夢幻召喚で戦うカルデアの話   作:棚木 千波

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~Attention~

・オリ設定乱立なので何でも大丈夫な人向け
・FGOシナリオ既読前提です。プリヤ、EXTRA、アポクリファの設定も出てきます。そちらは未読でも大丈夫ですが、無論読んでいただいた方が理解しやすいです。


#22 巻き起こる嵐

 

【side:オルガマリー】

 

 何とか帰還したセーフハウスの一室で、新たな顔ぶれが場を賑わせていた。正確にはアンティークのソファにきゃっきゃしている幼女が主で、もう一人は静かにフジマルと顔を突き合わせているのだが。

 

「改めて、フィオレ・フォルヴェッジと申します。カウレスと共に奮闘してくださったこと、お礼申し上げます」

 

 椅子に座ったまま一礼する、手入れの行き届いた茶のウェーブヘアの少女。カウレスと同じ白い礼装も相まって、貴族特有の品がある所作となっていた。少なくともそれに釣られてフジマルも同様に頭を下げるくらいには。

 

「俺からも言わせてもらうよ、助かった。俺1人じゃどうなってたか」

 

「いや、そもそも助けて貰ったのはこっちが先だったし。お姉さんを無事助けられてよかったよ」

 

「事前に用意したものが役だったようで何よりです」

 

 恐縮しきりのフジマルと何でもないように返すアンジェリカ。謝意は十分伝わったと見たフィオレが頭を上げて、小さな咳払いと共に話題を変えた。

 

「あなたたちカルデアの事情もある程度は飲み込めました。なかなか俄かには信じがたいことばかりですが……」

 

「せかいの終わり、楽しいぼうけん、名立たるえいゆうたちとの旅だなんて、憧れちゃうわ」

 

『……実際はそんなに楽しいものじゃないけどね』

 

 無邪気に語るありすについ本音が零れてしまう。バックアップとして見ることしか出来ないこちらとしては、これまでの戦いなど思い出すだけで胃が痛くなるものばかりだ。いつもギリギリで正直心臓に悪い。あとその渦中にいる当人がそう思ってないのも原因な気がしてならない。

 

「それで、この特異点ではこの先どうするつもりなのですか?」

 

「そうだな……所長?」

 

『そうね、一旦状況を整理してみましょう』

 

 判断を仰いだフジマルが私の提案に頷いた。最初の頃はこうもスムーズにはいかなかったなとうっすら感慨深くなりかけるが、今までの情報を整理しようとすることでそれを強引に押し流す。

 

『ここが特異点である理由、異変についてはまぁ、一目瞭然よね』

 

「そりゃこの霧だよな。流石にこの時代のロンドンにしてもこれは異質にすぎる」

 

 カウレスがカーテンの隙間からちらりと覗いた外は、相変わらず重い灰色で統一されている。本来であればまだ日中のはずだが、それも分からない程に厚い霧で覆われていた。

 

「人体には有毒ですし、まずロンドンというこの町は立ち行かなくなるでしょう。原因も分からない以上は手の打ちようがありませんから、厄介ですね」

 

「シャドウサーヴァントもこの霧で誘発された存在のようですし、やはりロンドンの制圧が目的なのでしょうか」

 

「え、シャドウサーヴァントもやっぱりこの霧が原因なの?」

 

 思わず反応したフジマルが意外だったのか、少し目を丸くしたフィオレが説明を加えた。

 

「えぇ、あのカードに憑りつかれていた時に一度だけ遭遇したことがあります」

 

「シャドウサーヴァントが顕現する瞬間に、ですか」

 

「はい。確かそちらの説明では、人間のマスターを核にしているかいないかでシャドウサーヴァントと黒化英霊の区別をしているそうですね」

 

『ええ、私たちが探しているのは黒化英霊の方ね。このロンドンにいるのは大半がシャドウサーヴァントみたいだけど』

 

 当初は黒化英霊だと思って戦ってきたが、撃破後に人間のマスターを発見出来なかったことからその定義を見直すことになった。その結果命名されたのがシャドウサーヴァントだ。最もこのロンドンでしかまだ遭遇していないので、まだ定義としてはまだ弱いのだが。

 

「その一体が道の真ん中、何もないはずの所から出現していました。転移というよりはそこに召喚されたように見えましたね」

 

「周辺には誰もいなかったの?」

 

「はい、恐らくは」

 

『有毒なだけじゃなくて、シャドウサーヴァントまで……。やっぱりこの霧の発生源を叩く必要があるわ。その為には……』

 

 現状は確認できた、ではどうしたらいいかが浮かばず言葉に詰まってしまう。フジマルたちも同様なのか、考え込んでいる姿がちらほら見られた。如何せん霧のせいで情報精査も上手くいっていない為、手掛かりが不足しているのだ。

