夢幻召喚で戦うカルデアの話   作:棚木 千波

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#38 予想を超えた一手

【side:フジマル】

 

「クラスカードについて?」

 

「ああ、そうだ。コレについてお前の知っていることを話してもらう」

 

 監獄の廊下を走りながらにユリウスが尋ねたのは、助力する対価の中身だった。その指に挟まれているのは自分にとっても見覚えがありすぎるカード。因みに彼の持っているものはアサシン、だろうか?

 

「この北米に来た時点から所持しているが、あまりにも不可解だ。馴染みがないはずなのに真名、用途、そして今の己の基幹に繋がっているのが分かる。故に信用しきれん」

 

 ユリウスが感じているのは困惑というより、得体のしれないモノに命運を委ねなければならないことへの忌避に近いようだ。

 軽く話した所、彼も月より岸波白野を探しに来た一人らしく、その辺りも過去に出会った間桐シンジやありすの状態と似ている。このことはシンジも疑問に感じていたような気がするが、結局真相に触れることなく別れてしまった。

 彼らの世界ではサーヴァントと契約しており、クラスカードなんてものは存在しない。ならば何故、彼らはカードを持っている?

 

 そもそも、彼らはどうして岸波白野を――

 

「どうした、答えられない理由でもあるのか?」

 

「ああいや、なんでもない。そういうことなら自分より詳しい人がいるよ。うちが誇る、クラスカードの専門家がね」

 

 沈黙したのを勘違いされたのか、剣呑さが一つ上がったユリウスに慌てて代案を示す。その辺りの事情に触れるのは今ではなく、ここを抜け出して所長たちと合流してからでもいいだろうから。そんな思いも込みで、再会すべき一人の名前を出す。

 

「専門家……。クラスカードの製作者か?」

 

「うん、アンジェリカさん。カードの扱いなら一番だし、きっと力になってくれるから」

 

 ☆

 

【side:アンジェリカ】

 

 監獄の入口前で、門番のように立ち塞がるスカンジナビア。動くことなくこちらを大弓で狙う様は、まさしく固定砲台と呼ぶに相応しい。

 

 まずは接近をと動いた私の周囲に浮かぶは、幾つもの黒い天球。似てもいないのに、例えるのなら太陽だと思った。

 

「受けてみなさい、アンジェリカ!」

 

「っ!」

 

 スカンジナビアの構えた弓矢がこちらを捉えるが、そこからはあえて意識をずらす。彼のアーチャーの矢は当たる時、その道中が常軌を逸することがあるとは聞いている。故に正解はその全てに集中することだ。

 

 連続して放たれた光の矢が弧を描き、天球を沿うように進路を変える。私の周囲を衛星のように回るそれが、同時に全方向から私へと墜ちてくる。迫りくる死の檻に選ぶカードはただ一つ。

 

上書き(オーバーライト)、『織田信長(アーチャー)』!」

 

 一瞬で火縄銃をドレスのスカートのようにぐるりと広げる。殆ど黒い天球に火縄銃を突き刺す勢いで薙ぎ払うが、受けに回った時点でその全ては防げない。幾つかの熱が私の身体を叩き、思わず顔を歪ませる。

 

「でもこれで終わりじゃないでしょう? ――ええ、そんな感じでね」

 

「――送還(アンインストール)

 

 着弾の爆発による煙幕から、一気に距離を詰める私にスカンジナビアはしたり顔だ。逆しまに向けた火縄銃の発砲の衝撃を利用した突進。難なく弓を構える彼の目の前で、私は最初の姿へと舞い戻る。

 

 すなわち、雷神の子と呼ばれた英霊(ライダー)の力の再起である。

 

「! まだ速くなるのね――」

 

「それについてくるあなたも大概ですが――!」

 

