銀狼哀歌~逸般人が征くホロライブラバーズ難易度『オーディション』ゆっくり実況プレイ~ 作:LR44(ゆっくり)
時報投稿第七回(投稿予定 6:00)
多分そろそろ筆者が起きてきて、リアルタイムで更新を見守ってる頃
◆
(いつもの、何かそれっぽいOP )
◆
>「どうも皆さん、おはこんにちばんは。
LR44(ゆっくり)チャンネルの中の人代理兼うp主もどきみないな何か、山さんです」
>「中の人のリア友代理、松だ」
>「さて、前回からバトロワが始まった訳だが……」
>「前回は、事故で開幕から
>「因みに、戦闘には殆ど関わって無かったがねぽらぼ4人のスキル構成はこうなってたぞ」
《桃鈴ねね》
基礎スキル:
【武器熟練】
武器使用時、威力と攻撃速度1.2倍
【武芸百般】
装備制限開放
武器の威力と成長率が10%上昇
【生体武器】
『生体』カテゴリ*1に属する装備に対しても、『武器』を対象とした補正の効果が発揮される
オーディション追加スキル:
【格闘術】
【金剛力】理想郷mod追加スキル
Str×1.5
《尾丸ポルカ》
基礎スキル:
【手品】
Dexの25%分のダメージボーナスを得る
【不安定】
与ダメージが50%~150%の間でランダムに変動する
【技巧の場】理想郷mod追加スキル
Dex×1.5
種族スキル:
【敏捷】
オーディション追加スキル:
【投擲術】
【共依存】固有スキル
最も好感度が高い相手を『共依存』対象となる。
対象と同じパーティーにいる間、全ステータスが1.2倍となる。
ただし、対象が戦闘脱落した場合、全ステータスが0.8倍となる。
《雪花ラミィ》
基礎スキル:
【精霊術:氷】
【魔導の才覚】
魔法の威力×1.2、消費×0.8
【神通力】理想郷mod追加スキル
Int×1.5
種族スキル:
【加護】
オーディション追加スキル:
【氷笑の魔術師】固有スキル
氷系法術の威力×1.5、消費×0.5
【大凍海】理想郷mod追加スキル
・凍結時間延長(極大)
・範囲凍結時、範囲内のHPMP吸収1%/2s
《獅白ぼたん》
基礎スキル:
【銃術・汎用】
【銃術・スナイパーライフル】
【空間魔法】
種族スキル:
【敏捷】
オーディション追加スキル:
【長距離狙撃】理想郷mod追加スキル
【何でもしてくれる獅白ぼたん】固有スキル
【援護射撃】【長距離射撃】【ゼロ距離射撃】【グレネード】【地雷】【投げナイフ】【タレット設置】【助け起こし】【索敵】【機械修理】【機械操作】【コンピューター】の複合スキル
>「ねねちは典型的な素手アタッカー型みたいだな。将来的に昆虫への変身能力を習得したりするから割と厄介なタイプ。
ポルカが……短剣投擲型のアタッカー、か? 手品のダメージボーナスで、基礎値終わってる短剣でダメージを出す型……で合ってるよな。結構珍しいタイプだな。
ラミィはテンプレ通りの氷アタッカーだな。理想郷mod追加スキル、それもユニーク称号*2で継戦能力がバカ上がってるのがかなり強いな。
ししろんは銃器使いタイプだな。スナイパーライフルメインみたいだが、どの銃器も使えるのは純粋に厄介だ。固有スキルとしてはかなり強めの【何でもしてくれる獅白ぼたん】があるのはかなり面倒だな」
>「瑞樹君に合う固有スキルはあまり無いな。
一応、【何でもしてくれる~~】がギリギリ使えるかな……って程度だな」
>「それじゃあ、本編の話に戻るが……
あの後、定期的に移動しながら適当にモブ生徒を狩って経験値を稼いでたんだが……」
>「何か動きがあった、と」
>「まあ、そういう事なんだが……大分マズそうなんだよな」
>「おいおい……大丈夫なのか?」
>「まあ……なるようになるだろ。じゃあ、本編どうぞ」
◆
人が少ない場所を求め、学園の北西の端に存在する野外休憩エリアにいた時だ。
「《一閃》!」
「
殺気を感じ前方へ飛び退くと、つい先ほどまで俺がいた場所を桃色の光剣が通り過ぎていく。
ヘマはしていなかったはず。少なくとも、そんじょそこらの学生にバレるような、下手な隠密はしていなかった。
だというのに、気づかれた。それどころか、十分警戒していたにも関わず、後ろを取られた。
これだけで、襲撃者が相当な手練れだということが想像できる。
これだけでも嫌になる程厄介なのだが、それ以上に厄介な点が一つ。
襲撃者の気配が
これが意味する事は──相手が俺以上に隠密が上手いか……
普通に考えれば前者なのだろうが……後者の心当たりが一人、存在しているのだ。
「……やっぱりお前か、AZKi」
「久しぶり、だね。噂には聞いてたけど、本当に入学したんだね」
小豆色と桃色という特徴的な髪色に、右手に構えたマイク──と、その後ろから生えている光剣。
AZKi。地図とピンさえあれば少ない消費で転移できる、常識外れの転移魔法を操る少女で。俺の知り合いの、世界を旅する歌姫であった。
「それで? 何の用だ? 悪いが戦いたいってんなら
「え~、つれないなぁ。折角、この学園に入学してどれだけ強くなったか見て貰おうと思ったのに」
AZKiが残念そうな顔をするが……いやいや、何を言っているんだ。
ある時は同業者、ある時は依頼主。様々な場面で共に戦った経験があって……だからこそ、面倒なんだよ。
「お前元々相当強かったろ!?
