雄英高校の入試試験。僕は総合ポイント100という成績を出し
一位を取ることができた。従って僕は合格。そして今日は登校初日である。
そして今僕はハネクリボーと共に雄英高校の校舎内を走り回っている。
「やばいやばい!!どうしよう!?道に迷った」
僕は1年A組の教室を見つけられずにいた。まずいぞ!
このままじゃ本当に遅刻だ!そんなふう走り回っていると
ハネクリボーが僕の腕を掴んできた。
「クリクリー!クリクリー!」
「え?どうしたの?」
「クリクリー!」
「え!?あっち!?わ、わかった!」
僕はハネクリボーの指示に従い校舎を駆け抜ける!そしてついに
見つけた!1年A組の教室を·······。
「やったー!ありがとうハネクリボー!」
僕はすぐに教室の扉を開いた。
「早速だが、体操服着てグラウンドに·······」
「おはようございまーす!!」
僕は笑顔で元気よくみんなに挨拶して教室に入っていく。
「ん?おいお前·······」
「いやー!!危なかった~!遅刻するところだったな。
あ!眼鏡の人だ!久しぶりだね。君も受かってたんだ」
「あ、ああ·······君も受かってたんだな·······」
「うんうん!これからもよろしくね!あ!カっちゃんじゃん!
僕たち同じクラスなんだ!」
「おい!話けてくるんじゃねぇぞクソナード!!」
「え~!?せっかく同じ高校で同じクラスなんだから
中学よりは仲良く·······」
「おい·······!」
その時僕の背中に先生らしき人の殺気が突き刺さる。僕は
恐る恐る後ろを振り向いた。
「えっと·······もしかして遅刻でしたか·······?」
「いや.......それよりさっさと静かにして席に座れ」
「は、はい」
(怖いなー。この人)
「ゴホン·······早速だが、体操服着てグラウンドに出ろ」
「えー!?」
グラウンド
「「「「「「「「「「「「「「個性把握テスト!?」」」」」」」」」」」」」
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ。雄英は“自由”な校風が売り文句。
それは“先生側”もまた然り。ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ?“個性”禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だよ」
そんな中先生は僕の方に目をやる。
「緑谷、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」
「40mです」
「そうか。じゃあ個性ありでやってみろ」
僕はその言葉に口角を上げ堂々と前に出る。そして僕は左手に
デュエルディスクを出現させデッキをセットする。
「うお!?なんかアイツの手に装着されたぞ!?てかどこから現れた!?」
「腕についてるやつメッチャかっけー!!」
「ケロ。あのカードは何なのかしら?」
みんなが僕のデュエルディスクに興味深々。そんなみんなに向かって
僕は叫んだ!
「よし!僕のHEROデッキの力みんなに見せてあげるよ!!ドロー!!」
そして僕はデッキから五枚ドローする!
(この手札·······そうか·······君もやる気満々なんだね!)
「僕は手札から魔法カード。古のルールを発動!」
魔法カードを発動させると僕のデュエルディスクが光り輝く!
「これにより僕はレベル5以上の通常モンスターを特殊召喚できる!来い!
エレメンタルヒーロー、ネオス!!」
その言葉ともに光の中からネオスがその勇敢な姿を現した!
「フー·······!ハア!!」
E・HEROネオス
通常モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
ネオスペースからやってきた新たなるE・HERO。
ネオスペーシアンとコンタクト融合することで、未知なる力を発揮する!
「うおー!!なんだあれ!?滅茶苦茶かっけー!!」
「あの姿!まさしく光の戦士!」
「うわー!すごい強そう!!」
「よしネオス!このボールを遠くに運んでくれ!」
ネオス頷きボールを持って空高く飛びあがる。そして
そのまま青空の果てへと姿を消した。それから数分たった。
「おい緑谷。あいつどこまで行くんだ」
「はい!ネオスは宇宙の戦士!なので宇宙の果ての果てまで飛んできます!」
「·····················もういいや·······記録無限」
「「「「「「「む、無限!?」」」」」」
「なんだこれ!!すげー面白そう!」
「個性思いっきり使えるんだ!流石ヒーロー科!」
「面白そう…か。ヒーローになる三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?·······よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう·····」
え?マジで·······?
