蓮ノ空学院に過ごす青年の日録   作:好き好きクラブの開拓者

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今年もあとわずか……!!どうなることやら……。


チャプター6

 

寮の風呂場にて

 

花帆「いやー。寮の窓にも鉄格子がハマっててどうしようかと思った

けど、大浴場だけは、気持ちいいねー。」

 

さやか「そうですねぇ……。私にはまだちょっと、慣れませんけど……。それで今度は、朽木くんと同じスクールアイドルクラブのマネージャーですか?」

 

花帆「ああ、うん。といっても、来週までだけどね。おっきなライブがあるみたいで。さやかちゃんの方は、スクールアイドルクラブ、どう?」

 

さやか「やりがいがありますよ。今は毎日、とてもいい刺激をもらっているんです。」

 

花帆「そっかぁ。よかったね、さやかちゃん!」

 

さやか「ただ、あの……。わたしって本当は、どこの部活に所属する気もなかったんです。」

 

花帆「あれ、そうたったの?部活見学に、あんなにノリノリだったのに。」

 

さやか「あ、あれは、花帆さんがずいぶん落ち込んでいましたから、ちょっと雰囲気を変えたいな、って思って…。」

 

花帆「そうだったんだ。気を遣わせちゃったね、ごめんねぇ。」

 

さやか「いえ、いいんです。今は花帆さんも元気そうですし。それに、素敵な出会いがありましたから。」

 

花帆「綴理センパイ、だよね」

 

さやか「ええ。花帆さんと離れた後で…。夕霧先輩のパフォーマンスを見たんです。その姿は、あらゆるしがらみから解き放たれたかのように自由で、わたしは思わず心を打たれました。……。わたし、もともと、フィギュアスケートをやっていたんです。同じ表現の正解で生きてきたからこそ、夕霧先輩の凄さよく分かります。」

 

花帆「フィギュアってあの、ツルツルの上を滑って踊るやつ?」

 

さやか「ええ、それです。なんですけど……。」

 

花帆「聞かせてほしいな、さやかちゃんのこと。」

 

さやか「…あんまり、面白い話じゃないと思いますけど。」

 

花帆「友達の話だもん、どんな話でも楽しいよ。あっ、楽しいってのは笑ったりするってわけじゃなくて!」

 

さやか「わかってますよ、花帆さん、もう。花帆さんと話していると、すぐペースに巻き込まれちゃいます。」

 

花帆「そんなことは無いと思うけどなぁ」

 

さやか「ありますよ。初対面の時から……」

 

さやかは目をつぶってこれまでのことを話したのだ

 

さやか「わたし…フィギュアやっていたんですけど、でも、そこで壁にぶつかったんです。どうすればもっとうまくなれるのか、分からなくなって。」

 

花帆「もっとうまく…。」

 

さやか「はい。審査員の方には”表現力”が足りてないんだ、って言われました。自分でも考えてみたんですが、それが少し掴めなくて。だから、蓮ノ空に来たんです。芸術分野で名を馳せた蓮ノ空学院なら、なにか新しい手がかりがあるんじゃないかって。……そして、出会ったんです。」

 

花帆「その出会いって、もしかして!」

 

さやか「はい、夕霧先輩の歌とダンスは、わたしの思い描いた理想とは違って……。それよりもっと凄かったんです。だからわたしは、スクールアイドルクラブへの入部を決めました。もっと理想に近づいて……昨日より、ほんの少しでも、高く跳んだ自分になりたくて。」

 

花帆「そうだったんだ……。素敵だね、さやかちゃん。」

 

さやか「花帆さんと朽木くんがいなければ、夕霧先輩にも出会えませんでした。不思議ですね。出会いっていうのは」

 

花帆「ええー!??じゃあそれ、まるであたしと朽木くんのおかげみたいじゃん!」

 

さやか「少なくともわたしは、そう思っています。ふふふ。花帆さん、前に言ってましたよね。この学校で「花咲きたい」って。」

 

花帆「あ、うん。そうなんだ。だから、あたしね……。」

 

さやか「それって、スクールアイドルじゃ、だめですか?」

 

花帆「えっ?」

 

さやか「花帆さんは、スクールアイドルになったら、きっと楽しい毎日が待っているって思いませんか?」

 

花帆「あたしは、でも、そんな。スクールアイドルなんて、やったことないし。ぜんぜん、よく知らないから……。」

 

さやか「わたしもです。人前で歌うなんて、想像しただけで緊張します。でも、花帆さんならそういうのも似合いそうだって思うんです。私の勝手な意見ですけど。」

 

