突然だが、私は純愛好きだしユニコーンでもある。しかしNTRや処女散らしに興奮しない異生命体でもなかった。
諸君。私はエッチな事が好きだ。特にじんわりと身体に染み込んでくる快楽に身を悶えさせながら更に求めようとするのが特に好きだ……
だがしかし、世界は残酷だ。たかが0.1%なだけで、我々が対象にされただけで向こうが対象のそんなコンテンツは無かった。
正直になれず、燻り、なのに絶えず襲うこの衝動。我慢できる筈がなかろう。
私は考えた。どうすればこの欲求が満たされる?羞恥心、背徳感、包容力、ゲロ甘、独占欲。全てだ。もう収まらないこの『エッッッッチ』が求めるものはどうすれば得られる?
悩んだ末に私は理解した。人間はいつも革新を得てきた。だがそれを生み出したのはいつも人間だ。変わらないだろう。例え1対1000の物量差に押し潰されようとも革命だけはいつも側に居た!!
革命だ!!性癖の革命だ!!
子宮叩けば性癖開花の音が鳴る。なら俺たちの亀頭擦れば性癖魔人を出してやる!!
ランプの魔人とは違うのはランプが1人勝手に歩き出し、願いを何でも現実にしちまうことだ!!
私が求めるのはただ一つ。女性が喰われる作品が出てきて欲しいということだ!!
ならばやるべき事はただ一つ。絵を描くのだ!!
……………残念なことに我々のシナリオは崩壊した。
絵心………絵心ってなんや………?
う〜ん……わからん!!
となれば専門家だ。専門家にお願いせねばならん!!
エロ専門家と親密になる方法か……わからん。
う〜む。いやもっと前提のものが必要ではないか?
そうだな……知名度………とかか?
ある日。SNSにとある一石が投じられた。
一見ただの裏垢に思えたそれは少しの燃焼剤と共に火は強くなっていった。
日々投稿されるコスプレ自撮り画像。こうした方がエロいとチャットで語り合うただの一般偽男性アカウント……かに思えた。
海外が反応した。たった一人の外国人が反応したのだ。
名を『シャーロット・エル・フローラ』と言う。海外で今話題の人気女優である。
「彼のこの自画像にはとても興味がある。どこか刺激されるようなこれは初めて見た」とそのように呟いた。
牛脂のような過激な燃焼剤。このたった一つの燃焼剤があまりにも燃え広がりすぎた。
かくしてそんな神の気まぐれによってちょっとだけ知名度を獲得した彼はいつの間にか彼女と日常的に会話するようになってしまった。
誤算だったのは、彼女がどんな人か。今も知らないことだけだろう。
シャーロット:ハロー。今日も元気してる?
おはよう。今日も元気してるよ。シャーロットは最近
どう?また私の写真が見たくなった?
シャーロット:私も元気よ。あなたのはいつでも見たいわ。そういえばこの前のは考えてくれた?
オフ会についてか。考えてみたけどいいの?お金を全
部任せちゃって
シャーロット:気にしなくて大丈夫。腐るほどあるから使わないと勿体無いから
じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ。でも君はなんで
ここまでしてくれるんだい?
シャーロット:その………
シャーロット:一目惚れって言うのかな?写真の君を見た瞬間びっくりしたの
シャーロット:それに話しかけてみるとなんだか貴方がますます好きになったのよ
シャーロット:SNS上でこれだから実際会ったらどうなんだろうって
シャーロット:ごめんなさい。少し気持ち悪かったわよね
いや、こんなに好印象に捉えてくれてとても嬉しいよ
確かにびっくりはしたけど、それ以上に嬉しいよ。当
日は期待してて。この前言ってたのが届いたから
シャーロット:本当!?とっても楽しみだわ!!
シャーロット:やっぱり貴方。魔性の男だわ
それまで楽しみにしててね
「ふぅ……」
なんか最近仲良くなった人からオフ会への誘いが来たから会いに行くのと一緒にコスプレしていって反応を見てみようと思い至った日が吉日。速攻で準備して2泊3日の旅行準備を始めていた。
この人はシャーロットって言うアメリカの人で自撮りが素敵だって言うから気分が良くなってまだ上げてなかった他の自撮り画像を送ったりしていたら思いのほか食いつきが良くて話し合っていくうちに毎日くだらないことを話し合うような仲になった人だ。
この人の話は一つ一つ面白い。スキーを練習したら止まれなくてそのまま麓まで降りちゃった話や飼っている子犬がびしょ濡れで帰ってきたりとほっこりするような話だ。なぜか映画の話が私が主役だったかのように喋ることもあるが、その話が1番面白いのだ。
冗談で私も一緒に隣でやってみたいと言ったら本気にされかけたがまあある筈がない。
最近とある同人作家ともやりとりするようになっていた。この構図が欲しいとかいやいやこっちのがエッチやんけと日々ギャーギャー言い合っているとこっちからもお誘いが来た。なのでこっちにも出ることにした。アメリカから帰ってきたらすぐである。時差がキツいだろうが色々文句言ってる場合ではない。私が求めるエロ布教のために走れメロス!!エロスのために!!自らの欲望のために!!
彼を一目見たら惚れたの。突然これが運命だったんだっていうような妙な確信と、それを信じきれない疑心感。
彼がもっと厳しい人ならよかった。女性が偽ってやってるアカウントなら嘘だったでよかったのに、話してみたらとても優しくて、わたしを一人の人間として扱っている素敵な
知ってる男の人と全く違う。清楚で、慈愛があって、一人一人をしっかり見てくれる天使のような可愛らしい人。
でも、彼を知っていくとそれに比例して疑心感も次第に大きくなった。
確かめないといけない。彼と実際に出会ってこの気持ちが本当に良いものなのか。
本当に私だけを見てくれるのだろうか?確かめたい。だから、行動する事にした。
彼と出会う。出会って正体を確かめる。
その日が迫る度に私の心は初めて出たオーディションと同じくらい緊張を感じていた。
次回!!シャーロット!!堕ちる!!乞うご期待!!