仮面ライダータイクーン Battle of desires 作:タヌキソード
デザイアグランプリの第一回戦で仮面ライダータイクーンに変身した私『トオヤマリンデル』は無事第一回戦で生き残り、いつも通りの生活へと戻った訳…なんですが…なんだかトレセン学園中がざわついてますね…
トレ「なんでもこの学園に浮世英寿が来たらしいぞ」
リン「あの人が?一体何の目的で?」
トレ「目的もなにも、森で倒れてたここの生徒を運んできたんだよ、しかも運ばれた生徒っていうのがまさかの………お前って訳だ」
リン「(ギクッ)」
トレ「英寿様に運ばれるとか幸せ者だなお前は」
リン「…あはは」
トレ「今回、お前はあまり外に出ない方がいいかもな」
リン「え…どうしてですか?」
トレ「分かんないのか?この学園にいる彼の所の過激なファンにお前がリンチされるかもしれないからだ」
リン「バレなきゃ大丈夫でしょ」
?「トオヤマリンデル…!」(扉を開けて現れた)
トレ「ほら、噂をすれば現れたぞ…彼の所の過激なファンが」
リン「サヨナラ!」(逃走)
トレ「それ某ニンジャがやられるときに言うセリフだから!逃げる時のセリフじゃないから!」
寮の部屋にて
リン「ひえぇぇぇ…」
追っ手(浮世英寿の過激ファン)のウマ娘から逃げ切ってなんとか寮の部屋へと入った私、追っ手の顔が鬼の形相になっててマジで怖かったぁ…
森で倒れてた…これおそらくデザイアグランプリ第一回戦のあとに私が何らかの形で気絶して、それを見たギーツ…浮世英寿が気絶した私をトレセン学園に運んだ感じかな…いやでも本当怖い…ジャマトも怖いが一番怖いのはやっぱり一部の同族と人間…目立った行動は控えるようにしなきゃ…そしたらまたあんなのに追いかけられる可能性あるからね…
リン「さてと、今持ってるバックルの確認をしなきゃね」
現在、私は弓矢のバックルとハンドルのついた赤いバックルを持ってr…ん?赤いバックルに何か紙がついてるな、内容は…
『本物は頂いた 白い狐より』
へ?じゃあ私が持ってるこの赤いバックルは…
(きのこの唄が流れ出す)
突然赤いバックルからきのこの唄が流れ出しました…うん…わかる、これ偽物だわ
リン「…」
『化かされたな!』
曲の最後に彼の声が聞こえたところでバックルは動かなくなりました
リン「あの白狐…!私を運んでる間に本物の赤いバックル盗って私の方に偽物仕込んだな…!」
もっと早く目覚めてればあの赤いバックルを守れたかもしれないのに…わぁ…ツイてないな…
(通知音)
今度は何?…って携帯の通知か…ウマインからのやつだ、トレーナーさんか友達からかな…
ウマインを開いてみると、親しい友達やトレーナーに混ざって見覚えのあるとある人物が友達登録されてました、その人物は…まぎれもなくヤツでした…そうスターオブザ(以下略)の『浮世英寿』でした、私、追加した覚えないんだけど…もしかして…
メッセージが一つ届いてたようなので覗いてみると…
『お前の携帯を操作して友達追加させてもらったぜ、よろしくな!タイクーン!』
やっぱり…私が気絶してる間にこんなことしてたとは…とりあえず『こちらこそよろしく!ギーツ!』ってメッセージを送っといた
『そうだ、学園近くのカフェでケーキを食べながら話さないか?』
ケーキ…ここは行こう…学園近くのカフェは人気過ぎて予約が取れない事で有名だからね…それに前から行ってみたかったし…
『トレセン学園の正門の前で待ってるからな』
リン「何これ…私今からこの人とデートするんですか?嫌な予感しかしない…」
そんなわけで支度をして正門の前に向かったんですが周りからの視線が痛い痛い、でもこれはケーキの為…ケーキの為なんだ…
リン「あれ?いない…」
正門の前には来たけど彼はどこにもいませんでした、もしかして私騙された?なんて思ってると正門の影からクリーム色のジャケットを着た浮世英寿が姿を現しました
英寿「意外と早く来たみたいだな?」
リン「よ、用意なんて朝飯前ですから!」
このあと、私達は学園近くのカフェへと入りました
リン「それで…話って何ですか?」
英寿「それはな…黒いギーツについてだ」
リン「黒い…ギーツ?」
英寿「お前、黒いギーツを見てないか?」
リン「見てませんけど…どうしたんです?」
英寿「そうか…ならよかった…」
リン「?」
ならよかった…って…黒いギーツってなんかヤバいやつなの?
