また正義の味方に   作:みりんはお酒

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ヘイブン戦です。読む前にあたり、事前知識を書きます。
ブレイクの仲間はルビー、ヤン、ワイス、ノーラ、ジョーン、レンがいます。あとルビーの叔父であるクロウやオズピンという転生キャラであるオスカーもいます。キャラクターたちは遠くからヘイブンに訪れ、そこの校長であるライオンハートと会います。この校長は敵と内通しており、ブレイクの仲間を罠で誘い、ヘイブン・アカデミー内で敵と戦闘します。とりあえずはこれくらいで。詳しく知りたい方は本編をみよう!
*転生といってもオスカーの中にオズピンがいるぐらいの認識で構いません。


決戦ヘイブン!!

 ブレイクたちはヘイブン・アカデミーに着いていたころにはもう暗くなっていた。

 そのため、ブレイクたちはゆっくりと気づかれぬように慎重に近づいていった。

 途中、爆発物を見つけた。

 そこで彼らは戦闘しているだろう建物と、ホワイト・ファング、アダム・トーラスを発見した。

 ここまで把握したとき、作戦が実行された。

 ブレイクはゆっくりとアダム・トーラスの前に出てきた。

 手筈ではこの通りになっている。

 ブレイクは敵の注意を惹き、イリヤが爆弾をすべて解除する。

 サンと切嗣、ギラは集まってくれたファウナスの護衛、ブレイクの母親は警察とともに行動。

 爆弾の解除が終わり次第、ファウナスが周りに現れ、投降を促す。

 このような流れになっている。

 

 

 「アダム、もう終わりよ」

 

 

 アダムがブレイクを発見した。

 アダムはとてもうれしそうに話しかける。

 

 

 「おお、ブレイク、自分から姿をあらわすとは。」

 「最高じゃないか。」

 

 

 ブレイクは冷静にアダムを見ていた。

 

 

 「もう終わりよ。アダム」

 「投降しなさい」

 

 

 「どうした?投降するのはお前だ、ブレイク」

 「ここには大量の爆弾が仕掛けてある」

 「爆発させてみようか?」

 

 

 イリヤから合図が来た。

 どうやら爆弾の解除がすべて終わっているらしい。

 

 

 「知ってる。だから外させた」

 

 

 「何を言ってる?」

 

 

 アダムは不思議そうにブレイクを見た。

 そこには自信に満ちた目があり、ブラフではないことを理解した。

 となれば、やることは起爆スイッチを押すことだろう。

 実際にアダムは押した。

 その結果がどうなるかも知らずに

 

 

 「なにしてる!」

 

 

 アダムの隣にいるファウナスが声を荒げた。

 当然だ。味方を巻き添えにする行為に繋がるからだ。

 しかし、アダムはそれすらも鬱陶しいと思ったのか。

 

 

 「邪魔だ!どけ!」

 

 

 味方のファウナスを一喝した。

 そこにブレイク側のファウナスが周りから出てきた。

 

 

 「もう終わりにしよう」

 

 

 どこからか、そんな声が聞こえてきた。

 アダム側からすれば、この状況は絶望そのものだ。

 さらに警察の近づいてくる音までも聞こえてくる。

 まさに絶体絶命である。

 

 

 「アダム、もう終わりよ」

 

 

 アダムはようやく理解した。

 ベラドンナ家が根回しをし、これだけの体制を作っていたのだ。

 これでは、こちら側が不利であろう。

 アダムは今後どうするかを考えていたとき、目の前にはブレイクとサンがいた。

 

 

 「降伏して、アダム」

 

 

 ブレイクから話しかけられたそれは、どこか懐かしさを感じた。

 周りを見てみると、味方がすべて降伏しており、残すは自分一人だけであった。

 

 だが、降伏はしない。

 

 

 「殺す!」

 

 

 明確な殺意とともにブレイクとサンに襲い掛かった。

 

 アダムが剣を振り下ろすとブレイクがそれを受け止め、サンが攻撃を仕掛けた。

 それをアダムが横に飛んでよけ、そこにつかさずブレイクが突っ込んできた。

 それを受け止めたアダムはこのままの戦闘は不利と判断したのか、即座に後ろに飛んで逃げて行った。

 それをサンが追いかけようとしたが、2つの要因で止まった。

 

