蓮ノ空学院に過ごす青年の日録   作:好き好きクラブの開拓者

14 / 17
今回、チャプターの中で長いかもしれないっす…。


チャプター3 (オリジナルあり)

 

放課後の教室にて

 

?「めぐ党のみんな、めぐちゃんはしばらくお休みしてるけどまたステージで会えるまで楽しみに待っててね〜 バイめぐ〜」

 

可愛らしい子の配信をスマホで見る快斗

 

快斗「はぁ……めぐちゃん、今日も可愛かったな……。」

 

航「俺らと同じ蓮ノ空の制服やん。そいつ、誰なの?」

 

快斗「航氏…知らないのか!?このお方を!?ちなみにそいつじゃない!!彼女の名は めぐちゃんこと藤島慈様だぁ!!」

 

ガン開きしながら圧をかける快斗

 

男子A(そういえば、快斗ってスクールアイドルの大ファンだよなぁ)

 

男子B(スクールアイドル以外にも多趣味なところあるから楽しいけどねぇ。)

 

航「この間、お前が独り言言ってたヤツか。悪い悪い……。彼女もスクールアイドルをやってるんだっけ?」

 

快斗「そう!!蓮ノ空学院スクールアイドルクラブの部員でもあるんだ。去年はいっぱいライブやってたんだけど最近全然やってないというか、お休みしてるんだよね…。何かあったのかな……。」

 

男子A「もしかして、彼氏が出来たりして……?」( ^ω^)

 

快斗「なわけねぇだァろぉぉぉぉぉ!!!!」(┌ ‘ᾥ’ )┐

 

バカでかい声と共に椅子から立ち上がる快斗

 

航・男子達「うぉ!????」

 

快斗「めぐちゃんはな……みんなのアイドルなんだよ!!!!!!!!!!!!!俺の前でそんなこと言うんじゃねぇ!!」

 

男子A「ご、ごめん。」

 

男子B「あーあ…」

 

航「と、とりあえず、落ち着け!!」

 

そして座り込む快斗

 

快斗「うう……めぐちゃん…何があったんだ…。また君のライブを見たいんだ……。今度、蘭丸氏に聞いてみるかぁ……。」

 

 

ー場面は変わりー

 

花帆はLIVEを終え…。

 

花帆「今日もお疲れ様でした!!」

 

梢・蘭丸「お疲れ様!」

 

花帆(蘭丸くん、どうして顔照れてたのかな?もしかして梢センパイ達にも手を出してたりして!??そんな事ないか〜)

 

そのまま寮へ向かった花帆

 

蘭丸と梢は部室に戻り

 

梢「つまり、私を庇った日で綴理にほっぺにチューされたと……」

 

蘭丸「は、はい……。」

 

梢「どうして、隠してたのかしら?」

 

蘭丸「あんまりこうゆうことは女の子に言わない方が良いと2人の幼馴染からの助言を思い出しまして……。」

 

梢「あら?幼馴染いたのね…。」

 

蘭丸「はい、1人は僕と同い年でカリフォルニアに留学していて、もう1人は僕より1つ上なんですけど勉強は良くなくても好きな事には情熱な子なんです!今はこの学校にいるんですけどまだ再開してなくて……。」

 

ー梢は過去の事を思い出すのであったー

 

?「私には最強の幼馴染が2人いるんだ!」

 

綴理「お〜」

 

梢「どんな子なのかしら…」

 

?「2人とも私の1つ下だけど、1人は女の子でカリフォルニアに留学していて、もう1人は男の子だけど見た目は女の子みたいなんだ。運動と勉強は才能があるくらいのレベルだけど、本人は気づいてないんだぁ…。何より優しすぎたり、お人好しなのよ。私はそうゆう彼が好きなんだ!!けど…。やっぱりなんでもない!」

 

ー現在に戻りー

 

梢「そうなのね…。(偶然にも程があるけれど、そんな事ないよね…。)」

 

蘭丸「僕にとっては大切な存在です。でも恋愛に関するとめちゃくちゃ厳しいんですよね…」

 