「最下位除籍って……!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても……理不尽すぎる!!」
「自然災害……大事故……身勝手なヴィラン達……いつもどこから来るか分からない厄災。日本はいつも理不尽にまみれている。そういう理不尽ピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。これから三年間、雄英は君たちに全力で苦難を与え続ける。“Plus Ultra”『更に向こうへ』さ、全力で乗り越えて来い」
そして個性把握テストは続く。それにしても参ったな·······ネオスが帰ってこないぞ·······。
第一種目 50メートル走
「僕はE・HEROフェザーマンを召喚!」
E・HEROフェザーマン
通常モンスター
星3/風属性/戦士族/攻1000/守1000
風を操り空を舞う翼をもったE・HERO。
天空からの一撃、フェザーブレイクで悪を裁く。
「じゃあカっちゃんよろしくね!」
「話しかけんなこのデクが!」
僕はフェザーマンに背負ってもらい50メートルを移動してもらった。
記録はかっちゃんが4.13秒。僕は3.5秒だった。
「クソが!!」
第二種目の握力測定
「E・HEROクレイマンを召喚」
E・HEROクレイマン
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻 800/守2000
粘土でできた頑丈な体を持つE・HERO。
体をはって、仲間のE・HEROを守り抜く。
「これ握って」
クレイマンは小さく頷きながら握力測定器を僕から受けとる。そして
その機械を握りつぶした。
「ああああ!?違うよ!ここのグリップを握って欲しかったんだよ!」
「?」
「はあ·······もういいよ緑谷。記録無限」
「また無限!?」
第三種目の立ち幅跳び
「E・HEROバーストレディを召喚」
E・HEROバーストレディ
通常モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1200/守 800
炎を操るE・HEROの紅一点。
紅蓮の炎、バーストファイヤーが悪を焼き尽くす。
「あ!あの時助けてくれたお姉さんだ!おーい!」
茶髪の女の子がバーストレディーに元気よく手を振る。
そんな彼女にバーストレディーも笑顔で手を振り返した。
「うおー!メッチャいい感じお姉さんだ!オイラとも仲良くしてくれ!!」
うわー·······なんだあのブドウみたいな頭の人·······なんか気持ち悪いな·······。
バーストレディーもちょっと不愉快そうだな。
「ゴホン·······じゃあフェザーマンとバーストレディー。僕を浮かして」
フェザーマンは僕の右手をバーストレディーは僕の左手を掴む。
そして僕は宙に浮いていった。
「ハア·······どうせずっと飛べるんだろ。無限」
あれ?なんか適当になってない?
反復横跳びと上体起こしは普通にやった。そして持久走やろうとした
タイミングでネオスが宇宙から帰ってきた。
「よし!じゃあネオス力を貸してくれ!まずエアハミングバードを召喚!」
N・エア・ハミングバード
効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 800/守 600
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分は相手の手札の数×500ライフポイント回復する。
「ネオスとエア・ハミングバードでコンタクト融合!!」
「ハ!!」
「ハア!!」
二体が空高く舞い上がる!そして体を輝かせその姿は交わる!
「現れろ!E・HEROエアー・ネオス!!」
「ハア!!」
E・HERO エアー・ネオス
融合・効果モンスター
星7/風属性/戦士族/攻2500/守2000
「E・HERO ネオス」+「N・エア・ハミングバード」
自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。
自分のライフポイントが相手のライフポイントよりも少ない場合、
その数値だけこのカードの攻撃力がアップする。
エンドフェイズ時にこのカードは融合デッキに戻る。
そして僕はエアー・ネオスの背中に乗せてもらいコースを飛び回る!
その光景をクレイマンとフェザーマンとバーストレディーは体育座りしながら
眺めていた。
「あんななのアリかよ!?」
「てかアイツ何体呼び出せるんだ!?」
僕は周りと差をつけて1位でゴールすることが出来た。
「んじゃあ、パパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計したものだ…」
空中にスクリーンが表示されると、各々の順位が載っていた。
「僕は·······やった一位だ!!あ·······でも·······」
「オイラが最下位...」
彼本当に除籍されちゃうのかな·······。
「因みに、除籍は嘘な。」
この瞬間、全員がポカンとしていた。
「君らの個性を最大限引き出すための合理的虚偽」
えぇ!?なんだよそれ!?でも·······まあいいか·······除籍者はいないんだから。
僕は心のそこから安心し、モンスターたちはカードに戻す。そして
相澤先生に向かって笑顔で言い放つ。
「ガッチャ!楽しいテストでした先生!」
「..............さっきの言葉は響いてなかったのかな?そんな腹づもりじゃあ
うちじゃあやっていけないぞ」
「え?ああ·······アハハ·······」
こうして個性把握テストは終了した。
「クリクリ!!」
「ごめんねハネクリボー。次はちゃんとだしてあげるから」
僕はハネクリボーと共に帰ろうと校舎を出ようとしていた。
その時僕に声をかける女の子が。
「ちょっと君待ってー!!」
後ろを振り向くとそこにはあの茶髪の女の子が。
彼女は僕の所に走ってくる。
「えっと君は·······」
「麗日お茶子です!えっと君は確か緑谷君だよね?というか
そのもじゃもじゃな子は?」
「ああ。この子はハネクリボー。僕の大切な相棒なんだ」
「クリクリー!」
「可愛いね!ちょっと触っていい?」
麗日の言葉にハネクリボーはクリクリー、と返事し
彼女の近くに寄っていく。そして彼女は優しくハネクリボーの
体に触れた。
「うわー。モフモフだ。かわいい~!」
彼女はハネクリボーに夢中になっていた。そんな中眼鏡君が僕たちに
話しかけてくる。
「二人とも僕も一緒に帰ってもいいかな?」
「もちろん!僕は緑谷出久。君は?」
「ぼく·······俺は飯田天哉。それにしても君はあの試験の構造に気づいていたようだね!」
「へ?なんのこと?」
こうして僕に二人の友達が出来たのであった。
「..............」
このとき誰かが僕を見つめていたんだ。
当初は相澤先生にドロップアウトボーイとか言わせようと思いましたが
キャラ的に言わせるのは厳しいので断念いたしました。もし相澤先生がデッキ組んだら
どんなものになるかな?
あ。言い忘れてましたけど、この小説では轟は女の子です。