個性 カードの精霊   作:0101シュート

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遊戯王とヒロアカのクロスオーバーです。E・HEROは僕が大好きなデッキテーマの
一つです。突然閃いたので書かせていただきます。続くかは正直分かりません。


デュエリスト出久

僕は4歳の頃、僕は無個性と診断された。

それはヒーローを夢見る僕には辛すぎる現実だった。

 

「おいみんなこいつ無個性なんだぜ!」

 

そのせいで幼馴染や周りの人達にいじめられた。無個性ってだけでこんなに

いじめられるなんて........。無個性はヒーローにはなれないと周りにも言われ続けていた。

 

 

そんな辛い日々の中僕に人生の転機が訪れる。

あれは僕が10歳の頃母さんに頼まれて街に買い出しに出ている時だった。

 

「あちゃ~。やっちまった」

 

道端でとある中年男性がなんかのカードを道にバラまいてしまっていたのだ。

僕はカードを集まるのを手伝おうとカードを何枚か拾う。

 

「大丈夫ですか?手伝います!」

 

「おお!ありがとう坊や。助かるよ」

 

「それにしてもこのカードはなんですか?茶色や緑、ピンク色に分かれていますけど」

 

「ああ。これはデュエルモンスターズというトレーディングカードでね。

モンスターカード、魔法カード、トラップカードを上手く使い分けて戦う

最高のカードゲームさ!一昔前は滅茶苦茶大人気なエンタテイメントだったんだぜ!」

 

へー。そんなカードゲームがあるんだ。そんなことを考えていると僕は一枚のカードに目が移る。

 

「わー!なんだこれかっこいい」

 

そのカードには宇宙の背景をバックに白い戦士描かれていた。

僕がそのカードに見惚れているとおじさんが話しかける。

 

「ああ。それは宇宙を守るエレメンタルヒーロー ネオスだ!ネオスペースの

ネオスペーシアンたちとコンタクト融合することで強力な力を発揮する

すごいエレメンタルヒーローなんだぜ!」

 

「へー!すごいかっこいいな!」

 

僕は何故か全く知らないはずなのにこのカードから底知れない魅力を感じ取っていた。

そんな僕におじさんは微笑みかける。

 

「坊や。そんなに気に入ったならそのカード君にあげるよ」

 

「え!いいんですか!?」

 

「もちろん。あと僕はこのカードショップで店長をやっているんだ。もし

デュエルモンスターズに興味を持ったならいつでも遊びにおいで」

 

そういっておじさんは名刺を僕に渡して去っていった。

 

 

 

 

その日から僕の生活は一変した。学校が終わると僕はすぐに帰ってカードショップへと

訪れ、カード仲間の同級生やコレクターのお兄さんやおじさん、そして店長と

デュエルをやるようになったのだ。最初は負けることが多かったけど毎日デッキの構築を

続けていたらだんだん強くなっていったんだ!

 

 

 

「よし!このモンスターは攻撃力3500だ!これで終わりだ!攻撃!!」

 

「甘いです!トラップ発動!ヒーローバリア!場にE・HEROがいるとき

攻撃を無効化することが出来る!」

 

「うお!?クソ!!ターンエンドだ」

 

「僕のターン!ドロー!来た!!僕はフィールド魔法 

摩天楼スカイスクレイパーを発動!そして装備魔法!フェイバリット・ヒーローを

場のネオスに装備!!このカードはフィールド魔法が発動している時装備したモンスターの

攻撃力をそのモンスターの守備力分パワーアップさせることが出来る!!そしてこの

カードが装備されている場合!ネオスは相手の効果を受けない!」

 

「な、なんだって~!?攻撃力4500!?」

 

「行けネオス!!」

 

「ぎゃー!!」

 

「そしてフェイバリット・ヒーローのもう一つの効果!このカードを墓地に送ることで

ネオスはもう一度バトルが可能になる!行け!ラスオブネオス!!」

 

「うわー!負けた!出久くんすごいな!こんな短期間でこんな強くなるなんて」

 

「えへへ........。ありがとうございます。このショップの皆さんのおかげですよ」

 

僕はデュエルモンスターズを毎日のように仲間たちとやっていた。

学校でもどんなデッキを作ろうかノートにまとめているとあっという間に時間が過ぎていく。

もう何個デッキを作っただろう?けど........僕の中のナンバー1のデッキはやはり一つだけ!

そう!ネオスを中心として構築したE ・HEROデッキだ!融合することで更に強くなる

神秘のヒーローたち!こんなワクワクした気持ちなれるのはあのオールマイトの動画を初めて見たとき以来だ。

それから三年後僕は中学生になっていた。

そして僕はある日更なる人生の転機を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やばい!やばい!このままじゃ遅刻だ」

 

僕はこの日デッキ構築で夜更してしまい。朝起きられず見事寝坊してしまったのだ。

僕はなんとか朝のホームルームに間に合う可能性に賭けひたすら走っていた。

けど僕はとある公園の近くで派手に転んでしまう。

 

「うわ!?痛って~!」

 

「君。大丈夫かい?」

 

「え?」

 

金髪?で首に金色のピラミッドのような首飾りを巻いているお兄さんが倒れている僕に手を差し伸べてくれていた。

僕はお礼をいいながらその手を取って立ち上がった。

 

「よっと。ありがとうございます」

 

「どういたしまして。それとこれ落としたぞ」

 

「ああ!僕のデッキケース!!ありがとうございます」

 

「君もデュエリストなのかい?」

 

「あ!はい!特にこのデッキは僕の宝物なんです!このデッキだけは

お守りのようにいつももってるんですよ。なんかE・HEROたちの

神秘の力が僕に力を与えてるような気がして」

 

 

「そうか。大切な物なんだな」

 

そういうとお兄さんはポケットからデッキケースを出し一枚のカードを

取り出した。

 

「ハネクリボー........どうやらこいつが君の所に行きたがっているらしい。

このカード受け取って貰えないか?」

 

「え?アハハ、ありがとうございます」

 

「君のカードを感じる力は素晴らしい。君ならカードと通じ合うことが

出来るかもな。がんばれよ」

 

そういってお兄さんは去っていった。

 

 

 

その夜僕はベッドの上でハネクリボーのカードを寝ころびながら

じっと見つめていた。あのお兄さんカードと通じ合うとか言ってたよな。

もしE・HEROたちとお話できたら楽しいだろうな........。

それに君のことももっと知りたいな........ハネクリボー。

僕は枕元にハネクリボーのカードを枕の隣に置いた。そして

僕はカードの夢でも見れらるようにと願いながら眠りについた。

 

「お休み。ハネクリボー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

「クリクリー!クリクリー!」

 

「ん?え?なに?」

 

僕を誰かが起こそうとしている?けどこの声はお母さんじゃない。

一体誰だろう?僕は声の主を確かめるため目を開けベッドから起き上がる。

 

「クリクリー」

 

「へ?」

 

僕は夢でも見ているんだろうか?なんか茶色の毛むくじゃらが羽はやして

宙に浮いている。そしてその毛むくじゃらが僕の頬にスリスリしてきた。

 

「クリクリー」

 

僕は自分の反対側の頬をつねる。しかし夢ではない。じゃあ幻覚だろうか?

その時お母さんが僕の部屋に入ってくる。

 

「出久どうしたの?なんか音がしたんだけど........え!?何その子!?」

 

え!?幻覚じゃない!?どういうことだ!?

どうやら僕はカードの精霊を呼び出せるようになったらしい

 

 




皆さんはどんなデッキが好きですか?僕はE・HERO以外なら
サイレントマジシャン系のデッキも好きです。

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