 

『まだこの特異点に関しては不明な点が多いわ。よって探索を続けるしかないでしょうね』

 

「なるほど、そうですか……」

 

 カルデアの暫定方針を聞いたフィオレも同様に思案にふけ始める。きょとんとした顔で場を眺めるありす以外が首を捻りかけた所で、フジマルが声を発した。

 

「じゃあ、二人はこれからどうするつもりなの?」

 

「……私たちについても分かっていないことが殆どです。何故この特異点に呼ばれたのか、そもそも誰が私たちを呼んだのか」

 

「まさかシャドウサーヴァントと同じで自然発生ってことはないだろうからな。必ずそこには理由があるはずなんだ」

 

「カウレスの言う通りです。なのでそれを明らかにする為にも、私たちもこの特異点の調査に協力したいと思います。駄目ですか?」

 

「いや、是非とも!」

 

 姉弟で顔を見合わせて出した提案はとても魅力的な物だった。私としても異論はなかったし、アンジェリカも無言で頷いて歓迎の意を示していた。

 

「あら、おはなしは終わった?」

 

「まだだから、もうちょっとあっちで待ってね?」

 

 話し合いそっちのけでゴロゴロしていたありすの乱入をフジマルがやんわりと止めた。通信が不安定になった地下で仲間になったと聞いたが、本当に年相応の子どもにしか見えない。そもそも本当に戦力としてカウントし続けていいのかと不安になる態度だった。

 

「えー! もっと楽しい話がしたいわ!」

 

「妙に懐いているのですね、その子」

 

「そうかなって痛い痛いお腹の傷に響く!」

 

ソファに座るフジマルの頭にありすがとびつく。反る形で上半身が伸ばされたせいで、傷に触ったフジマルが悲鳴をあげた。

 

「あらごめんなさい。だけどもぐらみたいにいつまでも家に篭ってちゃ退屈なんだもの」

 

「あら、そんな時間はもう終わるかもしれないの。 だからもう少し待っててくれないかしら」

 

「ホント? ならちょっとだけ待ってあげる!」

 

 たしなめるように呟いたフィオレの言葉で、再びぺたんとソファの陰に座るありす。そのままどこから持ってきたのかわからない絵本を開いて、ふんふんと鼻歌でメロディを奏で始めた。

 

「……因みに腹部の傷は大丈夫ですか? 傷口は塞いだはずですが」

 

「うん、いいんだけど流石に触られるとまだビリっとくるかも」

 

「やっぱり響いてますか……」

 

 軽く自分の腹部を撫でるフジマルに対して、フィオレが申し訳なさそうに目を伏せた。正気ではなかったとは言え、その話になると流石の彼女も負い目を感じるようだった。

 

『作戦にないのに勝手に庇ったりするからよ。その痛みを自戒としなさい、全く』

 

「庇われた私が言うのもなんですが、フジマルはもう少し最後のマスターだという自覚を持ってください。私の身よりも優先されるべきなのですから」

 

「うう、宝具の条件的にそこまでのダメージはないと思ってたのに……」

 

 治療時にも散々言ったが、ここでも釘を刺しておくことにする。アンジェリカも乗ってきたので気持ちは同じだと言うことが分かる。

 

「あまり覚えていないのが申し訳ないのですが、何かあればおっしゃってください」

 

 怪我をして更に私たちからも責められるフジマルで余計に責任を感じるのか、フィオレが僅かにあたふたした様子で謝罪を重ねた。

 

「大丈夫です、上手く受けられなかった自分の不手際でもあるし」

 

「それに姉さんも正気じゃなかったんだから、あんまり気負いすぎるなよ? というかやっぱり記憶は曖昧なのか」

 

「はい、恥ずかしい限りですけどね」

 

 見かねたカウレスもフォローに入ったが、それよりも当時の姉の状態に興味が移ったようだ。私たちとしてもカードに憑かれたとも言うべき現象の当人からそのことを聞けるのは有り難かった。ただし記憶が十全ならという前提はあるが。

 

『それでも何か覚えている事はないの? 今は少しでも情報が必要なのだから』

 

「その通りなのです、が――いや、少し待ってください」

 

 一瞬動きを止めたフィオレが、深く考え込むポーズを取った。僅かな期待が周りに満ち始めてすぐ、フィオレがその口を開いた。

 

「記憶は朧げですが一つ、心当たりがあります。信じてくれますか?」

 

 

 

 

「まさかまたここに戻ってくるとは」

 

「暗いし景色は変わらないし、あんまり面白くないわ! これじゃやっぱりもぐらじゃない!」

 

 ありすの不満が鈍く反響し、前後の暗闇へと消えていく。彼女の言う通り、フィオレ先導のもとにやってきたのは大英博物館跡地の地下である。ただしフォルヴェッジ姉弟のいた部屋よりも更に地下深く、通信状況が更に悪化するくらいには降っていた。

