです。
今日、はじめてのお部屋でのしゅぎょうがおわって出てきたみんなはフラフラになっていました。
けががないのはおばあちゃんがなおしたからだと思いますが、ふくはボロボロになっていました。
きっとたいへんなしゅぎょうだったんだと思います。
でもラディッツおじさんがベジータさんとなかなおりできたみたいです。
お二人はともだちだったのに、けんかしていたそうなのでよかったと思いました。
二人ともかたをだきあって泣いていました。きっと泣くほどうれしいんだ。
ばんごはんは、おばあちゃんがごちそうを作ってくれました。
でもお父さんもみんなもなぜか『お肉が食べられない』と言ってぼくにゆずってくれました。
ぼくはお肉が大好きなので、おなかいっぱい食べることができてうれしかったです。
だけど『赤いのもむり』といってトマトを食べないのはよくないと思いました。
好ききらいはダメだと思います。
――――……
〇月×日
今日も夕方までしんでんでしゅぎょうをしていました。
するとお父さんから『ヤムチャさんを知らないか』と聞かれました。
もうすぐお部屋でしゅぎょうする時間なのに、すがたが見えないんだそうです。
『どこにもけはいをかんじない』とお父さんたちが言っていたので、ぼくもけはいをさぐってみましたが、本当にどこにもいません。
しかたなく、お部屋でしゅぎょうしていたおばあちゃんをよびました。
おばあちゃんにヤムチャさんがいないことをつたえると、おばあちゃんがパッときえました。
そしてすぐにおばあちゃんがヤムチャさんをつれて帰ってきました。
でもおばあちゃんの左手の白へびさんがヤムチャさんをぐるぐるまきにしていました。
『どうしたの?』って聞いたら、『ヤムチャさんがおにごっことかくれんぼをしていたんだ』とおしえてくれました。
ぼくもあそぶのにむちゅうになってべんきょうの時間をわすれてしまうことがあるので、しかたないと思いました。
でもお父さんたちでもわからないくらいけはいをけせるのは、すごいと思いました。
きっとヤムチャさんは『かくれんぼのたつじん』なんだ。
こんどおにごっこやかくれんぼをするときは、ぼくもいっしょにさそってほしいです。
そして今日も2時間後にお父さんたちがお部屋から出てきました。
はじまるのがおそかったから、出てくるのもおそかったです。もう夜になっていました。
なので今日は先にばんごはんを食べてしまいました。
お父さんたちやみんなといっしょに食べたかったです。
――――……
〇月△日
昨日はお父さんたちがお部屋から出てくるのがおそかったので、みんなしんでんにおとまりしたそうです。
みんなでおとまりするのはうらやましいなと思いましたが、よく考えたらみんなお部屋の中で何日もすごしているので、みんなでおとまりはお部屋では当たり前のことなはずです。
やっぱりぼくもお部屋に入って、お父さんやみんなといっしょにおとまりがしたいです。
ぼくがあさになってしんでんにやってきたときは、まだみんなねていました。
しばらくするとみんな目をさましたんですが、クリリンさんが出てきませんでした。
みんなつらそうなので、もしかしたらしゅぎょうでつかれてかぜをひいてしまったんじゃないかなと思いました。
クリリンさんのお部屋にいくと、クリリンさんはまだベッドの上でねていました。
えがおだったので、きっとすてきなゆめを見ていたんだと思います。
でもおきる時間なのでおこそうとしましたが、おふとんの上から体をゆらしてもぜんぜんおきません。
もしかしてやっぱりおねつがあるんじゃないかと思ってあたまに手をのせました。
おねつはなかったけど、つめたくなってました。
かみの毛がないのでまん丸な石をさわってるみたいで、すごくひんやりしていました。
なのでまたおばあちゃんに来てもらったら、おばあちゃんが手から白い炎を出してクリリンさんをあたためてくれました。
するとクリリンさんが目をさましました。
でもその後、なぜかクリリンさんが泣きだしてしまいました。
泣くほどくやしがるなんて、そんなにすてきなゆめを見ていたのかな?
でも力いっぱいなんどもゆかをたたいていたので、元気になったのはまちがいないみたいです。
クリリンさんが元気になってよかったです。
でも、ねむっているのにけはいをけしていたのはなぜでしょうか?
もしかしたらねむりながらけはいをけすしゅぎょうをしていたのでしょうか?
だとしたら、やっぱりクリリンさんやみんなはすごいです。
――――……
〇月□日
今日でお父さんたちがしゅぎょうをはじめて12日目です。
お部屋でのしゅぎょうは今日の夜がさいごだそうです。
なので、しんでんでお父さんたちがかりていたきゅうけいしつも今日つかうのがさいごなはずです。
だからぼくはつかれているみんなのかわりに、みんなのきゅうけいしつをおそうじすることにしました。
チャオズさんの部屋をそうじしているとちゅう、チャオズさんの日記がつくえの上におかれていることに気づきました。
ついついよんでしまったんですが、日記の中はぐちゃぐちゃでした。
もじがくずれていたり、ことばがおかしくなっていたり、ページ一面にむちゃくちゃにせんが引かれていたりしていました。
チャオズさんはむかしはおべんきょうがすごく苦手だったらしいので、もしかしたら日記の書き方を知らないのかな?
『しゅぎょうは大切だけどべんきょうも大切だ』ってお母さんやおばあちゃんがよく言っていました。
べんきょうをしないのはよくないと思いました。
でも後でかってに日記を見たことをあやまったら、あの日記は同じ部屋ですごしているてんしんはんさんの日記だったそうです。
てんしんはんさんはあたまがいいしべんきょうができるときいていたのに、どうしてなんでしょうか?
お父さんにたずねたら、『ちゃんと日記を書くのもたいへんなほどがんばってしゅぎょうしていたんだ』と言いました。
日記も書けなくなるほどたいへんなしゅぎょうをしていたなんて、お父さんもみんなもすごいと思いました。
ぼくも早く大きくなって、お父さんやみんなみたいなりっぱな大人になりたいです。
ヒノカミと悟空たちの戦闘を描こうかとも思いましたが大惨事にしかならないので止めました。
具体的には『残酷な描写』タグが大活躍。
白い床一面につぶれたトマトが散乱してたり。