フリーザ直属精鋭部隊『十戒』   作:グランド・オブ・ミル

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第一章 ~ブリタニア制圧編~
悩める慈愛の統率者


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 _ブリタニアの長い歴史の中で、魔神族は常に疎まれ、憎まれ、忌み嫌われてきた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 _魔神族がフリーザと出会うより前…

 

 

 _ブリタニア上空_

 

 

 

 

 

 

 

 雲のさらに上に位置する空に作られた建造物、ここは女神族が空に築いた建物である天空宮だ。そこで一人の魔神族が女神族の大軍を相手に大立ち回りを繰り広げていた。真っ白の肌と紫色の長髪、青い服を身にまとった男だ。彼は大剣を振り回し、たった一人で大勢の女神族を斬り砕き、突き進んでいく。

 

「俺様は何にも祈りすがらぬ。己の実力のみでのし上がってみせる!」

 

 男の名はベルリオン。仲間と共に”黒の六騎士”という遊撃隊を組織して各地で女神族を狩り続ける魔神族の実力者である。

 

 

 そんな彼の前に脅威が現れた。”太陽”の力をその身に宿した『四大天使』最強の男、マエルである。マエルは身を焼き焦がすような熱と光を纏ってベルリオンの前に現れると、一瞬にして彼の闇を払った。

 

 

「…ちっ! ナメるなぁっ!!」

 

 _”浸食の刃”_

 

 

 ベルリオンは大剣に渾身の闇を纏わせて大きく振るった。闇は周囲の女神族を次々に飲み込み、蝕み、滅ぼしていく。

 

 _バアァンッ!!

 

「なっ!? ぐあっ!」

 

 しかし、その闇もマエルには通用しなかった。凄まじい熱と光がいとも容易く闇を振り払い、逆にベルリオンの身体を焼いたのだ。

 

 

「…魔神族を殺すことが我々四大天使の使命。大丈夫、怖くないさ。君がいつか善き魂へ生まれ変わることを願おう」

 

 マエルは優しくも残酷な笑みを浮かべてベルリオンに手をかける。その光に飲み込まれ、彼の身体は一瞬にして消え去っていく…。

 

 

 

 

 

 _ズオッ…!

 

 

 

 

 

 その前に、太陽の光にすらひるまない暗黒の闇がベルリオンを救った。どんな闇よりも深い漆黒の闇、一切の光も許さないその力を持つ者はこの世でたった一人しかいない。

 

 

「! 君は……!」

 

「ハアッ…! ハアッ……!」

 

 マエルと、たった今命を救われたベルリオンがその人物を見て驚愕する。何故ならその人物は本来こんなところにいていい存在ではないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

「…四大天使マエル、忠告だ。今すぐ後ろの女神族(ぞうひょう)共を連れて撤退しろ。そうすればこちらも何もせず帰ってやる」

 

 魔神王の息子にして次期魔神王の呼び声も高い”十戒”の統率者、メリオダスだ。

 誰よりも深い闇と強さを持って生まれた魔神族の天才児。魔界の王子として、十戒を率いる者として常に最前線に立ち続け、女神族の脅威となり続けた。多くの種族を味方につけ、勢力として申し分ないはずの女神族が魔神族を相手に攻戦に打って出れないのも彼の存在が大きい。

 

「メ、メリオダス様…」

 

「…黒の六騎士、ベルリオンだな?」

 

「っ!?」

 

 思わず声をかけたベルリオン。そこへ思いがけず返答が返ってきてベルリオンは肩を震わせる。何せ今回天空宮(ここ)へ攻め入ったのは完全に独断専行だった。調度良く女神族の兵がたくさんいて自分の力を試せそうだったから攻めた、ただそれだけの理由だ。軍からしてみれば自分の力を過信して規律を乱した挙句、死にそうなところを英雄(エース)に救われた格好だ。こんなに惨めなことはないだろう。そうでなくても黒の六騎士は勝手気ままに暴れ回る厄介者として知られている。もしかしたら仲間共々何かしらの処罰があるかもしれない。