梢(たしかに、幼馴染さんと同意見になりそうだわ…。)

 

梢「な、なるほどね。こ、コホン……。…/// さっきのことだけれど、綴理からやってきた事だから仕方ないわね。べ、別に私は気にしていないのだけれど…ただ」

 

蘭丸「ただ?」

 

梢「部長としてそれ相応の対応をさせてもらいます///(本で参考になったことを活かすのよ)」

 

蘭丸「厳しい罰は出来……ん!?????//////」

 

ぎゅっ

 

なんと梢は蘭丸を自分の体に寄せて抱きしめてきたのだ。

 

梢「うふふ。厳しい罰なんて、そんな事しないわよ。私は少しヤキモチしただけよ…。蘭丸くん、照れてるなんて可愛いわね…。」

 

むにゅ

 

蘭丸「しぇ、しぇんぱい……(先輩力強いし、あれが当たってる!??//////)」

 

そう異性にとってはご褒美かもしれない。蘭丸の顔は梢のあれにちょうど当たってるのである。

 

梢「そんなに緊張しなくて良いのよ……。いつもお疲れ様…(冷静に考えて、私なんてことしてるのかしら男の子が喜ぶって本で書いてあったのだけれど///)」

 

ガチャ

 

すると1人の生徒がやってきた。

 

?「こ〜ず〜え〜」

 

梢「あら、”慈”じゃない?今日はどうしたのかしら?」

 

慈「可愛い可愛いめぐちゃ〜んが、赤点回避のためにまた教えてほしいんだけど〜……って!!何してんの!???」

 

蘭丸(慈……。もしかして……)

 

梢のハグから、開放された蘭丸。

 

蘭丸は気づいたのだ。幼馴染であると……

 

蘭丸「め、めぐ姉?…。」

 

慈「蘭丸?……。」

 

梢「え?」

 

慈「だ、誰のことかな?人違いじゃないかな?」

 

梢(誤魔化してる)

 

蘭丸「嘘だ! 赤点を棚に上げて可愛いでどうにかしたり、毎回、めぐ姉は僕に頼ってたんだもん!」

 

慈「ちょ、カミングアウトしなくていいわ!!……っは。し、しまった……。」

 

蘭丸「相変わらず、嘘つくの下手すぎない?…」

 

慈「なんだと〜?蘭丸のくせに生意気だぞ〜。でも相変わらず変わってないな…。」

 

蘭丸「うん、めぐ姉も元気そうでよかった。スクールアイドルやりながら配信もやってるらしいんだよね?この間、見たよ。相変わらず可愛かったよ(*¯꒳¯* )⁡⁡」

 

慈「そ、そうゆうの簡単に言わないっていつも言ってるでしょ!!…//////」

 

梢「慈、まさか……。」

 

慈「そう!私の自慢な幼馴染の1人、蘭丸でぇ〜す!!私にとっては弟みたいな感じかな?」

 

梢「すごい、偶然なのだけれど……。」

 

蘭丸「まさかこんなに再会するとは思わなかったです。」

 

慈「わたしもだよ…。去年のことごめん……。」

 

蘭丸「去年?……。」

 

 

ー遡ること去年ー

 

 

慈「どうして、クソ!!わたしもう踊れないのかな…グス……。助けて、蘭丸……。」

 

電話が流れる

 

蘭丸「もしもしめぐ姉?元気にしてる!」

 

慈「ら、蘭丸?どうしたの…?」

 

蘭丸「いや、最近元気にしてるのかなって思って電話したくなっちゃったんだ……。」

 

慈「ふ〜ん」

 

蘭丸「僕、両親の都合で来年から共学化になる蓮ノ空女学院に入学する事に決めたんだ…。まためぐ姉に会えるよ!」

 

慈「そうなんだ………。」

 

めぐ姉?元気がない……大丈夫かな…。

 

蘭丸「もしも何か辛いことあったら相談するし、僕ができることあったら助けたい!」

 

慈「いい……。大丈夫」

 