花帆「ごめん、さやかちゃん…」

 

さやか「いえ、すみません!わたしこそ、自分が楽しいからって、花帆さんを安易に誘ってしまって…ただ、一緒ならもっと楽しいんだろうな、って思っただけなんです。」

 

花帆「あはは……。ありがとうね、さやかちゃん。あたしもね、さやかちゃんとお友達になれてすっごく良かったよ。」

 

さやか「嬉しいです、花帆さん。」

 

花帆「誘ってくれてありがと、ほんとに、ね。」

 

 

一方、寮のフロアにて

 

?「蘭丸、お疲れ〜……ってどしたの??」

 

そこには真剣そうな表情をしている蘭丸だった

 

蘭丸「あっ、航くん!お疲れ様……いや、少し考え事しちゃって……」

 

航「へぇ〜 何かあったの?」

 

蘭丸「いや、特に……」

 

?「さては、スクールアイドルクラブの方々とイチャイチャしてたな?」

 

蘭丸「うわぁ!?快斗くん!?びっくりさせないでよ 」

 

航「相変わらず変な所で登場するなぁ、快斗は」

 

快斗「航氏!! 蘭丸氏の顔が照れてるし、きっとスクールアイドルクラブでイチャラブか何かあると俺は思うんだよ!?例えば”壁ドンか床ドン”とか!!!」

 

航「落ち着け!!お前は、とりあえず妄想から離れろバカ!!」

 

快斗「ウッ……俺の妄想が出すぎたのでござる。蘭丸氏……すまない」

 

蘭丸「あっ、大丈夫だよ大丈夫!!(夕霧先輩にチューされるし、梢先輩を庇うつもりが床ドンになっちゃったし……恥ずかしい……2人が知ったらとんでもない事になりそう。特に快斗くんは……)」

 

この2人は僕のクラスメイトの航くんと快斗くん!!数少ない男子の中で友達になれたんだ。快斗くんはゲームや趣味の知識が幅広くて、スクールアイドルの大ファンなんだ!蓮ノ空に入った理由は自由に出来るからとのこと……航くんは中学時代まで格闘をやってたけど、相手を怪我させてしまったで原因で嫌気が差してしまって気まぐれに過ごしたいって理由で蓮ノ空に入ったんだ。個性豊かな2人だけど楽しいよ!

 

航「蘭丸も運動神経も学力とかすげぇ才能あるかもしれないけど、無茶はするなよ〜」

 

快斗「そうだよ〜 きっと日野下氏の事で気にかけてるかもしれないが無理は禁物やで!」

 

蘭丸「2人とも……ありがとう!」

 

快斗「俺達も蘭丸氏と友になれて嬉しいぜ!!あと蘭丸氏の推しとして応援するぜ!!!」

 

航「快斗……お前なぁ……。まあ、快斗の言う通りだ。何か困った時助け合い精神していこうぜ!」

 

蘭丸「うん!!」




数少ない男子でも友達はいても当たり前だよな!?

ということで下記に自己紹介あります(長いですがご了承ください)

ー川上航ー
蘭丸と同じクラスメイト
中学時代まで格闘をやっていたものの、大会の決勝戦の相手が当時のクラスメイトの子に卑劣極まりない行いをしてた人だと知り、怒りのあまり再起不能寸前まで追い込ませてしまった。自分は何のために格闘をやっているのだろうかと嫌気が差してしまい蓮ノ空に入学し、蘭丸達と出会った。出会ってわずかだが、蘭丸の真っ直ぐな生き様がきっかけで自分の拳は大切な人達のために守ると決意したのだった。
今は困ってる蘭丸を見かけたら必ず手伝おうとしてる

ー滝谷快斗ー

蘭丸と同じクラスメイト
とにかくゲームとアニメとスクールアイドルが大好きな多趣味の人。中学時代まで自分の好きを堂々と出来なかった。人助けをしたものの悪い女子の罠によりいじめの標的にされてその事が原因で馴れるのが嫌になった時期もあった。同じ趣味の仲間も少ないこともあり、高校は中学の同級生と知り合いがいなくて、自由にやりたいって理由と嫌な事でも支えてくれた推しが蓮ノ空にいるっていう理由で入学したのだった。ちなみに蘭丸と出会った時の第一印象は「男の娘がいる!?」って本人の前で大声で言ったのだった。蘭丸の純粋っぷりに心に刺されて友達兼推しになったのもある。
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