そもそも、勝てるかどうか微妙な戦いをわざわざ真面目に受ける意味がどこにあるってんだ!?」
元々4級から5級相当の強さはあった奴だ。ホロライブ学園なんて強くなるのに最適な環境に身を置いてどうなるかは……まあ、言うまでも無いだろう。
それに加え、“共に戦った経験がある”──つまり、俺の得意技『初見殺し』が通用しないというのも致命的だ。純粋な強さではあまり差が無い上、こちらの強みは一方的に潰される。負けるつもりはさらさらないが……勝てる見込みも薄いだろう。
「でも私の強さって、危険地帯通る時は護衛依頼する程度だよ?
それに、私の
「知ってはいるが……誰か強い奴──それこそグラウンドで隕石バカスカ振らせてる奴にでも
地図とピンさえあれば転移できる、成程確かに強力な能力だ。同じ“生得の術式”の中でも、俺の【振動操作】とは違って大当たりの部類に入るだろう。
だが、逆に言ってしまえば“地図とピンが無ければ転移できない”のだ。つまり、地図とピンを出す暇もない戦場に放り込んでしまえば、実質的に無力化できるということ。
当然本人も対策はしているし、転移魔法だけが強みではないのだが……流石に
「う~ん、それもそっか。……あ、じゃあこういうのはどう?」
そう言いながら、AZKiはポケットから何かを取り出して見せた。
密封された容器に入ったソレは、知ってはいるものの実際に使う機会は殆ど無い。こんな場所にあるとは到底思わなかった高級品で。
「“緑色”の“血清”……『K社』の『再生アンプル』か。
結構な高級品だろ。
「保健棟とかに配置されてるんだよね、回復アイテムとして。
で、私はこれを使わない……って言えば分かるよね?」
倒せればくれてやる、と。それは流石に魅力的な提案だな。
打つだけでたちまち体の損傷が回復するK社の再生アンプル──
普段は高級品過ぎておいそれと使えないソレが、気兼ねなく使えるというのなら戦略の幅が大きく広がる。
「そういう事な……らァッ!!」
「おっと、いきなり本気とはやる気だね」
「手の内知ってる奴に隠す意味がどこにあるってんだ」
踏み込むと同時に【制限解除】を起動。倍以上に膨れ上がった身体能力を以って首筋へ斬撃を振るう──が、光剣にて
故に、俺の手の内を知っている相手との勝負では【制限解除】を温存する理由は無く。
──キン、キン、キンと高い音が響く。短刀が描く銀閃と、光剣が描く光の跡が、次々と空間に描かれてゆく。
右肩を狙う──防がれる。コレは予想していた、次。
右脚を狙う──弾かれ、反撃される。咄嗟に短刀で防ぎ、後ろに飛ぶことで被害を減らす。
助走をつけ体を低くし、大腿部を斬りつける──
反撃の回し蹴りを地に伏せることで回避し、上昇した身体能力任せに跳ね起きる。
斬る、斬る、斬る──防ぐ、防ぐ、防ぐ。
何度も何度も斬りつけるが、その
どちらの攻撃もまともに相手に通らない、膠着状態。
こうなってしまえば、多少のダメージは許容範囲のあちらに比べ、
今必要なのは、まだ見せたことが無い手札。或いは知っていた所で対応できない手札。
そんな都合のいいものが──あるにはある。が、アレは目立つし、消耗も大きい。
ここで切ってしまえばこの後の戦闘で不利になる事は間違いない。故に最終手段。どうしようもなくなった時に切る、文字通りの
だから、今使うべきは……
「シッ!!」
「それはもう、何回も見たよ!」
AZKiの首筋へと目掛け刃を振るう。当然防がれるが、想定通りだ。
普段ならば即座に次の攻撃に移るところだが──
「ゼアァッ!!」
「力比べとは、珍しいねっ!」
──今回はそのまま鍔迫り合いに移行する。
意外な行動にAZKiは少し驚いた様子を見せるが……すぐにこちらをジリジリと押し返して来た。
こっちは【制限解除】まで使ってるってのに、筋力勝負で押し負けるのかよ。本当に嫌になる……が、これはこれで好都合だ。
「ソコだっ!!」
「っ──嘘っ!?」
当然、AZKiは力の行き場を無くし、前につんのめることになる。
体勢を崩し、防御は不可能。対するこちらも武器が手元に無いが──
「
──こちらには、素手でも使える術技がある。
振動発勁、狙いは
AZKiの手から光剣が離れるのを確認するや否や。ソレが地面に落ちる音が聞こえるよりも先に、次の攻撃に移る。
「来いッ!! 」
《口寄せ》の妖術──繋がりを作った物品を即座に手元に呼び寄せる、妖術の基礎──を用いて、先ほど手放した短刀を呼び寄せ、握る。
距離が離れているほど消費が激しくなる特性上、自宅から武器を呼び出すような使い方は難しい──そのような使い方をするなら、高価な触媒とかなりの時間を使った下準備が不可欠となる。
だが、『腰の小物入れから投擲武器を呼び出す』『すぐ近くの短刀を呼び出す』くらいの使い方ならば、消費もさほど気にならない。
むしろ、素手だと思っていた所に唐突に武器が出てくるのだから、立派な初見殺しとして機能してくれる。
故に、首筋を目掛けて振るわれた凶刃を防ぐ手段など、体勢を崩したAZKiには存在せず。
この戦場はこれにて終結──となるはずだった、がしかし。
ra──────────
歌声が聞こえると同時。突如、目の前が