蘭丸「めぐ姉……、元気がないし大丈夫じゃない気がするよ。何かあったの?」

 

慈「だからいいって言ってるの!!」

 

慈は今までにない怒鳴りをしてきた

 

蘭丸「何か嫌なことあったの?ルリちゃんにも言えないことなの?隠さなくていいんだよ……。」

 

慈「”蘭丸は才能があるからなんとかなるじゃん!!もうほっといてよ!!”」

 

蘭丸「……ッ!!分かった。めぐ姉、ごめん……。」

 

慈「はっ……。蘭丸、違う!今のは…」

 

蘭丸は電話を切ったのである。崩れ落ちる慈

 

慈「くっ……。わたしなんで大事な人に傷つけてしまったんだろう。もうこんな自分が嫌だ……。ごめんね……。蘭丸……。」

 

 

一方、蘭丸は…

 

蘭丸「僕だって、普通でいたいよ……。」

 

 

ー時は戻りー

 

慈「わたし、蘭丸に酷いこと言ったじゃない?許されないと思ってるよ。」

 

蘭丸「そんな事ないよ…。むしろ僕の方が悪いんだ。ごめんね…。」

 

慈「でも……。」

 

蘭丸「僕の才能で不幸になるなら、あまり出さない方がいいし」

 

慈(違う……。あんたは何も悪くないの…。今すぐにでも助けてほしい…。でもそんなのダメだ…。もう訳が分からなくなりそう…。)

 

蘭丸「もしかして……めぐ姉、去年から何があったの?」

 

慈「……ッ!?」

 

蘭丸「僕には言わなくていいけど、”ルリちゃん”には何か隠してるの?」

 

梢(ルリちゃん?)

 

慈「それは…まだ言えない。今度、蘭丸と2人っきりで話したいんだ。いいかな?」

 

蘭丸「分かった…。」(やっぱりめぐ姉の様子がおかしくなってる…)

 

梢「慈、言いにくかったら、私から言うのだけれど…。」

 

慈「いや、これ以上は梢達にも迷惑かけちゃうのは申し訳ないよ…」

 

梢「分かったわ……。とりあえず暗い話はここまでよ。」

 

蘭丸「はい…。」(梢先輩も知ってるってことは、去年からめぐ姉に何かあったんだ。これ以上深掘りしたらまずいかもしれないから我慢しなきゃ)

 

慈「でも、こうやってまた会えて嬉しいな。」

 

蘭丸「僕もだよ。めぐ姉……。」

 

慈「うん……。ところで、蘭丸。さっき梢と何してたの?(´ω`╬ )ゴゴゴゴゴゴォ」

 

蘭丸「うっ……。そ、それは……。」

 

梢「コラ、慈。幼馴染が怖がってるわよ。」

 

慈「梢はしゃしゃり出ないで!」

 

梢「あら、失礼。可愛い後輩を守るのも部長の仕事なのよ。うふふ、蘭丸くんこっちおいで」

 

蘭丸「ん?…って!!!!????//////」

 

むにゅ

 

梢は蘭丸の腕を引っ張り、蘭丸を自分の胸に寄せて抱きついたのだ。

 

慈「ちょ!?こ〜ず〜え〜。うちの蘭丸を取るなんて100年早いよ!えい!」

 

慈は蘭丸を腕を抱きついてきたのだ

 

蘭丸「め、めぐ姉……。当たっ……!?」

 

慈「すけべ!!そんな子にはこうしてやる!!えい!!」(わたしだって、まだ諦めないよ!!蘭丸いつかあなたに……)

 

むにゅ

 

慈は蘭丸を引っ張り、思いっきりハグをしたのであった。

 

梢「め、慈、あなた!!…///」

 

蘭丸(やばい、僕の理性おかしくなりそう……。助けてルリちゃん…。)

 

この日の蘭丸は動揺と理性がやばかったのであった……。

 

瑠璃乃「ハクション!! なんかランちゃんがルリがいない所でイチャイチャしてるような気がする……。今度、めぐちゃんに聞いてみようかな…。」

 

