ゲゲゲの鬼太郎in呪術廻戦   作:ビビビのマジビンタ

3 / 7

感想欄に考察がちょいちょい来てて嬉しい

妖怪と呪霊の説明回でもあります、呪術廻戦で説明されているのはあくまでも呪術師側の見解であるという事を念頭にご覧くださいませ。
独自設定追加しとこうかな


妖怪呪霊が蔓延る島!

 

鬼太郎達はカラスに乗り、日本から少し離れた小島に向かっていた。

情報によれば以前現れたおどろおどろと同じく、子供達を攫い何かをしていると。

三輪霞と連絡を取ろうにも当然鬼太郎は知らず、甚爾もそんな事よりさっさと解決した方がいいと言った為現場に向かった。

 

「何回乗っても慣れねぇな……」

 

「それはまたどうしてじゃ?」

 

「乗り心地は良いはずだけど」

 

「考えてもみろよ、俺の身体でブランコにでも乗ってる様に座ってるんだぞ」

 

「ふーむ、確かに」

 

「大丈夫だよトージ、見てる人は居ないから通報される事はないよ」

 

「そういう問題じゃねぇよ」

 

________

 

一方、ねずみ男はというと離れ小島に来ていた。

風の噂でこの島には高価な鏡があり、何でも願いが叶うのだとか。

 

「トージのお陰で最近儲かってるケド、こういう金稼ぎはやめられないのだ」

 

ねずみ男が歩く道に小さな影ひとつ、毛の生えた目玉がねずみ男の後ろをついてきている。

ソロリソロリとねずみ男に近づく目玉、ヒュっと飛ぶやいなや手にした注射器でブスリと刺した。

 

「ギャッー!」

 

哀れねずみ男は意識朦朧となり、遂にはフガフガと眠り始めた。

毛の目玉はカラスに指示を出して、ねずみ男を攫っていく。

連れていかれた場所は廃寺、目玉は祈る様に呟いた。

 

髪さま(・・・)、新たな信者を連れて参りました!」

 

すると寺の奥の鏡から、大きな毛玉が写し出された。

毛玉の髪さまはねずみ男を一瞥すると、目玉を褒めた。

 

『良くやった、ソイツは確か鬼太郎の仲間だ。彼奴が来た時の人質になる、ふん縛っておけ』

 

「ははぁ……!」

 

何処からか縄を取りだし、木に括り付けてしまった。

今もまだねずみ男は夢の中である。

 

『コヤツは半妖、血も不味いだろう……おどろおどろの所に連れていかなくとも良かろう』

 

「さようでございますか」

 

「信者はどうしておる」

 

「おどろおどろに血を吸われたので、目が覚め次第また祈らせます」

 

『うむ。信仰が無ければ本来の力も出せぬ、事を早めなければ鬼太郎達にバレては台無しだ』

 

「島には呪霊をいくつか誘い出しております、鬼太郎だけであれば時間も稼げるでしょう。未登録の特級呪霊を三体に、一級と二級が三体……そう易々と突破出来ぬ筈です」

 

『よしよし、それでは後は頼むぞ。ワシは休眠する』

 

「はい」

 

髪さまは消え毛の目玉がそこにいるだけ、辺りは静まり返った。

目玉は周りを見渡すと、ホウッと溜息を漏らし空を見上げた。

 

「鬼太郎が来たら、わしはどうすればいい。倒せなかったらわしの友が殺されてしまうというのに……」

 

鬼太郎達が来る時は刻一刻と迫っている、不安を抱えながら毛の目玉は森へ消えていったのであった。

 

________

 

「島が見えてきたな、見たとこ妖怪の気配だけじゃねぇな」

 

「強力な呪霊もいる様です、父さん」

 

鬼太郎の妖怪アンテナと甚爾の五感が、妖怪と呪霊を感じ取った。

中には特級と認定される呪霊もいるようで、目玉おやじはそれを聞くと唸るように呟いた。

 

「うーむ、遂に妖怪と呪霊が手を組み始めてしまったか。これは些か不味いのう」

 

「どういうこった」

 

「トージ君、妖怪と呪霊の関係性についてどれぐらい知っておる?」

 

「あ?そりゃあ……どっちもバケモンだろ?」

 

「そうだけど違うさ、関係性というのは……」

 

鬼太郎が語った内容はこうだ。

本来は妖怪と呪霊というのは別物であり、対処法等も違うという事。

だが例外を除けば別物から同じ物に変貌してしまう、その例外と言うのは妖怪が死んで魂が抜けた殻に呪霊が入ってしまった場合だ。

 

「この殻というのが妖怪の残滓で、呪霊がそれを取り込んでしまった場合その妖怪の特性を持った呪霊に変わってしまうんだ」

 

「例えば玉藻の前*1、彼女も妖怪として存在し今は地獄の遊郭で働いておる。だが退治された玉藻の前の残滓が呪霊によって融合し、呪術師が言う特級仮想怨霊となった」

 

「あぁ、あの前髪の配下になったヤツか。大して強くなかったと思うが」

 

「それはそうじゃろう、何せ尾の一本かそれ以下の力しか出せないからの。本物であればあの両面宿儺とも劣らぬ強さじゃ、伊達に大昔から存在する妖怪ではないからの」

 

「マジかよ、ゾッとするな」

 

「閻魔様の力添えでもないと手に負えないからね、だからとりあえずは呪霊を祓わなければいけない」

 

「そっちは任せておけ、特級が三匹いようが俺の相手じゃねぇ」

 

「アレを解放するのかい?」

 

「アレはまぁ……やべぇってなったら使うさ」

 

話が纏まった所で、鬼太郎達は島へ上陸していく。

果たして鬼太郎達は無事に子供達を助けられるのだろうか。

*1
鬼太郎のシリーズでは6期ととんでもない太古の秘密版がある、秘密版が気になる人は調べるといい。特に男性は色んな意味でゾッとすること間違いナシ、筆者は絶対に出逢いたくない。例えそれが傾国の美女であっても。





評価と感想お待ちしております。
励みになります……

どの鬼太郎シリーズが好きですか?

  • 原作貸本版鬼太郎
  • 原作コミック版鬼太郎
  • アニメ墓場鬼太郎
  • 最新アニメ版墓場鬼太郎
  • 第1期ゲゲゲの鬼太郎
  • 第2期ゲゲゲの鬼太郎
  • 第3期ゲゲゲの鬼太郎
  • 第4期ゲゲゲの鬼太郎
  • 第5期ゲゲゲの鬼太郎
  • 第6期ゲゲゲの鬼太郎
  • 全部
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。