 電流を迸らせながら背後に回ろうとする私の動きに弓と狙いを合わせるスカンジナビア。恐らくカードの力が同格なのだろう。キリシュタリアが『カルナ』を持っていたことから1つ候補に挙がる真名があるが、それが正しいのだとしたら納得だ。同時に更なる激闘もまた約束されるのだが。

 

「やはり、アレをやるしかありませんか」

 

 だとして、私の移動速度と彼の放つ矢の速度に大した差はない。持久戦に持ち込めば決着はつくだろうが、その後の事を考えると悪手に思える。であるならと思い当たる代案として、更なる一手を打つしかない。

 

 意識するのは2枚のカード。現在夢幻召喚(インストール)している『坂田金時(ライダー)』と、神殺しを有する『織田信長(アーチャー)』。

 私ではフジマルの追加召喚(チェイン)を使うことが出来ない。あれは彼自身、或いは例のカードに宿る特異性があって初めて成立するイレギュラーだ。

 

 ――しかしそれは、カードの同時使用を諦める理由にはならない。

 

上書き(オーバーライト)、コマンドセット」

 

 再び火縄銃を数丁呼び出し同時に斉射。それと全く同じタイミングで私も走り出す。無論、カードは既に送還されている状態で、弾幕を抜き去る速度に届くように――!

 

「これは同時使用、いやそうじゃないのね?!」

 

 迫りくる複数の熱戦とそれよりも疾く駆ける私の姿を捉えているだろうスカンジナビアが目を剥く。

 彼の言う通り今の私は『織田信長(アーチャー)』ではなく『坂田金時(ライダー)』の姿になっている。それでも火縄銃が残っているのは夢幻召喚の解除に伴ってその武装、及びそこから繰り出された攻撃の残滓が消えるまでの刹那に動いているからに過ぎない。

 

 それはかつてロンドンの地下で果たした重複行動。ただし宝具の真名開放ではなく、2枚のカードの利点だけを取り出す様な荒業。擬似的な追加召喚(チェイン)とも言えるかもしれないその無茶を私は通していた。

 

「っ……! いいわね、アンジェリカちゃん。よっぽどアナタの方が覚悟決まってる!」

 

「ふぅぅぅ……!」

 

 答えている余裕はない。

 一手二手では足りず、五手以上も先を読んでから引き金を引いて私自身も動く。スカンジナビアの矢も体術も対処しながらである為に、被弾せずとも消耗を自覚できてしまう。あと20秒も保てば良い方だろう。

 

「神殺しの弾幕、雷神の如き移動速度……それらを組み合わせる事で動きを封じるなんて、ね!」

 

 上から撃ち降ろされる熱線が彼の退路を断ち、その懐に私が入り込む。その隙は確かに疑似的追加召喚の果てに手にした産物だった。そこから雷撃を打ち込まんとするのは当然のこと。

 

「――くっ!?」

 

 それよりも早く、彼の放った光の矢が遅れて私に届き、横方向に吹っ飛ばされるのもまたおかしいことではなかった。

 その矢がどうやって当たったのかを瞬時に確認し、その事実に苦い感情が生じる。

 

(今の矢は、そう狙って放たれたものではない――!?)

 

 思い出すのは僅か数秒前のこと。回避を選択したスカンジナビアが身体を逸らしながら、それでも手先で弦を引くことで飛矢となった。つまり、狙わずとも当たる矢であった。

 

「それでその状態は、あとどれだけ保てるのかしら?」

 

 そんな思考を走らせながら吹っ飛ぶ私を見るスカンジナビアに余裕の笑みは最早ない。優位にあることは認めながら、その上で油断も既にない。やはりヴォーダイムとは別ベクトルで、戦いに慣れている。

 

 だから、その不意をつくならここしかない。

 

「いいえ、あと一秒もあれば十分です」

 

「ぐっ、なっ!?」

 