店員「お待たせしました…季節のケーキセットでございます…」
英寿「あぁ、ありがとな店長さん」
店員さんが、頼んだケーキを持ってきました…てこの人デザグラの第一回戦で生き残った仮面ライダーバッファの中身の人じゃん、ここのカフェの店長やってたんだ…確か名前は…吾妻道長って名前だったような
店長さんは頼んだケーキを私達のテーブルに置いたあと、そそくさと厨房の中に戻っていきました
それから30分後
リン「あとそれt」
頼んだケーキを食べ終わったあと、例の偽バックルについて問い詰めようとしたとき、デザグラの参加者専用端末の『スパイダーフォン』から通知音が鳴りました
目の前に座ってた彼はスパイダーフォンの画面をじっと見つめたあとこう言いました
英寿「どうやら第二回戦が始まるようだぞ」
リン「(もう第二回戦?何のゲームやるんだろう…)」
スパイダーフォンに映ってた情報だと、第二回戦のステージはこの町で一番大きいデパートなんだそう
バイク(運転するのは英寿)に乗ってその場所へと向かい、到着、辺りにはジャマトがいましたがなんだかゾンビみたいな動きをしてました
ツムリ「第二回戦はゾンビ狩りゲーム!エリア内にいるゾンビジャマトを沢山倒して下さい、倒した数が少なかったりゾンビジャマトに噛まれてゾンビ化するとリタイアとなりますのでご注意下さいね?」
まぁじぃ?なるべく噛まれないようにしないと…
英寿「ゾンビにはこれだろ?」
そう言って彼は紫色のバックルを取り出しました、あれ?そのバックルってバッファが持ってたやつじゃなかったっけ?
どうやら、英寿がバッファさんとある勝負をして勝って交換して手に入れたものだそう、だとするとバッファさんが今持ってるのはあの蛇口のやつ?
ドライバーを装着し持っていたバックルをそれぞれセット
SET!
待機音が流れ出す
英寿&リン「「変身!」」
GYAAOO!CRUSH OUT!ZOMBIE!
ARMED ARROW!
READY FIGHT!
カフェの店長「どんな装備だろうと絶対に勝ってやる!変身!」←あとからやってきた。
SET!
ARMED WATER!
READY FIGHT!
それぞれバックルを操作しアーマーを纏った私達はゾンビジャマトを倒しにそれぞれの場所へと駆けていきました
私はデパートの倉庫へと向かいました、到着するとそこには案の定ゾンビジャマトがいました
タイクーン「思ったより沢山いるな…」
前の戦いで弓矢の使い方は何となくわかった、あとはいかにうまく立ち回れるかで勝率が変わってくるな…
タイクーン「全員まとめて倒してやるんだから!」
高所へと移動すると、装備した弓矢から矢を放ちゾンビジャマトを次々撃ち抜いていきました
タイクーン「(いい感じ!少し近づいてやってみるか!)」
そう思って前へと出た時でした
TACTICAL SHOOT!
