『ノロノロビーム 』   作:その原因は〝ノロマ光子〟!!

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 「我々は〝フォクシー海賊団!〟」

 「B組ね」

 「…早まるな。我々の望みは…〝決闘だ!〟」

 「体育祭ね」


ノロノロビーム

 

 【緑谷side】

 

 放課後…

 

 

  「何事だあ!!?」

 

 僕達が教室から出ようとすると、教室の前に沢山の人達が居た。

 

 「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」

 

 峰田くんが文句を言う。僕も同意見だ。

 

 「敵情視察だろ。ザコ」

 

 かっちゃんが凄いこと言う。

 

 「何言ってんだよ爆豪!?おい緑谷、 爆豪って何時もこうなの??」

 「うん。あれがニュートラル」

 

 峰田くんに話しかけられた。その気持ちは分かる。でもかっちゃんは人類と反りが合わないんだ。

 

 「意味ねぇから退け。モブ共」

 

 あわわ。なんて事言うんだかっちゃん!無駄にヘイト買うだけじゃないか!

 

 「爆豪君!知らない人の事、取り敢えずモブって言うの辞めなさい!」

 

 飯田君が正論を言う。僕もそう思う。

 

 「どんなもんかと見に来たが、随分偉そうだな」

 

 紫髪の人が出てきて、そんな事を言う。

 

 「ヒーロー科に在籍する奴は皆、こんななのかい?」

 「あぁ!?」

 

 違う!かっちゃんだけ!

 

 「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴、結構居るんだ。知ってた?」

 「?」

 

 知ってる。僕もヒーロー科で落ちた時の為、一応受けたから。

 

 「体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって」

 「その逆もまた然りらしいよ」

 

 マジか!ヤバいじゃないか!僕はまだ力の制御も出来てないぞ!頑張らないと、、

 

 「敵情視察?少なくとも普通科(おれ)は…」

 

 「調子乗ってっと足元ゴッソリ掬っちまうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

 

 …凄い、迫力だ。

 

「フェッーフェッフェ」

 

 ん?

 

「フェッーフェッーフェッフェ」

 

 これは?笑い声?

 

 「フェーーフェッフェッ!」

 

 なんだ、彼は。人混みの後ろから声が聞こえたと思ったら、徐々に笑い声が近くなり、あっという間に普通科の人の隣に来ていた。

 

 「フェーーーッフェッフェッ!」

 

 真っ二つに割れた様な髪型に長く尖った鼻が特徴的な人だ。

 

 「我々は…〝フォクシー海賊団!!〟」

 「いや、俺も此奴もB組だ」

 

 変な事を言ってる人を、銀髪に黒目が小さくて目の周りに何か付いてる人が訂正する。本当に何を言ってるんだ?海賊団?

 

 「ゴホン、隣のB組のモンだけどよぉ!!敵と戦ったつうから話聞こうと思ってたんだがよぅ!!エラく調子づいちゃってんなぁオイ!!

 

 こっちはこっちで不敵な人!

 

 「本番で恥ずかしい事なっぞ!」

「まぁ、早まるな…我々の望みは〝決闘〟」

 「お前の望みな」

 

 なんなんだ、この人は。決闘!?体育祭の本戦の事なのか!?

 

 かっちゃん!君のせいでヘイトが凄い!

 そんな事も気にせずに、かっちゃんは人混みを超えて帰ろうとしている。

 

 「待てコラ!どうしてくれんだ!おめーのせいでヘイト集まりまくってんじゃねぇか!」

 

 よく言った!切島君!

 

 「…関係ねぇ」

 「はぁーー!?」

 

 「上に上がりゃ関係ねぇ」

 

 かっちゃん…

 

 「フェッフェッフェッ。言うじゃねぇか」

 「あぁ、いい事言うな」

 

 B組の人達も納得したみたいだ。「フェッフェッフェッ」と笑いながら、帰って言った。

 本当になんなんだ。

 

 「…やっぱりヒーロー科って変な奴ばっかりじゃん」

 

 違うんだ!普通科の人!

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