 瞬間。迸る電光、打撃音。

 スカンジナビアに奔る初めてのクリーンヒットの衝撃が彼の優位性にヒビを入れる。そんな私の渾身の一撃は、彼が警戒していただろうその背中に突き刺さっていた。

 狙って撃つことを捨ててでも回避に専念していたはずの彼は、その結果に困惑を隠せない。けれどすぐにタネには気づいたようで、やられたとばかりに小さく笑う。

 

()()()()……! 吹っ飛ばされた勢いのまま、私の背後の空間を繋げたのね!?」

 

「あなたの警戒が薄くなる瞬間を作る。私が考えていたのはその一点だけですから」

 

「……そう。カードなんてものを使ってはいても、予想を超えた方が競り勝つのは戦いの常だものね」

 

 ただの置換魔術で背後を取ろうとしても、それ自体は既に一度見せた手だ。であるなら次に使うのはまさかというタイミング。この間合いであればほぼ距離の制限がない置換魔術を被弾の直後に使ったのはその為だった。

 

「ふっ……!」

 

「まだよ!」

 

 追撃するべくあと一歩の距離を詰めようとした私に再度、彼の弓の狙いが合わせられる。けれど先の一撃が効いているようで、その速度は最速とは言い難い。私の拳の方が先に突き刺さ――

 

「これがアナタの専売特許だと言った覚えはないわよ?」

 

「っ!」

 

 反射的に回し蹴りに変更。()()()()()()に向けた脚撃が、狙いを定め終えていた弓矢の先端を上方向に弾き飛ばす。

 それは先の私と同じように背後に回っていたスカンジナビアの零距離射撃。違う点と云えば転移というべき所くらいか。

 

(あの一撃を受けてこの速さ……いや、最低速度をわざと下げた事による緩急ですか!)

 

「ふふ、追いつかれちゃった――なんてね?」

 

「っ、『織田信長(アーチャー)』!」

 

 思い出すのは先程の必中の矢。狙わずとも当たるというのならその弦が揺れただけでその結果が付いてくるはずで、咄嗟に出した火縄銃の銃身を回転させる。

 弾ける魔力。降り注いだ光の矢は私に当たる前に掻き消えるが、依然として脅威は目の前にいる。もちろん、次の動きへと入っているスカンジナビアのことだ。

 

「火柱と散りなさい――!」

 

「――はぁっ!!」

 

――ガギンと、空気が揺れる。

 

 アーチャーらしからぬ握り拳と、こちらのメリケンサックによる振りかぶりの衝突が生む爆発。行き場を失った炎と雷が周囲に散らばり、衝撃波や暴風となって地を割り木々を揺らす。

 

「これも凌がれちゃうのね……。ここまでの力があるなら芥ちゃんと同じで、マリスビリーに引っ張りだされそうな気もするけど」

 

「今更Aチームに匹敵するという世辞ですか? スカンジナビア」

 

「まさか。今のは純粋な賞賛と疑問よ。惜しいと言うべきかは分からないけどね。だからもう、分かってるでしょう?」

 

「……そのようですね」

 

 ここまで拮抗するとはスカンジナビアも思っていなかったのだろう。故に次の一手は互いに考えるまでもなく、それぞれが持つ最大の切り札たる宝具しかない。

 

 それで彼に届くのか。そんな一抹の不安が頭を過ぎる。けれど迷ってる暇はないと、数枚のカードを取り出し――

 

「アンジェリカさん!」

 

「?!」

 

「あらやだ!?」

 

 突然の闖入者に私とスカンジナビアの視線が集中する。それはスカンジナビアが背にしていた監獄の入口、そこに一人の少年が立っていた。

 

「戻りましたか! フジマ、ル……?」

 

「ごめん、遅くなった! けど何とか連れ出してきたよ!」

 

 いつものカルデア制服を着た少年の陰から、先に突入していた白のキャスターも姿を表した。珍しく息切れしている辺り、彼らなりに急いで来たのだろう。

 けれど、それを良しとしない人物が一人いた。

 

