ゲゲゲの鬼太郎in呪術廻戦 作:ビビビのマジビンタ
本作品の甚爾君チュートリアル(特級呪霊)です。
通常攻撃と一部スキルを学びましょう。
「フガフガ……はっ!?ここはドコだっ」
ねずみ男が目を覚ますとそこは薄暗い部屋の中、見渡しても何も無くあるのは扉だけであった。
ドアノブを回してみても鍵が外からかかっているようで、引いても押してもビクともしない。
トトトンと扉を叩いても誰も返事をしやしない、ねずみ男は腹が立ち思いっきり蹴ろうとした。
するといきなり扉が開いたものだから、勢いよくすっ転び頭にタンコブを作る羽目になってしまう。
「おぉイテテ!何だ急に!」
「お前がねずみ男だな?早速だが俺達につくか、血を吸われ死ぬかどちらがいい?」
「ヒェッ!おどろおどろ……サマ!もももちろんつきますとも、へへへ……」
恐ろしい程早い鞍替えである、ねずみ男にとってこれは常套手段だ。
金にガメツイ男であるが、金より命優先で死なない事が先決。
しかし最近の心情からしてこれは一時的な服従である、何故なら鬼太郎に加えとんでもない強さと甚爾が味方なのだ。
西洋の妖怪軍団相手じゃあるまいし、おどろおどろ如きでどうにでもなると考えた。
ともすれば自分のすべき事は、敵の内情を探る事である。
後ついでにお宝探し、こればかりはやめられないとねずみ男は動き出した。
________
伏黒甚爾はと言うと、早速特級呪霊と遭遇。
八本の腕に大きな巨体でブヨブヨとしたその呪霊は、呪力を持たぬ甚爾を嘲笑う。
呪霊は格好の餌だと思っただろう、だがそれは大きな間違いであり……
「けぴっ?」
「先ずは一体、余裕ぶっこいてるバカ相手だと楽でいい」
一瞬にして殺されてしまう要因となった。
真っ二つに斬られグズグズと溶けていく特級呪霊は、甚爾を見て何を思ったのかは定かでは無い。
だがそれを傍から見ていたもう二体の呪霊は、本来抱かない筈の恐怖に支配され一目散に逃げようとしたが……
全くもって動けないのだ、足が手が動かせない。
あれは人間では無いのか?何故、何故!
巨大な牛の様な鬼が、イメージされてしまうのか。
わからない、わからない……だがこれは逃げなければ!
「おいおい、逃げようなんざ考えんな。こっちはガキの命掛かってんだ、さっさと終わっとけ」
「ゲギャ!!ァァァァ!!!!」
「◎◆〒■○※■▽〒●○※!!」
殺らなければ殺られる、伸びる触手に撒き散らす溶解液に領域展開の印を組もうとしたが……
手がない、あそこにあるのは自分の肉体か?
いつ斬られたのかがわからない、何なのだあの人間は。
もう一体の呪霊は既に首を斬られ、人間が首を踏みつけていた。
こうして三体の特級呪霊は祓われた、伏黒甚爾は残党狩りへと移行する。
鬼太郎達と合流するのも、時間の問題だろう。
________
「うーん」
「どうしたんですか父さん、さっきから唸って」
「ワシらが人間と関わってから、妖怪達は少しずつ変化している様に思えてのう」
「と、いうと?」
「今回もそうじゃが、おどろおどろというのは本来ここまで危険なやつではないのじゃ。それどころか神様を守る妖怪とも言われていた程、社に不届きな事をする者を脅かし追っ払うくらいだったのだ」
「そうだったんですか、でもそうなるとどうも可笑しいですね」
「もしやすると……」
「父さん?」
「もしやすると、おどろおどろを取り込んだ呪霊なのかもしれん!力をつける前に叩かねば、おどろおどろも浮かばれぬ!」
「……!はい!急ぎましょう!」
鬼太郎と目玉おやじは道を急ぐ、目指す先には看板にあった廃村である。
近づくにつれて漂う妖気が強くなってきたとともに、呪力まで混ざっている様だった。
「父さん、あの大きな平屋にいそうです!」
「気をつけろよ鬼太郎、血を吸われてしまうぞ!」
「はい!」
鬼太郎が勢いよく引き戸を開けると、そこにあるのは謎の機械のみだけ。
そろりと近づくと蓋がある事に気づく、それを鬼太郎が開けたその時だった。
「悪いな鬼太郎」
「エッ!」
ドンッと背中を押して、鬼太郎を中に入れたのはねずみ男だった。
吸い込まれていく鬼太郎に向けて、ねずみ男は笑いながら言い放つ。
「わはは、霊界転送装置に入ってしまえば帰ってこられまい!
霊界まで来てしまった鬼太郎は頭にコブをつくり、擦りながら恨み言をブツブツと零す。
それを宥める目玉おやじは、鬼太郎の背中に付いてた紙に気がついた。
「鬼太郎!紙がついておる!」
「ええっ?あ、本当だ背中に気をつけろってのはこういう、くさっ」
「ははぁ……テープがないからベタベタした唾ではっつけおったな?」
「今度ラーメン奢らせてやる……なになに?レイカイニ送ラレテシマッタ大人ガイル、救助サレタシ?ねずみ男のヤツ、昔の電報を懐かしがったな?」
「子供だけでなく大人までか、子供の話題に引っ張られて大人にスポットライトが当たらんかったか。外の事はねずみ男とトージ君に任せてワシらはここを探索するとしよう」
「では行きましょうか、ちゃんちゃんこと不思議な下駄さえあれば帰れますし」
妖怪評価感想乞食
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