オリジナルも少しあります!!
梢「つまり、こういう事かしら。村野さんの配信を見て、自分のライブが気になってしまった、と」
花帆「はい。それなのにあたし、妹たちにもドヤ顔でライブ配信をオススメしちゃったんですよ…」
花帆「友達みんな、ほとんど毎日ライブに来てくれて…。あたし、全校生徒の前で一週間ずっとライブしてたんですよ……。こんなあたしが……。ううう……」
梢「あなたのライブ、私には素敵に見えたわ。頻度には、その、少しだけびっくりもしたけれど……」
花帆「でも、なんかこう、違うんです……。センパイ方や、さやかちゃんたちとは……」
梢「隣の家の芝は青い、と言うわ。それは誰でも同じ。私にもね、あなたのことを羨ましいと思うことはあるのよ?」
花帆「えっ?」
梢「日野下さん。私や綴理、蘭丸くん、それに村野さんが、あなたのライブを『魅力的』と言った言葉には、お世辞や社交辞令なんてものは無かった。心からそう思ったのよ。」
花帆「うっ、あたしたちのライブ……!」
梢「もちろん、あなたの配信を見てくれた人たちもね」
花帆「…………それは、どうしてなんでしょうか。だって、あたし、こんなに……」
梢「分からない?」
花帆「…………」
梢「それはね。あなたが本当に心からスクールアイドルを楽しんでいることが、伝わってくるからなの。あなたには、あなたの魅力が。あるから、…気にすることはないわ、って言いたい所だけれども、それじゃあ納得できないみたいね」
花帆「....楽しんでいることが」
梢「ええ。そのまっすぐな気持ちは、誰だって持っているものじゃないわ。あなたの笑顔が、弾む声が、内から湧き出てくる情熱が、見ている人の心を打つから。だから。みんながあなたに温かな声援をくれるの。」
花帆「それは、、でも....」
梢「だから、あなたには、あなたの魅力が。....あるから、気にすることはないわ、って言いたいところだけれど、それじゃあ納得できないみたいね。」
花帆「はい……。言いましたよね、梢センパ イは。大変なことも多いけど、でも楽しんでスクールアイドルをやっている、って」
梢「ええ。でも、それは私のやり方で」
花帆「自分の上達を感じられるのが、嬉しいことだ、って」
梢「……ええ。そう言ったわ。私は、努力することが好きなの。いいえ、そうするべきだと思っているわ。私は、日野下さんみたいな愛嬌があるわけじゃないから。スクールアイドルとして見せられるのは、自分の歩んできた軌跡だけなの」
花帆「軌跡……」
梢「私の努力は、きっと他の誰かに伝わると信じている。私が他の誰かに誇れるものがあるとしたら、それだけだから」
花帆「……頑張る姿、ってこと、ですか……?」
梢「ええ。私はね、スクールアイドルコネクトって半分はそのためにあるんじゃないかって思うの。ライブやイベントでみんなを楽しませる以外に、毎日努力している姿を配信するのはね、それを受け取った人の心にきっと、芽生えるものがあるからだわ」
花帆「スクールアイドルの、頑張る姿を見て、自分も頑張りたいって……。そっか、だからあたし、さやかちゃんの練習風景が……すごく、きれいだって思って……」
梢「日野下さん?」
花帆「あたし、わかった気がします!そうだったんですね!だからあたし、梢センパイのライブを見て、すっごく胸が熱くなって……!」
梢「そう思ってくれたのなら、嬉しいわ」
花帆「はい、梢センパイのライブ、ステキでした。だからあたしも、あんな風に、人の心を花咲かせるようなライブがしたいんです!お願いします、梢センパイ!あたしにも、センパイのやり方を教えてください!そのためには、今のままじゃあダメなんです!蘭丸くんにももっと見てほしいです!!!!」
花帆の決意に驚く梢
梢「そう。そうなのね。わかったわ、日野下さん。あなたがそこまで言うなら、もう、私に断る理由は無いわね。」
花帆「ありがとうございます!センパイ!」
梢「ただ、先に言っておくけれど、私のやり方は大変よ。最初のうちは、楽しいなんて思う余裕はないかもしれないわ。」
花帆「そ、そこはちょっと手加減してもらえると嬉しいですけど....でも大丈夫です!!!あたし、雨にも風にも負けないような、そんな立派なお花になるつもりですから!」
梢「ええ……。あら、いけない、もうこんな時間だわ」
花帆「一週間のライブ、最終日ですね!うっ……。でもあたし、こんなにダメダメなのにライブを…… 」
梢「ふふっ、仕方ないわ。誰だって急に上手になったりはしないのよ。少なくともあなたの笑顔は一級品なんだから、それをみんなに見てもらいましょう。」
花帆「笑顔は、ですか....」
梢「それとも、笑顔だけは、かしら。蘭丸くんにも届くと思うわよ。」
花帆「あっ、梢センパイひどいです!いつかぜんぶ一級品になってみせますからね!!!」
梢「ふふ。ごめんなさい。さ、背筋を伸ばして。行きましょう。」
花帆「はい!!」
部室内で相談が終え....一方、さやか達は普段練習しているダンスとは別のトレーニングをしていたのである。
蘭丸「STOP!今日はここまでにしましょう!!怪我防止を考慮してですので、、それにしてもお二人とも大丈夫ですか??」
綴理「うん、、、らんが考えたメニュー、ハードなところあったけど楽しい。さやは大丈夫??」
さやか「はぁはぁ…私も大丈夫です」
さやか(朽木くんが提案したメニュー、ダンスとトレーニングがメドレー式になっていて朽木くんがお手本としてやっていたところを見たときは余裕かと思いましたが、実際にやってみると、普段の練習より少しきつかったですし、体の所々に効きます、、、、、、なのに彼はなんで平然といられるんですか?!!)