 

「まぁバレないように潜むにはもってこいの場所だけどな。と言うよりノーヒントでこんな所まず見つけられないぞ……」

 

「そこは不幸中の幸いとでも言うべきでしょう。この先で間違いないのですね?」

 

「はい、あと少しのはずです」

 

 先頭で進むフィオレがアンジェリカの確認に肯定を返した。

 カードに操られていた時、何度か自分に向けて命令が下されていたような記憶があるとフィオレは言った。その内の大半はカウレスに追われていた所為で遂行していないとのことだが、そんな中で何とか記憶の底から拾えたいくつかの単語。

 

「霧、地下、最後の鍵。地上にはめぼしい場所はありませんでしたから地下に何かあると言うのは分かりますが……。最後の鍵とはなんでしょう」

 

『この霧でロンドンを覆った上で、まだ何かを企んでいるとみるのが妥当よね。或いはそれを貴女に捜索させようとしていたのかしら』

 

「こんな街で宝探しだなんて、よっぽどのものなんじゃないかしら。ほんとにそっちを探さなくてよかったの?」

 

「気にはなるけど、やっぱり本拠地を叩けた方が早いからなぁ」

 

 そういうわけで地下に潜って暫く。ありすがうんざりするくらいには地下道を進み、肩車をせびっておんぶで妥協するくらいには階段を下っていた。因みにアンジェリカには搭乗拒否された為、フジマルに無断乗車していた。

 

『……そろそろ終点みたいね』

 

「はい、そのようです。何となくこのイメージを知っている気がします」

 

 道の先にぼんやりと見えた明かりで、全員が目的地が近いことを悟る。その先は広い空間となっており、探しているものがそこにあるのではという期待が高まっていくのを感じていた。

 

「あら? 誰か話してるようだけど」

 

「ホントだ。……いや、この声は」

 

 足音を抑えて入り口へと近づいていくにつれて、その響きがフジマルたち以外の話し声であることが明確になっていく。揉めているようにも聞こえる男女の声が、招くように耳に届いていた。

 

「……どう……だ。お前……した……か?」

 

「私は……為に……助力し……す。その……るようなことは……」

 

 1人は黒コートに身を包んだ青い短髪の男。細い目から放たれる鈍い眼光が、対峙する少女に向けられていた。その少女は黒と紫の鎧姿のまま、悠然と立っていた。相変わらずの仮面で正確な表情は読み取れないが、まさしく彼女は――

 

「マシュ……!」

 

「む? まさかここが嗅ぎつけられるとは。これでも自分に責任はないと抜かすか? 女」

 

「はい、彼らに尾けられるほど気は抜いていないので。ですが、これはこれで手間は省けたのでは?」

 

「……そうか」

 

 こちらに気づいた男が一瞥した後、再度不満をマシュにぶつけていた。当のマシュは何食わぬ様子だが、二人して私たちに立ち塞がろうという意思は共通しているようだった。

 

「お前は誰なんだ。マシュの、レフの仲間なのか?」

 

「似たようなものだ。より正確にいうのならこのロンドンを、ひいてはこの特異点をもって人類史を揺るがす者。それがこのマキリ・ゾォルゲンだ」

 

「黒化英霊ではないようですが、この時代の人間でしょうか」

 

『少なくとも反応的にはそうみたいね。ハクノや間桐シンジの例もあるから何時の人間かは断定出来ないけど』

 

 よく見れば今名前を上げた間桐シンジにどこか似た印象を感じるが、その眼も語る言葉もどこか歪んでいるように見える。というよりもこれは諦念に近い負の何かだ。それでいて揺らぐことのない使命感を帯びた言の葉で、自らを語りだした。

 

「この巨大蒸気機関アングルボダをもって為すのは悪逆だが、最早止まることは出来ない。計画も既に最終段階に入ったのだからな」

 

「アングルボダ……。これで霧を発生させて、何をするつもりだ!?」

 

「ただの霧ではない。この魔霧こそが人類を滅ぼす装置にして、また舞台装置。どういう意味かはすぐに分かる」

 

「これまたご丁寧なもんだな。ついでに教えて貰いたいんだが、俺たちを呼んだのもお前なのか?」

 

「…………」

 

 前に出たフォルヴェッジ姉弟を見て、僅かにマキリ・ゾォルゲンの目が見開かれた。けれどそれも束の間、遮るようにマシュが口を挟んだ。

 

「まさかあんな方法でカードを排出するとは、感心しました。やはり専門家の存在は侮れませんね」

 

『その口ぶり、じゃあフィオレをカードで操ろうとしたのはあなたなのね?』

 

「そんなことまで、どうして!」

 

「…………必要なことだからですよ、先輩」

 