 

 

 そう思っていたが、予想に反してメリオダスはフッと温和な笑みを浮かべた。

 

 

「…ありがとう。お前達の尽力のおかげで多くの同胞が救われている」

 

「……っ!」

 

 

 メリオダスから送られたのは感謝の言葉だった。確かに黒の六騎士は命令に背く傾向があるが、それ以上に前線で活躍し多くの女神族を狩っている。その貢献度をメリオダスは知っていたのだ。

 次期魔神王と呼ばれる魔神族の英雄に認められた。その事実を認識したベルリオンは、身体の奥底から深い喜びの感情が湧き上がってくるのを感じた。自然と口角が上がり、安堵と達成感に満ちた笑みを浮かべる。

 

 

「メリオダス様! ここは力を合わせて共にマエルをっ!」

 

「いや、お前の傷は深い。その身体で戦闘を続けるのは難しいだろう。ここは俺に任せてしっかりと傷を癒せ」

 

「っ! はっ!」

 

 

 やられたまま退くのは悔しかったがメリオダスの言うことは事実。ベルリオンはメリオダスが連れてきていた下級魔神族達の応急処置を受けながらその場を離れた。

 

 

 

 

「さて…、退く気はないか?」

 

 ベルリオン達が十分に離れたことを確認すると、メリオダスがマエルに問いかけた。マエルとその背後にいる女神族達はメリオダスが放つ強烈なプレッシャーを浴び、ベルリオン達が離れるまで動けずにいた。

 

「…退くわけがないでしょう。その穢れた肉体を滅ぼし、不浄の魂を浄化する絶好の機会なのだから」

 

 マエルは再び太陽の力を身に纏い、不敵に笑った。ベルリオンを取り逃がしたことは癪だが、今の状況は最強の四大天使である自分と多くの女神族の兵達が、たった一人のメリオダスを相手取れるというまさしく千載一遇のチャンス。ここで最大の脅威であるメリオダスを斃すことができれば魔神族は大きな戦力を失い、女神族の勝利に大きく前進することになる。まさに海老で鯛を釣った形だ。

 そのことを理解しているのだろう。本来ならメリオダスの深い闇に吞まれ、恐怖で動けなくなる女神族の兵達が、マエルがいることもあって闘志を漲らせる。

 

 絶体絶命の状況。だが、こんな時でもメリオダスの顔から自信が消えることはない。

 

 

 

 

「……そうか、なら……」

 

 

 

 

 なぜなら彼は、”メリオダス”…。

 

 

 

 

「愚かな者達に罰を与えよう…」

 

 

 

 

 

 

 魔神王すら恐れる破壊の力を有した主人公(そんざい)なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 _”神千斬り”_

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『七つの大罪』。ブリタニアというイギリスそっくりの大地を舞台とした王道ファンタジー漫画だ。タイトルにもなっている”七つの大罪”という7人の大罪人から結成された最強最悪の騎士団、その団長であるメリオダスという男が主人公だ。

 

 ”メリオダス”…。そう、まさしく今の俺のことだ。

 

 何の因果かまったくもって不明だが、俺はアニメ化のみならず映画化までされた超人気漫画の主人公に成り代わってしまった。恐れ多い…。恐れ多すぎていつか誰かに刺されるんじゃないかとビクビクしている今日のこの頃である。

 

 転生した経緯とかは…、別にいいだろう。誰も俺の前世のことなんか興味ないだろうし、その辺にいる日本人男性とでも思ってくれればいい。実際そうだったし。

 

 そんな俺がメリオダスになってしまったものだから、正直日々気苦労が絶えない。何せメリオダスという男はおいそれと成り代わっていい存在ではないからだ。そのことを理解してもらうために作中でのメリオダスの活躍を簡単におさらいしておこう。

 