蘭丸「すみません、メニューを考えたりするのが初めてでしたので」
さやか「は、初めて?!!もしかして、このメニューも即興で考えたんですか?」
蘭丸「うん、今日考えたんだ、。色んな動画や本で調べたり、スポーツしてるクラスメイトに聞いたりしたんだ。そしたら自然と覚えちゃって(横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋を少し鍛えたほうが良さそうだったから入れてみたけどきつかったかな?)」
綴理「お~~ すごい!!でも、らんのほうは大丈夫なの?」
蘭丸「僕のほうは、体はピンピンしてるので大丈夫ですよ!あと、スポーツドリンク渡しますね!」
さやか「そうなんですね。あ、ありがとうございます。(信じられない…。スポーツやダンスなどが未経験だと聞きましたが、要領と運動神経の良さに判断能力、、才能がありますよ。。ですが、朽木くん自身気づいてないような気がします…)」
蘭丸「あっ、そういえば、花帆のLIVEが最終日か、、、僕、彼女のLIVE見に行くんですが、お二人ともはどうしますか?」
綴理「うん、ボクもかほのLIVEみたい。」
さやか「私もです!」
綴理とさやかの着替え終わるまで、廊下に立つ蘭丸
蘭丸(花帆、大丈夫かな。。。そういえば、明日は休みもあって花帆と出かけるんだった! 花帆が行きたいとこってどこなんだろう。楽しみ~)
綴理「お待たせ~」
綴理が出ていき、数分後…
さやか「お二人とも、お待たせしまし…きゃっ?!!!」
慌てて教室から出てきたさやかがドア付近で躓いて転びそうになる
綴理「さや!!」
スッ…
ボスッ
蘭丸「おっと、、大丈夫!!?」
さやか「は、はい。ありがとうございます//////」
しかし、さやかが躓いて転びそうになる前に直感で気づいた蘭丸は、すぐさまさやかを支えたのであった
綴理「怪我はない?」
さやか「大丈夫です。すみません!!あ、あと、朽木くん……ずっと手握ってます……」
蘭丸「あっ、ご、ごめん。考えるより先に反応して気付かなかったというか……」
さやか「いや、全然大丈夫です。むしろ嬉しいです……///」
蘭丸「そ、そうなの??」
そんなイチャイチャ場面をジト目で見る綴理
綴理「むーーーーーーー。(いいな、羨ましい。。。)」
蘭丸「い、行きましょ(先輩からの圧がすごい。。。)」
場面は変わり
ステージで花帆のLIVEが行い、終わる時ににて
花帆「今日もみんな、来てくれてありがとうね!!!次は、もっともっと上手になって、みんなをもーっと楽しませるから!!楽しみにしててね!!あたし!誰よりもみんなを楽しませちゃうような、世界でいちばんのスクールアイドルに、なるからねー!」
えな「世界で!」
びわこ「いちばんの!?」
しいな「花帆ちゃんが?!」
航「日野下のやつ、相変わらずすげえな……なぁ、快斗…って。。え?!」
後方彼氏面かのように腕を組んで涙を流す快斗
快斗「君ならなれる。日野下氏」
さやか「花帆さん、すごい!」
綴理「うん、すごいね」
梢「もしかしたら、本当になれるかもしれないわね、花帆さんなら。ラブライブ!優勝だって。」
蘭丸「そうですね…(よかった。何か悩みから吹っ切れてありのままの自分でみんなに届ける花帆、君は素敵だよ!)」
花帆「見ててね!みんな!あたし、頑張るからね!!!!」
続く…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回は伏線回収しちゃうかも?!!!!
お楽しみに~~