スライム提督になる   作:モフモフ狸

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今回の話しは新しい鎮守府へ引っ越しする話しです
あと転スラのキャラが数人出ます


第4話

 

艦娘達全員の治療を終えたリムルは

 

「まさかあいつらの方がおとりで 

 こっちに攻めてきたのが本隊だった

とはな」

 

と話すリムルに鳳翔と大和が

 

「そうですね 私達も完全に裏をかかれ

ました 私達が戦っていた方が明らかに

戦力がありましたから」

 

と悔しさを滲ませながら話した。

 

そんな鳳翔と大和を見た赤城と金剛が

 

「ごめんなさい鳳翔さん、大和さん

鎮守府を守る事が出来ませんでした」

「ゴメンナサイ鳳翔、大和折角2人が

命懸けでワタシ達を逃がしてくれたのに」

 

と二人が頭を下げるとその瞳からは大粒

 

の涙が零れ落ちた。他の娘達も赤城、金剛

 

同様に涙を流していた。

 

その涙を見た鳳翔と大和は

 

「赤城、金剛頭を上げてちょうだい

貴女達が全員無事で何よりだったわ」

 

と話した後

 

「大丈夫、鎮守府は建て直せばいいけど

貴女達の代わりはどこにも居ないのよ」

 

と優しく慰めた そんなやり取りを見ていた

 

リムルは心の中でこう思った

 

「やっぱり鳳翔さんと大和さんを助けたのは

正解だったな この二人は彼女達の精神的な

心の支えになっているみたいだからな」

 

と思うのだった。すると明石が

 

「鳳翔さんこれからどうしましょう

鎮守府もですが工廠もこんなにボロボロじゃ

何も出来ませんよ」

 

と話す明石に鳳翔と大和は

 

「そうね どうしましょうこれじゃぁ

まともに寝食を摂る事も出来ないわ」

 

と困っていると鎮守府の正面の門から

 

何人かの男女がやってきたそのうちの一人が

 

「鳳翔さん 大丈夫だったかい鎮守府の近く

で砲撃音がしたから様子を見に来たんだ

こいつはひでぇな あんたらケガはねぇか」

 

と話す男の人に向かって鳳翔が

 

「自治会長さん すみませんご心配をかけて

私達は大丈夫だったんですが鎮守府は見ての

通り酷い有り様になってしまいました」

 

と話すと自治会長が

 

「ならここほどではねぇがオレの知り合いが

やってた旅館で良ければ使ってくれ

何なら改装しても構わねぇからさ」

 

と言ってくれた。すると自治会長の男性は

 

「なら移動しようか ついて来てくれ」

 

と言い全員で移動を始めた。

 

すると自治会長が移動中にこんな事を鳳翔

 

に聞いてきた

 

「あのよ鳳翔さん あんたの隣にいる水色髪

の女のコは誰だい? 新しい仲間か?」

 

と聞かれた鳳翔はリムルの方を見た

 

その時のリムルの格好は黒いコートでは

 

あったが長い水色の髪をリボンで結んでいた

 

為女のコと間違われたらしい すると鳳翔が

 

「えーとえーと この子は」

 

と返事に困っているとリムルが

 

「私の名前はリムルだよ 私は艦娘じゃないよ

海外旅行の航海中に深海棲艦に襲われてた所を

鳳翔お姉ちゃんと大和お姉ちゃんに助けて

もらったの」

 

と話すリムルに鳳翔と大和が

 

「ちょっ ちょっとリムルさん何を」

 

と言おうとする二人にリムルはすかさず

 

アイコンタクトを送り自分に合わせる様に

 

伝えた。 するとリムルの話しを聞いた

 

自治会長は

 

「そりゃあ 大変だったな嬢ちゃんでももう

大丈夫だ ここにいる艦娘は皆強いからな」

 

と話しそれを聞いたリムルは

 

「うん 艦娘のお姉ちゃん達は強いから

安心してる」

 

と返した。歩き出し二十分位たった頃小高い丘

 

に今は使われていない旅館が立っていた。

 

確かに建物の広さは鎮守府より一回り小さいが

 

彼女達が生活するには十分な広さだった。

 

さらに旅館からは海が良く見える為深海棲艦の

 

早期発見にも役立ちそうだった。

 

すると鳳翔が

 

「こんないい所使わせてもらっていいんですか?」

 

と聞いてくる鳳翔に自治会長が

 

「何言ってんだよ鳳翔さん この建物だって

このまま廃れていくよりあんたらに活用して

もらった方がいいに決まってる」

 

と話してくれた。 それを聞いた鳳翔達は

 