 メリオダスは魔神族の住む魔界にて、魔神王の第一子として生を受けた。強大な魔力と類まれなる戦闘センスを持って生まれたメリオダスはその力をメキメキと鍛え上げ、魔神王直属の精鋭部隊”十戒”のリーダーを務めるまでになる。

 次代魔神王確実と呼ばれて敵からも味方からも恐れられるようになったメリオダスはある時、”エリザベス”という女神族の少女に出会い、恋に落ちる。魔神王のためだけに戦う戦闘マシーンだったメリオダスはその出会いから女神族と魔神族の諍いをなくすことを決意して十戒を脱退。その影響で全種族を巻き込む聖戦が勃発したものの、女神族側として戦い、魔神族を封印する形で聖戦を終わらせる。

 しかしその戦いの最中、魔神王と女神族の頂点に立つ最高神によってエリザベスとメリオダスの二人は”永劫の輪廻”と”永遠の生”という無慈悲かつ強力な呪いをかけられてしまう。この二つの呪いについての詳細は省くが、とにかく趣味の悪い代物とだけ言っておこう。

 その呪いを解くために、メリオダスは3000年という気の遠くなるような長い時間ブリタニア中を彷徨うはめになる。その旅の果てに、メリオダスは”七つの大罪”という運命の仲間に出会って魔神王を打ち倒し、呪いを打ち破ってエリザベスと結ばれることができた。

 

 ざっくりとだが、これがメリオダスが本来歩む歴史である。

 

 ……うん、改めて見て思う。やっぱり俺なんかがなっていい存在じゃない。

 まず魔神族の王子で精鋭部隊を率いる立場っていうのが分不相応過ぎる。俺、ただの一般人ぞ? 軍どころかバイトリーダーにすらなったことないのにそんな立場になれるわけないだろ! いやなっているんだけども。

 それで? 恋人になった女のために魔神族を裏切って故郷も同胞もすべて敵に回す? 聖戦を終わらせる? できるかっ! そんなまるっきり英雄みたいなムーヴこなせると思うなよ! 今でさえ仲間の皆が何か不満を持っていないかいちいち気にしてしまうような小心者なのに、そのすべてをひっくり返せる度胸があると思うな!

 そしてその代償に3000年も呪いで苦しみ続けるとか耐えられるか! 3日で音を上げて自殺する自信があるぞ。もっとも、永遠の生の呪いのせいで死ねないんだけどな…。

 

 というかそもそも、こんな俺でも身体と才能(ちから)だけはメリオダスだ。200年以上魔界で生きてきて魔神族としての情も誇りもある。例えそれがこの世界のためだとしても、すべてを敵に回して十戒を抜けるつもりなど毛頭ない。誕生からずっと一緒に育ってきた、あるいは育ててくれた皆と戦うなんて俺にはできない。

 

 そういった意味でも俺は本来のメリオダスのようにはなれないのだ。

 

 以前エリザベスと会う機会があった。原作通り、彼女は俺に女神族と魔神族の諍いを終わらせることを持ち掛けてきたのだが…、

 

 

 

 

 

 まったくと言っていいほど彼女の言葉は響かなかった。

 

 

 

 

 

 交渉は決裂し、俺とエリザベスは恋人になることはなかったし、女神族側にメリオダス(おれ)が寝返ることもなかった。聖戦は起こらず、女神族側勢力と魔神族が日々小競り合いをしながら睨み合う毎日だ。

 あの瞬間、俺は確信した。主人公が俺という異物になってしまったこの世界は、決して原作通りの道を歩むことはないのだと。俺はこれからも仲間達の平穏のために魔神族の戦士として戦い続けるしかないのだと。

 

 

 

 

 

 _バサッ…

 

「…あら、おかえりなさい。早かったわね」

 

「…まぁな。もっとも、さすがに楽勝ってわけにはいかなかったが」

 