後ろから誰かに銃撃されました
タイクーン「い"た"っ"」
振り向いたはるか先には銃を構えた仮面ライダーダパーンがいました、銃撃したのはコイツで間違いないな
タイクーン「何してるんですか!他のライダーの妨害は違反になりますよ!」
ダパーン「そんなのどうだっていい、俺の担当バが骨折して引退したなか、勝ってのうのうと生きてるお前さえ蹴落とせれば悔いなんてないからな」
ダパーンの声には聞き覚えがありました、そうあの時…私が朝日杯フューチュリティステークスで勝った時の二着だった子の担当トレーナーの人…あのあと二着だった子は骨折が判明して引退したと友達伝いで聞いたな
タイクーン「逆恨みですか…こんな事して貴方の担当が喜ぶと思うとでも?」
ダパーン「黙れ!大した努力もしてないお前に、必死に必死に努力した俺の担当バの何が分かるんだよ!」
(銃撃音)
タイクーン「な…!」
彼はそう言って今度は私の足元に銃撃、バランスを崩した私は高所からゾンビジャマトが沢山いる場所にまっ逆さまに落ちてしまいました、落ちたところでゾンビジャマト達が反応し私の方へと向かってきました
ダパーン「あの子が受けた苦しみを味わいながら死ね…」
そう言ってダパーンは倉庫から去っていきました
タイクーン「ヤバい!こんな近くじゃ…っていたた…」
高所から落ちた故に全身が痛くて思うように動けませんでした、それどころか…
タイクーン「うっ…!?」
後ろから迫ってきていた一体のゾンビジャマトに肩を噛まれてしまいました、そいつは何とか振り払ったけど噛まれた影響で体がいつも以上に動かなくなっていきました
タイクーン「くっ…なんで体が動かないの…動いてよ…」
私の装備は遠距離特化、どの距離でもいける銃とは違って近距離戦闘はあまりにも不利でした
自身の状況に絶望した…その時
HAMMER STRIKE!
ゾンビジャマト達が突然、倉庫の壁へとぶっ飛ばされて激突しそのまま消滅したのです
?「君!大丈夫か!」
そのあとにピンク色のハンマーを装備した灰色の鮫のライダーのジェルティが私の所にやってきました、先程ゾンビジャマトをぶっ飛ばしたのはこの人のようです
タイクーン「うぅ…妨害されて高所から落ちたせいで体が痛くて…」
ジェルティ「妨害?…誰にやられたんだ?」
タイクーン「ダパーンに…やられました…」
ジェルティ「あの野郎…!なんてことを…!」
彼はここにはいないダパーンに向かって怒っていました
ジェルティ「とりあえずここを離れよう、その状態でまた戦おうとすれば君は確実に死ぬかもしれない」
彼は私を連れて、デパートの倉庫の近くにある無人のレストランの中へと入りました、幸いにもそこにはゾンビジャマトは一体もいませんでした
ジェルティ「ここならしばらく身を隠せる…」
ここで私とジェルティは変身を解きました
リン「あ、貴方は…!?」
?「君は…!?」
ジェルティの正体はなんと、私の憧れであるメジロマックイーン先輩の担当トレーナーでした、前に学園でケガをしたときにそのケガを治してもらったことがあり面識がありました
リン「マクトレ…さんもデザグラに…うぅ…」
私はあまりの痛みについ意識を失ってしまいました
デパート1階 専門店街にて
ダパーン「まとめて倒す…」
その頃、仮面ライダーダパーンは専門店街にてゾンビジャマトを倒しまくっていた、だが…
ダパーン「ぐっ…!?」
突然、背中を何者かに銃撃された
銃撃が飛んできたのは二階からだった、その二階には、目が青く、全身がくまなく黒に染まったマグナムブーストフォームの仮面ライダーギーツがいた
ダパーン「体の黒い…青い目のギーツ…?なんだお前は…?」
?「仮面ライダーシャドウギーツ…お前を邪魔する者だ…」
シャドウギーツと名乗るライダーはダパーンのいる所へ舞い降りると銃を構えてこう言った
シャドウギーツはダパーンの方へとゆっくりと向かったのだった
邂逅 Ⅲ : Deadly zombie hunt END
NEXT 邂逅 Ⅳ : It means not giving up
閲覧ありがとうございます!ここでそれぞれのライダーの正体をのせて置きますね
仮面ライダーギーツ 浮世英寿
仮面ライダーバッファ 吾妻道長
仮面ライダータイクーン トオヤマリンデル
仮面ライダーダパーン トオヤマリンデルに負けたウマ娘の担当トレーナー
仮面ライダージェルティ メジロマックイーンの担当トレーナー
先程登場した仮面ライダーバッファの変身者の吾妻道長は本家の仮面ライダーギーツの世界では作業員として働いていますが、この話の世界では学園の近くにあるカフェの店長として働いているという設定になっています、性格は本家と変わりません
仮面ライダーシャドウギーツ (cv 津田健次郎)
cvを設定する予定はありませんでしたが、一応設定しました、シャドウギーツが出た際は彼の喋っている所や会話などをcvの方の声で(頭の中で)再生してみると面白い…かもです(需要あんのかなこれ…)
それでは次の話もお楽しみに!