「ありがとうございます 大事に使わせて

いただきます」

 

と全員で自治会長に頭を下げた。

 

すると自治会長は艦娘達に

 

「あー大事に使ってくれ もし分からない事

が出て来たら旅館の電話でも使って連絡して

くれればすぐに駆けつけるからよ」

 

と言ってくれた後自治会長は旅館を後にした。

 

自治会長を見送った彼女達は旅館の中に

 

入り各艦種ごとに同じ部屋になった。

 

一応明石と間宮は一人部屋にし鳳翔と大和

 

も一人部屋にした。

 

旅館の各部屋は広く艦娘二人でも十分に

 

余裕があった。各艦娘の部屋はほぼ全部

 

和室だったが金剛と榛名の部屋は旅館唯一の

 

洋室で小さなミニキッチンまでついていた。

 

間宮と鳳翔は台所に着くと中を見渡し

 

「ガスレンジも火力がありそうだしシンクも

広いしこれなら皆の食事も美味しく作れそう

ですね 鳳翔さん」

 

と笑顔で話す間宮に鳳翔が

 

「そうね間宮ちゃん うちには大食いが二人

もいるからね こんなに設備が揃ってるなら

大丈夫そうね」

 

大食いとは大和と赤城の事である。

 

金剛や榛名、翔鶴も割と食べる方だがこの二人

 

はぐんを抜いていた。

 

明石は旅館の隣にある大きな建物の前にいた。

 

この建物は前の旅館の主が合宿などで大量の

 

学生などが泊まりにきた時ように作ったもの

 

で明石が艦娘として仕事をにするには十分な

 

広さと頑丈を持ち合わせていた為明石の仕事場

 

にはぴったりだった。

 

皆の食事をする所は台所の隣に宴会場があった

 

為そこで食事を摂ることにした。

 

その頃リムルは旅館の中庭で部下である

 

紅丸に自分のスキルを使い連絡をとっていた。

 

「あー紅丸聞こえるか?俺なんだけど 

頼みたい事があるんだがいいか?」

 

と問いかけると紅丸から

 

「はい リムル様聞こえますよ頼み事って

何ですか? 後いつ帰ってくるんですか?」

 

と少しばかり飽きられ気味に聞かれると

 

「悪いんだがまだそっちには帰れそうもない

あとすまないんだが大量の食料と女物の

衣服、後俺の指定する人物を送ってくれないか?

お前の近くに転送陣を送るから」

 

と言ってくるリムルに

 

「分かりました すぐに用意しますから

待ってて下さいでは」

 

と言われるとリムルはテンペストにいる

 

紅丸の気配を見つけるとスキルを使い

 

紅丸の元に転送陣を送った。

 

リムルからの転送陣を確認した紅丸は指定された

 

人物であるゲルドとその部下5人とソウエイの

 

部下であるソーカを呼び後大量の食料と一緒に

 

リムルの転送陣を使いリムルに送った。

 

リムルが旅館の中庭で暫く待っていると転送陣が

 

現れその転送陣の中心にはリムルの忠実な部下で

 

あるゲルドとその部下5人その隣には紅一点の

 

女性であるソーカの姿があった。

 

ゲルドと部下達は大量の食料を風呂敷で

 

背負いリムルの前にひざまずいた

 

「リムル様 お呼びいただきありがとうございます

ところで私達を呼んだ理由を教え下さい」

 

と話すゲルドとソーカにリムルが

 

「悪いな ゲルドお前達にはこの旅館の裏山に

ちょっとした訓練場を作って欲しいんだ」

 

すると今度はソーカが

 

「あのリムル様 私は何をすれば宜しいの

でしょうか?」

 

と聞かれたリムルは

 

「お前には空から敵の偵察をして欲しい

こっちの世界にはお前達みたいに翼を持つ

人種はいないから」

 

と話した。するとリムルが

 

「とりあえず皆にお前らを紹介するから

ここで待っててくれないか?」

 

と話すリムルにゲルドとその部下

 

そしてソーカが

 

「はい 了解しました」

 

と返事をしその場で待っていた。

 

それからリムルは艦娘達のいる部屋を

 

訪れ中庭に集まるように頼んだ。

 

リムルが各部屋を訪れた後艦娘全員が

 

中庭に集まるとリムルの部下達が静かに

 

待っていた。 艦娘達はゲルド達を見た瞬間

 

「えっ何 あの猪のお化けまさかリムルさんの

仲間なの 後あの後ろにいるかわいい女のコも」

 

と話す艦娘達にリムルが

 

「皆集まってくれてありがとう 今からオレの

仲間を紹介するからじゃあゲルドからな」

 