 そこに感情の色はなく、淡々とその答えを口にした。フジマルが熱を帯びるのと比例して、彼女は冷たくなっていくようでさえあった。

 

「カードから英霊の座に接続し、過去に契約したマスターの情報にまでアクセスするだなんて、並大抵のことではありません。あなた達は一体何を企んでいるのですか?」

 

「さて、それに答えてもいいのだが、そろそろ頃合いだ。私たちはこの特異点を完全に破壊し、お前たちはそれを防げない」

 

「させるとでも……!」

 

「無駄だ、間に合わない」

 

「がっ!?」

 

 フジマルが剣を抜くのと同時に、その横で嗚咽が発せられた。その発信元は――

 

「カウレス!?」

 

「蟲で動きを止めただけだ。手間が省けたことは感謝しよう」

 

「この……!」

 

「させません」

 

 すぐ横にいたフィオレの金属腕が蟲とマシュの盾によって弾かれ、カウレスに届かない。その隙に、ゾォルゲンが一枚のカードをカウレスの胸に押し付けた。

 

「来るがいい、我が悪逆を完成させし星の開拓者よ!」

 

「姉、ちゃん――」

 

 たった一瞬。私たちに御託を述べたのも或いはこの為か。その一手によって、場の状況が一気にひっくり返った。それの出現の余波で距離を取らざるを得なかったフィオレも、フジマルとアンジェリカ、ありすも皆、カウレスだった何かに目を奪われていた。

 

「元々この小僧に用があった。電気魔術に適性を持つ者であればと一度は庇われたが、こうして揃ったのなら問題はない」

 

「やはりあれは、私を狙ったものではなかったのですね……!」

 

「他の狙いもあったが、語る必要はない。さぁ、凱旋だ」

 

『ちょっと、周囲の魔霧やあのアングルボダからも魔力が吸われてるわ! しかも聖杯の魔力まで混じってるじゃない! とんでもないのが来るわ!』

 

「言われなくても分かっています!」

 

 輪郭がハッキリするにつれて纏う雷撃のうねりが爆発的に増していく。規格外の測定数値に相応しい、神代の英霊レベルの存在が、その姿を露わにした。

 元々着ていた白い礼装が更に眩く煌めき、雷を纏うがごとき姿。プラズマが人の形を保っているとでもいうべきその在り方に、カウレスを知る私たちの言葉の一切は奪われてしまっていた。

 

「…………」

 

「舞台は既に整っている。雷電よ、地上に上がるがいい」

 

「――カウレス! 私が分からないのですか!?」

 

「…………」

 

 フィオレの声が聞こえていない様子で、ふらりと宙に浮かんだカウレスはそのまま高速移動を開始した。今まで進んで来た道を引き返す方向で、まっすぐとだ。

 

「あの者の雷撃が魔霧を活性化させ、このブリテン島を破壊する。これをもって魔霧計画の完遂とする」

 

「よくもカウレスを――」

 

「フィオレさん! ソイツじゃない!」

 

 弟を利用された怒りをぶつけようとするフィオレにフジマルが待ったをかける。それが何とかフィオレの頭を冷やしたのか、彼女に一度息を吐く間を与えた。

 

「……ありがとうございます、フジマル。この場は任せてもよろしいでしょうか」

 

「いえ、二人で行ってください。その方が確実です」

 

 フィオレの提案をアンジェリカが遮った。そう言ったアンジェリカの警戒がゾォルゲンに向けられていることを悟ったフジマルが大きく頷いた。

 

「ありすはどうする?」

 

「そうね……。また上まで戻るのはたいへんだし、人形のお姉ちゃんをてつだってあげるわ!」

 

「分かった、じゃあまたね」

 

 脇で状況を眺めていたありすの頭をポンと撫でた後、フジマルとフィオレがカウレスの後を追うべく駆け出した。

 

「……止めないのですね」

 

「あの女が止めるだろう。そもそもあの雷電を止められる者なぞいない。それよりもこのアングルボダを守護する役目の方を優先するだけだ」

 

 そういって魔霧発生装置を背に男は一枚のカードを構えた。歪んだ信念を通す覚悟から、一筋縄ではいかないことは明らかだった。

 

「頼みましたよ、フジマル」

 

『あまり時間はかけていられないわ、いいわね?』

 

 無茶をしかねないフジマルを実質野放しにしてしまうこと、いつの間にかマシュが姿を消していることなど懸念材料は多い。けれど今はこの布陣が最善だと信じるしかない。

 

 突如巻き起こったこの文字通りの嵐を乗り越えるには、これしかないのだと。

 




黒化英霊とシャドウサーヴァント、それぞれ本来の定義からは少し異なった感じになっています。分かりにくい気もするんですけど新しい用語を作るのもアレなのでご了承をば。
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