ゲゲゲの鬼太郎in呪術廻戦 作:ビビビのマジビンタ
時系列とかなるべく合うようにしたいけど、んなもん出来ないからあまり考えず読んでください。
俺ァバカだからよォ、心に思った事だけを書く!
という事で新たな鬼太郎と呪術廻戦をお楽しみに。
背後から迫る異形、べと……べと……と後ろに着いてくる。
後ろを振り返っても何もいない、不可解な現象に少女は震え怯える。
聞こえるはずのない足音、認識出来ないナニカ。
走っても走っても、変わらずぺたりぺたりと追ってくる。
どうしてこんな事に、もう嫌だと嘆いて泣いても何も変わらない。
「誰か……誰か助けて!!」
少女は叫ぶ、誰でもいいからと。
すると何処からか別の音がなった、何の音だろうかと少女は考える。
べとっべとっじゃない、何かもっと軽い音の様な。
カラン……コロン……カラン……コロン……
正体が分からぬ音2つ、だけどこの新たに聞こえた音は嫌な感じはしない。
徐々に近づく音は正面から聞こえてきた、今度は姿が見える。
子供……いや、自分より年上の少年だろうか。
茶髪のちゃんちゃんこを着た少年は、目の前に現れた。
少年は少女とその後ろにいる存在に気づくと、そっと少女に告げた。
「大丈夫、後ろにいる妖怪は殆ど危害を加えないよ。ちょっと悪戯が好きなだけさ」
「よ、ようかい?」
「うん、僕が今から言う言葉を言ったら道の脇に避けるんだ。いいね?」
「う、うん……」
「べとべとさん、先へおこし……さぁ、言ってみて?」
少年の言葉を信じ、身を道の脇に避けて少女は言葉を告げた。
べとべとさん先へおこし、と。
すると音の正体が現れた、丸い身体に大きな口でにんまりと笑っていた。
少年が軽く会釈をするのを真似て、少女も続いた。
べとべとさんと思われる妖怪も、会釈をして先の道に歩いていった。
「い、行っちゃった……」
「べとべとさんの事がちゃんと見えてたね、最近の子にしては珍しい」
「……え?」
「昔は彼らの事を見えてた人はそれなりに居たんだ、だけどある時代を境に妖怪に取って代わった存在が現れた」
「??」
「君も見たことはないかい?宙に漂う変な生き物に」
「あっ!見たことあります!」
「それが呪霊、さ。幽霊族の僕とは感じは似てるけどその実態は全く違う、放っておいたら間違いなく被害が何処かに出てしまう」
「貴方って幽霊何ですか!?」
「うーん、なんて言えばいいかな。僕……というか僕の先祖は人間が産まれる前からこの地球にいたんだ、ずっとずっと昔の事さ。だから幽霊ではなく1つの種族なんだ」
「えっと……」
「うん、難しいね。まぁこの辺は忘れてもいい、生き残りは僕だけだからね」
「……寂しくない?」
ふと少年の目が少し見開き、そして優しい眼差しに変わった。
寂しくない、なぜなら妖怪の友達がいるから。人間の友達だって昔はいたからね……と。
「あ、あの!わたし、みわかすみっていいます!私と友達になってくれませんか!?」
「……うん、勿論いいよ。僕は鬼太郎って言うんだ」
「鬼太郎さん……」
「これから君は色んな妖怪や呪霊を見てくるだろう、何か助けて欲しければ妖怪ポストに手紙を届けるんだ。場所は……調布市にある、そこに訪れた時に分かる様にしてあげよう」
「?」
「本来は僕達妖怪は君達人間とはあまり関わらない方がいい、それがお互いの為にもなる。だけど君は僕の友達、普段は会いに行かないけど助けにはなれる」
「う、うん」
「いいかい?誰にも言ってはいけないよ、広まってしまえば僕達が危険な目にあうかもしれないからね」
「わかった!」
「よしよし、良い子だね。君は何の偏見もなく僕と接してくれた、その優しさをどうか忘れないで」
鬼太郎はそっと頭を撫でると、霞は唐突な眠気に襲われる。
うとうとした意識の中、最後の目に写った景色は鬼太郎のにこやかな笑顔であった。
________
〜10年後〜
とある森の中、小さな珍妙な目玉が走ってくる。
目玉おやじだ、鬼太郎の父でもある。
そんな目玉おやじが紙を持って、鬼太郎がいる住まいに駆け込んだ。
「鬼太郎、数十年ぶりの手紙じゃ!」
「珍しいですね、誰が送ったのでしょう」
「三輪霞という女の子じゃな、覚えはあるか?」
「……えぇ、10年前に友達になった子ですね。内容は?」
「複数の子供が行方不明だそうだ、呪力の痕跡もなく呪霊ではなくもしかしたら妖怪が関わってるかもしれない……と」
「妖怪が子供を?うーん、またたんたん坊の仕業でしょうか」
「いや、たんたん坊は今石化能力を活かして漬物の重しを作る仕事をしておる。それはなかろう」
思わず半目になる鬼太郎、たんたん坊はかなり暴れ回ってた事もあり内心複雑な気持ちになった。
「……随分大人しくなりましたね、これも時代の流れですか」
「兎も角人間界にコンタクトを取ろう、トージ君に連絡しよう」
「はい、父さん」
三輪霞:7歳〜16~7歳 どちらか
トージ:30~?歳
トージ君、一体何者なんだ……
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