と話すとゲルドが部下と一緒に

 

「初めまして艦娘の皆様 我が名はゲルド

こちらに居られるリムル様の部下です

あと後ろの5人は私の部下です」

 

と深々と頭を下げた。

 

その後今度はソーカが

 

「初めまして艦娘の皆さん 私はソーカ

ゲルドさんと同じリムル様の部下です

宜しくお願いします」

 

とゲルド同様に頭を下げた。

 

ゲルドとソーカの丁寧な挨拶を受けた艦娘

 

達は最初は戸惑っていたがゲルドやソーカが

 

リムルの部下だと分かると安心して対応して

 

くれたのでリムルも一安心した。

 

すると艦娘を代表して鳳翔がリムルに

 

「あのリムルさん こちらにいるゲルドさんと

部下さんそしてソーカさんには何をしてもらう

んですか?」

 

と聞くと

 

「ゲルド達には裏山を開拓して訓練場を作って

もらう、ソーカにはソーカにしか出来ない任務

をしてもらうんだ」

 

と話すリムルに今度は大和が

 

「ソーカさんにしか出来ない任務って何ですか?

リムルさんには悪いですが大抵の事は私達でも

出来ますよ」

 

と聞かれたリムルはソーカに

 

「ソーカ 彼女達にお前の能力を見せてくれ」

 

と話すとソーカは背中から蝙蝠の様な翼を出現

 

させ空高く飛びたった。

 

空に飛びたったソーカを見た大和は

 

「嘘 空飛んでるまさかリムルさんがソーカさん

に頼む任務って空からの敵基地発見ですか?」

 

と聞かれたリムルは

 

「あぁ 艦娘の中には偵察機を飛ばせる娘もいるが

飛ばしてる間は無防備になりやすいからな」

 

と話した。  お互いに自己紹介を終えると早速

 

ゲルドと部下達は一緒に持ってきた大量の食料を

 

間宮と鳳翔の案内で台所に運ぶと業務用の冷蔵庫

 

十台がすぐに満杯になる量で入り切らない食材は

 

地下にある食料庫に全て運び込んだ

 

食料を全て運び終わったゲルド達は休みもせず

 

リムルと裏山に行き訓練場建設を開始した。

 

リムルの究極スキル「暴食之王」を使い

 

裏山全てを更地にし山に生えていた木は訓練場の

 

材料にするため更地の角に山積みにした。

 

建設準備を終えたリムルは

 

「ご苦労さんゲルド 今日はここまででいいよ

旅館に上がってゆっくりしてくれ」

 

と言われたゲルドは部下と共に旅館に上がった

 

後艦娘との親睦を深める為全員で宴会を開いた。

 

宴会を開いた次の日の早朝からゲルド達は訓練場

 

建設を開始し休憩無しで工事をした。

 

そんな様子を見た鳳翔がリムルに

 

「あのリムルさん ゲルドさん達が働いてくれる

のは有り難いですが流石に休憩無しで工事を

してもらうのは申し訳ないです」

 

と話す鳳翔にリムルは

 

「あのな ゲルド達にとって働くのは生き甲斐

なんだ」

 

と返してくるリムルに鳳翔が

 

「なら何かお礼をさせてください お昼と

夜にご飯を届けてもいいですか?」

 

と聞いてくる鳳翔に

 

「ありがとう 鳳翔さんあいつらも喜ぶよ」

 

と笑顔で話した。

 

そして昼頃に鳳翔と間宮と電と夕立四人が

 

おにぎりとお味噌汁を持ってゲルド達の元

 

を訪れた。

 

「ゲルドさん 皆さんお疲れ様です

これ良ければ食べてください」

 

と話す鳳翔にゲルドが

 

「これはこれは鳳翔殿に皆さん 

ありがとうございます 美味しく

いただきますね」

 

とお礼を述べ差し入れのご飯を頂く

 

のだった。鳳翔達からの差し入れも

 

あって工事はと通りなく進み工事を始め

 

てから一週間程で立派な弓道場と射撃

 

訓練場が建設された。

 

ゲルド達が訓練場を建設している頃ソーカは

 

空から深海棲艦の基地探しをしていた。

 

「うーん なかなか見つからないわねぇ

敵もバカじゃないってことねぇ」

 

と考えながら探索を続けているとも旅館から

 

10キロ位離れた所に破壊された鎮守府より

 

二回り位大きい建物を見つけた。

 

恐らく鎮守府だろうと思ったソーカだったが

 

その作りに目を疑った。

 

「何この鎮守府 まるで刑務所じゃない

これはリムル様に報告した方が良さそうね」

 

とつぶやき一路旅館に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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