「……解せないわね。中にも見張りや足止めとして何体か黒化英霊がいたはずだけど。その全てを突破してきたにしては早すぎる」

 

「ふふ、不思議かい? 奪われていた彼のカードもきちんと取り返しておいたからね。それなら何もおかしくはないだろう?」

 

 不可解だと訝しむスカンジナビアに当然だと笑みを含みながら返す白のキャスター。この短時間でカードの奪還、フジマルの発見及び救出を済ませたと考えれば確かに胸を張るのも納得だった。

 

「なるほどね……。あの時は見逃してあげたけど、やっぱり倒しておくべきだったかしら」

 

「見逃してくれた、ね。ならその慢心には感謝しておこうかな。加えてこの場もそうしてくれるとなお助かるのだけど」

 

「それは聞けない相談よね。だってコレで3対1でしょう? なら私としても全力を尽くさないとね?」

 

「っ、フジマル、戦えますね?」

 

「はい、いけます。もう遅れは取りません!」

 

 挟み撃ちの形を避けるようにスカンジナビアが移動した隙にフジマルに確認を取る。()()()()()()()()()()、戦力として数えられるのならそれで構わない。

 理由はとても明白。軽く距離を取ったスカンジナビアの魔力が高まっていることからも、それが真名解放であることは一目瞭然だからだ。

 

「あれと、真っ向から撃ち合うには……」

 

 フジマルと白のキャスターと私。その3人でスカンジナビアの宝具にどう対応するかをわずかな時間で思案する。私の残り魔力、未だ不鮮明なキャスターの実力、そして今のフジマルの状態から最善手を模索するが、けれど。

 

(……駄目だ。フジマルの宝具連結なしではやはり届かない!)

 

 その果てに出た結論に不甲斐なさしかないが、最早動くしか道はない。そう決断して二人へと意思疎通を図ろうとした時、その詠唱は始まった。

 

「――神性領域拡大。空間固定。神罰執行期限設定……全承認」

 

「っ! フジマル、全力を出してください! 私が合わせます!」

 

「…………!」

 

「私は万が一の為防御に専念するよ。二人とも、構えて!」

 

 スカンジナビアの手に魔力が集まっていく。いずれ球体へと至るソレは、どうあっても破壊の権化でしかないだろう。ソレが放たれてしまえば全てが終わる。それを場の全員が察知した。

 

「宝具連け――」

 

 フジマルがカードを使う。距離を詰める。その二手があまりに遠かった。

 私のライダーの宝具で突貫するよりも早く、スカンジナビアが小さく笑う。

 

 ――静かな呟きが全員の耳に届く。

 それは、間に合ったことの証明だった。

 

「シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで――」

 

 溜め終わった光球を天に投げる。たったそれだけの行動をするよりも速く、彼に到達した者がいた。

 

「――无二打(にのうちいらず)

 

「なん――かはっ!?」

 

 私が与えた数撃とは比べ物にならない、完全なる不意打ちがスカンジナビアの目を白くさせる。その背後に突然現れた黒い人物は、至って動じることなく口を開いた。

 

「油断したな、スカンジナビア。仕留める前に笑うなど、お前のような男にしては珍しい隙だった」

 

「あ、あなた、は……」

 

 最後まで告げることなく崩れ落ちるスカンジナビア。その様を冷酷に見下ろした後、男はこちらを向いた。正確にはフジマルの方というべきだったが。

 

「助かったよユリウス。でも、命まで奪ってはいないよね?」

 

「あぁ、恐らくはな。ただし全力で打ち込まねば倒せない相手だったはずだ。多少の後遺症くらいは容赦してくれ」

 

「……フジマル、この人物は?」

 

「えっと、牢獄内で取引した人。ユリウスって言って、脱獄するのを手伝ってくれたんだ」

 