 

 「サン、止まって!」

 「あっぶね、どうして?」

 

 

 一つ目の理由はブレイクに呼びかけられたからだ。

 では、もう一つの理由はなにか。

 切嗣であった。

 

 切嗣はファウナスの隙間から出てくると、慣れた手つきでトンプソン・コンデンサーを装填、発射した。

 銃声が鳴り、一同が切嗣のほうを見た。

 無論、味方はアダムが逃げた方向には誰もいないことを知っている。

 だが、突然の銃声に驚いているだけであった。

 最初に口を開いたのは、切嗣自身であった。

 

 

 「なまったな」

 

 

 銃弾はアダムの襟元をすぎ、致命傷とはならなかった。

 絶好のシーン。にもかかわらず当て損ねた。

 明らかな失敗である。

 

 

 「ねぇ、何してるの?」

 

 

 この疑問はブレイクから放たれた。

 彼女自身は殺す気はなかった。

 しかし、切嗣は殺そうとした。

 もしかして、切嗣の正義感から?

 それが謎なのだ。

 

 

 「あいつがいたら、ファウナスの地位は下がり、差別は横行するだろう」

 「あれが一人死ぬことによってファウナスの地位が保たれるなら殺すべきだ」

 

 あんな醜態をさらしたものを組織はどうするのか、少なくとも信頼はしないだろう。

 アダムが起こす行動でファウナスの地位が下っているから消すべきだろう。

 これが正しいことはブレイクもわかっている。

 だから、アダムを救おうとした。しかし、できなかった。

 また、切嗣の目的もわかった。

 アダムを殺すことだ。

 だから、メラジェリーに訪れ、私に近づいた。

 どうしようもない空気が流れた。

 

 

 「あの、あそこで戦っているの、お仲間じゃない?」

 

 

 この空気を壊したのはサンだった。

 サンが指をさすほうを見てみると、ルビーやヤン、ワイスなどといった懐かしいメンバーがいた。

 ここで争っている場合ではないと判断したのか、ブレイクはそちらのほうに向かっていった。

 と、同時に切嗣も向かっていった。

 

 

 

----------------------

 

 

 ルビーがエメラルドに吹っ飛ばされ、そこに追い打ちをかけようとしたとき、ブレイクがカバーに入った。

 ブレイクがエメラルドの攻撃を防ぎ、自身の武器で切りかかった。

 それを後ろに避けてエメラルドが避けて、そこに合わせてルビーが鎌で薙ぎ払った。

 それをエメラルドが防いだとき、ルビーは助けてくれたのがブレイクだと知った。

 

 

 「ブレイク!」

 

 

 そこには驚きと安心の混じった感情があった。

 と、同時にクロウのカバーに入っている切嗣を発見した。

 ルビーは誰なのか聞こうとしたが、敵からの攻撃によって聞けなかった。

 

 

 「あの人、だーれ?」

 

 この疑問は、ノーラから発せられた。

 しかし、だれも答えることができなかった。

 正直な話、味方ならだれでもよかった。

 

 

 ブレイクと切嗣が加わったルビー側は戦闘が好転していった。

 ブレイクも強いが、なんせ切嗣が強すぎる。

 クロウとオスカー、切嗣が筋肉マッチョのヘイゼルと戦っているが、ヘイゼルは苦戦している。

 切嗣がいい仕事をしている。

 適度に距離をとりながら、接近戦を仕掛けているクロウやオスカーの邪魔にならないように遠距離から攻撃し続けている。

 そのため、満足に反撃することができる、防御に徹するほかない状態になっている。

 かといってこちらから攻めようとするとすぐに距離をとり、クロウやオスカーが邪魔をしてくる。

 他のエメラルドやブラックも似たような感じで、防御中心になっている。

 

 しかし、彼らはそれでよいのだ。

 そのうち、目的を果たしたシンダーが戻ってくる。

 それまで耐えることができれば、勝ちだ。

 

 