 マエルとの戦いを終えた俺は、戦場となった天空宮から南に位置する第17駐屯基地へやって来た。ブリタニア侵攻のために魔神族が作り上げた中継地点となる基地の一つだ。

 基地に帰った俺を、桃色のぱっつんヘアーの少女が出迎えてくれる。白い扇情的なレオタードとピンク色のニーハイソックスを履いたこの娘はメラスキュラ。”信仰”の戒禁を持つ十戒メンバーの一人だ。

 メラスキュラはふよふよと宙に浮いて俺に近づくと、俺の肩に手を置いてしだれかかってきた。その指は俺の傷跡を撫でる。

 

「…こんなに傷ついてちゃって、我らが統率者様が随分苦戦したようね」

 

「噂に名高い四大天使マエルが相手だったからな。奴の力がピークだったら危なかったかもしれん」

 

 戦いには勝利した。多数の女神族を殺し、マエルにも手痛い一撃を与えて撤退させることに成功した。それでも四大天使最強を謳うだけあってこちらも無傷というわけにはいかなかった。俺の服は所々焼け焦げ、身体には少なくない傷が刻まれている。とはいえ多くの女神族を葬ったのは事実だし、ベルリオンという将来有望な戦士を救うことができたのだ。多少傷つきはしたが結果だけ見れば大満足である。

 

 しかし、メラスキュラにはそうではないようだ。俺の傷に這わせていた手をグッと握り、ギリッと奥歯を噛みしめて怒りを必死に飲み込んでいるような顔をしている。

 

「メラスキュラ? どうかしたか?」

 

「…ねぇメリオダス。貴方は魔神族(わたしたち)にとって大切な存在なの。自分の身はもっと大事にしてほしいわ」

 

 メラスキュラは懇願するような上目遣いで俺を見る。いつも彼女の周りに羽衣のように漂っている闇が俺まで包み込んできた。

 

「…あぁ、すまない。分かってはいる」

 

「本当に?」

 

「あぁ。分かっているんだが……、俺には戦闘(これ)しか皆に返せるようなものがないからな」

 

「…もう、バカなんだから……」 

 

 メラスキュラは呆れたような顔をして俺の身体から離れた。

 

「さっさと治療を受けてきなさい。貴方のことは最優先で診るよう医療班を手配しておいたから」

 

「すまないな、メラスキュラ。いつも感謝している」

 

 いつも考え無しの俺をサポートしてくれるメラスキュラ。そんな彼女に感謝を告げて医務室へ向かおうとしたその時__

 

 

 

 

『…ハ…ハ……ハ…!』

 

 

 

 

 「「っ!」」

 

 

 

 地獄の底から響き渡るような低い声が聞こえた。それはメラスキュラも同じのようで彼女も顔を引き締めている。俺達魔神族の王、魔神王の声だ。

 

 

『メリオダス……我が息子よ……!』

 

 

魔神王(オヤジ)…」

「……魔神王様」

 

 魔神王の姿はこの場にはない。魔力を使った念話で俺達に話しかけているようだ。その声は不機嫌そのもので怒りに満ちている。そしてその矛先は俺に向けられているようだ。

 

『貴様……その様はなんだ…! お前は次期魔神王として君臨するべき存在…! 雑兵など捨て置けっ…!』

 

 ビリビリと凄まじい魔力の圧が念話越しでも伝わってくる。並の魔神族なら失神してしまうほどの怒りだ。俺は背中に闇の翼を広げて青い顔をしているメラスキュラを守る。

 

魔神王(オヤジ)、黒の六騎士は多くの戦場で成果を上げて魔神族に貢献してくれている奴らだ。そんな奴らを雑兵などと酷評できるほど俺達の戦力は潤沢じゃない」

 

『黙れっ…! 抗弁は許さんっ…! ゴウセルの件といい、吸血鬼一族の件といい、貴様は黙って我に従えばよいのだっ…!』

 