 

時は経ち

 

 

花帆は自分のLIVEを配信しながらやったその日の夜にて

 

花帆「配信しながらライブするのって、もっと緊張するかと思ったけど……でも、いろんな人に見てもらえるのって、楽しいなあ……。蘭丸くんと梢センパイ、快斗くん達も、あたしには配信の才能があるかもって言ってくれたし。えへへ……。あたしの気持ち、ちょっとずつみんなに、広がっていって……。スクールアイドル始めて、よかったなぁ……。あと…。蘭丸くんとのデートも楽しみぃ……。どうゆう服にしようかな…。」

 

すると、花帆のスマホが鳴った。

 

花帆「またお母さんかな?はい、もしもし―――」

 

?「あっ、もしもし、お姉ちゃん?」

 

花帆「あれ、ふたば?どうしたの?」

 

電話の相手は、花帆の双子の妹であった

 

ふたば『んー……。なんとなく、お姉ちゃんの声が聞きたくて」

 

?「みのりもいるよ!」

 

花帆「ふたりとも、あたしがいなくても、ちゃんとお利口さんにしてる?おうちのお手伝い、できてる?」

 

ふたば「してるよ!今はふたばが毎日、お風呂掃除してるんだから!」

 

みのり「みのりも、ちゃんとお花の手入れできてるよ」

 

花帆「ええーっ、偉い!ちゃんとやっているんだね。そっかそっかー」

 

ふたば「あたりまえだもん!お、お姉ちゃんこそ、ふたばたちがいないから、寂しがってないかなーって思って!電話してあげたんだよ!」

 

花帆「ありがとうね、ふたば、みのり。お姉ちゃんもね、新しいこと始めたんだ。かわいい衣装を着て、歌を歌ったり、踊ったりしているんだよ?先輩と友達、”蘭丸くん”も助けてもらいながらだけどね」

 

ふたば「それって、お姉ちゃん」

 

みのり「まるで、スクールアイドルみたい」

 

花帆「えっ、ふたりは知っているの?うん、そうなんだ。スクールアイドル始めたの!」

 

ふたば「お姉ちゃんが!?」

 

みのり「お姉ちゃん、すごい」

 

花帆「えへへ……」

 

みのり「あのね、お姉ちゃん。ほんとは離れ離れになって、少し寂しかったんだけど」

 

花帆「みのり……」

 

みのり「でもね、お姉ちゃんがなんだか楽しそうで、みのりも嬉しい。ね、ふたば」

 

ふたば「う、うん……。お姉ちゃんがスクールアイドルって聞いてちょっとびっくりしたけど、でも、似合ってると思う!」

 

花帆「あはは、そっかなあ」

 

みのり「そういえばお姉ちゃん……。蘭丸くんって誰?」

 

花帆「え?(しまった……。うっかり蘭丸くんのことを考えて、口から出ちゃった…)」

 

ふたば「もしかして、彼氏?」

 

花帆「ち、違うよ!///////// 男の子だけど友達だよ!!べ、別にそうゆう関係じゃないよ!?」

 

ふたば・みのり「ふ〜〜〜ん」(お姉ちゃん、好きな人出来たんだね…)

 

ふたば「そっか。ところでライブって、見れないの?」

 

みのり「見たい見たい!」

 

花帆「あ、それじゃあ、スクールアイドルコネクトっていうアプリがあって……。」

 

2人にアプリのことを教えて、通話は終わった。ふたばもみのりも、凄く喜んでいた。

 

花帆「……ふたば、みのり。お姉ちゃん、長野にも伝わるくらい、おっきな花を咲かせてみせるからね」

 

翌日

 

部室では梢が机に頬杖をついて考え込んでいた。

 

綴理「やぁ、こず。そういえば、話って?」

 

梢「……。ねえ、綴理。一曲、踊ってもらってもいい?」

 

綴理「うん、わかった」

 

そして、綴理が踊り始めた。

その様子を最後まで見た梢。

 