 そうして、なにかが上がってくる音がしてきた。

 その上がってきた人物によって、今後の勝敗が決まってくる。

 そうして、現れた人物は、長いブロンドの少女であった。

 

 

 「うそだ、どうして」

 

 

 最初に声を出せたのはエメラルドであった。

 彼女はシンダーを信頼していた。だから耐えてきた。

 だが、来なかった。この時点で負けが決まった。

 敗北が決定的になった敵は逃亡を試みた。

 しかし、エメラルドが自身の能力を使用して幻影を見せた。

 

 それは恐ろしく巨大で、肌は白かった。

 目元は暗く、頬には赤いペイントがあった。

 その様子はこの世で一番恐ろしいものであるといわれても納得するほどであった。

 それが突然口をあけながら襲い掛かった。

 幻影のため、被害はなかったが、精神的にはかなり堪えた。

 

 

 「終わったの?」

 

 

 ルビーが確認をはじめ、各々が終わったことを認識した。

 ジョーンとノーラ、レンは抱き合い、ブレイクは集まっているチームメイトの元に向かっていった。

 ブロンドの少女、ヤンがブレイクに気付き、目を向けた。ブレイクもその目を見た。

 そうして彼女たちは互いを抱き合い、ワイスとルビーもそれに加わった。

 そうして歓声が聞こえてくる頃、クロウは切嗣に向かって歩いていた。

 

 

 「今回はかなり助かった、礼をいう」

 「こちらこそ勝手に参戦してしまった。」

 「いや、いいんだ」

 

 

 さて本題だ、と言わんばかりに切嗣の目をまっすぐに見てきた。

 

 

 「お前は誰だ?」

 「僕は衛宮切嗣。わけあってブレイクと協力していた。」

 「ハンターか?」

 「そういうわけではないが、正直なにも言えない。」

 「そうか。話はあとでゆっくり聞かせてもらおう。」

 

 

 切嗣の身分を示すものは当然なく、警察に捕まれば面倒なことになりそうだ。

 おとなしくするしかないか。

 

 

 そうしてあらかた勝利の余韻に浸ったところで、宿舎に戻った。

 明日警察からの聞き取り調査があるが、それに間に合うかどうか。

 それくらい眠っていた。

 起きると、聞き取り調査10分前だった。

 急いで準備して出発した。

 

 そうして各自、聞き取りが終わったら、出前を取り、家で食べることにした。

 最後に帰ってきたのは切嗣であった。

 

 

 やはり、身分を証明するものがなかったのだろう、適当にはぐらかしていた。

 警察が不審に思い、調べてみると、なぜかあった。

 それで解放された。

 それにしても不思議である。なぜあるのか?

 そんなことを考えながら帰ったら、みんな戻っていた。

 

 

 宿舎の大広間にみんな集まっていた。

 切嗣のことについて、とにかく聞かれた。

 どこ出身なのか、どんな武器を使用するのか、強いのか、様々である。

 結局は切嗣とクロウが近接のみの模擬戦闘をおこなうまでに発展した。

 結果は引き分け判定だったが。

 

 

 そうしてお開きとなったが、切嗣は事あるごとに色々聞かれ続けていた。

 一回、協力してもらうという話まで出たが、それは気づいたら流れていた。

 そうして就寝となった。

 こんな平和な日々が続いたら、そう思ったが、すぐに終わってしまった。

 あの人が来るまでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次は今更ながらキャラクター紹介しながら、日常回でもしようかなと思います。
ヘイゼルはダストを体に埋め込んで戦うスタイルの敵役で、センブランスは痛みを感じないというもの。口数が少なく、交渉事を任されることが多い、筋肉マッチョ。
エメラルドは2丁拳銃(鎌にもなる)武器を使用する少女。肌は褐色で、髪はエメラルド。センブランスで幻影を見せることができる。
ブラックは足が機械化されている青年。足から圧縮した空気らしきものを出し、攻撃する。センブランスはなくて、格闘で戦う敵。

まじでRWBY初見の人には見ずらい感じになってしまい、申し訳ない。次でなんとかしたい!
 
 とういわけでここまで読んでいただき、ありがとうございました。では次もよろしくお願いします
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