 フジマルはあっけらかんとそう言うが、正直スカンジナビアと同じかそれ以上の警戒を私は続けていた。スカンジナビアの背後を取った上で一撃で沈める男など、この特異点でも屈指の実力者だと断言できる。それを新たな味方だとただ受け入れるなど、それこそ油断だとしか思えなかった。

 

「フジマルの言ったことは本当だよ、アンジェリカ。私も合流して驚いたけど、彼の尽力なしでここまで早く脱獄することは出来なかっただろうね。ひとまず剣を下ろして、話くらいはしてもいいと思うよ」

 

「……なるほど、先ほどの要領でここまで来たわけですか」

 

 スカンジナビアも疑っていた脱獄スピードも、ユリウスと呼ばれた男がいたのなら頷ける。きっと今見せたような暗殺を繰り返して地上まで上がってきたのだろう。その腕がカードによるものか、はたまた彼自身の力なのかは先ほどの身のこなし的に疑問の余地があったが。

 

「ユリウスと言いましたか。ひとまずフジマルに助力してくれたことには感謝します。ですが取引ということは、フジマルから何かを得るつもりということですか?」

 

「いいや、確かに取引はしたがオレの目的はフジマルにはない。察するに、お前がフジマルの言うカードの専門家だな? ならカードについて、お前に聞きたいことがある」

 

 黒い男、もといユリウスの目がこちらに向く。どこか近しいものを感じなくもないが、それよりもどういった取引をしたのかは見当がついた。スカンジナビアの無力化の代価としてこちらの持つ情報を渡す。色々と惜しい今の状況ならあまり悪い話ではないと判断する。

 

「分かりました。移動しながらでもよろしいなら、私も取引に応じましょう」

 

「そちらの事情もある程度は聞いている。オレとしてもそれで異論はない」

 

 悠長にしている暇はないことを既にユリウスも聞いていたらしい。

 実際フジマルと合流出来た以上、この島でやることはもう残っていない。よってスカンジナビアを拘束してからすぐに所長のいる大陸東部へと戻らなくてはいけなくなった。話とやらはその道中で行うことにして、まずは倒れたスカンジナビアの方へと目を向けて。

 

「――あら、バレちゃった?」

 

「なんだと――?!」

 

 未だ戦意を失っていない、彼と目が合った。

 確かなダメージが蓄積しているにも関わらず、けれど夢幻召喚は解けていない彼の手が動く。

 

「『破壊神の手翳(パーシュパタ)』。これで、痛み分けといきましょうか――」

 

 先ほどキャンセルされ霧散したはずの魔力の球。少しだけ小さくなった神造兵器は、その言葉と共に光を放ち、周囲を一瞬にして巻き込んだ。

 

 

 

 その日。

 いずれアルカトラズ島と呼ばれるはずのその孤島は、白い光に包まれた。

 その後に残ったのは、かろうじて島であることを示す更地だけだった。

 




☆Tips
 『坂田金時』ライダー
 所持者:アンジェリカ
 ステータス:原作同様

 平安時代に活躍した源頼光四天王の一人。雷神である赤龍の子。幼名は金太郎とも。
 本来のクラスはバーサーカーだが、今回はライダークラスでの召喚となった。それがどうしてメリケンサックで殴るライダーになったのかはアンジェリカにも分からない。何故宝具が大型バイクの姿に……? けれど雷撃を伴った攻撃や移動性能は申し分なかったので良しとした。
  アンジェリカが夢幻召喚すると髪はポニーテールになり、黒いライダースーツを纏うことになる。ただしちょっと苦しかったのでライダースーツの前は開けている。中は白いタンクトップだとか。

[宝具]
 黄金疾走(ゴールデンドライブ):B-

 ライダークラスで召喚された際に使用できる移動機械、もとい大型バイク。スペック的には200万馬力、最高速度マッハ2のモンスターマシン。長い距離を走った末の突進はかなりの威力になるらしいが、アンジェリカ的には移動手段として使う方が多いとか。轢くとしても不意打ちしかありませんね。
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