梢「お見事。それだけ踊れる人は、全国にもそういないでしょうね。この曲は"一度も練習したことがない"くせに」

 

綴理「何度も見たからね……」

 

梢「見ただけで覚えられるのが、あなたの能力が卓越している証拠なの。小憎らしいほどに上手なんだから、もう」

 

綴理「褒められてない気がする」

 

梢「正直に話すと、花帆さんの指導方針に少し迷っていて」

 

綴理「うん」

 

梢「彼女のライブ、見てくれたでしょう?」

 

綴理「よかったよ。とても楽しそうだった」

 

梢「それは、わかっているわ。でも、むしろそれが問題っていうか……」

 

蘭丸「どういうことですか」(用務員の人達のお手伝いをしてから、遅れて来たけど梢先輩…この間の考え事かな?…)

 

梢「うん……。花帆さんね、スクールアイドルを始めたばかりで、すぐにライブをやったり、配信にも手を出したり……。楽しそうだからって、あんなにいっぱいいろんな事をして、大丈夫なのかしら……!蘭丸くんにも相談はしたいけど1年生にいきなりこの事を話すのがどうかと思うのよ……。」

 

綴理(こず、らんがいるのを気づいてない…。)

 

蘭丸「な、なるほど」(気づいてない?)

 

綴理(うん、多分気づいてない。)

 

蘭丸は綴理の顔を見てアイコンタクトしてた

 

梢「ねえ、綴理!あなたの指導している村野さんは、今も堅実に基礎トレーニングを積み重ねているわよね!?」

 

綴理「う、うん」

 

梢「私も、そういうタイプだったから、わかるの!ひとつの目標を定めて、そこに向かって一歩一歩と歩を進めてゆくその感じよね!納得できるし、今まで歩んできた自分の軌跡を振り返れば安心するの!」

 

蘭丸「つまり、楽しいのはかまわないけど努力によって得られる事が加われば自信にも繋がることを花帆は知ってほしいってことですかね?たしかに練習よりライブばっかりやってますからね…。」

 

梢「そう!!………って、えっ、蘭丸くん!?いつの間に!???///」

 

少し落ち込む蘭丸

 

蘭丸「ずっと聞いてました…。僕、まだ1年生ですけどもっと頼ってほしいです…」

 

綴理「こず、そうゆうとこだよ〜」

 

梢「ご、ごめんなさい…」

 

蘭丸「あの、梢先輩。僕から提案があります。これはマネージャーとしてなんですが」

 

梢「え?」

 

花帆に直接伝えてもなかなか通じない可能性もある。むしろ止まらなくなるかもしれない。だから花帆には申し訳ないけど、君のためなんだ…。

 

花帆「今日のライブもすっごく楽しかったー!」

 

梢「お疲れ様、花帆さん。」

 

蘭丸「はい、ドリンクだよ!」

 

花帆「センパイと蘭丸くんこそお疲れ様です!毎日毎日付き合ってくださって、ありがとうございます!」

 

梢「いいのよ。私もライブが好きだから。……ねぇ、花帆さん、毎日ライブをしているけれど、他のスクールアイドルたちはどれくらい上手いのか気にならない?」

 

花帆「それは…凄く気になります!」

 

梢「なら良かった。スクコネのアプリを使って、他の学校のスクールアイドルのライブや、村野さんの練習動画を自分のライブと見比べてみるといいんじゃないかしら?見て学ぶことも、時には必要よ?」

 

蘭丸「自分と比べて何が違うのか良い研究にもなると思うよ!」

 

花帆「なるほど!分かりました!!帰ったらやってみます!!」

 

梢(心苦しいけど、あなたのためだから……)

 

蘭丸(梢先輩、もしも花帆に何かあったら僕が責任取ります…)

 

梢「まぁあなたのやり方もあるでしょうし、一週間のライブが終わったら、また考えましょう?」

 

花帆「はい!!」

 

その日の夜、女子寮のロビーで花帆とさやかが並んで座っていた。

 

花帆「なんだかあたし、少しずつ蓮ノ空のいいところがわかってきた気がする……!」

 