「言葉を返すようだがな魔神王(オヤジ)。黒の六騎士が反抗的なのも元はと言えばあんたがあいつらの力を認めず冷遇したからだ。ゴウセルの時もそう、吸血鬼一族の時もそう、あんたはただただ力にものを言わせて強制させているだけだ。だから不満も生じる。ただでさえ全種族が俺達を憎み、まさしく四面楚歌の状況下で内部まで争いの種を持ってどうする?」

 

『貴様っ…! 我に楯突くつもりかっ…!』

 

「力で抑えつけるような支配は獣と変わらないと言っているんだ魔神王(オヤジ)

 

 その後も威圧付きで喚き散らす魔神王と討論という名の言い争いを続ける。魔神王は力こそ圧倒的で文句なしに魔神族の頂点に立つべき男なのだが、如何せん頭が足りない印象がある。魔界随一の魔術士であるゴウセルに”無欲”の戒禁を与えて無理やり十戒にしようとしたり、不遇な扱いをして吸血鬼一族に不満を募らせたりと先を見据えられていない。自分に忠実な駒だけを欲しがったり、例え部下の進言でも自分の意に沿わない意見には決して耳を傾けないなど挙げていけばきりがない。

 

 

 ひとしきり怒鳴り散らしたら満足したのか、魔神王は念話を切った。もう慣れたものだが思慮分別に欠ける老人の相手は疲れる。最も恐れるべきは無能な味方とはよく言ったものだ。

 

 

「メラスキュラ、大丈夫か?」

 

「…えぇ、貴方のおかげで何とかね」

 

 その場にへたり込んでいたメラスキュラに手を貸して立たせる。少し頭を押さえてふらついていたものの、さすがは十戒というべきかすぐに回復したようだ。

 

 …そういえばメラスキュラの戒禁は”信仰”。その名の通り彼女の前で不信を抱く者は目を焼かれて視力を失うといった力だ。その力を表すかのように原作のメラスキュラは魔神王に対して強い信仰と忠誠心を持っていた。

 だが目の前の彼女はそういった素振りを見せない。十戒である以上、ある程度忠誠心のある態度を見せているがそれも仕事だから仕方なくやっているような印象を受ける。原作程の信仰心を感じられない。

 

「…何よ。人の顔をじっと見て」

 

「…あっ、いや、すまない。何でもない」

 

「…? 変な人ね。ほら、さっさと医務室に行きなさい」

 

「あぁ、分かった」

 

 気になるところではある。しかし他でもないメリオダス(おれ)が変わってしまっているのだ。彼女もまた原作と違っていても不思議ではないだろう。俺はそう納得して医務室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後ろで、メラスキュラがぺろりと唇を舐めて妖艶な笑みを浮かべていた。

 

 

「ふふふ…、メリオダス。私の信仰は貴方だけのものよ……」

 

 

 その狂気すら孕んだ笑みを見て、偶然通りかかった灰色魔神は心底震え上がったという…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 






メリオダス
 十戒の統率者。仲間達の平穏のために日々女神族と戦う魔神族の英雄。日本人特有の謙虚かつ気配り屋な性格で原作以上に魔神達から慕われている。本人は職務を全うするのにいっぱいいっぱいなのでそのことにあまり気づいていない。

メラスキュラ
 信仰の毒蛇。あっちこっち飛び回るメリオダスの補佐を務めている。魔神王に対する忠誠心は一欠片もなく、それらの気持ちは増幅されてメリオダスへ向かっている。メリオダスに死ねと言われたら迷わず死ねる程その思いは強烈。

魔神王
 本作の被害者。メリオダスが原作のように自分に忠実な戦闘マシーンではなくなってしまったので日々ストレスが溜まる。思い通りにいかない毎日にイライラ。次男は次男で吸血鬼の娘と逢引きしているしで憤死寸前。そのせいで事あるごとに喚き散らし、その姿を部下に見られて求心力が下がる悪循環に陥っている。

ベルリオン
 劇場版第一作目のラスボス。力を求め続けた男。本作ではメリオダスを憧れの存在として見ていい意味で力を求め続けることになる。



 原作との相違点その一:メラスキュラの信仰対象





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