ゲゲゲの鬼太郎in呪術廻戦 作:ビビビのマジビンタ
初回外伝のネタバレなんですけど、ナナミンと灰原の話です。
お気に入りと評価してくれればテンション上がって投稿が早くなるかも
今回の話は、鴉天狗回です。(すっとぼけ)
ゲゲゲの森、そこは妖怪達が集まって暮らす秘境である。
古い妖怪から比較的新しく生まれた妖怪まで、そして安住の地を求めて来た妖怪もゲゲゲの森に住んでいる。
勿論最初から平和な森ではなかった、特に今から百年程前は酷かった。
何せ鬼太郎達を相手にほぼ傷を作らず、最後の一撃をモロに食らっても尚死ななかった妖怪……かどうかはさておく。
さて、そんな妖怪もどきはと言うと今はゲゲゲの森の奥で暮らしている。
そんな暴れ回った奴をどうして今も住まわせているのか、そんなのは害を与えるものや祟りや呪いなんて妖怪は何回もしてる。
つまりはそういう事なのだ。
「おい鬼太郎、恵達はいつ顔を見せにくるんだ」
「今凄い忙しいらしいよ、何でも人間が君を取り込んで大変だとか」
「ほう?俺の器となり得るのが出てきたか、どうやら奴も動き出したとみて良いだろうな」
「奴って誰の事だい?」
「羂索だ」
「あぁ……平安の時の記憶だったっけ」
「奴は呪術師としてはやり手の人間だ、何が目的かは知らんがまぁ相対する事になるだろう」
「……勝てる?」
「誰に言っている、貴様を数百と殺したんだ。楽しい闘いにはなるだろうがな」
ケヒヒと笑う鴉天狗は愉快そうに顔を歪ませる、その様子に鬼太郎は溜息をしながら頭をかいた。
密かに行われた妖怪大戦争、その節に打ち倒したがそれでもなお生き延びたこの男。
「全く、頼むよ。人間の数が減ってしまえば、君を含む妖怪達は力を失ってしまうんだからね」
「わかっている、ここが我の国である限りここを守ってやるさ」
「楽しそうでなによりだよ、
「それはそうだろう、我同士の闘いになる。闘神として楽しまぬ訳なかろう?」
「これからの事を考えると頭が痛くなる……」
「そう不快そうにするな、必然的に我達と人間は殺し合う所が貴様の言う共存関係になれる第一歩となる
「敵の敵は味方……か、彼の様な人が多ければいいのに」
「水木の事か?奴の様な人間などそういる訳あるまい、惜しい奴を亡くしたな」
「宿儺がそんなに気に入るとは思わなかったよ」
「ククク……お前達に出会った事で見識が広まったお陰か、我に対しても敬意を持って接してきた人間だ。圧倒的に悪名の方が有名だろうに、水木は我を我として見ていたからな」
数十年前にゲゲゲの森に迷い込んだ水木という青年、鬼太郎達を初め色んな妖怪と出会って触れ合ってきた。
勿論危険な目にあってもきたが、それでも妖怪という存在を愛した。
ひょんな拍子で鴉天狗になった宿儺とも、水木は正面から向き合った。
弱いながらにも強い心を持った人間は、少なくとも宿儺にとっては好感が持てた。
呪力もない非術師ではあるが、それを補って余りある絵描きと妖怪に対する理解力は宿儺の心に残る物だった。
それに加えて敬意まで持ち接してくるのだから、闘神としても呪いの王としても無下には出来ない。
「お時間よろしいでしょうか宿儺様、昼食をお持ちしました」
「二口女か、入れ」
「失礼致します、鬼太郎様もいらっしゃったのですか。鬼太郎様もいかがですか?」
「いや、父さんのご飯もあるし遠慮しておくよ。ありがとう二口女」
「そうですか、それでは宿儺様こちらが本日の昼食です」
「ほう……今日は山菜がメインか」
「先日山菜が食べたいと仰られていたので」
山菜ご飯が入った茶碗とおひつ、ゼンマイの酢漬けに山菜の天ぷら、そして山菜と椎茸のお吸い物と出された。
ぐぅと腹の音がなり、誰が鳴らしたかと宿儺と鬼太郎が見ると二口女が頬を赤らめていた。
「……失礼しました」
「よいよい、お前のソレはとうに理解している。何せお前の口が物語っているからな」
「えっ」
「気づかんか?涎が出ているぞ」
「!?」
「あはは、食欲旺盛で何よりだ」
「次から気をつけます……」
「お前も食事にするといい、食い終わったらまた来い」
「心遣い感謝いたします、それでは宿儺様鬼太郎様失礼致します」
「うん、またね二口女。それじゃ僕もお暇するよ、宿儺」
「あぁ、今度は手合わせするか」
「今度来る時は伏黒家が来る時だよ、じゃあね」
そそくさと部屋から出ていく鬼太郎を見送り、宿儺は昼食に目を向け箸を取った。
お吸い物を啜り飯を食べ、山菜の天ぷらを塩で食べる。
相変わらずいい腕だと思いながら、宿儺は食べ進めていくのだ。
伏黒親子や近い未来戦うであろう者達に、今日もまた機嫌よく過ごす宿儺であった。
宿儺の設定で気づいた人は宿儺マニア
宿儺が何で鴉天狗になってんねんってのは、一応伏線は貼ってました。
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最近見てる呪術二次創作動画、名前は伏せますが多分このセリフで誰見てるか分かる
いゆかんちんちお!いゆかんちんちお!