さやか「ええっ、あんなに蓮ノ空を嫌がっていた花帆さんが!?」

 

花帆「まず一個!ごはんが美味しい!」

 

さやか「確かに、それはありますね。朝夜で寮でのごはんが楽しめますし」

 

花帆「そうだね。山の幸も海の幸も、とにかく食べ物が美味しくて。ナスそうめんっていうのがおかずとして出てきたときはびっくりしたけど……」

 

さやか「そうですね。私も、ナスそうめんが全国でポピュラーな食べ物ではないと聞いて、びっくりしました。」

 

花帆「他にもあります!寮が学校の敷地内にあるから、ギリギリまで寝坊できる!」

 

さやか「それは蓮ノ空というより、寮生活の利点なのでは……」

 

花帆「他にもええと、寮母さんがそこまで怖くない……。消灯時間まではスマホを使っても怒られない……。Wi-Fiも繋がる……。お風呂掃除しなくていい……。とかなんかそんな感じ!ね、さやかちゃんはスクールアイドルコネクト、どう?」

 

さやか「あ、配信していますよ。といっても、わたしは引き続き、練習風景だけですけど……」

 

花帆「へええ、あっ、そういえばさやかちゃんや他の学校のスクールアイドルを見て学ぶのもいい勉強になるって言われてたんだった。さやかちゃんの動画見てもいい?」

 

さやか「いいですよ?」

 

あたしはスマホを操作してさやかちゃんのチャンネルを見る。

 

花帆「ほんとだ。毎日欠かさずアップしてる!すごい!えっ、あれ?!いつの間にかさやかちゃんのチャンネル登録者数がすごいことになってる!みんなに今年注目の新人って言われてるよ!?さやかちゃん、実はあたしに隠れてライブしてた……!?」

 

さやか「し、していません!練習だけです!というか……注目を浴びているのは、わたし自身の力ではなく……。夕霧先輩とユニットを組んだから、だと思いますし……あとは朽木くんからのアドバイスも活かしてますし」

 

しばらくさやかちゃんの練習動画を見てると、

 

花帆「さやかちゃんって、……もしかして……なんか、ダンス、すごい……?」

 

動画を見ていたら、すぐにあたしとのレベルが違っている事に気がついた。

 

さやか「えっ?そ、そうですか?」

 

花帆「うん……。なんか、すごくキレがあるっていうか。手も足もピンと伸びてて、きれいな感じ、する……。さやかちゃん、すごい!」

 

さやか「それは、その、私はフィギュアをやっていたので、ゼロからのスタートというわけではありませんから。でも、わたしぐらいの1年生なら、他にもいくらでもいますし……」

 

花帆「……あたし、確かに他の人のチャンネルって、あんまり見たこと無かったかも」

 

さやか「先輩とマネージャーの言う通り、勉強になりますよ?」

 

すると、花帆は立ち上がり、

 

さやか「あの、花帆さん?どうしたんですか、急に立ち上がって。あっ、もう消灯時間ですね。お部屋に戻らないと」

 

花帆「……うん」

 

さやか「ええと……。おやすみなさい、花帆さん」

 

花帆「うん……おやすみ」

 

花帆は暗い表情で自室に戻っていった。

 

さやか「……花帆さん?」

 

 

ー続くー

 




ありがとうございました!!

いや〜〜〜 幼馴染って良いっすよね……。
蘭丸にとって、慈は姉のように慕ってます。彼にとってコンプレックスである容姿を克服したきっかけも慈と瑠璃乃の存在がでかいんです…。
そこんとこについては今後のストーリーなどのお楽しみに!

結構急展開になりましたが次回もお楽しみ!!

蘭丸は彼女達の呼び方はこのようになってます。次回以降は一人一人メンバーのプロフィール等も記載する予定かもです?

花帆←花帆
梢←梢先輩
綴理←綴理先輩
さやか←村野さん(今後はどうなる事やら)
瑠璃乃←ルリちゃん
慈←めぐ姉


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。